scene13~真実か、それとも嘘か~
シーンプレイヤー:PC1「大家 好信」
GM:さてさてついにやってきました研究所。
GM:シーンプレイヤーはPC1ですが、重要なシーンですので全員登場推奨です。
GM:登場するPCは【侵蝕率】の増加ロールどうぞ!
好信:1d10 DoubleCross : (1D10) > 6
好信:[ 大家 好信 ] 侵蝕率 : 73 → 79
PL4:あっ、じゃあ登場します。
響:1d10 DoubleCross : (1D10) > 3
響:[ 大音 響 ] 侵蝕率 : 60 → 63
PL5:登場します。
舞:1d10 DoubleCross : (1D10) > 8
舞:[ 千種 舞 ] 侵蝕率 : 76 → 84
PL2:登場します。
あかり:1d10 DoubleCross : (1D10) > 9
あかり:[ 聖 あかり ] 侵蝕率 : 81 → 90
PL2:【侵蝕率】90%行ってしまった…。
GM:さあだんだん理性がなくなってまいりました。
PL4:戦闘最初から100%コンボ使える、うらやましい。
PL2:100%行ったら《リザレクト》使えないけどね。
※《リザレクト》
[戦闘不能]になった時に、体内のレネゲイドウィルスが活性化し[戦闘不能]を回復するオートアクションエフェクト。
【侵蝕率】が100%を超えない限り使用回数に制限はないが、使用することで【侵蝕率】も上昇する。
既に【侵蝕率】90%を超えたPC2が使用できる回数はそうないだろう。
PL4:そこにロイスがあるじゃろ?
PL2:ロイスあと2枠あるわ。
PL1:こっちはプレアデス(仮)とPCの誰かかなあ。
PL5:1個はボスと思われる『バンダースナッチ』に取るとして、もう1個が難しいですね。
PL4:従者に取ってポイ捨て…。
PL2:これって敵の従者もロイス取れる?
GM:取れますよ~。
PL2:それじゃ『バンダースナッチ』と従者用に枠取っておくかな。
PL3:ボケーっと見てたら登場忘れてた…。
PL2:支部長…。
GM:あ、じゃあ登場しちゃってください。
PL1:重役出勤やな。
PL4:流石支部長。
PL3:研究所支部から遠いのかな…。
PL1:研究所が拠点レベルなら離れてる方が自然よね。
PL3:完全に忘れてたけどひとまず登場します。
彩河:1d10 DoubleCross : (1D10) > 8
彩河:[ 阿傍 彩河 ] 侵蝕値 : 68 → 76
GM:では全員登場が決まったところで、描写していきましょうか。
同日夜、N市郊外のUGN研究所跡
GM:N市から少し離れた比較的自然の豊かな地域に、その研究所は存在していた。
GM:三年前から今まで修理も解体もされず、大部分が破壊された廃墟だけが、そこだけ時が止まったかのように残っている。
GM:その廃墟に向かって正面から人影が1つ、ゆっくりと近付いてきている。
好信:ポケットに手を突っ込んで、急ぐ様子もなく歩いている。
GM:連絡を受けてか、それとも最初からここに来るつもりだったのか、ともかくPC1はかつての研究所の正面玄関だった場所で足を止めた。
好信:数秒その場で止まり、納得したように頷くと屋内へと歩き出す。
???:「待ちなさいよ。」
GM:どうやら正面玄関の脇には先客がいたようだ。
あかり:「遅かったじゃない好信。アンタなら私の情報より前に来てると思ってたのに。」
PL4:PC1と2が終始バチバチしてるよぉ…。
PL3:喧嘩するほどってやつですよ。
PL4:あっそっかぁ…(納得)
PL1:割と女好きなんやでこいつ。
PL3:口調のせいかキャライメージが歪む歪む…。
PL5:口調以外はガチのPC1なんですけどね。
PL2:口調だけが女の子仕様で覚えただけだから…。
PL4:口調も女性PCなら違和感ないから…。
PL1:口調変にするだけでRP玄人っぽくなるぞ。
GM:PC1が足を止めると、後方から忙しない足音が聞こえてくる。
響:「待った待った!!ここまで来て置いてくなんてないでしょう!!」
響:声も足音も大きく響かせ走って追いつこうとする。
舞:全員がPC4に注目している隙に別の方向からいつの間にか合流している。
???:「いやぁ、遅くなっちゃったね…。」
GM:更に後方からまた足音が聞こえる。
彩河:「これだけ割ける戦力が限られていると、人員振り分けるのも大変だったよ。」
好信:「…。」
好信:全員の姿を確認するだけして無言で屋内へと入っていく。
あかり:「あ、ちょっと待ちなさいよ!」
あかり:慌てて追いかける。
GM:他のPCも付いていきますか?
