けいおん!澪×律スレ @ ウィキ内検索 / 「短編31」で検索した結果

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  • 短編31
    「…」 「…」 嫌な沈黙 いつもはお互い黙ってても心地良いのに 今日は律の様子が、なんか変 「…律、どうした?」 「…」 「こっち向けよ」 「…」プイッ ムカッ 「無視すんな、心配して言ってんのに」 そっぽ向いてる律の後ろ頭をコツンと小突いてみる こっち向けってば 「…澪には関係ないし、ほっとけ」 何ソレ、そんな寂しそうな声出して、説得力皆無だし 「…なら帰ろよな」 ウソ、帰って欲しくない、もっと一緒にいてよ 「じゃあ、帰る」 立ち上がろうとする律の腕をちょっと強めにひっぱって引き寄せる 抵抗はしないみたい 細めの肩に腕を回して、ぎゅっと抱きしめる 律の体あったかい 「バカ律、こんなときだけ言うこと聞くなよ」 「…」 律をもっと近くに感じたくて腕にいっそう力を込め...
  • 澪×律 4
    ...30 「みーおー」 短編31 「…」 短編32 授業中私が真剣にノートをとっていると後ろの席からバカがちょっかいを出してくる。 SS13 律の部屋。部屋の主は布団を頭からすっぽりかぶって丸まってる。 短編33 「律、これなんだ?」 短編34 世間の常識なんて関係ない、私たちの間にあるのは、友情と愛だ。 短編35 今日は日曜日。 SS14 冬の日 どんなに寒くても僕は幸せ SS15 「律、何でそんなに怒ってんだよ」 短編36 彼女は私のことを『澪ちゃん』と呼んでいた。 短編37 「二人って付き合ってるの?」 短編38 「律、ちょっと狭い。そっち詰めて」 短編39 部屋には窓に雪が吹き付けるチリチリという小さな音が響いていた。 SS16 朝ごはんも食べて、さて何をしよう。 短編40 「澪ってさー」 短編41 やぁ、皆さんはじめまして聡です 短編42 学校帰りにふと立ち寄ったレンタルビデオ...
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  • 短編39
    投稿日 2009/12/07(月) 00 31 52 部屋には窓に雪が吹き付けるチリチリという小さな音が響いていた。 私と律はお互い見えない顔を向け合ったまま。 「澪は、明日からお母さんの実家だっけ?」 「そう。帰るのは三が日過ぎてからだな」 「それじゃ、お泊まり会どころか会うのも今年は今日で最後か……」 「なんだ、寂しいのか?」 「うん」 即答されて、堪えきれず私は小さく微笑む。 「じゃあさ、澪が帰ってきたら初詣行こうぜ。今年は軽音部のみんなで!」 「……そうだな、みんなで」 「ちゃあんと晴れ着、着てこいよ~。楽しみにしてるから」 「う、うん」 今年の初詣は賑やか、2人きりじゃない。嬉しいくて寂しい複雑な気持ちを飲み込む為に、思わず頷いてしまった。 「おやすみ、澪」 さて困った、今年はどんな晴れ着を着ようか。 ...
  • 短編35
    今日は日曜日。 昨日は澪んちに泊まった。 だから、今日の朝ごはんは澪んちで一緒。 うちの場合朝は洋食派だからパンとかだけど、澪の家は和食派。 …出てきた出てきた!ご飯に味噌汁に焼き魚にお漬物! んーやっぱこれだよな!し・か・も、澪がエプロンつけてもってきてるんだぜ! これでにやけるなって方が無理だろ! 「なんか、嬉しそうだな」 「嬉しくないわけないだろ。なんか、新婚さんみたい」 「なっ、し・・新婚って」 澪の顔真っ赤っか。照れてやんの! あぁ幸せ。すっげー幸せだ。 なーんて浸ってたらお腹がぐぅとなる。 「いっただっきまーす!」 「いただきます」 勢い良く食べ始めたはいいんだけど。 むぐぐ・・・魚がうまくほぐせない。 あー、もー!ちまっちましたの、嫌いなんだぞ! 「律」 「何」 「かしな」 「・・・うん」 すげー...
  • 短編3
    「み〜お〜」 寝る前にそう言って抱きついてくる律。 「やーめーろー」 こんな事を言いつつも払いのけようとしない私はほんとに律に甘いと思う。 これも惚れた弱みか。 頭を撫でてやると幸せそうな笑顔をこちらに向け、更に強く抱きしめてくる。 顔が近い。 そう思っていると、不意に唇に柔らかい感触を感じた。 「おやすみのチュー」 二人きりの時にしか見せない無邪気な笑顔でそんな事を言ってのけた。 私が顔を赤らめてあたふたしている間に私の胸に顔をうずめてくる律。 そんな姿が愛しくて背中をぽんぽんと叩いてやる。 しばらくして規則正しい寝息が聞こえてきた。 「ったく。私はおまえの抱き枕じゃないんだからな」 呟き、頭にキスを一つ落とし、律を優しく抱きしめて眠りについた。 ...
  • 澪×律 4 まとめ1
    ... 49 07 「…」短編31   270 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/04(金) 03 18 20 授業中私が真剣にノートをとっていると後ろの席からバカがちょっかいを出してくる。短編32   271 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/04(金) 03 46 21 授業中もイチャイチャとは素晴らしいじゃないか   272 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/04(金) 04 32 05 271 律澪「ウフフ」イチャイチャ 唯梓「アハハ」イチャイチャ 紬「アハアハ」ハァハァ さわ「授業にならん」 和(・・・梓ちゃん、学年違うわ。)   274 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/04(金) 13 11 30 授業中 クラスメイト「澪ちゃん、これ。」 澪「?これは……」(手紙か) クラスメイト「りっちゃんがまわし...
