melifen zaktles parlerger dyril fon farzist far
mzpdff «stelciant»


sjaer'st yfi'a'it xelon kin el dyril liaxa.
lu coss firlex niv pa mefidi dalionj
fal delsen kujit acselej fenirej i.

―Skyl.4:5 6
*1


環境庁流星災害防空特務部隊「ステルシャント」
理語: Melifen zaktles parlerger dyril fon farzist far / MZPDFF «Stelciant»
隊長 ???
創設 ピリフィアー歴2020年3月
廃止
所属政体 ファルトクノア共和国
所属組織 内務省環境庁
兵科 地上軍
兵種/任務/特性 対流星災害・宙域防衛部隊
所在地 ファルトクノア共和国ヘオサフィア県
通称 Stelciant(星の呪文)
標語 "Miss es fenkartarsliejs."
「私達は和音」
上級単位 共和国内務省環境庁緊急事態官房連絡課流星災害対策計画室
主な戦歴 ながれぼし事件
地上対宙域防衛作戦

流星災害防空特務部隊(理語: Melifen zaktles parlerger dyril fon farzist far / MZPDFF «Stelciant»)は、内務省環境庁緊急事態官房連絡課流星災害対策計画室に所属する特殊部隊の一つである。通称、ステルシャント(理: Stelciant)である。


標語に関して

この部隊の標語は文化的に複雑である。まず、スキュリオーティエ叙事詩の「空が燃える理由」(Skyl.2:7)に由来し、リパラオネ教の神族であるユンカーとユナフラが仲が悪いことから、空を燃やす(chypo dyril)と言われていることを理解しなければならない。これは本来的には「夕焼け」が起こる由来を説いているが、ステルシャントの標語では流星災害を指している。また、この神話からリパラオネ文化圏の音楽理論にはユンカー六音とユナフラ六音があり、これらはそれぞれ和音とならず不調和である。このため、標語はこれを調和する存在としてステルシャントが和音となり、流星災害を収めるという意識を表している。こういった標語など環境庁長官フィシャ・プレトゥエラフの趣味であるメルヘンチックさはこの部隊の考え方に強い影響を与えている。

成立と活動

「ながれぼし事件」

ポード星系連盟の周辺の宇宙空間では、歴年の戦争による戦艦の残骸や崩壊したコロニーなどの瓦礫が放置され漂っていた。ポード8消失時に発生した付近の時空の歪みによりスラーン宙圏各地にその瓦礫が放出されファルトクノア含むスラーン諸国は様々な落下物による被害を受けることになった。
ピリフィアー歴2020年1月17日、ファルトクノアは初めて国内への落下物被害を受けることになる。落下物自体に限らず、その衝撃波は建物の窓ガラスなどを破壊し、国民に大量の死者と負傷者を生むことになった。この自然災害ではラヴィル首相率いる共和国議会行政執行部首相府が中心に内閣による民間防衛施策を政令し、自然災害対応計画等を任務とするフィシャ・プレトゥエラフ長官率いる内務省環境庁の臨時チーム「緊急事態官房連絡委員会」が実際の対応を専門家と協議の上で検討した。
大量の死傷者が出る中、最初の落下物災害は終わったもののラヴィル首相は「ファルトクノアにおける隕石落下災害は本国の自然災害対策力の無さを露呈した」と苦言を呈し、プレトゥエラフ長官をはじめ環境庁の官僚はユエスレオネ連邦の災害対策チームの研究を始めることを決定した。また、ユエスレオネ中央大学教養学部教授らの研究が進んだ結果、ケートニアーによる落下物防御がある程度有効であったことが判明し、環境庁はケートニアーによる流星災害特設チーム結成を検討することになった。

流星災害対策計画室結成

ラヴィル首相は2020年2月20日にスラーン各地で持続的に発生し始めた落下物災害に対して、流星災害(理:Melifen zaktles)という災害名称を付して、対応を各所に命令した。緊急事態官房連絡委員会はプレトゥエラフ長官の命により、緊急事態官房連絡課として再編され、常設の自然災害対策部署として動くことが決定する。また、特に落下物災害に関わった現場人や専門家を集めて流星災害対策計画室が結成されることになった。2月24日、流星災害対策計画室はユエスレオネ中央大学の研究を引用して、流星災害に対する常設ケートニアーチームを創設することを首相府に上奏する。この結果、ラヴィル首相は各軍省長官の反対を押し切る形でステルシャントの設立を承認することになった。

宙域防衛部隊化

ステルシャントは専ら流星災害への対策部隊として動いていたものの、ファルトクノア共和国の戦争介入が増えるうちに首相府からの依頼として「遠距離戦力投射・宙域防衛統合計画」の一部としてステルシャントは組み込まれることになった。以降、ステルシャントは降下してくる地上侵攻兵への対処も任務に含まれることになる。

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最終更新:2020年04月14日 01:30
添付ファイル

*1 スキュリオーティエ叙事詩第四章第五節第六部、「老人はユフィアを見て、空を指した。あなた方は分からなければ、同じことを繰り返すでしょう。虚しく無意味で功罪に応じた無の世界にて」という意味、老人は唯一神アレフィスであり、ユフィアは英雄の主人公である。ユフィアに賊の討伐を動機付けさせる場面であり、ステルシャントの運命的な設立にぴったりな三行であろう。