アットウィキロゴ
298 :名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 04:10:01.10 0

20某年某月某日。
日本武道館。
モーニング娘。生田衣梨奈卒業コンサート
~衣梨奈が大好き大好き世界一大好き~

卒業セレモニーが始まり、会場一面が黄緑色に変わる。
風に吹かれた草原のように爽やかで優しい光に包まれる。

ステージにただ一人。
生田がメンバーへ、家族へ、友達へ、スタッフへ、ファンへ、感謝の気持ちを告げる。
そして最後を締め括るのはやはりこの人。
会場にいる誰もが言うだろうと想像していた“新垣里沙”。
「もうバレバレっちゃろうけど、やっぱり衣梨奈がモーニング娘。として今日まで来られたのは新垣さんがいたからやけん」
ここ数年、生田は新垣の話をしていなかった。
もちろん卒業が決まり様々なメディアからインタビューを受ける際に名前が出ることはある。
しかし大変お世話になった先輩という話しかしなかった。
それでも誰しもが疑いもしなかった。
生田は今でも新垣が大好きだと。

「最初はココが好きココが憧れる、格好いい可愛いって、いくらでも言えたのに。その内好きすぎて、何が好きなのか分からなくなって」
ゲストルームを一点に見つめて語る生田。
おそらく新垣がそこにいるのだろう。
「新垣さんが好きで好きでどうしようもなく好きで……う~ん、やっぱり上手く言えんちゃ。言葉の代わりに歌います!」
その言葉に会場全体がざわめいたのは後々まで語り草になった。

299 :名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 04:11:12.74 0

「先輩!」
馴染みのギターが流れる。
このツアーが初参加になる新人4人が歌った、本日2度目となる『好きな先輩』。
まだ若干不安は拭えないものの、加入当時に比べたら格段に“マシ”になった生田が一人で歌い踊る。
その姿に涙する古参と普通のことと思う新規ファン。
時代はそれぞれ、頑張っている姿を見ているのに代わりはない。

『先輩!』
「はぁ~い」
『えっ!?!?』
1番が終わり間奏の台詞に合わせて舞台奥から新垣が登場した。
驚いて振り向く生田。
ゲストルームと新垣とを何度も見比べて、現実を認識すると膝から崩れ落ちる。
「なぁにやってんの!ホラ2番、2番っ」
その言葉にすぐに立ち上がり、新垣と一緒に歌い出す生田の顔は涙でグシャグシャだった。

『がんばります!先輩!』

曲が終わり新垣が生田に語りかける。
「生田ぁー、頑張ったじゃん!すごいよ」
あれだけ泣き崩れていた生田が、泣き声で詰まることなく最後まで歌い切った。


300 :名無し募集中。。。:2012/07/22(日) 04:12:23.36 0

「今日の衣梨奈、美人ですか?」
「うん、キレイだよ」
「色っぽいスか?」
「なかなかイイよぉ~」

「元気ですか?」
「もっともっとイケるでしょ!」
「なまってるっちゃ?」
「か~な~り~。あはは、生田の訛り好きよ」

「まっすぐに打ち明けても平気ですか?」
「い~よ~。ドーンと来なさ~い」
腕を広げて待つ新垣の姿を見た会場全体が、生田が新垣の元へ泣きながら抱き付きに行く姿を想像した。
新垣自身もその予定だったろう。
しかし生田は一歩一歩、ゆっくりと新垣に近付き、肩に両手を置いてまっすぐに新垣を見つめた。
これでは声が拾えないと新垣が自分のマイクを生田に差し出したその時、生田は待っていました!とばかりに口を開いた。

「絶対幸せにするっちゃん。新垣さん、衣梨奈と結婚して下さい!」




こんなサプライズなプロポーズどおよ?
使っていいんだぜぇ~ナマタぁ~

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年09月01日 14:20