  • 短編37
    「二人って付き合ってるの?」 なんてよく聞かれる。 澪が恥ずかしがり屋だからみんなには内緒にしてるはずなのに何でバレちゃうんだろう。 もしかして私ってば態度とかに出しちゃってるのかな? 澪に怒られちゃいそうだな。 「澪ちゃんがね、すっごく楽しそうにりっちゃんの事話すんだ」 そうか、私が澪の事話す時って・・・・え? 「澪が?」 「うん。りっちゃんの事話してる時の澪ちゃんすごくいきいきした顔するから本当に好きなんだなぁって」 なんだ、澪のやつ。 誰にも言うなとか言っといて自分で言ってるようなもんじゃんか。 「まぁ、りっちゃんも澪ちゃんと同じなんだけどね」 なんて言われて言葉に詰まってしまった。 結局秘密にしていたつもりなのに、お互いおもいっきり表に出してたんだな。 あー、なんだか恥ずかしくなってきた。 でも、みんなにもバレちゃうくらい顔に出してくれるってなんだか嬉...
  • 短編36
    彼女は私のことを『澪ちゃん』と呼んでいた。 私は彼女のことを『りっちゃん』と呼んでいた。 いつからだっけ、彼女は私のことを『澪』と呼びだした。 彼女曰く「澪とはもう気の置けない親友なんだからいいだろ」って。 そして「澪も私のことは律でいいよ」とも。 でも、私は慣れ親しんだ『りっちゃん』という呼び方を変えることはなかった。 いや、変えられなかったって言ったほうが正しいかな。 私はその【ほんの少しの勇気】を出すことができなかった。 そんなこんなで、彼女は私を『澪』、私は彼女を『りっちゃん』。お互いをそう呼び合う関係がしばらく続いた。 彼女はたまに「私のことは律でいいって」と言ってくれてたけど私は相変わらずだった。 そんなある日の夜、彼女から『明日約束十時、いつもの場所で待ち合わせね』とのメール。 ある日とは8月20日、彼女の誕生日前日だ。 あまりにも突...
  • 短編33
    「律、これなんだ?」 「あっ、いや、それは・・・なんでもないよ」 律の部屋に置いてあった可愛くラッピングされた箱。 「・・・誰かにあげるの?」 「み、澪には関係ないだろ」 そうだよな・・・。 律も女の子なんだし。 一日早いけど、持ってきていたチョコの箱をギュッと握り締めるとグシャッと潰れる音がした。 あーあ、律に食べて欲しくて作ってきたのにな。 何だかむしゃくしゃする。 「律のバカッ」 ぐしゃぐしゃになった箱を律へ投げつけた。 「いてっ・・・」 「チョコ?澪が作ったの?」 「律に・・・食べてほしかったけど、もういい・・・帰る」 「待って!」 開けてみてと言ってラッピングされた箱を渡してきた。 「え?これ、誰かにあげるんじゃないの?」 「澪にだよ。頑張って作ってみたんだ。本当は明日渡そうと思ってたんだけど・・・」 律が箱の中に手を入れチョコを一つ取...
  • 短編34
    世間の常識なんて関係ない、私たちの間にあるのは、友情と愛だ。 誰がなんといおうと踏み込めない、踏み込ませない。そんな領域が私たちにはある 別に男嫌いだとかレズビアンだとか、そういうわけじゃない ただ好きになった人が同じ女の子だっただけ。これは純粋な恋愛なんだ。それ以外の何物でもない 君は実はとても不安定、心の内には小さい少女が座り込んでいる その少女を守ってあげられるのは私だけ、私だけしかいない。断言しよう きっとみんな声をそろえて反対してくるだろうけど、 そんなものを耳に入れている余裕はない。私の耳は、私の目は、君でいっぱいなんだ 戦おう、世界と。世界中が私たちの敵になろうと、今私の腕の中で涙を拭う君を私は守り通す だから安心して、またあの強くて優しい笑顔を見せて 愛し合おう、幸せになろう。 今私が放つ灯りが、君の足下を照らす 何にも縛られてはいない、...
  • 短編30
    「みーおー」 「もうすこしだから待ってろ」 「ぶー」 私の部屋には、コタツがでている。 とはいっても今コタツに入っているのは律だけで、私は机で宿題中なんだけど。 最初は律と一緒にやるという予定だったのに 律がコタツに入った途端やる気をなくして、ちょっかい掛けてくるので机に避難。 机に避難しても3分おきに声をかけられるから全然進まないんだけど。 さっきの会話はもう何度繰り返したか分からないぞ、まったく。 「みーおー」 もう、諦めよう。 「わかったよ、もう」 「へへっ、やっとかぁ」 「私の負けだ。・・・宿題、明日やるからな?」 「おう!」 律の正面に座ろうとしたら手招きされて隣に座るよう合図される 流石に、ちょっと狭いんだけど。 「みお」 「今度はなんだ」 「みかんむいて」 それくらい、自分でやれ。 「嫌...
