2016年ホノルルマラソンのエキスポ・ステージプログラムの催し物として行われたトークショウに登場。当初はこれだけかと思われたが、数日後の成績発表において12月11日に行われた本大会に出場していたことが明らかになった。 なお、栗城公式サイトではチームクリキのメンバーとの交流行事の一つとしてマラソン大会の出場が提示されているが、他チームメンバーとの出走があったのかは不明である。 ホノルルマラソンは国内のマラソン大会とは違い、区間・ゴールごとの制限時間(足切りタイム)が設定されていないため、リタイアせずに頑張っている最後の走者がゴールするまで終了しないことで知られているが、オフィシャルサイトに掲示された栗城の成績は以下のようなものであった。 #image(result.jpg,width=520,http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=147&file=result.jpg,blank) >Place 11857 (順位) >Name Nobukazu Kuriki >&bold(){Time 6:38:09} >5KM 34:51 (8.6km/h) >10KM 1:07:12 (9.3km/h) >15KM 1:46:54 (7.6km/h) >21KM 2:48:18 (5.9km/h) >25KM 3:44:39 (4.3km/h) >30KM 4:33:26 (6.1km/h) >40KM 6:17:45 (5.8km/h) > >Category M30-34 (性別年齢カテゴリー) >Category Place 793/981 (カテゴリー内の順位) >GenderPlace 7018/8783 (男性内での順位) http://live.pseresults.com/e/83#/results/search なお、この成績は2ch本スレに貼られ拡散されるや否や、栗城側から申し入れがあったのか、非表示になるという不可解な処理が行われている。[[ただし、出走者向けの写真サービス>http://www.marathonfoto.com/Proofs?PIN=S8R455&LastName=KURIKI]]([[魚拓>http://archive.is/58Zmi]])は、その後しばらく閲覧可能であり((ビブナンバーで検索できる日本向けの写真サービスサイトではしばらく後に検索除外申請があったらしく、写真そのものは閲覧可能ながらビブナンバーからは検索できなくなった。[[参照>http://allsports.jp/event/00379009.html]](栗城のビブナンバー746) なお、写真そのものが削除されないのはホノルルマラソンの出場に際し、レース中の音声、写真、映像などが事務局や協会のプロモーション活動等に無償で使用されることに対する権利放棄の同意書に署名する必要があるためと思われる。[[権利放棄と責任免除の同意書>http://www.honolulumarathon.jp/agreement/]]))、ゴール時の写真の時計からも&bold(){栗城のタイムが6時間台}であることがはっきりわかる。((ゴールゲートの電光掲示板に表示されている時間はグロスタイム(号砲が鳴ってからのタイム)。参加者の多いマラソン大会ではスタートラインに到着するまで時間がかかるため、ネットタイム(スタートラインを通過してからのタイム)とずれが生じる))((なお、Kuriki姓の人物がもう一人出走しており、栗城とほぼ同じネットタイムで完走しているが、偶然タイムが同じだっただけの無関係な人物と判明している(出発時間がずれており、コース上では栗城の方が常に5分~20分ほど先行している。ビブ番号もまったく異なる。))) [[出走者向けの写真サービス①:キャプチャ画像>http://www44.atwiki.jp/kuriki_fan?cmd=upload&act=open&pageid=147&file=photo.jpg]] [[出走者向けの写真サービス②>http://allsports.jp/view/467324/379009/album/8590374/8/]] #image(0004.jpg) ゴール時の写真①(時刻を刻むゴールゲートの電光掲示板に注目) ※出走者向けの写真サービス①・サイトより #image(0005.png) ゴール時の写真②(時刻を刻むゴールゲートの電光掲示板に注目) ※出走者向けの写真サービス②・サイトより &youtube(https://youtu.be/_yJyUHb_nnk) 6:00:00~7:00:00のタイムのゴール地点の様子(44分29秒あたりから、一旦コース脇に寄ってゲートの陰に隠れているのが栗城) ※ホノルルマラソン公式動画より このタイムを見る限り、最初からファンランに徹していたわけでなく、最初は走っていたもののスタミナ切れや足の痛みなどにより歩き同然のペースに落ちた、という可能性が高い。 実際にFBの栗城個人アカウント(メンバー限定公開エントリ)では下のような発言をしている #image(xhVH9tj.jpg) >ちなみに。。ホノルルマラソンも走りましたが、膝めっちゃ痛かったです。。 >フルを走るチームクリキの皆さんすごいなー。 ちなみにこのタイムがどの程度のものかというと、国内のマラソン大会では制限時間ぎりぎりか足切りを受けるレベルである。((通常長いもので7時間だが6時間程度のものや関門閉鎖がシビアなものも少なくない)) 参考までに著名人のフルマラソンのタイムがどの程度かというと… -松村邦洋((タレント、東京マラソン2009では心肺停止を起こし死にかけている)):6時間51分40秒(2008年ゴールドコーストマラソン) -東国原英夫((元宮崎県知事・タレント)):3時間42分 (2009年東京マラソン) -山中伸弥((ノーベル賞受賞の生化学者。京都大学iPS細胞研究所所長)):3時間44分42秒(2016年京都マラソン) -服部文祥((登山家・編集者。[[第三者による評価]]も参照)):3時間23分6秒(2004年かすみがうらマラソン) -長谷川理恵((モデル)):3時間31分(2014年東京マラソン) -望月将悟((TJAR四連覇の消防士・山岳救助隊員)):3時間6分16秒(2015東京マラソン。斤量18kgのタイムで世界記録) -Ueli Steck((ヨーロッパアルプス三大北壁スピード登頂、ヒマラヤ単独登攀で知られるスイスの登山家)):2時間59分(2016年ニューヨークシティマラソン) 現役の登山家というアスリート枠と考えれば資質を疑われるタイムであることは言うまでもない。もちろん一つの競技を突き詰めていったアスリートが筋肉がアンバランスになり他の競技ではからっきしダメ、というのは珍しい話ではないが、富士登山競争や長谷川恒男カップ、トランスジャパンアルプスなど山岳レース競技があるのはもちろん、トレイルランニングやクロスカントリーなどをマラソンのトレーニングに取り入れているアスリートは多く、心肺機能や使う足の筋肉など共通点は多く競技としての相性は決して悪くないはずである。 特に通常キャンプを設営するところを飛ばして速攻登山をするタクティクスを取る場合など、高所でなくともアスリート並みのスピードと持久力が要求されるわけだが、その戦術をとるに相応な体力の裏付けがあるか(もしくは普段きちんとそれ相応のトレーニングを積んでいるか)と言えば、限りなく疑わしいことがあからさまになったと考えるべきだろう。 なお、栗城自身何度か富士山を五合目から2時間程度でスピード登頂していることをツイッターで吹聴しているが、富士登山競争で二年連続で優勝((2016年は悪天候のため五合目で打ち切り))している松本翔のフルマラソンのベストタイムは2時間13分である。 *参考 ホノルルマラソンに参加して偶然栗城と会った人のブログ >最後の数キロ地点で見たことのある後ろ姿 >追いついて顔を見ると登山家の栗城さん >苦しそうに走っているところに、「帯広のたい焼き屋だけど覚えてる?」と質問 >嬉しいことに覚えてくれてました^_^ http://ameblo.jp/taka-happy/entry-12232863904.html リンク先にはゴールの写真等もある。