PL3:いきます。
PL5:登場したからには付いていきます。
PL4:イクゾー
GM:では全員が廃墟に入った所で、場面は研究所内に切り替わります。
直後、研究所内
GM:建物の中はそこら中に瓦礫が転がり、よく見ると弾痕の様な穴やうっすらと付着した血痕などもあの日のままになっている。
GM:ここで育ち、ここで永見 昴を看取ったPC1、あの日の翌日ここで永見 孝三と会話したPC2、最低限の後始末を担当したPC3には一歩入ればそれが解るだろう。
PL4:後片付けとかしないんやなUGN…。
PL3:ちゃんと掃除してどうぞ。
PL4:来たことがないから別段思い出すこともないんだ…。
好信:「(建物でさえ時が経てば朽ちていく…。変わらないのはあの子だけ…ね。)」
あかり:「(…ここに来るだけであの時の孝三先生を思い出す…。)」
あかり:「(あの日の孝三先生は死んだ魚のような目をしていた…。その結果が、あの昴…って訳か。)」
彩河:「(やれやれ、またここに来る事になるとはねえ…。)」
GM:PC1は迷いなく見知った通路を進んで行き、他のPCがそれを追う形は変わらない。
GM:しかしながら本人以外の全員が、徐々にPC1の歩調が急いでいる事には気付くだろう。
GM:PC1が足を止めたのは大破した通路の一角。
GM:そう、三年前に永見 昴が殺されたその場所だ。
GM:その場所にも先客がいた。
GM:支部から姿を消した『彼女』だ。
GM:壁にある血痕をじっと見つめており、そこがまさに永見 昴の最期の場所だとPC1には分かるだろう。
GM:『彼女』はPC達に背を向けてはいるものの、足音への反応等からPC達の存在には気づいているようだ。
GM:そして、全員が足を止めた頃合いで壁に向かったまま口を開いた。
昴:「ここで本物の永見 昴は死んだ。私は永見 昴じゃない。」
昴:「そう、永見 孝三の記憶の彼女に擬態したレネゲイドビーイング。それが『私』。」
好信:頷きながら無言で一歩ずつ近付く。
昴:「『私』は人間を知りたかった。そして…。」
昴:「『私』は…人間になりたかった。」
昴:「そんな願いを持つ『私』に、お父さん…いえ、永見 孝三は、理由はともあれ自分の記憶を提供してくれた。」
昴:「そして、娘の永見 昴としての人生を『私』に与えてくれた…。」
好信:昴のすぐ後ろで足を止め、無言のまま昴の肩に右手をごく軽く載せる。
PL4:大胆なボディタッチは女の子の特権。
PL3:後ろで若者たちを見守る大人の鑑。
昴:「っ…。」
昴:一瞬ビクッと反応を見せる。
昴:「…ねぇ、あかり?それって、彼の、永見 孝三のエゴだと思う?」
あかり:「…。」
あかり:「…確かに最初は…あなたが作られた事自体は、孝三先生のエゴ…。」
あかり:「でもね…。」
あかり:「たとえ今のあなたが、孝三先生に永見 昴としての人生を与えられたレネゲイドビーイングだとしても、あなた自身も人間を知るため、そして人間として生きるために今の姿をしてるんでしょ?」
あかり:「じゃあもうあなたは『一人の人間』よ。昴を名乗りたければ名乗ればいいし、嫌なら名前を変えればいい。」
あかり:「あなたはあなたよ。永見 昴を演じる必要はもうないわ。」
あかり:「私は『あなた』自身の人格を尊重する。」
あかり:「私達やこれから会う色んな人を通じて『人間』を理解していってね。」
あかり:笑顔を作り口を閉じる。
昴:「あかり…。」
昴:「やっぱりあなたは優しくて強い子だね。」
昴:「この記憶が私のものじゃなくても、その中のあなたと変わらない…ね。」
あかり:「あら?記憶なんてこれから作っていくものよ?」
あかり:「これからの人生は正真正銘の『あなたの記憶』になる。そうでしょ?」
舞:「うん。本当は誰の過去も、未来も、現在も違う。」
舞:「それぞれの時に、それぞれの命があり、それぞれの人生がある。」
舞:「どちらかが正しくてどちらかが間違っている、なんてことはないよ。」
舞:「違いこそあっても、両方とも正しいんだ。」
舞:「だから、いつでも今の自分のありのままを肯定しよう。」
舞:「そう、自分らしく、自由に。」