  • 短編38
    「律、ちょっと狭い。そっち詰めて」 「あらあら、澪ちゃんまた少し太ったのかしら?」 「う、うるさいっ。余計なお世話だ」 私は肯定にしかなっていない言葉を返す。直後に布団と寝間着がこすれる音が部屋に響いた。 軽口を叩きつつも、律はしっかり寝場所を開けてくれたらしい。 そこへ身体を寄せると、 「2人で1つの布団は、やっぱりちょっと窮屈だな~」 「律が言い出したんじゃないか」 「じゃあもう1つ布団敷くか?」 「……面倒だから、いい。寒いし」 「だなっ」 暗闇で顔は見えないけど、律は確実にニヤリと笑って勝利宣言をしているのだろう。 この手のやり合いで私に勝ち目が無いらしい事は随分前に悟った。 部屋には窓に雪が吹き付けるチリチリという小さな音が響いていた。 私と律はお互い見えない顔を向け合ったまま。 「澪は、明日からお母さんの実家だっけ?...
  • 短編32
    授業中私が真剣にノートをとっていると後ろの席からバカがちょっかいを出してくる。 何でこいつが後ろの席なんだ? どうせなら隣が良かったのに。 「真面目に勉強しろ」 あまりにもしつこいので少し後ろを向いて小声で注意をする。 「だって暇なんだもーん」 「ちゃんとノートとらないとテストの時勉強見てやらないぞ」 「えー」 「えーじゃない。ったく」 こいつに注意をしても無駄だと思い前をむき直す。 すると今度は私の髪の毛を横へ掻き分け、背中に指を這わせ何かを書いてくる。 背中に書かれる文字を頭の中で形にしていく。 す・・・・き。 カァーっと全身が熱くなるのを感じる。 あぁ、全く授業に集中できなくなったじゃないか。 後ろを振り返り、少し睨んでやるが、律はニコニコと無邪気に笑っているだけだった。 不覚にも可愛いと思ってしまった。 律が隣の席じゃなくて律の前の席でも良か...
  • 澪×律 3
    トップページ 澪×律 3 SS一覧 澪×律 3 まとめ1 澪×律 3 まとめ2 澪×律 3 まとめ3 題 1行目 短編1 目の前には両手の自由を奪われた律が澄まし顔で寝ころんでいた 短編2 ああ、今何時?朝……ではないかな。 短編3 「み〜お〜」 髪の長い男の子 私の悪い癖、夢中になると周りが見えなくなる、 短編4 部活も終わり、今は帰ってる途中。 短編5 「み〜お〜こっち向けよー」 短編6 ひとしきり泣いた後寝てしまった。 SS3 女子校だからそういうのがあるのは知っていた。 SS4 …一体なんだと言うんだこの状況は 短編7 今日は一人。一人で寝る。いや、 短編8 「おーいみんなもうすぐ年明けだぞ〜。…って寝てるし!!」 短編9 今日は体育祭。目立つのは嫌なのにアンカーに抜擢されてしまった。 SS5 雨の強い日だった。 SS6 君と私は釣り合わない 短編10 合宿...
  • 澪×律 4 まとめ2
    澪×律 4 まとめ1|澪×律 4|澪×律 4 まとめ3   以下は、http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1259402450/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 4 354 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/06(日) 07 23 16 冬の日 どんなに寒くても僕は幸せSS14   355 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/06(日) 07 24 43 「うーむ・・・・」SS14   358 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/12/06(日) 09 48 32 355 全く朝から何を書いてんだこの野郎ありがとうございます 正直 りっちゃんが前髪降ろせば澪といい勝負ができる位人気出るハズ…つーかかわいーし でも前髪降ろしたらりっちゃんのありがたみがなくなるし… うーん   361...
  • 短編131
    投稿日:2010/08/20(金) 20 19 19 作詞が捗らず、気分転換に部屋を整頓していると懐かしいノートを見つけた。 私の記念すべき歌詞集第一弾。あちらこちらになにやら落書きされているけど、 全部ひっくるめて微笑ましい。頁を捲りながら当時のことを振り返る。しかしどの歌詞も 律のこと一色だ。今でもそうなので思わず笑ってしまった。その笑った拍子に、 折り曲げられた紙切れ落ちてきた。 なんだろう。 その紙切れを拾うと、私は首を傾けてそれを広げた。 ◇  『りっちゃんを下さい/秋山 みお』 今私の願い事が叶うならば りっちゃんが欲しい この背中に 二人だけの 甘い翼 つけてください この大空に りっちゃんと二人 飛んで行きたいよ 誰も知らない 秘密の世界(そら)へ 翼はためかせ 行きたい ◇ 『翼を下さい』の替え歌...
  • 短編5
    「み〜お〜こっち向けよー」 声を掛けてもそっぽを向いたままこっちを向いてくれない。 「何で怒ってるんだよ?」 「律が・・・私にかっ構ってくれないから」 まだこっちを向いてくれないが、どんどん小さくなる声でこんな事を言ってのけた澪。 大方私が梓にばかりちょっかいをかけていたのを見て嫉妬したのだろう。 可愛いやつ。 「みおしゃんも猫耳つけたかったのか?」 ついそんな風にからかってしまう。 「そんな訳ないだろ!もういいよ。一人にしてくれ」 あぁ、これは本格的に怒らせちゃったかな? 澪が可愛いからいけないんだぞ。 反省する気はないが、このままずっと怒ってられるのも困るので、後ろから抱きしめてやる。 澪の体がびくっと揺れる。 「誰といたってどんな時だって頭の中に居るのは澪だけだぞ」 「澪、大好きだ」 そう耳元で言ってやれば、真っ赤に染まる耳。 ギューっと強く抱きし...
