単音には
音高・
音強・
音色の属性があり、物理学ではこれらは音波のスペクトルによって決定される。
音高はスペクトルの主要成分の周波数、音強はスペクトルの主要成分の強度、音色はスペクトルの分布で決定される。
心理学では、音高や音強は物理的な量に対して対数スケールで認識される。
西洋音楽理論においては、リズム・旋律・和声が「音楽の三要素」とされる。
作曲の初歩においては、まず対位法・和声法・楽式論が最も重視される。
「音」そのものでは音楽にはならないため、音を規則的に組み合わせて、音楽の基礎となる土台を作る必要がある。
リズムはあらゆる音楽において最も本質的とされることが多い。
ミクロ的な視点からは、拍節、小節などがリズムの単位となる。
マクロ的な観点では、楽曲の構成も一種のリズムと考えることが可能である。
ある高さと長さを持ついくつかの楽音が前後に連続して、それがリズムに従って、連続的に進行する(演奏される)ことによって、何らかの音楽的内容をもつもの。
対位法
音階
音階
旋法
半音階
減音音階
全音音階
異なる音高の音を同時に鳴らすことによって和音が生まれる。
特に倍音列に基づいて選ばれた音から和音を作る考え方、すなわち「和音は調和(ハーモニー)である」とする考え方は、西洋音楽の最大の特徴ともいえる。
単なる「音」ではなく旋律でハーモニーを作ることを対位法といい、それを簡略化(整理、理論化)したものに和声法、コード進行などがある。
高さが異なる複数のピッチクラスの楽音が同時にひびく音のこと。
一定の周波数をもった自然音はその整数倍の周波数を持った倍音を成分として無限に含んでおり、倍音の高さの音は元の音(基音)の一部でもあるため同時に鳴らすと協和して聞こえる。
最終更新:2009年08月27日 13:22