ダブルクロス The 3rd EDITON リプレイ『Truth or Fiction』

ダブルクロス The 3rd EDITON リプレイ『Truth or Fiction』

はじめに


このページは、おんJゲーム部(*^◯^*)「TRPGをやるんだ!」で開催された「ダブルクロス The 3rd EDITON」のセッションをもとに、オンラインセッションツール「ココフォリア」のログを編集して作成されたリプレイです。
実際のログから一部文章が再構成されていますがご了承ください。
特にエフェクトや蘇生等の演出は編集中に各PLと相談して、大幅な加筆が行われています。
ダブルクロスをやってみて楽しかった筆者が、偉大なる先人の二番煎じで何となく作ろうと思ったので、初心者や未経験者の方はぜひこちらを読んでいってください。
また、このリプレイはなるべくプレイ時のログを拾いつつ読み物として書いておりますので、システム的な説明は入ったり入らなかったりします。

+ ダブルクロスとはどんなTRPGなのか?
『ダブルクロス』の舞台は、一見我々の住む現代世界と同じように見える近未来。
人々は学業や仕事に努め、友人や恋人との時間を過ごし、世界情勢を遠くに感じながら、日々の暮らしを営んでいる。

 しかし、そんな日常の裏には秘密が隠されていた。

レネゲイドと呼ばれる特殊なウィルス。そのウィルスに感染することで超常能力を得てオーヴァードと呼ばれる存在になってしまった人々。
彼らによる事件は日増しに増大し、各国政府はひとつの組織の提唱により、レネゲイドに関する情報を封鎖・秘匿した。
 キミはその中でレネゲイドの真実を知ってしまったひとりとして、日常の裏側を歩いてゆくことになる。
 かろうじて保たれている日常を護るために、超常の力を使って戦う。人としての理性を削ることになっても、それでも護りたいもののために──。
 (公式ホームページより引用)

F.E.A.R社からリリースされた現代ファンタジーTRPG。
簡潔に説明すると、「未知のウィルスの影響で超人となったキャラクターが、自分や誰かの日常を守るために非日常の力を駆使して戦う」というゲームである。
システム的には、守るべき日常の象徴であり誰かとの絆を表す『ロイス』と、そのロイスが何かのきっかけで変化(喪失)し、昇華する事で爆発的な力をもたらす『タイタス』が象徴的な要素となっている。
能力を振るわなければ日常を護れないが、力を使えば使うほど(他者との絆を失えば失うほど)、日常には戻り難くなるという矛盾がテーマに組み込まれた、ドラマチックなTRPGである。

+ 主要な用語の解説
オーヴァード:レネゲイドウィルスによって覚醒した超人。超常的な力を使えるが、ウィルスに侵蝕され過ぎると理性を失ってしまう。

シンドローム:行使できる能力の傾向によって区分された、オーヴァードの種類。いわゆるクラス、ジョブ。

エフェクト:オーヴァードが使える超能力。いわゆる特技、スキル。

本リプレイの元となったシナリオは、「ダブルクロスThe 3rd EDITON 基本ルールブック2」に掲載されている『Truth or Fiction』というシナリオです。
「ダブルクロスとはこういうゲームです!」という要素が1話完結でギュッと凝縮された、入門用としてお手本のような構成の良シナリオらしい(筆者の習熟不足)です。
当然ながら、本リプレイには『Truth or Fiction』のネタバレが掲載されています。これから遊ぶつもりのある人は注意してください。
また、オリジナルのシナリオから一部の台詞や演出、またエネミーデータ等を変更しているのでご注意ください。

+ セッショントレーラー
三年前、一人の少女が死んだ。
FHに傾倒する男の手によって殺されたのだ。
だが、今になり、少女は再び生を得た。
彼女の存在は真実なのか、それとも夢幻のごとく消え失せる偽りなのか。
蘇った少女の謎を求めて、非日常の世界に住まう者たちが動き出す。

ダブルクロス The 3rd Edition 『Truth or Fiction』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

ページリンク

scene1~死別と再開~ scene2~恩師からの手紙~ scene3~FHを撃退せよ~ scene4~罪と罰~ scene5~新たなプラン~
scene6~昴の記憶~ scene7~鮮血の獣、動く~ scene8~少女を狙う者~ scene9~思い出の欠片~ scene10~研究データ~
scene11~残酷な真実~ scene12~昴の行方~ scene13~真実か、それとも嘘か~ scene14~決着の刻~ scene15~死闘の果てに~
scene16~可能性の模索~ scene17~新たな戦いへ~ scene18~一難去って、また一難~ scene19~遺志を果たして~ scene20~彼女の未来~
sceneEX~アフタープレイ~


参加者紹介


2020年10月。とあるシナリオ開催の為に、6人のTRPG野郎がゲーム部へと集結していた!

