正式名称無し
遊佐司狼の
渇望によって顕現した異能。発現は恐らく
覇道型。
三つ巴ルートの三神の戦いにて、
藤井蓮の
軍勢によって擬似的な
流出位階になった司狼が見せた。
この力は作中では
創造としては使用されておらず、詳細はわからないがその場合後述の能力より幾らか規模が縮小すると思われる。
神咒神威神楽VFBによると「同じ能力になる。効果判定が蓮の強さに依存するところも同じ」とのこと。
元になった
渇望は
「神など要らない」
己が
自滅因子という
神にとって都合の良い存在として創られたものであることへの憤りと己は一個の人間であるという矜持が、神格とその加護を受ける者への否定という渇望として現れた。
「さすがに覚えたばかりというか、自覚したばかりで、名前など決めていないけどよ」と本人が言う通り、詠唱も能力名も存在しない。
発現した能力は
「蓮以下の神格を全て無効にする」
司狼の銃から放たれた弾丸は防御を貫いたわけでもなく、その威力も神格には遠く及ばないものだった。しかしそれに触れたものから、総軍が勝手に砕けていく。一見
マキナの
幕引きに類似する能力だったが、顕れた概念は全く違う。
これは
自滅という因果を叩き込む能力であるため、対象の防御や精神を無視して司狼に触れた神格という異界は自殺する。
司狼曰く「相手が敵だろうが味方だろうが、これは神とかいうふざけたものが相手である限り、ぶっ壊してしまう。流れ弾には気をつけろ」とのこと。
ただし司狼が蓮の軍勢と化しているため、効果判定は蓮の強さに依存したものであり、彼を上回る破壊を起こせない。
そして蓮が扱いを誤れば蓮自身が自滅しかねないというリスクが存在する。司狼も習得したばかりなので加減することはできない。
この能力は総軍の量に関係なく蓮同等までの神格を総て自壊させる法であるため、本来神格同士の戦いで重要なはずの物量差をひっくり返すことができる「切り札」と呼ぶに相応しい力であった。
作中ではこの能力で
修羅道の支配力を覆して蓮の幕下に
聖槍十三騎士団の約半数を引っ張り上げている。
太極・
無間身洋受苦処地獄
天魔・夜刀の
軍勢変生によって擬似的な太極へと至っている。
詠唱と能力名を披露しており、その名称は
『マリグナント・チューマー・アポトーシス』 。直訳で「悪性腫瘍・自滅因子」である。
司狼の異能は神を敵味方関係なく無差別に自壊させるという理そのものは
無間身洋受苦処地獄と全く同じだが、「流れ弾」について(のみ)注意しているあたり、
無間身洋受苦処地獄のように空間全体に展開しているわけではなく、銃弾のみに理を乗せて使用しているようである。
備考
- 螢アフターだと扱いこなしてるんだろうか創造 -- 名無しさん (2022-09-12 12:05:19)
- 項目名、異能じゃなくて、普通に創造か、直接的にマリグナント・チューマー・アポトーシスで良いんじゃないの? -- 名無しさん (2022-09-13 00:07:38)
- 太極のほうの項目に統合するのもありかも。それなら項目名気にしなくていいし… -- 名無しさん (2022-09-15 16:01:43)
最終更新:2023年03月19日 16:58