2年次4月入学 推薦書要 自己紹介と抱負・志望理由書
大学在学中でも出願可能(単位要件有り)
※募集要項公表:2009年は7月
2009年試験日程
2年次入学 推薦書要
医学科第2年次編入学について、従来は学士のみを対象に募集しておりましたが、
平成22年度より、修業年限4年以上の大学における2年以上の在学者(見込みの
者を含む)で指定の単位を修得した者も出願可能となりました。
詳細については、7月下旬公表予定の「平成22年度群馬大学医学部医学科第2年次編入
学学生募集要項」でご確認願います。
また、既に請求のありました募集要項等については、公表後順次送付します。
2年以上在学者出願の単位取得要件有り
2008年試験日程
群馬大学医学部医学科学士編入学募集については、
第2年次編入(15名)
及び
第3年次編入(15名)
実施状況
実施状況:()は女子内数、平均:当該区分の平均年齢、範囲:当該区分の年齢範囲
|
募集人員 |
志願者数 |
受験者数 |
1次合格者数 |
2次合格者数 |
入学者数 |
志願倍率 |
2011年 |
15 |
387(149) |
374(144) |
60(23) |
18(2) |
15 |
25.8 |
2010年 |
15 |
476(178) |
438(164) |
60(10) |
16(4) |
15(3) |
31.7 |
2009年 |
15 |
501(203) |
447(182) |
90(32) |
16(5) |
15(4) |
33.4 |
2008年2年 |
15 |
381(190) |
350(178) |
50(27) |
16(9) |
15(8) |
25.4 |
2008年3年 |
15 |
222(80) |
190(67) |
50(17) |
16(6) |
15(5) |
14.8 |
2007年 |
15 |
593(259) |
561(247) |
90(35) |
17(7) |
15(6) |
39.5 |
|
志願者:平均:範囲 |
1次:平均:範囲 |
2次:平均:範囲 |
3次:平均:範囲 |
入学者:平均:範囲 |
2011 |
|
|
|
|
|
2010 |
476(178):28.21:19-63 |
60(10):28.18:19-54 |
15(4):25.27:19-33 |
|
15(3):25.13:19-33※ |
2009 |
501(203):28.50:19-63 |
90(32):26.91:20-53 |
15(5):24.4:21-30 |
|
15(4):24.6:22-30※ |
2008(2前) |
381(190):28.98:21-69 |
50(27):28.1:21-52 |
15(8):24.4:21-31 |
|
15(8):24.4:21-31 |
2008(3前) |
222(80):28.76:21-65 |
50(17):28.96:21-53 |
15(5):24.4:21-31 |
|
15(5):24.4:21-31 |
2007 |
593(259):28.3:21-63 |
90(35):27.1:21-52 |
15(6):26.9:21-37 |
|
15(6):26.9:21-37 |
2006 |
560(250):28.4:21-67 |
90(36):27.8:21-51 |
15(6):25.1:21-31 |
|
15(6):25.1:21-31 |
2005 |
558(250):28.1:21-61 |
90(54):27.3:21-61 |
15(10):24.3:21-32 |
|
15(10):24.3:21-32 |
2004 |
494(216):28.3:21-60 |
76(42):26.3:21-38 |
15(8):23.7:21-28 |
|
15(7):24.9:21-29※ |
2003 |
450(203):28.4:21-71 |
150(76):26.6:21-42 |
48(20):24.3:21-29 |
15(6):24.3:21-29 |
15(6):24.3:21-29 |
2002 |
455(184):27.5:21-70 |
150(63):26.4:21-40 |
46(22):26.5:21-40 |
15(7):25.3:21-34 |
15(7):25.3:21-34 |
2001 |
524(188):27.6:21-69 |
150(62):25.8:21-42 |
47(15):25.8:21-42 |
18(6):25.2:22-33 |
15(4):26.5:22-42※ |
2000 |
705(299):27.8:21-60 |
151(65):25.5:21-35 |
48(14):25.8:21-34 |
16(1):27.0:21-34 |
15(2):27.1:21-34※ |