GM:◆dh0xxjeWEg(◆v/rTh0HxaQ)
今回卓を立ち上げてくれた兄貴。スレのダブルクロスでは2度目のGM。
+ セッション後のPL1からの寸評
まずこのタイミングで募集してくれて、卓の機会を作ってくれたのが何よりの感謝。
個人的にはめちゃくちゃ自由にやったのに、急なフリにも対応してくれるたりとかで満足感あるキーパリングやった。
あとはキャラメイクやルール確認にも丁寧に対応してもらえたのも助かったし、見えにくいとこでのPLのモチベーション管理とか、終始5人のPL/PCに気を配ってくれてるのが伝わってきたのが素晴らしかったとおもいました。
+ セッション後のPL2からの寸評
いつかDX3rdを参加したいと思ったけど他のシステムでGMやってたりしてタイミングがなかったから、今回ようやく参加に漕ぎ着けれて良かった。
GMのキーパリングは他のシステムのGMやっている身とはいえかなり参考にさせてもらいました。
PCからの無茶ぶり。対応したり、最終決戦でのあの対応も個人的にはいい意味で衝撃を受けました。
また同卓することがあればよろしくお願いします。
+ セッション後のPL3からの寸評
参加表明と同時に購入したものの、結局途中までるるぶを持ってない状況で質問一つ一つに答えてくれて本当に助かりました。
RPの面でもこちらのやりたいことをすぐに把握してくれて、合わせてくれるのがとてもやりやすくてRPのしがいがありました。
あと随所随所でRPだったり判定だったりに感想貰えるのがかなり嬉しかったですね。
また同卓することがあればよろしくお願いします。

PC1:◆BqvHT7/3PU
10年振り2回目のダブルクロスな筆者。初ダブルクロスのPLが3人いるにも関わらずPC1にエントリー。
+ セッション後のGMからの寸評
圧倒的主人公力。
随所にRPの伏線を散らばせつつ、最後に回収していったのは流石です。
セッションの雰囲気を固くならないようコミカルに茶化すようなロールをしつつ、締めるところは締める!
まさにセッション全体の雰囲気を作ったPC1、まさに主人公でした。
戦闘では行動値が遅いせいか、中々手番が回ってこなかったけど、戦闘描写とかセリフとかで存在感を放ってました。
もちろん出番が回ってくれば高火力の白兵攻撃でなぎ払う正にPC1!
この度、サプリメントも買ってくれたそうなので、是非また遊んでみてくれ〜!

PC2:◆Eb5gDz7iEuMY
初ダブルクロスながら、スレでは最古参に近い兄貴。最近はDLHをよく募集している。今回は突っ込み役になりがち。
+ セッション後のGMからの寸評
これぞPC2!
ちゃんと第二の主人公しつつ、PC1との対立構造も上手いことロールプレイの味付けになってて最高でした!
PC1が一見茶化したな言動を取っても、ちゃんとPC2がツッコミを入れてくれるからその後の意味のある言動に繋がるんだよな〜!
2人は理想のバディになれそうだと感じました。
戦闘描写も差分含めてこだわりがいい!
こういうこだわりを持っている人はダブルクロス向き!
また遊んでね!

PC3:◆brkB2tdN1.
セッション期間中にルルブが無事届いたこちらも初ダブルクロスな兄貴。キャラの練り込みに定評。
+ セッション後のGMからの寸評
dx3rd初めてで右も左も分からない中で、支部長という難しい役回りだったけど、理想的(?)な頭痛枠!
子供たちの未来を創るために大人が頑張る、というのはザ・支部長って感じで「ほんとに初心者か?」となりました!
今回はサンプルキャラで参加だったけど、次回機会あったら自由にキャラメイクしてみてくれ〜!
戦闘前の差分描写、戦闘の演出、めちゃめちゃ好き。
厨二感溢れててダブルクロス向きだと感じました!

