【ラザラーグ銃剣舞闘】
ワルン地方は魔動都市オーヴェルセリネを建国した英雄、ディオスクリ・ラザラーグにより考案された武術です。
“剣舞帝”の二つ名を象徴する、舞うような剣技に銃撃を取り入れたのがこの流派の始まりです。
この流派の大きな特徴は舞うように動くことで相手を翻弄し、虚を衝きながら剣と銃との連続攻撃を繰り出すことです。
この流派に伝わる秘伝は、通称「銃剣」と呼ばれる、剣と銃とが一体となった、あるいは、剣と銃とに形態を変えることの出来る武器が必須です。
流派装備は全て、「銃剣」の一種です。また、「ブラジガン」も例外的に「銃剣」の一種であるとします。
かつては《二刀流》を極めたディオスクリですが、かの魔動都市が墜ちる際に片腕を失っており、《両手利き》を持たない者でも有用に使えますが、
やはり《両手利き》を持つ者が扱ってこそ、その真価を発揮する秘伝と言えるでしょう。
流派装備
ラザラーグ流銃剣舞闘術用の武器として、
<ブレイズブレイド><パンツァーエッジ><ヴァナディース>が開発されています。
秘伝
≪初(そめ)の舞・双天烈破≫
必要名誉点:20 対応特技:≪マルチアクション≫ 前提:なし 装備限定:「銃剣」
概要:近接攻撃と射撃で2回(4回)攻撃、ダメージ1/2、対象の行動判定の達成値-1(-4まで累積)
効果:装備した「銃剣」で連続して近接攻撃と射撃攻撃を行います。
この時、近接攻撃に
ファイター技能かフェンサー技能・
グラップラー技能・
バヨネット技能を、
射撃攻撃に
シューター技能・バヨネット技能を用いてそれぞれ命中判定を行います。
キャラクターが≪両手利き≫を習得し、両手にそれぞれ「銃剣」を装備する場合、攻撃回数は倍となります。
さらに≪双撃≫を習得している場合、近接攻撃と射撃攻撃では、異なる対象を攻撃することも可能です
(ただし乱戦エリアの外に対しては攻撃できません)。
この秘伝では銃と剣それぞれの形態で威嚇するように攻撃することで、対象の行動を著しく妨害します。
武器の算出ダメージは自動的に半分(端数切り上げ)になりますが、攻撃が命中した対象は1ラウンドの間、
行動判定に-1のペナルティ修正を受けます。このボーナスは対象一体につき-4まで累積します。
≪継(つぎ)の舞・流星群≫
必要名誉点:20 対応特技:≪マルチアクション≫ 前提:≪初(そめ)の舞・双天烈破≫ 装備限定:「銃剣」
概要:近接攻撃と射撃で2回(4回)攻撃、同じ対象に攻撃する場合、命中力-(攻撃回数)
効果:装備した「銃剣」の、剣と銃とでそれぞれ近接攻撃と射撃攻撃を行います。
この時、近接攻撃にファイター技能かフェンサー技能・グラップラー技能・バヨネット技能を、
射撃攻撃にシューター技能・バヨネット技能を用いてそれぞれ命中判定を行います。
キャラクターが≪両手利き≫を習得し、両手にそれぞれ「銃剣」を装備する場合、攻撃回数が倍になります。
さらに≪双撃≫を習得している場合、全ての攻撃において別の対象(最大4体)に攻撃を行うことが出来ます。
ただし、同じ対象に攻撃を重ねる場合、攻撃を行う回数だけ命中力判定にペナルティを受けます。
(攻撃回数が1回の場合、命中力へのペナルティ修正はありません)
≪終(つい)の舞・星千一夜≫
必要名誉点:30 対応特技:≪マルチアクション≫ 前提:≪継(つぎ)の舞・流星群≫ 装備限定:近接武器および射撃武器
概要:近接攻撃と射撃と魔法行使の3回(5回)攻撃、C値-1、回避力-2(-4)
効果:この秘伝は舞うように強烈な連続攻撃を見舞います。
キャラクターはこの秘伝を使用した場合、装備した「銃剣」の、剣と銃とでそれぞれ近接攻撃と射撃攻撃、そして魔法の行使を行えます。
この時、近接攻撃にファイター技能かフェンサー技能・グラップラー技能・バヨネット技能を、
射撃攻撃にシューター技能・バヨネット技能を用いてそれぞれ命中判定を行います。
ただし、近接攻撃・射撃攻撃・魔法の行使の対象は、全て同一である必要があります。
キャラクターが≪両手利き≫を習得し、両手にそれぞれ「銃剣」を装備する場合、攻撃回数と下記ペナルティが倍になります。
この秘伝を使用した場合、次の手番の開始時までキャラクターの回避力は-2(≪両手利き≫の場合、-4)されます。
最終更新:2013年01月06日 05:49