scene10~研究データ~
シーンプレイヤー:PC3「阿傍 彩河」
GM:続いては『永見 孝三の研究について』の情報が開示された事で発生するシーンです!
GM:ここのシーンプレイヤーはPC3!登場判定どうぞ!
彩河:1d10 DoubleCross : (1D10) > 2
彩河:[ 阿傍 彩河 ] 侵蝕率 : 63 → 65
PL3:体感だとシーン登場いっぱいしてるのに全然増えないな。
PL1:ワイもさっきのシーンでやっと60やしな。
GM:PC1が医務室で昴といちゃついていた頃、PC3は『永見 孝三の研究について』調べようと言うところから描写していきます。
同時刻、N市UGN支部長室
GM:PC3は『永見 孝三の研究について』の情報を得るべく、支部長専用の情報端末の前にいる。
彩河:「さて…あの人は一体何をやったんだろうか。」
彩河:慣れた手付きで情報端末を操作し、『永見 孝三の研究』を検索する。
PL3:一人で延々と調べ物するだけだからRP難しい…。研究以外で知りたいことあります?
PL1:昴のスリーサイズ。
PL2:調べてそれが出てくるのは父親として如何なものなのか…。
PL1:そう言う研究者もいるよね。
GM:検索結果にはいくつかのデータが表示され、それらしいデータを発見するのにもそう時間は掛からなかった。
GM:研究データそのものには支部長権限で閲覧可能のようだが、いざアクセスしてみると、ファイルにはロックが掛かっているようだ。
パスワードを入力してください。
彩河:「パスワードか…。」
彩河:「さっき大家くんから送られてきたメモ…つまりはそういうことだね?」
彩河:「『P・l・e・i・a・d・e・s』、…と。」
パスワードが認証されました。
彩河:速やかにファイルを開き、内容を確認する。
GM:ファイルの内容は以下の通りですね。
※永見 孝三の研究データ
xxxx年xx月xx日(三年前の襲撃から数カ月後)
死んだ昴を蘇らせるためにレネゲイドウィルスを研究してきたが、完全に行き詰ってしまった。
xxxx年xx月xx日(別の日)
研究中に異常発生。あれはいったいなんだ?あんなものが存在しうるのか?レネゲイドウィルスが知性を持つなど…。
xxxx年xx月xx日(また別の日)
どうやらレネゲイドウィルスそのものが知性をもつことはあり得るらしい。
それはレネゲイドビーイングと呼ばれる新たな種だと言う話を、知人から聞くことができた。
xxxx年xx月xx日(またまた別の日)
さらに『彼女』と意思疎通に成功。
『彼女』はどうやら、ほかの生物の記憶やレネゲイドを取り込み、それに擬態する能力を持つようだ。
あの力を使えば、『新たな昴』を生み出すことができるかもしれない。
xxxx年xx月xx日(比較的最近の日付)
『彼女』から『新たな昴』を生み出す計画について同意を得る。
私は『昴』を、『彼女』は『確固たる自我』を欲し、利害関係は一致している。
そのため、お互いの利益のために協力関係を結ぶことができた。
xxxx年xx月xx日(つい先日)
FHが彼女の存在に気づいていたようだ。
私の力では到底彼女を守り切れないため、計画を前倒しすることにする。
彼女をあの時の彼…、大家 好信君の下へ向かわせることにする。
PL1:『あのときの彼』にしか頼れない人脈よ。
PL3:まあ半分世捨て人状態でしょうし。
PL2:そりゃ(娘亡くしたら)そう(なる)よ。
PL5:人格や記憶のコピーはしたけどそのコピー元がちょっと古かった感じですかね?
PL4:一部の記憶がないのは考三の記憶から作られたから…かな?