PC4:◆FbGCD3JzbE
こちらも初ダブルクロスのフッ軽兄貴。いろんなシステムに出没し、適応能力めっちゃ強い。
+ セッション後のGMからの寸評
初めてでPC4、ストーリーに絡みづらいHOだったけど、味付け濃いキャラのおかげで埋もれていない!
シーンプレイヤーのシーンでちゃんと主役を張ってロールプレイしてくれたので、GM冥利に尽きます。
ありがと〜!
今回はバッファーだったからあんまりダイス振らなかったけど、次回は攻撃やってダイスいっぱい振ってほしいです。
dx3rd 、ダイスいっぱい振れるので!

PC5:◆81MBQZqleQ
実質今回唯一の経験者兄貴。サブGMばりに初心者集団を導いてくれる聖人。
+ セッション後のGMからの寸評
経験者、キャラ作成の時はGMに代わって参加者のみなさんに色々アドバイスして頂いててめちゃめちゃ助かりました。
セッション中も細かな説明補助たすかりました……!
セッションではシーンプレイヤーになることなかったから、メインで出張るところなくて申し訳なかったけど、それでも経験者らしく随所で挟まるセリフがとても良い!
よく考えてくれているのが伝わりました!
世界観を理解しているからこそ、出るセリフというのもありますからねー!

scene0~プリプレイ~


 今回の卓は初心者のPC三名、ほぼ初心者のPC一人、経験者のPC一名+GMというメンバー。
 熱い譲り合いの精神から、サクサクと担当HOが決まるも、キャラメイクは初心者クオリティで無事難航する。
 初歩的な質問からエフェクトのシナジーなど幅広い質問にも、GMとPC5兄貴が知識と器のでかさを発揮しなんとかキャラクターデータも無事全員分完成。
 いよいよ満を持してのシナリオ決行である!


PL5:トイレよし、飲み物よし、開始して大丈夫です。
PL1俺の立ってるこの場所がトイレなんだよ!
PL3:エンドレス尿意…!
PL4:かっこいい…!うん…?かっこいいか…?
PL2:便座座りながらスマホからインの方が現実的そう。
PL1:漏らしても片付ければ…ええやろ!
GMうんち!
PL2汚い(確信)
PL4:(人として)いかんでしょ
PL1:(苦いから)ダメ
GM:んで、始めて行きますか~
PL4:ほいほい
PL5:そこはおむつ使いましょうおむつ(赤並感)
PL2:さて逝こうか……。
PL4:字がもうアカーン!
PL3:でぇじょうぶだレネゲイドでいきけぇる…(悟空)
PL2ジャーム化したら人としては死ぬんだよなぁ…。
PL1:ロイスは投げ捨てるもの
PL4:でも【侵蝕率】100越えの春日さんとかおるよね、意外と人間性は残せる…?
PL3:倫理観が消えるってことなんでしょうね多分。

GM:では最初にPCの自己紹介を…やります?
PL1:やるならすぐ出せる(行けたら行くの精神)
PL2:やるならすぐやれる(行けたら行くの精神)
PL5:やるならやりますよ(行けたら行くの精神)
GM:…。じゃあせっかくだからやりましょうか!(開き直り)
GM:PC名、コードネーム、自身のシンドローム、その他設定や戦闘スタイル等ご自由にお願いします。
GM:それではPC1から順番に行きましょうか!
PL1:●はい。


PC1:「大家 好信(おおか よしのぶ)、名字の読みは『おおや』じゃなくて『おおか』ね。」(低音)
好信:「5歳の時まではホームレス生活だったけど、UGNに拾われてそのままチルドレンになったわ。」
好信:「コードネームは『エンドレスジャーニー』。次から次へと黙々と任務をこなすから名付けられたみたい。ま、実際はそんな大層なものじゃなくて、サラリーマンみたいな食べていくために仕事してるような感じね。」(低音)
好信:「シンドロームはエグザイルサラマンダー。」(低音)
好信:「特にエグザイルはルーツが家無き子だった私には相応しいと思ってるし、気に入ってる。」(低音)
好信:「ただ、サラマンダーの方は元々かなり未熟だったから、UGNに世話になってからはほとんどそっちを伸ばす訓練を課せられていたのよね。」(低音)
好信:「それから戦闘スタイルね。昔は能力に任せて何も考えずに殴ってたけど、ちょっとそれじゃ守れるものも守れないって限界感じちゃった事があったの。」(低音)
好信:「だから今は便利なコレ(ワイヤーウイップ)を使って、一度決めた場所からは動かないスタイルにしてる。」(低音)
好信:「そうそう、1つ言っておくと、環境や仕事柄もあって色んな人が死ぬのを見てきてるけど、私が足を止める事はないわ。」(低音)
好信:「ただ私が私であるかぎり、私を求める声に応えていくだけ。その先の景色はたどり着いた時に見られれば十分と思ってる。」(低音)
好信:「あと、何故か友人は女性ばっかりね。男性からは避けられてるみたい。」(低音)
好信:「こんな私だけど戦闘じゃなかなか役に立つと思うから、よろしくね。」(低音)

