概要
ファルトクノア共和国は物資不足による宙軍戦力の規模や政権の不安定さ、そして長らく仮想敵国と見做してきたタシュトヘム宙域諸国のZHL兵器保持などの様々な要因が重なったことによって軍拡だけではなく大量破壊兵器――ZHL兵器の開発を重要なものとして見做してきた。このため、ラヴィル政権時代には大量のZHL兵器が実験・制作され、また実戦投入される結果となった。
1710年12月1日に効力発生した
ギゼヴトラ・ZHL条約に関して、ファルトクノアはZHL兵器の定義が曖昧であり、その解釈が如何ようにでも出来ることがZHL兵器保持の口実になっていると批判しており、現実的な段階的廃棄も行われてこなかった以上自衛のためにZHL兵器を保持することを肯定的に捉えている。
大量破壊兵器
生物兵器であり、惑星に散布されて軍事関係者がお互いを殺すように操作できるようになる。
反物質が対消滅によって生んだエネルギーをべロゼア鉱石によって作られたべロゼア・エルツ・レンズ(Belosea Erz Linse / BEL)がエネルギーを反射して集中させる。ウェールフーポを集中エネルギーに照射し、質量に変換、膨大なエネルギーが質量となって圧縮されたことによってブラックホールが発生させ、落とす、ブラックホール自体は対象を飲み込みながら蒸発し、一秒ほどで消滅する。簡単に言えばブラックホール爆弾と言えよう。
化学兵器。スレフィのアレロパシー物質を濃縮した弾頭であり、短期的にみても多臓器不全、長期的にみれば発がん性があり前後に禍根を残す兵器である。暗号略号はRA。
ギールラングの歩兵用兵器などに含まれるキメラ化毒素を発出する機構を戦略兵器化したもの。一度撃たれればその惑星は「いきものあぶない」。暗号略号はCT。
ガイエン国との共同開発によって完成した。通常爆薬によって起爆し、
レプティライトの粉末を互いにぶつけ合わせ、それをべロゼア反射板によって反射させ繰り返すことによって連鎖的にエネルギー反応を起こし、莫大なエネルギーを戦略的破壊に利用する兵器。暗号略号はLB弾頭。
最終更新:2020年04月11日 13:21