インターネット生中継

インターネット生中継の実態


インターネット生中継を売りにしており、莫大な費用を集める大義名分としているが、実際には「登山の生中継」と呼べるものは全くやっていない


登山の生中継と聞けば、普通はハァハァと息を切らせながら登っていく姿を想像するが、そのような中継は日本でもヒマラヤでも一度もやったことがない。
これまでやった生中継は、すべてキャンプ地などで立ち止まりながらトークをするというものである。

公開されている動画はほとんどが編集済みの映像で、それを見るとまるで登りながら中継をしているような印象をもつが、生で流した映像ではない。

生中継トーク実績

その立ち止まりながらの生中継トーク実績を下の表にまとめた。
最初のエベレストのときは順応のときに7500mで中継したが、その後「中国政府に止められた」との理由で中継機材を持たずにアタックした。
その翌年、2010年のアンナプルナエベレストでは「中継機材が重い」との理由で機材を持たずにアタックした。エベレストでは下山中にC3(7000m)で生中継をしたが、ここでなんと酸素ボンベを吸いながらシェルパと一緒に出演している。
それ以降はほとんどの遠征で中継に失敗している。3度目のエベレストのときにC1(6000m)で中継したのが最後で、4,5,6,7,8回目のエベレストではベースキャンプより上での生中継は完全に失敗している。

ベースキャンプより上での生中継実績

2009年 春 ダウラギリ 6500mから生中継
2009年 秋 エベレスト 7500mから生中継
2010年 春 アンナプルナ C1(5100m)から生中継
2010年 秋 エベレスト 登頂断念後、C3(7000m)から生中継
2011年 秋 エベレスト 登頂断念後、C1(6100m)から生中継
2012年 秋 エベレスト 失敗
2015年 秋 エベレスト 失敗 (アタック失敗後にC4(7550m)から音声のみ)
2016年 秋 エベレスト 失敗 *1
2017年 春 エベレスト 失敗 (登頂断念後にC2(6400m)から音声のみ)
2018年 春 エベレスト 失敗

2回目のエベレスト、生中継での酸素ボンベ使用シーン(C3(7000m)にて)

特に5,6回目のエベレストでは生中継のためにクラウドファンディングでそれぞれ2000万円を集めたにも関わらず、BCより上で生中継を全くしなかったことで批判を集めた。
もっとも、「栗城サポーターズ」名義で既存スポンサーのお金を付け替えるなど、2000万円のうちかなりの割合に「自作自演」の疑いがある)
ここ数年はまともな中継をしておらず、「機材が重いから」という理由で中継機材を持たずに登った前科もあり、そもそもまともな生中継をやる気がなく機材を持たずに登っているという疑惑が絶えない。

機材はそれなりに重いので、持っていると体力を消耗し、到達高度を稼げなくなる

2回目のエベレスト、生中継でのiPhone使用シーン(C3(7000m)にて)

登りながらの中継をやらない理由

頂上付近まで行けなくても、最高到達点の付近で中継したり、下の方で登りながら中継すればいい訳だが、何故かそれもやったことがない。
登りながら中継をしないのは、不都合なもの(シェルパや固定ロープ、トレースなど)を映さないためとも言われているが、そもそも行動しながら中継する技術を持っていない、とも言われている。
一旦映像をベースキャンプに送信し、そこから衛星通信で映像を送るという不安定なシステムを採用しているため、行動しながらだと映像がまともに送れなくなるとの指摘がある

(参考)エベレストでの過去の生中継記録

  • 1988年 日本テレビ隊 山頂からの世界初生中継
  • 2013年 イギリス人のダニエル・ヒューズが山頂からスマホで生中継 (スマホはHTC Oneで、Skypeビデオ通話を使用、通信にはBGANを使用した)*2*3*4
その他、山頂からツイッター投稿の記録がある
最終更新:2018年05月22日 23:07
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