GM:…。
PL2:…。
PL4:…。
PL3女性口調とは聞いていたけどこのビジュアルから飛んでくると理解が遅れてしまう。
PL5「」※連絡スレ161が事実だったことに衝撃を受けています。
161: ↓◆BqvHT7/3PU:20/10/20(火)22:27:36 ID:ktW ×
ワイのPC女性口調やしセーフ
PL1:口調とかはUGN入りして最初の上司(女性)の模倣やね。
PL1声の低さは麒麟川島くらいのイメージ。
PL2:草
PL4:模範にするにしても誰がそこまでやれと!
PL3:こうやってUGNチルドレン達は言葉を覚えていくのですね。
PL2プレイ前からもうシリアスさんが心臓発作を起こしているようです。
PL4:UGNチルドレンこわ…
PL5レアケースだと思います。思いたいです…。
GM性能やバックグラウンドについて言及する隙がない。

PC1キャラ性能寸評
肉体を自在に変化させ、色々器用に立ち回れるエグザイルと、熱を操り炎や氷で強力な攻撃を繰り出すサラマンダーとのクロスブリード
こう書けば痒いところに手が届く万能アタッカーのように聞こえるが、その実態はゴリゴリのバ火力近接攻撃アタッカー
【侵蝕率】100%からのコンボは文字通り必殺の威力を誇る。

GM:気を取り直して、PC1のハンドアウトは以下の通りです。

PC1用ハンドアウト
ロイス:永見 昴(ながみ すばる)
推奨感情:P:好意/N:悔悟
推奨カヴァー/ワークス:指定なし/UGNチルドレン
三年前まで滞在していたUGNの研究所で知り合った少女。それが永見昴だ。
だが、研究所は何者かに襲撃され、彼女は殺されてしまった。
ところが、N市で街に侵入したFHエージェントの捜索任務中に、君は昴と再開する。
死んだはずの彼女が何故、ここにいるのだろうか。

GMハンドアウトとかロイスとかの解説は先人の知恵を参照してや。
GM:それでは続いてPC2の方!


PC2:「私は聖 あかり(ひじり あかり)よ。よろしくね。」
あかり:「コードネームは『ライトブリンガー』と呼ばれているわ。」
あかり:「意味は『光を齎(もたら)す者』という意味で、後に調べたら旧約聖書の魔王サタンのかつての名前『ルシファー』から来てるのよね。」
あかり:「まぁ私たちオーヴァードはいずれジャームになるかもしれないから、ジャームが『魔王サタン』なら今はその前のオーヴァードである『ルシファー』かな?」
あかり:「シンドロームはエンジェルハィロゥだけよ。いわゆるピュアブリードってやつね。」
あかり:「能力は光を自由自在に操って、レーザーの形にしたり球体になって放射線状の爆発となったり色々出来るわ。またオーヴァードになってから五感…特に視覚と聴覚が鋭くなったみたい。」
あかり:「戦闘スタイルはレネゲイドコントロールを駆使して光を制御して戦うスタイルよ。その関係で遠距離の間合いは得意なんだけど、近接は攻撃防御ともに弱いわ。」
あかり:「そういや他の人がレネゲイドコントロールする時は、呼吸法とか瞑想とか催眠とか覚えなきゃならないみたいだけど、私は何となく感覚だけで出来ちゃうのよね。なんでだろ?」
あかり:「と、こんな感じに色々できる力があるんだけど、実はUGNには所属してないの。
あかり:「日常から離れたくないってのが1番の理由ね。親は2人とも一般人だし、オーヴァードになってからは、何度もUGNまで行って訓練するとか迷惑かけたし。」
あかり:「能力がレネゲイドコントロールを主体にしているのも武器を持たない為。武器を持ってしまったらそれだけで日常から離れちゃう気がするから…。
あかり:「まぁもうひとつの理由として、UGNに所属している人って大体は変人奇人なんだよね…。たまにまともな人もいるけどさ…。」
PC1(せやな)
あかり:「でもUGNから依頼は来たら受けるよ!!!一般人がオーヴァードやジャームから守りたいからね!!!」
あかり:「こんなとこかな。…あっ。1つ忘れてた。」
あかり:「実は能力を使うと姿が少し変わるの…。」
あかり:「…こんなかんじにね!」