  • 短編81
    投稿日:2010/02/15(月) 03 04 31 好きだって、素直に伝えることもできない。 ずっと傍にいる、わたしはそれに甘えているのかな? 君がたまに見せる分かりやすい嫉妬も、照れて怒ったフリするのだって、全部、全部可愛いと思う。 君の全てを、愛しいと思うんだ。 だけどそんな気持ち伝えるのは…すごく照れくさくって、恥ずかしくって、柄じゃないなんて思われそうで。 でも…今日だけは、今日このバレンタインだけは、素直になってみようか、なんて。 日付が変わるまで試行錯誤して作ったチョコレート。 君の名前もまともに書けなかったけど、味だって自信ないけど…。 でもでも、君が好きって気持ちだけは精一杯込めたんだ。 だから受け取って欲しい。 この想いごと、すべて。 「みーお!これやるっ」 驚く君...
  • 短編98
    投稿日:2010/05/31(月) 00 22 17 ちょっと風の強い夜だった。 風呂上がりの私には心地よく感じられたのだが、 私の前に風呂から上がったあいつには寒さを感じさせる以外の何ものでもなかった。 風呂上がり? そう、風呂上がり。 こうやってお泊り会をするのは私達の間ではもう日課となっている。 「みーおー寒いー」 口を尖らせたあいつが言う。 「寒いのか?じゃあ先に布団に入っときなよ」 「…布団よりもっと暖かいもの希望ー…」 「何だ?…ああ、ココア入れてきてやろうか?」 …律の言いたいことは分かってる。 でもな、知ってるか?いじける律の可愛いさは異常。 いや、私しか知らなくていいんだけどさ。 「澪の意地悪…」 「…律さんは何が欲しいのかなー?」 「…うー」 もう限界だ、私。 「…ほら...
  • 澪×律 別荘地 14
    トップページ 澪×律 避難所 14 SS一覧 澪×律 別荘地 14 まとめ1 澪×律 別荘地 14 まとめ2 題 1行目 短編128 ロミオ役が澪になった時、嬉しい反面、不安で仕方なかった。 短編129 ――私は見慣れた場所に立っていた。 ここは体育館のステージ裏。 短編130 ライブが終わった。 短編131 作詞が捗らず、気分転換に部屋を整頓していると懐かしいノートを見つけた。 短編132 そろそろ夜も深まってきた頃、律のサプライズ誕生日会はお開きになった。 SS106 8月21日。 トップページ
  • 澪×律 別荘地 15
    トップページ 澪×律 別荘地 15 SS一覧 澪×律 別荘地 15 まとめ1 澪×律 別荘地 15 まとめ2 題 1行目 短編133 8月31日・・・いつもならエンドレス・ホームワークを背負い、 短編134 「転校、することになったんだ」 短編135 チュン チュンチュン 短編136 寒いくらいに冷房が効いた部屋。 SS107 アパートのベランダに出る。吸い込めば、肺の中にじんわり広がっていくのが感じられるぐらい SS108 最近、澪がおかしい。 短編137 「律、お昼にするか」 SS109 「澪、キス、しようよ」 あのあと 全部、終わってしまった 朝チュン 今が、きっと一番幸せなとき。 トップページ
  • 短編80
    投稿日:2010/01/31(日) 19 46 21 「なー澪~~~機嫌直せよ~」 予想通り二人きりになった途端、澪が黙りこんだ。 まあ原因は私。ポッキーゲームしてて唯と…うん、私は寸止めするつもりだったんだけど。 「あれは事故みたいなもんじゃん」 「ノリノリだったくせに」 唯も唯でファーストキスがりっちゃん!とか言うから。 ちなみに一番ノリノリだったムギは、相手がポッキー咥えたら顔赤くしてすぐに折っちゃった。ムギは外から見ているだけで満足なのかもな。 「本命は澪に決まってるだろー?」 「浮気者」 でもさ、実際付き合うとこんなイチャイチャな事できるんだぜー。 早足で歩く澪に横から抱きついてほっぺたにキスをする。ポンって弾けそうなぐらい顔が赤くなったけど、歩くスピードがやたら速くなった。 「ちょ、ちょっと待てよ」 「バカ律バカ律っ!」 いきなり私の腕をつかむ...
  • 澪×律 別荘地 18
    トップページ 澪×律 別荘地 18 SS一覧 澪×律 別荘地 18 まとめ1 澪×律 別荘地 18 まとめ2 澪×律 別荘地 18 まとめ3 題 1行目 SS120 「澪、行くぞ―」 SS121 もう時間は深夜の一時 SS122 今日は大変だった。 SS123 「仲間内で飲み会やるんだけど秋山さんもこない?」 SS124 ん・・・あれ、ここ どこだろう・・・ SS125 マフラーを編んでみようかな。 短編154 私はヒモりっちゃん。 SS126 律が風邪をひいた。 SS127 「私はヒモりっちゃんだ!」 短編155 平穏な日々。 短編156 「せんせー!ちょっと休憩しましょうよー」 短編157 「……澪、なんか、揺れてないか?」 SS128 授業と授業の合間の休憩時間に、私は保健室を訪れた。 短編158 「今日はどっちにする?」 短編159 「田井中ってさ~秋山さんと...
  • 短編99
    投稿日:2010/05/31(月) 01 38 04 「いい?」 「うん」 ほっぺを赤くして目を固く閉じてる律の無防備な唇を軽く啄む 律、肩が震えてる、お風呂上りなせい? だから早く身体拭けって言ったのに、私が上がるまで待ってるとか… でもそんな律がいじらしくて、イジワルしたくなる衝動に駆られる 「…っ!!」 ちょっとだらしなく開いた唇を舌先で右から左へなぞった 同時に律の背筋が強ばって全身がピンと張る、いつものことだけど 律が薄目を開いて私を見つめる、ちょっと泣いちゃってるじゃないか 「や、やだ、それ」 「なんで?」 「な、なんかムズムズするから…」 知ってるよ、律がコレ嫌いなの でももっと知ってる、身体は嫌がってないこと 焦らそうかなんて思ってたけど、モジモジしてる涙目な律を見たら ちょっと私もダメみたい、我慢できなくて、今度は齧り付くように律...
