南極の石問題

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南極の石問題

栗城が南極大陸最高峰ビンソン・マシフ登頂の際、山頂の小石複数を持ち帰ったことが南極条約議定書に抵触する可能性があると問題になった。


  • 2007.12.29 南極大陸ビンソン・マシフ登頂時に記念として石を拾ってくる(朝日記事によると小石数十個・本人ブログによると小石数個)。
  • 2008.01中旬 栗城の車が車上荒らしに遭い、南極の石などが入ったバッグを盗まれる。

【車上荒らし】南極最高峰登頂の栗城さんが被害 記念の旗と石を返して!【北海道】
http://yomi.mobi/read.cgi/news24/news24_wildplus_1200415439

7大陸最高峰単独無酸素登頂を目指し、12月29日に南極大陸最高峰
ビンソンマッシーフ(4897メートル)の登頂に成功した札幌市の
登山家、栗城(くりき)史多(のぶかず)さん(25)が車上荒らしに遭い、
山頂の石や登頂時に掲げた寄せ書きの旗など記念の品を盗まれていたことが15日、分かった。

栗城さんは札幌南署に被害届を提出。
「お金に換えがたい大切なものなので返してほしい」と訴えている。

(以下ソース)
※元記事: http://mainichi.jp/hokkaido/news/20080115hog00m040004000c.html
毎日新聞北海道 平成20年01月15日

  • 2008.03.15 朝日新聞夕刊に「記念だとしても、南極の石を持ち帰っていいのか――。」という記事が掲載される

南極の石、持ち帰っていいの?
http://channeldive.blog120.fc2.com/?mode=m&no=308
記念だとしても、南極の石を持ち帰っていいのか――。
世界7大陸の最高峰の単独登頂に挑戦中の登山家が、南極最高峰の山頂付近から
持ち帰った小石を盗まれたとして警察に届けたところ、山岳関係者らから「石の持ち帰り」
そのものを批判する声が上がった。環境省も「好ましくない」との見方だ。

盗まれたのは札幌市の登山家、栗城史多(くりきのぶかず)さん(25)。
昨年末に登頂した南極最高峰ビンソン・マシフ(4897メートル)の山頂付近から
持ち帰った小石数十個が1月中旬、車上荒らしにリュックサックごと盗まれた。
札幌南署に届けた栗城さんはマスコミ各社の取材にも応じて
「記念のために持ち帰ったもの。返して欲しい」などと訴えた。

しかし、山岳関係者の間で、「記念として持ち帰っていいのか」「登山家の良識としてどうか」
などと問題視する声が上がり始めた。

環境省は、無断で持ち出せば、南極の環境と生態系を保護することを目的として作成された
南極条約議定書に抵触する可能性があるとし、「研究や調査でなく石を持ち出したのなら
好ましくない」としている。

一方、日本山岳会などによると、登頂記念に石を持ち帰る登山家は多く、
「悪習」になっているのが現状という。同会の宮崎紘一常務理事は「持ち出しの是非は、
まだ登山家各自の判断による部分が大きい。南極のように決まりはないとはいえ、
エベレストなど登山者が増えた山から皆が石を持って帰っても問題になる。
もっと議論があっていい」と話す。

栗城さんは現在、7大陸最後となるエベレスト登頂の準備のため山ごもり中。
事務局スタッフの児玉佐文さんは「栗城は南極に行った証しとして『甲子園の土』
のような感覚で持ち帰ったと話しています。指摘を受けて以降、
自らの軽率な行動を深く反省しています」と話す。

■野口さんも持ち帰り、「機会あれば戻す」

朝日新聞の取材に対し、登山家の野口健さんは94年のビンソン登頂の際、
問題があることを意識しないまま、記念と贈呈用に石を二つ持ち帰ったことを打ち明けた。
そのうえで、「原則的に禁止されていると分かった今、行く機会があれば、
ぜひ南極に戻したい」と話している。
http://www.asahi.com/national/update/0315/TKY200803150175.html
※「環境保護に関する南極条約議定書」(通称「マドリッド・プロトコル」)は、1991年に開催された南極条約協議国会議にて採択され、1998年に発効した国際条約。記事のとおりであれば94年の野口は法的にはセーフ(91年採択なので、モラルからすればもちろん良いことではない)。


  • 2008.03.16 ブログにて弁解・謝罪


昨日の夜に連絡があり、某新聞に僕の南極の石についての記事がありました。

 2007年度の南極遠征で登頂の記念に山頂の小石を数個持ってきたのですが、
それが南極条約に抵触するという記事の内容でした。
 確かに、持ってきたのは事実であり、それが条約に抵触し、どれほどの違法なもの中のか、
帰国し注意を受けるまではわかりませんでした。

 本当に軽率な行動をしてしまって申し訳なかったと思います。できれば石は機会があれば、
戻してあげたいのですが、車上荒らしで全て無くなってしましったので出てきたら
また軍用機に乗せて郵送したいです。

 山で石を持って来てはいけないのは、7大陸の最高峰の中で南極大陸のみです。
南極には、南極条約があって研究目的以外の石の持ち込みはいけいないというこであります。
 あとコメントで「極地研究所は問題ないと言っている」という前に事務局のコメントが
誤解を招いているようですが、極地研究所は、石を持ってくること自体に問題ないと
言っていたのではく、石を持ってくることは原則としていけないことであるが、
石を持ってきたとしても何かするということはないでしょう。という答えがあり、
それを事務局が「問題ない」という説明になっていたようです。誠に申し訳ありません。

いずれにしても石の持ち込むことはいけいないことであります。今は深く反省しております。

 あと、南極に関して思う事があるのですが、最近南極ツアーが多く船で南極に入る
沢山の日本人旅行者がおります。その方々は環境省に届けを出すことも石の持ち込み自体も
知らないと思います。なぜなら環境省への許可申請も実は世界では日本しか行っていなく、
海外のエージェントを使っている旅行者は許可申請も南極条約に関して何も知らないと
思います。前に新聞で許可申請をしなかった登山家が新聞で出ておりましたが、その方も
海外のエージェントを使用しており、そのような申請書があることすら知らなかったようです。
 今では、環境省へアクセスすればわかるようになっているのですが、海外ではそのような
許可申請や条約のレクチャーはないので、増加する南極に行く旅行者に対してどうやって
それを伝えるのか。環境省やそれを知っている人達の課題になってくると思います。
僕も講演などでそのことを伝えて行こうと思います。
最終更新:2010年11月17日 20:31