GM:そうそう、こう言うのでいいんだよ。能力使うと白髪になるのは厨二心をくすぐられますね!
PL5:キャラクターシートとココフォリアのコマで色が違うのはなぜだろう?と思ってましたが、能力使用時に色が変わると。いい演出ですね。
PL2:そりゃ常識的に見ると白髪の高校生とか生活指導案件なんで…。
好信:高校なんて必要ねえんだよ(中卒フリーター)

PC2キャラ性能寸評
戦闘においては様々な選択肢が取れる万能戦士のエンジェルハイロゥピュアブリード
RC攻撃を主体にした遠距離攻撃のスペシャリストだが、イージーエフェクトにより戦闘以外での小回りもきく。
【侵蝕率】100%からの回避不能な一撃はまさに切り札と言える。

GM:ではではPC2のハンドアウトは以下の通りです。

PC2用ハンドアウト
ロイス:永見 孝三(ながみ こうぞう)
推奨感情:P:遺志/N:悔悟
推奨カヴァー/ワークス:指定なし/指定なし
永見孝三はUGNの研究者で、かつてキミに力の制御法を手ほどきしてくれた人物の1人だ。
しかし、孝三の娘ーー昴の死後、彼とは疎遠になっていった。
ある日、キミは孝三の死を知ると同時に一通の手紙を受け取れる。差出人は孝三。
その内容は娘の昴を助けてくれというものだった。

GM:続いて、PC3の方!


PC3:「僕は阿傍 彩河(あぼう さいが)だ。よろしく」
彩河:「コードネームは『ヘルヴァカーディナル』。ヘルヴァにはメッチャとかすごくとかそういう意味があるから、その名に恥じないよう頑張りたいね。」
彩河:「二十年ちょっと前に色々あってここに引き取られてから、いつのまにか支部長にまでなってたよ。」
彩河:「今ここにいる理由はまあ…恩返しみたいなものかな。」
彩河:「シンドロームはオルクスピュアブリード。広範囲を制圧できるけど、間合いを詰められると厳しいのは玉に瑕だね」
彩河:「そういうのもあって戦いの場では後ろでふんぞりかえってることになるね。普段も椅子に座ってふんぞり返ってるけどね。

GM:はい!ありがとうございます。優男系支部長いいっすね。
PL3:体格(135cm/35kg)はレネゲイドウイルスのせいだから…。
PL5:そう言えば上級ルールブック適用環境なら『Dロイス:古代種』がつきそうですね。
観戦者:説明しよう!古代種とは、簡単に言うと【侵蝕率】ボーナスで判定ダイスが増えなくなる代わりにエフェクトレベルの上昇が大きくなる能力なのだ!
PL5申し上げにくいのですが、それは起源種です…。
観戦者:そうなのだ…間違えちゃったのだ…つらいのだ…。
PL3:つらいさん元気出して。
GM:かわヨ
PL3:あ、そうそう。CVは東京喰種の金木研あたりをイメージしてます、声変わり来てない感じの。

PC3キャラ性能寸評
周囲に自らが優位となる領域を発生する事により、戦闘や交渉の能力を強化する事を得意とするオルクスピュアブリード
アウトレンジからの範囲アタッカーで、支部長の名に恥じぬ情報収集能力も併せ持つ。
安定した火力で、戦況を支えること間違いなしだ。

GM:では支部長であるPC3のハンドアウトは以下の通りです。

PC3用ハンドアウト
ロイス:バンダースナッチ
推奨感情:P:執着/N:脅威
推奨カヴァー/ワークス:指定なし/UGN支部長
N市支部の支部長であるキミのもとに、ある日、FHエージェント「バンダースナッチ」侵入を伝える報告がきた。
バンダースナッチは極めて凶暴なFHエージェントとして有名で、放置すれば重大な危惧が起こることは明白だ。
N市を預かる身として、早急に対処する必要がある。

GM:続いて、PC4の方!