  • 短編133
    投稿日:2010/08/31(火) 18 48 54 8月31日・・・いつもならエンドレス・ホームワークを背負い、涙目で澪に怒られながら机に向かうところだけど 今年は受験生ということもあり、前半から尻に火を点けられたような状態で机に向かった。 結果、私はなんの不備もなく夏休みの最終日を迎えるに至ったわけで・・・毎年のように余裕のある澪と、余裕にあふれる最終日を過ごしていた。 「うわー、今年は9月入っても暑いってさー。」 「それは辛いな・・・10月1日にきっかり衣替えできるのかな」 弱めのクーラーで快適な部屋の中、いつものように無駄話に花を咲かせる私たち。夏休みの最終日とは思えないほどのゆったりした時間・・・ 宿題を早めに済ますしっかり者たちの気持ちが少しはわかったような気がする。 しかし、せっかくの夏休み最終日。宿題地獄じゃないだけ良いにしろ、こう...
  • 短編107
    投稿日:2010/06/15(火) 19 16 07 澪はかわいい つややかな黒髪 黒曜石のような瞳 ファンクラブだってある でも、そんな澪のすべては私のもの 律はかわいい 君は気付いているかな、君を見る下級生たちの憧れの目を 一緒に歩いていると感じるんだ、君を追う人たちの視線をね でも、そんな律のすべては私のもの ちょっと、優越感 律「みおー、今日部活どうする?」 澪「うん、行くよ」 律「じゃあ一緒に行こうぜ!」 下級生A「キャッ、田井中先輩と秋山先輩よ」 下級生B「相変わらず絵になるよね、あの2人。つきあってたりして!」 下級生AB「キャー!」 紬「なんでも、結婚してるって噂よ」 下級生A「えっ、本当!? ステキ!    ・・・えっ?」 下級生B「今の誰だったのかしら・・・」 ムギ様www -- 名無し...
  • 短編101
    投稿日:2010/05/31(月) 22 43 05 「律、そろそろ寝るぞー」 「んー待って澪しゃーん」 もう、何やってるんだよ。 先に布団入っとくからなーなんて思ってる内に あいつも寝る準備ができたようだ。 今日は律の家に私がお泊り。 律の部屋にはベッドがあるが 私がお泊りする時は床に布団を敷いて寝る。 もちろん二人で。 さあ、寝ようという時になって 私はあることに気が付いた。 「律、それどうしたんだ?」 「ああ、いーだろーこれ。抱き枕!なんか押し入れの奥の方で見つけたんだ!」 抱き枕…だと? おい、ちょっと待て。 私というものがありながら枕に浮気か?律! 「…へえ、いい物見つけたな」 「へっへーん!羨ましいかー?みおー」 「…羨ましいよ、律に抱きしめられる抱き枕が」 「え...
  • 短編106
    投稿日:2010/06/13(日) 22 31 49 道を歩くと聞こえてくる ため息と称賛 隣で君が胸をはる 自分が褒められたわけでもないのに あの頃君に言われた たった一つの言葉 それがわたしの全てを奪っていった 皆がわたしに言うのと同じ ただ簡潔な褒め言葉 皆がわたしに言うのと違う 初めて聞いた褒め言葉 幾百万の「綺麗」より たった一つでいい言葉 たった一つの良い言葉 最近言わなくなったねと 拗ねていじけてみせるけど まったくちっとも気づかない 鈍感すぎる君がいる もとより期待はしてないけれど かまってほしいわたしがいる 君と過ごす日々 ゆるい起伏とただ過ぎて行く時間 じゅうぶんしあわせだけれども たまには一言言ってほしい そうしたらまたさらに 君を好きになれそうだから 「澪ー」 「ん?」 「すき」 何度も言われ...
  • 短編139
    投稿日:2010/09/23(木) 04 13 31 気温も下がり、季節はすっかり秋。 暑かったあの夏も、すっかり過去の記憶の一ページとなった。 そして、気温が下がっているということは・・・あれができる、ということ 「みぃおー」 律は、ベッドに寝そべりながらこちらに向け甘い声を放つ 「ねえねえ、そろそろ・・・いい時期じゃんかあ」 「なにが言いたい?」 聞くまでもないけど、一応な。 「今日はお客用お布団、出さないぞー!って、こと・・・」 「ふーん、それは何でだ?」 焦らすのも結構疲れる 私も眠くなってきたし、そろそろ素直になっちゃうか。 溜息交じりに律の寝そべるベッドの淵に座ると、 待ってましたと言わんばかりに腰に抱きついてくる 「りつ、まだ早いんじゃないか?」 「いーの!明日は雨だからきっと寒いし、な!...
  • 短編166
    投稿日:2010/11/18(木) 01 03 05 「えへへ、みーお」  ごきげんな声で言いながら、律がころころとベッドの上を転がってくる。  素肌と素肌がぴたりと触れて、そのくすぐったさに思わず身をよじらせてしまった。 「なんだよ」 「ふふふ、実はさ、澪」 「なに?」 「私、澪のこと嫌いなんだぁ」  律は私の胸元にぐりぐりと頭を押し付けてきて、仔犬のように甘えてくる。  嫌い……ねえ。そんなニコニコして言ってたら説得力は皆無だ。 「酷いなあ。傷ついちゃったぞ、私」  ぎゅうっと律の細い体を抱きしめて髪の毛をくしゃくしゃに乱してやると、  腕の中の律がきゃあきゃあと子供のようにはしゃぐ。 「だってー、ベッドの中の澪こわいんだもん」 「……そ、それは、律が」  律が誘ってくるから……いろいろと抑えられなくなっちゃうんだろ。  そんな文句を返そう...
