ヘルクレス級戦艦

へるくれすきゅうせんかん

グラ・バルカス帝国の戦艦。ド・デカテオン社製。確認されている限りでは2隻以上。
名前の由来はトレミーの48星座の1つヘルクレス座(Hercules)からだと思われる。
web版では「ベ・テルギス型戦艦」と呼ばれている。
前級 オリオン級
次級 グレードアトラスター
全長 224.9m
最大幅 34.6m
排水量 39,130t
速力 最大25.8kt
兵装 主砲
口径:41cm
口径長:45
最大射程:38.43㎞
連装4基
8門
副砲
口径:14cm
口径長:50
単装18基
18門
対空高射砲・対空機銃 多数

文章内でも書かれているが、外見・性能は旧日本海軍の長門型戦艦に酷似しており、結構な防御力を有しているとされている(後述)。

グレードアトラスター」が特務軍(旧国家監察軍)から転属してくる前までは、グラ・バルカス帝国海軍の連合艦隊旗艦といえば本級が務める事が多かった。
ただし航空母艦、潜水艦の有用性が認められ始め、ユグドでは戦艦は冷遇されつつあったため、転移前の戦争後期には『防御力が高く安全性の高い艦』として旗艦を任されていた面が強い。

ラス・アルゲティ

カオニア率いるグラ・バルカス帝国連合艦隊第1打撃群旗艦。web版での艦名は「ベ・テルギス」。艦名はヘラクレス座α星Rasalgethiと思われる。

バルチスタ沖大海戦にて神聖ミリシアル帝国海軍魔導連合艦隊に打撃を与えるべく、自身を含めた戦艦8隻に重巡洋艦8隻、駆逐艦20隻の36隻からなる第1打撃群を率いて魔導連合艦隊に向かうが、そこで空中戦艦パル・キマイラ2号機と遭遇。
メテオスの忠告とカオニアのフラグ発言から火蓋が切って落とされた戦闘にて、主砲で時限信管タイプの対空弾を発射するが、パル・キマイラには命中せず、逆に配下の巡洋艦・駆逐艦を次々と撃沈される。しかしパル・キマイラの15センチ魔導砲による砲撃を20発以上被弾するも耐え、パル・キマイラ乗組員を驚愕させた。

砲撃では撃沈できないと判断したパル・キマイラが、超大型爆弾『ジビル』を投下すべく真上に来た時、カオニアは相打ち覚悟で周囲の残存艦艇に攻撃指示を出すが、わずかに遅く、直後にパル・キマイラは『ジビル』を投下。乗組員は全員死亡したが、『ラス・アルゲティ』だけは『ジビル』の直撃に耐え、そのまま海上に浮かんでいた*1
その後は近くの残存艦艇が雷撃処分したか、そのまま自然に沈没したかは不明。


バルサー


ラス・セレナール


関連項目
兵器グラ・バルカス帝国グレードアトラスター型戦艦

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過去のコメント
  • とりあえず、表題修正。ブラックムーンはどうしましょう? - 名無しさん (2019-02-26 23:02:49)
    • ブラックムーンも直した方が良いと思います。 - 名無しさん (2019-02-26 23:13:38)
  • ミレケネス座乗の「バルサー」も変な名前だ。ヘルクレス座δ星の「サリン」に訂正かな - 名無しさん (2020-05-06 15:59:40)
    • もし元ネタがパルサーから来ているとしたらGAと同じで宇宙用語からだからGA - 名無しさん (2020-05-31 23:54:46)
    • ↑誤送信した    ~宇宙用語からだからGA級になる可能性もありそう - 名無しさん (2020-05-31 23:56:33)
      • パルサーだとしょぼすぎ、グレートウォールを捩った艦名がええんでね? - 名無しさん (2020-07-02 12:18:17)
        • 覇王の更新2に戦艦クエーサの名前を確認。やっぱりバルサーはパルサーが元ネタで、クエーサはクエーサーが元ネタだとするとここで新艦級の可能性? - 名無しさん (2020-07-25 01:18:28)
          • ↑もうなんか誤字やらなんやらですみません。更新→行進、覇王の行進2のクエーサはWeb版で、書籍版はすぐに確認ができないのであれですが、クウェーサになってたはず……… - 名無しさん (2020-07-25 01:25:18)
  • 長門から大和までの建造にはかなり時間が開いていて、天城とか、金剛代艦とかそういった条約でポシャった艦があったのですよね。だから日本は長い間建造していなくても、大和のように先進的な艦を造れたわけですよ。そうなると、ユグドでも軍縮条約があったのでしょうか? - 名無しさん (2022-04-11 21:42:57)
    • 単純に作る予定が無かっただけでは? - 名無しさん (2022-04-12 19:23:01)
    • それと疑問に思うのなら質問コーナーに行ったら? - 名無しさん (2022-04-12 19:23:21)

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〔最終更新日:2022年05月11日〕
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最終更新:2022年05月11日 10:54

*1 本文でも言及されているが、現実の長門はアメリカの核実験クロスロード作戦の標的艦となり、2回の核爆発でも4日後まで沈まなかったエピソードに由来している。長門の防御が優れていた証拠とされることも多いが、実際には戦艦ネバダ、軽空母インディペンデンス、ドイツ重巡洋艦プリンツ・オイゲン、駆逐艦ヒューズなど2回の核爆発を受けて沈まなかった艦は多数存在する。ただし、長門には第二実験前に機雷の取付を行っていたとされているため、他の艦より不利な条件下で実施されていた