PC4「おっす!俺の名前は大音 響(おおおと ひびき)!コードネームは『鼓舞する咆哮』です!」
「コードネームは俺の能力からきてます!後方でがーっと叫んで皆を援護させてもらいます!」
「シンドロームはハヌマーンのピュアブリード!速さならだれにも負けません!」
「組の名を汚さんように!皆さんのお役に立てるよう頑張ります!」

PL4:短い!まあいいや()
GM:はい!ありがとうございます。セリフの後ろに絶対!が入るのは圧。
PL4:乱数はクソ、このシステムはファンブル率低くて嬉しい限り。
GM:バフ特化だからダイスいりませんもんね。

PC4キャラ性能寸評
反射神経を強化し、その速度を利用した近接攻撃や高周波を利用した遠隔攻撃に優れたハヌマーンピュアブリード
…のはずだが、一切の攻撃エフェクトを捨てたビルドのため、筋金入りのバッファーとして活躍する。
イニシアチブプロセスですべての行動に先んじて全員にバフを撒けるニクいやつ。

GM:そしてPC4のハンドアウトは以下の通り。

PC4用ハンドアウト
ロイス:千木良昭仁
推奨感情:P:執着/N:猜疑心
推奨カヴァー/ワークス:指定なし/UGNエージェント
ローザ・バスカヴィルから、千木良昭仁という元UGNエージェントの処理命令が下った。
彼は好戦的な男であり、UGNからの再三の警告を無視して暴走。とあるUGN研究所を壊滅させてFHに寝返った裏切り者だ。
キミは昭仁を処理すべく、彼の潜伏するN市へと向かった。

GM:それでは最後にPC5の方!


PC5:「あたしは千種 舞(ちくさ まい)、女性型レネゲイドビーイングだよ。コードネームは『シードキャノン』。由来は…、まあ単純に文字通り種を撃ち出して攻撃するからかな。」
:「数年前まで山林の奥地に休眠状態で転がっていたのを、研究者さんに偶然拾われた…らしいんだ。」
:「その研究者さんにとって私は研究対象だったけど、何だかんだ仲良くしてくれたから、再起動後だと最初にして一番好きな人だよ。」
(ちょっと恥ずかしいあれこれもあったりしたけど……)
:「ただその研究者さん、事故で亡くなっちゃったんだよね。それでしばらく気落ちしてた。」
:「で、立ち直ったらすぐに居場所をどうするか考えて、結局ちょうどビビっと来た人の家に一緒に住むことになったの。」
:「あ、居候と言えば居候だけど喫茶店でバイトしてるから。断じて穀潰しとかじゃないからね。」
:「戦闘スタイルは、シンプルにブラックドッグの能力で植物の種子を電磁加速して撃ち込むだけ。」
:「でもモルフェウスの能力(砂の加護)で支援の真似事もできるよ。」
:「まあ、そんなところかな。戦闘でも戦闘外でもいろいろ役に立つと思うからよろしくね。」

GM:はい!ありがとうございます。レネビらしいキャラで素晴らしい。
PL5:ちなみに中の人的には、基本的に快活だけどどこか危ういってイメージを持ってます。
PL1:危うい快活CLUB?
全員:(無視)

PC5キャラ性能寸評
電気を操り、機械操作等にも長けたブラックドッグと、錬金術を用いて武器や防具の生成や強化や砂を操ることのできるモルフェウスクロスブリード
ロングレンジから安定して敵を射抜く遠距離アタッカーな上に、戦闘非戦闘問わずダイスを増やせる万能エフェクトも併せ持つ。
防御不可能な取っておきの一撃は、戦闘を締めくくるクローザーに相応しい。

GM:そして最後のハンドアウトです。

PC5用ハンドアウト
ロイス:永見 昴(ながみ すばる)
推奨感情:P:好奇心/N:不安
推奨カヴァー/ワークス:指定なし/レネゲイドビーイング
ある日、キミのもとにゼノスの都築京香が現れ、永見昴という少女の護衛を依頼してきた。
都築京香が言うには、昴を守れば、人間をより深く知る機会を得られるという。
奴の"プラン"に乗るのはシャクだが、これも人間を知るためだ。ひとつ乗ってやるとしよう。

GM:それでは、自己紹介タイムでガッツリ時間使っちまいましたが、始めていきましょうか!
PL3公に公開できないような設定を己の性癖のままに詰め込んだせいで一人だけとてもふわっとした紹介になってしまった…。
PL1:語っていくんやで。
PL2:そのための雑談タブや。
PL3:セッション進行に合わせて小出しにするから…。
GM:ではでは始めていきましょうか!
全員:よろしくお願いしまーす!

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最終更新:2020年11月14日 17:35