  • 短編100
    投稿日:2010/05/31(月) 08 17 14 -みお!どっか出かけようぜ-! …ったく、お前はノックというものを知らないのか? なんて悪態をつきながらも、毎度ながらの突然の訪問者を前にして私の頬は緩むばかりだ。 律がいきなり私の家にやってきたのがちょうど1時間前。 私たちは電車に揺られている。 特に行きたいとこが思いつかなかったので、とりあえず隣町のショッピングモールに行くことにしたのだ。 しかし、人が多い。 通学は徒歩である私たちにとって満員電車はつらい。 そしてそれは小柄なあいつにとっては、さらにつらいものだった。 「うおー吊り革の野郎、生意気な!」 さっきから必死で背伸びをしてる律がとてつもなく愛しい。 助けてあげたい、けどもうちょっと可愛いその姿を見ていたくて、自然とまた頬が緩む。 …ちょっと...
  • 短編137
    投稿日:2010/09/13(月) 17 31 37 「律、お昼にするか」 「そだなー。体育疲れたー」 いつものように教室の後方窓際で机をくっつけ、5人でお昼 各々がまったくタイプの違った昼食を用意する中、 こいつと私だけはまったく同じお弁当 「毎日悪いなみおー。」 「ったく、朝が忙しいったらない」 律の母親が友人との旅行で海外に行き、その間はお弁当が用意できない そこで朝に弱い律は、私にお弁当を作ってきてくとれ頼んできたのであった。 そんなの普通なら断ってついでに拳骨の一発も入れてやりたいところだが、 最近料理の練習として自分でお弁当を用意していた私にしたらある意味好都合な依頼だったわけで 快く引き受け、しばらくの間私が律のお弁当を用意することになったんだ。 「おおー、今日も入れてるなー!」 「律・・・いつも喜んでくれるから」 ...
  • 短編164
    投稿日:2010/11/16(火) 19 31 40 「ん…」 いけない、夢中になりすぎた。 だがしかし祭りはまだまだ中盤といったところ。 良い感じに盛り上がりを見せる祭の風景を遠目に確認した私は、浴衣の乱れを直しつつ澪を起こす。 「りつ…?」 「立てるか?ほら、浴衣ちゃんと着て」 「あ…うん」 まだ少し寝ぼけ気味の澪。 ところどころはだけた浴衣からは白い肌がのぞいている。 そしてそれを直す姿のなんと色っぽいことか。 しかしここで我慢しなければ今度こそ祭りは終わってしまう。 「変なとこないかな?」 やがて浴衣をしっかりと着直した澪が尋ねる。 うん、ばっちりだ。 「大丈夫。さ、行くぞ?」 「あ…律、手…」 「ん」 澪の手を引き、そのまま祭りの風景に溶け込んでゆく。 「さ、何する?」 「律がしたいので...
  • 短編203
    「ひゃんっ」  律は悲鳴までが可愛らしい。 けれども、それは助けを求めるサインでもある。 だから私は浸る事をすぐに止め、視線を律へと向ける。  そこで展開される光景に、私も危うく悲鳴を漏らしそうになる。 いちごに胸を揉まれて頬を赤らめる律、 その情景を視界に納めつつも自制の念を働かせる事は容易ではない。 「な、何すんだよー。くすぐったいじゃんかー」 「律、私をジュリエットに推薦しようとしたでしょ? そのお返し。 あ、後ね、お姫様みたいって言ったでしょ? そのお礼も込めて」  容易ではないが、必死の努力で理性を働かせて衝動的な感情を抑えこむ。 そして努めて冷静な口調で、いちごに止めるよう促した。 口調だけでもクールダウンさせないと、 衝動が理性を突き破って嫉みのまま行動しかねない。 「あの……律、小さくて気にしてるからあんま触らないであげてというか……」  ...
  • 短編129
    投稿日:2010/08/12(木) 12 31 25 ――私は見慣れた場所に立っていた。 ここは体育館のステージ裏。 目の前にはセットされたベースやドラムが見える。 そうだ、もうすぐライブなんだ。 私はもう一度鏡を見て全体をセットし、気合を入れた。 ――今回は高校生活最後の学園祭でのライブだから、絶対に逃げない。 そのとき、突然。 律「澪」 後ろから名前を呼ばれた。 私を呼んでいるのは律だとすぐに分かったけれど、いつもとは何だか違う。 怒っているようにも、落ち着いているようにも聞こえた。 澪「何?」 律「澪は、今日からもう軽音部に来なくていいから。 ライブも、ベースはさわちゃんにやってもらうから、帰っていいよ」 律はペットボトルの水を飲みながら、冷静にそう言った。 澪「……はあ!? 何言ってるんだ!大体さわ子先生はベースできないだろ?」...
  • 澪×律 6 まとめ1
    澪×律 5 まとめ2|澪×律 6|澪×律 6 まとめ2   以下は、http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1264041263/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 6 1 :名無しさん@お腹いっぱい。  2010/01/21(木) 11 34 23 けいおん!の澪しゃんとりっちゃんのラブラブっぷりを応援するスレ   8 :名無しさん@お腹いっぱい。  2010/01/21(木) 21 26 09 ここ・・・どこだっけ短編77 「あと、 1・・・乙!」   66 :名無しさん@お腹いっぱい。  2010/01/24(日) 18 10 15 唯「『静かな湖畔』の替え歌を考えてみました!」 律「なんか、嫌な予感がするけど言ってみ、唯」 唯「しーずかな音楽室の椅子の影から りっちゃんと澪ちゃんの声がする〜」 澪「ストップ、唯。そ...