2009年
出願:501(M298、F203) 年齢(19-63)
1次合格:90(M58、F32) 年齢(20-53)、最終:15(M10、F5) 年齢(21-30)
入学者 15(M11、F4) 年齢(22-30) 追加合格による
大学:東京(4)、北大、東北、横国、
名古屋市立、慶応、ICU、日本、の本獣医生命、明治薬科、早稲田、ブリティッシュコロンビア 各(1)
学部:理工学系(4)、農学系(3)、薬学系(3)、医療系(2)、教養教育系(3)
学位:学士(11)、修士(3)、博士(1)
2008年
2年次編入
出願:381(M191、F190) 年齢(21-69)
1次合格:(M23、F27) 年齢(21-52)、最終15:(M7、F8) 年齢(21-32)
入学者:15(M7、F8) 年齢(21-31)
大学:東邦(2)、群馬、東北、筑波、埼玉、東京外大、東京工業、横国、名古屋、京大、兵庫県立、上智、福山、UCバークレー 各(1)
学部:理工学系(5)、農学(3)、薬学系(2)、医療系(1)、法学(1)、教育(1)、外国語(1)、その他(1)
学位:学士(11)、修士(4)
2008年
3年次編入
出願:222(M142、F80) 年齢(21-65)
1次合格:50(M33、F17) 年齢(21-53)、最終:15(M10、F5) 年齢(21-37)
入学者:15(M10、F5) 年齢(21-37)
大学:東京(4)、北里(2)、東京理科(2)、北大、
医科歯科、御茶の水、静岡県立、麻布、昭和薬科、東京農業 各(1)
学部:薬学系(5)、医療系(4)、農学系(3)、理工学系(2)、歯学(1)
学位:学士(10)、修士(4)、博士(1)
2007年
出願:593(F259、M334) 年齢(21-63)
1次合格:90(F35、M55) 年齢(21-52)、最終:15(F6、M9) 年齢(21-37)
入学者:15(F6、M9) 年齢(21-37)
大学:東京(6)、東京工業(1)、信州(1)、京都(3)、東京薬科(1)、東京理科(1)、星薬科(1)、京都薬科(1)
学部:理工学系(5)、農学系(4)、薬学系(4)、経済(1)、その他(1)
学位:学士(7)、修士(4)、博士(4)
2006年
出願:560(F250、M310) 年齢(21-67)
1次合格:90(F36、M54) 年齢(21-51)、最終:15(F6、M9) 年齢(21-31)
入学者:15(F7、M8) 年齢(22-37)
大学:東京(5)、北大、神戸、京都、徳島、東京薬科、慶応、大正、文教、Sydney、Georgetown 各(1)
学部:理工学系(8)、医療系(3)、文学(2)、その他(2)
学位:学士(9)、修士(5)、博士(1)
2005年
出願:558(F250、M308) 年齢(21-61)
1次合格:90(F54、M36) 年齢(21-61)、最終:15(F10、M5) 年齢(21-32)
入学者:15(F11、M4) 年齢(21-32)
大学:東京(3)、慶応(2)、早稲田(2)、弘前、東北、名古屋、京都、上智、星薬科、Western Ontario、California 各(1)
学部:理工学系(5)、医療系(2)、文学(3)、教育(1)、その他(4)
学位:学士(10)、修士(5)
2004年
出願:494(F216、M278) 年齢(21-60)
1次合格:76(F42、M34) 年齢(21-38)、最終:15(F8、M7) 年齢(21-28)
入学者:15(F7、M8) 年齢(21-29)
大学:北大(1)、東北(1)、筑波(2)、埼玉(1)、東京工業(2)、東京(3)、慶応(3)、早稲田(1)、Duke(1)
学部:理工学系(6)、農学(1)、医療系(1)、文学(2)、教育(1)、その他(4)
学位:学士(11)、修士(3)、博士(1)
2003年
出願:450(F203、M247) 年齢(21-71)
1次合格:150(F76、M74) 年齢(21-42)、2次合格:48(F20、M28) 年齢(21-29)、最終:15(F6、M9) 年齢(21-29)
入学者:15(F6、M9) 年齢(21-29)
大学:東京(4)、御茶の水女子、筑波、医科歯科、東京工業、京都、東北、大阪府立、青学、慶応、同志社、東京薬科 各(1)
学部:理工学系(8)、農学(2)、薬学(1)、医療系(2)、文学(2)
学位:学士(9)、修士(4)、博士(2)
2002年
出願:455(F184、M271) 年齢(21-70)
1次合格:150(F63、M87) 年齢(21-40)、2次合格:46(F22、M24) 年齢(21-40)、最終:15(F7、M8) 年齢(21-34)
入学者;15(F7、M8) 年齢(21-34)
大学:東北(1)、東京(5)、早稲田(1)、慶應(2)、ICU(1)、千葉(1)、筑波(1)、京都(3)
