Twitterでのキーワード水増し
「栗城史多」でTwitterのタイムラインを検索すると、話題になっていない時期でも、違うアカウントで似たような内容を呟いている状況を確認することが出来る。そのほとんどが、なぜか
栗城の「名言」を呟いており、中にはフォーマットまでまったく同じものも散見される。
個々のアカウントを確認すると、それぞれさまざまなカテゴリの
「名言BOT」と銘打たれているが、内容のバリエーションに乏しく、かつ栗城の言葉の割合が非常に多いことがわかる。
これらのアカウントが1日あたり1〜3回の割合で栗城の名言を呟き、Twitterのタイムラインに意図的に「栗城史多」というキーワードを一定数、流し続けている。
また、特筆すべきはBOTと呼ばれる自動ツイートのアカウントのみならず、BOTではない個人を装ったアカウントも、多数見受けられることである。これらのアカウントは全部で89件(2017年5月現在)もある。
誰が、何の目的で行っているかは不明。
Twitterにおけるキーワード出現数は、マーケティングにおいてそのキーワードがどれだけ話題になっているかを測る指標のひとつとして利用されることがある。もし万が一、これらのアカウント操作を特定の人間が包括的に行い、意図的にキーワードのトラフィックを発生させているのだとすれば…話題性の水増し=ステルスマーケティングと受け取られかねない行為である。
参考
BOTと明言しているアカウント
個人を装っているアカウント
最終更新:2017年05月22日 17:50