【共通ハンドアウト】
魔剣を製造し、自然とともに生きる四季豊かな国「
ギルツ」
魔動機による豊かな文明と軍事力を誇る極寒の国「
アルマキナ」
新たな魔術を興し、魔動都市と手を組んだ「
ルミナス皇国」
手を組んだ3国ですが、しかしそれは表向きのこと。
共闘関係にあるはずの3国ですが、実際にはいつ戦争が起きても不思議ではありません。
それを見かねた、それぞれの国の穏健派を代表する者たちは、
新規参入したオーヴェルセリネの若い建国の王の助言により、
秘密の議会を設け、話し合い、やがてひとつの答えにたどり着きました。
「古来よりこの地を守ってきた剣の神に、すべてを委ねよう」
つまり、どの国がこの地における「シュバル」であり、誰が「シュメラグ」なのかを、
剣の神の託宣によって決めよう、というものでした。
そして、どこにいるかわからない神を探し出し、託宣を聞き、それを持ち帰る、
大事な使命を請け負う者を、それぞれの国から選出することにしました。
また、オーヴェルセリネからは3国の代表者がよからぬ動きをしないよう、
中立な監視役として1名が選出されることになりました。
こうして集う7名を、「トリムルティ」という実行部隊(パーティ)とし、
神を探し託宣を持ち帰る使命を与えることにしました。
しかし、これはあくまで、それぞれの国の穏健派の代表が勝手に勧めたこと。
ワルン地方に根深く続く問題を平和的に解決しようという趣向ではありますが、
それが露見してしまっては、どんな国際問題に発展するかわかりません。
また、オーヴェルセリネは新参であり、中立の立場を取るとしていますが、
事実上ルミナスと共闘関係にあると言えます。
(両者は優秀な冒険者を育てる「魔動院」というシステムを考え、交流しています)
そのため、「トリムルティ」は秘密の、表向きは「実在しない」部隊とし、国からの援助を一切与えない、としました。
表向きは混成の冒険者集団として活動することを義務付けられます。
最終更新:2013年01月08日 17:30