学部:理工学系(6)、農学(1)、法学(2)、経済学(1)、文学(3)、教育学(2)
学位:学士(9)、修士(6)
2001年
出願:524(F188、M336) 年齢(21-69)
1次合格:150(F62、M88) 年齢(21-42)、2次合格:47(F15、M32) 年齢(21-42)、最終18:(F6、M12) 年齢(22-33)
入学者:15(F4、M11) 年齢(22-42)
大学:岡山(1)、信州(1)、筑波(1)、東京(6)、東京工業(1)、慶應(1)、早稲田(1)、東京理科(1)、富山医科薬科(1)
学部:理工学系(5)、薬学(2)、農学(4)、医療系(2)、法学(1)、文学(1)、
学位:学士(6)、修士(7)、博士(2)
2000年
出願:705(F299、M506) 年齢層(21-60)
1次合格:151(F65、M86) 年齢層(21-35)、2次合格:48(F14、M34) 年齢層(21-34)、 最終:16(F1、M14) 年齢層(21-34)
入学者:15(F2、M13) 年齢層(21-34)
大学:京都(1)、京都府立(1)、慶應(1)、上智(2)、東海(1)、東京(4)、東京農工(1)、東北(1)、北海道(2)、名古屋(1)
学部:理工学系(7)、農学(4)、医療系(1)、経済(1)、文学(1)、その他(1)
学位:学士(4)、修士(8)、博士(3)
※2008年は変則的
第1期生の卒業を迎えて
全国に先駆けて実施した群馬大学医学部医学科の学士編入学平成10年度第1期生は、「温泉入試」として注目を集め、169倍という難関を突破して入学し、4年の課程を無事修了して平成15(2003)年3月22日に15人中14人が卒業たしました。第1期生 15人4年間の軌跡を報告します。
学士編入学を導入した当初の目的は達成できたか
多様性の確保
第1期生には文系学部出身者が1名しか合格しなかったが、理系では数学から獣医師まで多くの人材がそろっていた。 2、3期生には文系が多い。第1期生には務めを持っていたものは1名で、他にカトリックの神父さんが異色の人材であった。年齢は22歳から35歳まで幅広く分布したが、比較的若い年齢層が多数を占めた。
指導性
学部・大学院を卒業・修了直後のものが大多数で、これらの人々は単に学生を少し長くやっていただけという意味が強く、経歴を生かして指導性を発揮するという点にはやや不満が残った。
明確な目的意識
自分の専門を捨てて医学に転向しただけあって、その勉学意識は高く、常に前のほうに陣取り講義を熱心に聴き、質問をする態度は、一般入学生に大きなインパクトを与えたようである。
卒業後の進路
第1期生の中には群馬県出身者はいなかったにもかかわらず、群馬大学医学部附属病院を研修機関として選んだものが7名(50%) あった。これまでの本学における他大学卒業者に関する追跡調査から、精神科志望者が多く、外科系を選ぶものは少ないと予想していたが、5名(35.7%)が外科系に進んだ。
今後の問題点
カリキュラム
幅広い母集団から、多数の志願者を確保
合格辞退者の急増に対する対策
経済的なサポート体制
基礎医学研究者の育成
参考:学士編入学導入まで経緯
群馬大学医学部医学科が学士編入学を導入した理由は以下の通りである。
一般入学試験志願者・入学者の輪切り現象が、年毎に顕著になり、入学生集団の均一化が進行している。
推薦入学制度の導入で現役学生の割合が3分の2にまで増加し、オピニオンリーダーの役割を果たす学生が少なくなった。
推薦入学志願者の母集団も一般入学試験のそれと同一である傾向が見えてきている。
明確な目的意識も、医師としての適性もないのに、高等学校での成績がよく、或は模擬試験の偏差値が高いというだけの入学者が増加してきている。
18歳人口が減少する時代に対応して、すでに他学部に入学している学生群或はすでに他大学を卒業した人たちをリクルートソースとする。
教養部の廃止に伴う教養教育の弱体化に対応するには、他大学で教養教育を修了している学生を入学させるのが一つの方法であろう。
平成9(1997)年「21世紀の医学医療懇談会」からアメリカ型4年制メディカルスクール案が提言され、それに基づいて 群馬大学医学部では島根医科大学と共に、平成10(1998)年度から新しいかたちでの学士編入学をまず導入し、入学者選抜に1泊2日の面接試験を課したことから「温泉入試」として全国的な注目を集めた。
学業成績
第1期生の成績は一般入学生に比較して有意に高い。学年が進むにしたがって差は小さくなるが、卒業時でも有意差は見られる。
非順調者(注)は1名(6.7%)で、これは法学部出身者である。理由は外交官試験を受験したためで、能力よりは意識の問題であろう。
同学年の一般入学生の非順調者は19名(19%)である。
卒業時序列の首席は学士編入学生である。
(注)非順調者:退学、停学、留年または卒業延期を受けた学生
最終更新:2023年12月04日 17:21