カオール

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 カオール(Cahors)はフランス、ロット県の県庁所在地。ロット川の蛇行部に発達した都市で、古称はカドゥルクム(Cadurcum)。13世紀以降、商業と金融で大きく繁栄し、国際的にもその名を知られた。  14世紀の石橋であるヴァラントレ橋、アキテーヌ地方最古のドーム式教会とされるサン=テチエンヌ大聖堂などの文化財が残る。19世紀には著名な政治家レオン・ガンベッタを輩出した((以上は『コンサイス外国地名事典』第3版、『ミシュラン・グリーンガイド フランス』による。))。 *ノストラダムス関連  1590年に[[1590年カオール版>ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ルソー、1590年)]]の『予言集』が刊行されている。出版史に造詣の深い[[宮下志朗]]はこれについて、「出版後進都市カオールでノストラダムスが印刷されたことは、フランス南部におけるブームを象徴するのか」((『ノストラダムスとルネサンス』岩波書店、p.129))とコメントした。  [[百詩篇集]]では[[百詩篇第4巻44番]]と[[百詩篇第7巻12番]]に登場する。 ---- #comment
 &bold(){カオール}(Cahors)はフランス、ロット県の県庁所在地。ロット川の蛇行部に発達した都市で、古称はカドゥルクム(Cadurcum)。13世紀以降、商業と金融で大きく繁栄し、国際的にもその名を知られた。  14世紀の石橋であるヴァラントレ橋、アキテーヌ地方最古のドーム式教会とされるサン=テチエンヌ大聖堂などの文化財が残る。19世紀には著名な政治家レオン・ガンベッタを輩出した((以上は『コンサイス外国地名事典』第3版、『ミシュラン・グリーンガイド フランス』による。))。 *ノストラダムス関連  1590年に[[1590年カオール版>ミシェル・ノストラダムス師の予言集 (ジャック・ルソー、1590年)]]の『予言集』が刊行されている。出版史に造詣の深い[[宮下志朗]]はこれについて、「出版後進都市カオールでノストラダムスが印刷されたことは、フランス南部におけるブームを象徴するのか」((『ノストラダムスとルネサンス』岩波書店、p.129))とコメントした。  [[百詩篇集]]では[[百詩篇第4巻44番]]と[[百詩篇第7巻12番]]に登場する。 ---- #comment

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