  • 澪×律 3 まとめ1
    澪×律 2 まとめ3|澪×律 3|澪×律 3 まとめ2   以下は、http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1257957414/から引用   【けいおん!】澪×律スレ 3 1 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/11/12(木) 01 36 54 けいおん!のデンジャラスクィーンと幸せ運ぶみんなのアイドルのラブラブっぷりを応援するスレ   6 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/11/12(木) 03 50 32 目の前には両手の自由を奪われた律が澄まし顔で寝ころんでいた短編1 前スレ 1000のリクエストだ。微妙に違う気がするけど ヤッてるところはさ……ほら、全年齢板だから…… お目汚し失礼した   11 :名無しさん@お腹いっぱい。  2009/11/12(木) 07 47 37 1 乙 澪って良いことが...
  • 澪×律 別荘地 29
    トップページ 題 1行目 29 大学の帰り道。 タオルケット 夏にしては涼しい夜。 深夜電力 「んん…」 フラッシュバック、夏。 18時、いつもの場所。 理由のワケ 「律…」 夏の日 木漏れ日が心地良い、夏の日。 SS231 「律って、私のこと好きだよな」 相席 「あぢぃ~‥」 おめでとう 今日は、8月20日。 SS232 8月21日。今日は私の誕生日。 短編217 8月21日。 トップページ
  • 短編7
    今日は一人。一人で寝る。いや、なにを当たり前のことをって思うかもしれないけど、久々なんだ 実は、先週からずっと律の家か私の家でお泊まりだったんだよね。 同棲でもしてないと、結構仲のいいカップルでもここまでは泊まらないんじゃないかな。 私達、実は凄く親密なのかもしれない。今更だけどね…… でもね、こうやって目をつむると……浮かぶのは律の顔。 毎日見てるから、数え切れもしない何千、何万っていう律の顔がインプットされてるんだ。 目をつむってこれだけ律の顔思い浮かべちゃうんじゃ、一人で寝てるって気分でもなくて、 結局は律と添い寝してるみたいに思えちゃう。 律も、今は私の顔、思い浮かべてくれているのかな……… ダメだ、眠れない。寂しいっていうと違うかもしれないけど 律がいないことでかえって律しか見えなくなる。どうしよう、歌詞でも書こうかな 明日は、またお泊まり...
  • 短編6
    ひとしきり泣いた後寝てしまった。 起きたら首に違和感がある。 これは首輪か? 首輪らしきものから伸びる紐はベッドにしっかりと結ばれていた。 「律起きたか?」 「澪・・・・これは何だよ?」 「律が犬みたいだなぁって思ってつけてみた」 こいつは何を言ってるんだ? 澪が近付いてくる。 頬を撫でられた。 くすぐったい。 「今日から律は私だけの飼い犬だから」 妖艶な笑みを浮かべそんな事を言ってくる澪。 あれ? これは異常だよな? なのに何でだろ・・・・ この束縛が心地良い。 「イヤ・・・か?」 何も言わない私を見て澪はそう言った。 「イヤじゃない」 咄嗟に口から出た。 途端に澪に抱き締められた。 名前 ...
  • 短編1
    目の前には両手の自由を奪われた律が澄まし顔で寝ころんでいた なにがどうなってこうなったかというのは衝動が原因としか言いようがない 私のベッドの上に当たり前のように寝ころんでいた律の腕を、 なにを思ったか、私がそのへんに置いてあったタオルで縛ったというだけのこと 最初のうちは律も多少焦っていたようだが、私の表情を見て何かを悟ったのか、急に落ち着きを取り戻した 「…んで澪、なんかするの?」 「………少しは怖がらないのか」 「別に……知らない奴にやられたってんなら怖いけどさ、澪じゃん」 そうだ。律は私には所詮大したことは出来ないと高をくくっている 実際そうだから腹が立つ。 腕を縛り終えた頃にはもう私の衝動は半分消えていて、今の状態を自問自答していた。 ここで意地を見せないと……律にいつも攻められっぱなしでは私だって気が済まない 私は乱暴な手つきで律の胸を鷲掴みにした 「...
  • 短編4
    部活も終わり、今は帰ってる途中。 少し離れたところから唯とムギと梓の背を見て澪と歩いている。 こうやって五人で過ごす時間はとても好きだ。 澪を見ると前の三人のやりとりを幸せそうに見ている。 澪もきっと同じ気持ちなんだろう。 そんな澪の手を握る。 驚いたようにこっちを見る澪。 「おっ、おい!見られちゃうだろ」 そんな事を言ってくる澪にお得意の満面の笑みで返す。 「だーいじょーぶだって。手繋いでるぐらいで私達が付き合ってるなんて思わないよ」 頬を真っ赤に染めた澪が可愛くて握っていた手にギュッと力を込める。 すると澪もやめさせるのを諦めたのか握り返してくれる。 些細な事だけど、それがすごく嬉しくて澪が隣に居てくれればいつだって私は幸せなんだ。 五人で居るのも好きだけど、今だけは誰も知らない二人だけの時間。 私と澪だけの秘密。 ...
