【ルミナス皇国】
かつて、
アルマキナの体制に首を傾げ、より良き変革をもたらそうとしたが、思想犯とされて処刑された“負けた英雄”がいました。
彼の遺志を継ぐ者たちは国を離れ、また、離れる際に“送魔塔”に関する研究試料と成果を全て持ち出し、
滅びたダーラカの遺跡を修復し、新たな国を建てました。それが、“ルミナス皇国”です。
その名は、“負けた英雄”と称される革命者、“ルミナシオス・ロードエンド”から名づけられました。
皇都内に“剣の結晶”をマナへと変換する巨大な“魔導炉”を有し、国土内に多数建てられた“送魔塔”によってマナを供給し、“不浄の地”や“無垢の地”における
魔法の行使を十分に可能としたことで、そうした土地での蛮族軍の排除に力を入れています。
また、送魔塔から供給されるマナを用いる新たな魔法“結晶魔術”により、その成長速度は他国をはるかに凌駕しています。
さらにそれを助長するように、エイギア地方からの来訪者、“魔動都市オーヴェルセリネ”との協力関係が、“シュバル”への道を開いたと言っても過言で失くしました。
しかしギルツ・アルマキナと三国同盟を敷くことで自らのみが“シュバル”となることを良しとせず、
かつてこの地を平定した神の思想を最もよく理解し、三国がよりよい関係で繋がれることを夢見ています。
もともと魔動技師の豊富な国柄やオーヴェルセリネと協力関係を結んだことでより一層魔動の研究が盛んになり、
また、オーヴェルセリネにおける優れた冒険者の養成学校である“魔動院”の姉妹校が建てられました。
最終更新:2012年05月30日 05:19