PL4:本人の記憶なら正確に覚えてるはずやし。
PL1:そうなるわね。
PL1:だからこいつ自身を肯定してやらんとな。
PL2:確かに本人が知ったら暴走しかねんわな。
PL3:今の昴は永見 孝三にとっての『永見 昴』なんでしょうね。
PL5:あー、これはPL4の説がかなり核心をついていそうですね(自説消滅)
PL1:道は示しといたからどう動くかね。
PL4:量産出来たらSFみたいに同じ顔の兵士が量産できるんか、楽しそう。
彩河:「なるほど…。今の彼女はレゲネイドビーイング…。」
彩河:「確かに、永見 昴としては所々記憶や言動が怪しかったし、薄々は別の何かだとは感じていたけど…。」
彩河:「既存の人格のコピーを作るなんて初めて見る事例だ。」
彩河:「つまりこれがFHに渡るとあの面倒なのが大量に出てくるわけか…。」
彩河:「…。」
彩河:「いや待てよこの技術を使えば仕事が楽になるのでは…!?」
彩河:「…。」
彩河:「いや、やめておこう。毎日同じ職場で同じ顔を突き合わせるなんてこっちが嫌になる。」
彩河:必要な情報だけをダウンロードして端末を閉じる。
GM:コンコンコン
GM:端末を閉じて間もなく、支部長室の扉がノックされる。
彩河:「(報告かな?)」
彩河:「はーい!どうぞー。」
UGN連絡員2:「失礼します。『バンダースナッチ』について、現在データベースに存在する全ての情報をまとめた資料をお持ちしました。」
彩河:「ありがとう。ここに置いておいてくれ。」
UGN連絡員2:「承知致しました。引き続き情報収集を進めます。」
UGN連絡員2:資料を置き、一礼すると速やかに退室する。
彩河:「どれどれ、真新しい情報は…っと。」
彩河:資料を手に取り確認していく。
GM:コンコンコン
GM:資料を読み始めるタイミングで、再び支部長室の扉がノックされる。
彩河:「(今度はなんだろう?)」
彩河:「はーい!どうぞー。」
UGN連絡員1:「失礼します。永見 孝三について、彼の周辺の人間関係についてまとめた資料をお持ちしました。」
彩河:「ありがとう。ここに置いておいてくれ。」
UGN連絡員1:「承知致しました。引き続き情報収集を進めます。」
UGN連絡員1:資料を置き、一礼すると速やかに退室する。
彩河:「やっぱりこれだけ事が大きくなると報告も増えるねえ…。」
彩河:先程の資料を再び手に取る。
GM:コンコンコン
GM:また資料を読み始めるタイミングで、支部長室の扉がノックされる。
彩河:「(まったく…忙しないなあ。)」
彩河:「はーい!どうぞー。」
UGN連絡員3:「失礼します。保護中の永見 昴の健康状態の診断結果をお持ちしました。」
彩河:「ありがとう。ここに置いておいてくれ。」
UGN連絡員3:「承知致しました。引き続き監視と護衛を進めます。」
UGN連絡員3:資料を置き、一礼すると速やかに退室する。
彩河:「はぁ…、これだけ資料が積まれてるとだんだん読む気が…。」
彩河:資料を一旦置き、並んだ書類の山にため息を漏らす。
GM:コンコンコン
GM:資料を読み始めるタイミングで、再び支部長室の扉がノックされる。
彩河:「(うわっ、まだあるのかあ…。)」
彩河:「はーい!どうぞー!」
UGN連絡員4:「失礼しま…。」
彩河:「あのさぁ。悪いんだけど…。ちょっと報告の頻度を…。」
UGN連絡員4:「報告?いえ、今夜の食堂の献立ですが…。」
彩河:「あっ、それは見せて。」
彩河:食い気味にメニューを受け取る。
彩河:「(トルコライスは…ないか…。)」
彩河:「ええっと…、B定食で。」
UGN連絡員4:「承知致しました。夕食は支部長室に届けさせますね。」
UGN連絡員4:メニューを受け取り、一礼すると速やかに退室する。
GM:コンコンコン
GM:資料を読み始めるタイミングで、再び支部長室の扉がノックされる。
彩河:「(…、やっぱりあの技術の研究、進めるべきかなぁ…。)」
彩河:「はーい!どうぞー。」
GM:と、こんな感じでPC3が資料の山と格闘するところでシーンエンドです。
GM:結構な情報量が出たシーンやったね。
PL1:おんなじ顔やなあ…。
PL4:すでに量産化は済んでいたか…。
PL2:???「わたしは誰だ…、ここはどこだ…、誰が生めと頼んだ!誰が造ってくれと願った!!」
PL1:煽りカスのオリジナルに発狂させられそう。
GM:こんな感じで情報が揃ったところで、次回はまた奴がやってきまーす。
NPC紹介⑤UGN連絡員
「失礼します。」
コードネーム:いろいろ
シンドローム:いろいろ
年齢:いろいろ
性別:いろいろ
身長:いろいろ
体重:いろいろ
血液型:いろいろ
星座:いろいろ
カヴァー/ワークス:UGNエージェント/UGNエージェント
UGN連絡員1:永見 孝三関係の担当者。
UGN連絡員2:『バンダースナッチ』関係の担当者。
UGN連絡員3:永見 昴の担当者。
UGN連絡員4:N市UGN支部食堂の献立担当者。
全員別人…のはずである。
最終更新:2020年11月14日 17:27