  • 短編2
    ああ、今何時?朝……ではないかな。喉がかわいて一度起きて水を飲みに行ったのが10時半くらい そのあとも眠気が収まらなくて、またベッドに倒れ込んで……もうお昼……下手したら夕方かな 昨日歌詞書いてたら止まらなくなっちゃってなあ。夜更かしは美容に悪い いい加減起きよう……あれ、体が重い……寝過ぎたせいかな。 いや、そんなんじゃなくてこれは物理的重さ。何かにのしかかられてるような……あ。 「あぅ……むにゃ……澪ぉ」 律……あれ、夢じゃなかったんだ。律が部屋に入ってきて、私に馬乗りしながらなんか話してたの それなのにずっと寝ちゃって……悪いことしたなあ。起き……だめだ重い 「ううぅ……えいっ!」 私が力任せに起きようとすると、うまい具合に律の体が回転し、そのまま床に背中から落下した 「あっ!ご、ごめん!り……律?」 子供のような寝顔はそのまま、少し眉をしかめただけ。 「……...
  • 短編9
    今日は体育祭。目立つのは嫌なのにアンカーに抜擢されてしまった。 だからって手を抜こうとは思わない。 それに絶対負けたくない奴がいるから。 「澪〜今日は絶対負けないからな」 「私だって負ける気はないぞ」 そんな事を話していると出番が近付いてきた。 1組と2組が僅差で走ってくる。 バトンを落とさず受け取れるか心配だったが無事受け取り瞬時に全力に切り替える。 視界の端には律の姿。 コーナーに入るとこで少し抜かされた。 速度を上げ走る。 律も負けじと速度を上げる。 幼馴染だからって手加減はしないぞ。 私は律を抜かしにかかる。 あと半周でゴールだ。 律を追い越す事に成功した。 だが、ここで気を抜くとすぐに抜かされる。 重くなりつつある足を懸命に前に出す。 もうすぐでゴールだ。 そう思った刹那、後ろからズザザーと物凄い音と観衆からの悲鳴が聞こえた。 ...
  • 雑談版
    名前 コメント けいおん!を好きになってよかった。 -- ゴジラ (2012-01-17 19 13 38) 更新いつもありがとうございます!! -- 名無しさん (2011-12-16 00 43 08) 管理人さんいつもお疲れさまですm(_ _)m -- 名無しさん (2011-12-07 00 24...
  • 短編8
    「おーいみんなもうすぐ年明けだぞ〜。…って寝てるし!!」 「ちょ…肝心な時に寝てどうすんだよ!?」 「あ…年明けた」 ってな具合にカウントダウンはグダグダに終わってしまった。 まっ、いっか。みんな気持ちよさそうに寝てるし。 澪も私もまだ眠くなかったから炬燵に入り、しばらくは今年の豊富や宿題の話など他愛ない話をして過ごした。 「あっ、忘れてた」 「何を?」 「明けましておめでとう。今年もよろしく律」 そうだった。何となく明けてしまったから言うのを忘れてた。 「こちらこそよろしくな澪」 軽音部のみんなで交わすはずだった挨拶を先に澪と二人で交わした。 何だかおかしくて二人で笑いあった。 「ふわぁ。そろそろ寝るか」 「そうだな」 私達は向かい合って横になった。 澪が私の顔を見てクスリと笑う。 「なんだよー」 「いや、律の顔見て寝たらいい夢見...
  • 澪×律 別荘地 19
    トップページ 澪×律 別荘地 19 SS一覧 澪×律 別荘地 19 まとめ1 澪×律 別荘地 19 まとめ2 澪×律 別荘地 19 まとめ3 題 1行目 SS136 「……澪?」 SS137 ふと、思い出した 短編165 「嫌い!!」 短編166 「えへへ、みーお」 短編167 「りつ……?」 SS138 澪とケンカをしてしまった。きっかけは私。 SS139 澪(人を素直にさせる薬、か…) 19-178 澪の嫉妬は凄い。 短編168 「やめろっ……もう自分で書く!」 短編169 唯の家の隣のおばあさんから、また町内会の演芸会のお誘いがあったらしい。 短編170 私が律の部屋で雑誌を読んでいると、持ってきたお茶を机に置き 短編171 私は澪のベースが好きだ。 SS140 私はヒモりっちゃん SS141 『今日は11月22日! いい夫婦の日でーす!』 短編172 11月2...
  • ジャンル別19
    お祭り 短編163 短編164 SS135 SS136 嫌い SS137 短編165 短編166 澪・律が悪いんだからな 短編167 短編174 11月22日(いい夫婦の日) 短編170 短編171 SS140 SS141 短編172 短編173 SS142 SS143 SS144 短編175
  • 澪×律 5
    トップページ 澪×律 5 SS一覧 澪×律 5 まとめ1 澪×律 5 まとめ2 題 1行目 SS35 今日は少しだけ風が強い。 短編56 修学旅行!やっぱり学生としては外せない行事だな! 歌詞 律「えっ、ないっ?」 SS36 律「さみー!!」 5-250 律「ああ〜、ひっく、小銭が、ひっく、足りな、ひっく、い」ヂャラヂャラ 短編57 窓の外からは、ちゅんちゅんと鳴く小鳥の声と、バイクの音が聞こえた 短編58 「みお~お腹減ったぁ」 SS37 茹だるような暑さの夏の日―― SS38 澪の部屋。サンタの服装に着替えてスタンバイ。 短編59 私はいま、運命の出会いをしてしまった。 SS39 「律!」 SS40 軽音部の皆とのクリスマスパーティを終え、私と律は二次会と称し 短編60 ちゅんちゅんと小鳥の囀りで目を覚ます。 短編61 私は、澪の音が好き。 SS41 「うぅ、寒...
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