この記事ではシャナツィア紡命船団の軍事について記載する。
シャシュ人はその身体的な問題から地上軍や惑星軍の編成が不可能であり、地上軍は存在しないため、この記事ではシャナツィア紡命船団の宇宙戦力について主に解説する。

編成

紡命船団軍は各族長が率いるナシュツ軍とファヴィーツィル(ハーン)の直接指揮するファヴィーツィル艦隊で構成される。
ファヴィーツィル艦隊はファヴィーツィル担当中のナシュツの艦隊が担当するが、紡命船団全体での戦争の場合は各ナシュツ国から艦を徴収することも。

軍規

紡命船団軍は基本的に敵艦から鹵獲した重要部品(エンジンパーツ、ワープドライブ、国籍識別マーク、人員、船体そのものなど)または撃破の証拠(証言、写真、映像)をファヴィーツィルに提示することによって、それ相応の勲功が与えられる。
基本的に戦果確認の効率の良さ、潤す利益が多いことから敵艦のワープ装置やエンジンを狙い行動不能にしたのち、船ごと鹵獲する場合が多い。
つまるところ、船を鹵獲すれば人質を獲得でき物資は手に入り、あわよくば船体をそのまま修理して利用できるため一石三鳥、ということである。

紡命船団の艦種

紡命船団の艦艇は着陸する必要がないため全ての面に武装を搭載可能で、基本的に上下左右全てにハリネズミのごとく武装を搭載し、着陸機能は存在しない場合が多い。
また高度な整備技術により、戦場の真っただ中でも高度な修理と戦線復帰が可能で、「手動式再生船体」と皮肉られる。

ラーシュナツ

シャナツィア語で「大型艦船、大きい」を意味する。
大宇宙連合会議での戦艦や正規宙母などのレベルに該当する。
片面が宇宙戦闘機などの発艦場、もう片面が砲撃戦装備となっていることが多い。
先述の通り惑星や施設に着陸・停泊する必要がない故のハリネズミ武装で、戦闘力は極めて高い。

カヤシュルツ

「中型艦船、中くらい」を意味する。
大宇宙連合会議での平均的な大型~小型巡洋艦に区分される。
武装はラーシュナツと遜色ない大型砲が多く、最近ではミサイルや哨戒機を積んでいることも。
またその手ごろなサイズと価格から一番数が多い。

エイシャルツ

「小型艦船、小さい」を意味する。
大宇宙連合会議での駆逐艦、コルベットに区分される。
宇宙魚雷やミサイルを搭載し、機動力と火力で勝負に出る。
こちらも数が多いが、貧困層の船とされることが多い。

フィヴィリーシュ

発着艦、の意味。
ラーシュナツの中でも、後述するシャルツィーラが発艦できるものを指す。

シャルツィーラ

「とても小さい」を意味する。
大宇宙連合会議での宇宙機、工作艇、潜宙艇などの小型有人機に相当する。

イェーラーナーカ

泊地戦艦、の意味。紡命船団の誇りであり、現在はエオラカイ・ナシュツ国のみが所持する。
艦艇の大規模修理が可能で、重装甲・高い戦闘力を持つと同時に、戦場で戦闘不能となった船を収容・修理し送り出す、「動く泊地」の役割を持っている。

各ナシュツ軍の説明

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最終更新:2023年05月07日 14:05