昴:「あなたも私と同じレネゲイドビーイングなんだよね?」
昴:「あなたも私と同じ怪物かもしれないのに、私みたいに考える事はないの?」
昴:「今の私には何もかもがわからない…。」
昴:「みんな優しいから、私が私でいいんだって言ってくれた。」
昴:「でもわからないの。今私が誰なのか。私が何者なのか…。」
昴:「きっと私は怪物。私の居場所なんてこの世界にはない…。どうしてもそう考えてしまう…。」
PL1:この問答が続く限りナチュラルにタッチできるからPC1の目的は果たされている。
PL2:草
PL4:やっぱり男の子じゃないか…。
PL1:最後にくだらなく締めてやるからみとけよみとけよー。
PL3:かっこいいRPの背景がしょうもなさすぎる。
昴:「ねえ、好信?私、この世界に存在し…。」
好信:「さっきから黙って聞いてれば、みんな難しいこと考えてるのねえ。」
好信:「ねえ永見。」
好信:手を置いたまま続ける。
好信:「セックスしたことある?」
あかり:「ぶっ!?!?」
あかり:「(いきなり何聞いてんのよ!やっぱ頭おかしいよこのオカマ…。)」
PL2:唐突すぎて思わずキャラに吹かせちまった…。
PL1:東京ラブストーリー感。
PL4:子供にはまだ早い話やな…(PC3の耳をふさぎながら)
PL3:突然のすぎて我が目を疑った。
昴:「…。」
昴:明らかに表情を曇らせ黙り込む。
好信:「じゃあさ。お酒飲んで気持ち良くなったことは?」
昴:「…。」
昴:表情に落胆の色が差す。
あかり:「アンタいい加減にしな…!」
好信:「私はない。」
PL5:さすがに誰か怒った方がいいと思いますが、PC5はそういう概念が薄いので無理なのでした。
PL2:ワイがツッコミました。
PL5:安心しました。
好信:「でも体験した人からは気持ち良かった聞くし、世間一般でもそれは娯楽や快楽の一種して伝えられてる。」
好信:「単純に考えてさ。」
好信:「どういう経緯にしても、せっかく与えられた命なんだから。」
好信:「体験したことのない事、追いかけるだけでも楽しいと私は思う。」
好信:「で、あなたの質問だけど、存在していいかどうかなんて、人間としてフツーに生まれた私自身でも結論なんて持ってないわ。」
好信:「意味は、精一杯生きてから考えればいいし。」
好信:「あなたが何者かなんて誰かが決める事じゃないの。」
好信:「難しく考えても出ない答えは、少し歩いてからまた考えればいいのよ。」
好信:「道は前にしかないから。」
あかり:「…いきなり変な事言い出した最初の方は殺してやろうかと思ったけど…。」
あかり:「…でも後半は悔しいけどコイツの言う通りだから、とりあえず頑張って生きてみなよ。今はそれだけでいいと思うわ。」
昴:「ふふふっ。なによ、それ。」
昴:張り詰めていた表情がすっかり緩んでいる。
昴:「私の記憶の中の好信もそう。」
昴:「そうやって茶化して煙に巻こうとして、でも大事な時は必ずキチンと伝えてくれてた…。」
昴:「私がこの世界に存在していいかなんて、私の居場所がどこかなんて、自分で決めていいんだ。」
昴:「あかり、舞さん。ごめんね…。」
昴:「二人とも伝えたかった事は好信と同じなのに、私の中で整理がついてなくて上手く答えられなかった。」
昴:「でも今なら言えるよ。」
昴:「私は私。ほかの誰でもない、私。」
あかり:「いいのよ。確かにコイツの言ってる事が一番簡単だったからね。」
あかり:「で、最初に昴にあんな質問したワケ、ちゃんと聞かせて貰うわよ好伸!!!」
好信:「(無視)」
あかり:「無視すんなぁ!!!!」
PL3:これはいいコンビ。
PL4:入り方はともかく…話はまともや!PC1っぽかったな!
PL1:今のPC1のテンションはどさくさまぎれの処女確認失敗によるもの。
PL4:草
PL2:言ってたら瓦礫を投擲してたかもしれん。
PL3:欲望のままに処女確認してくるのか(困惑)
PL4:ジャーム化ってそういう…。
PL2:せめて介錯してあげないと…。
PL4:もうみんなジャーム化して幸せになろう…。
PL2:もうみんなジャーム化するしかないじゃない!!
PL1:18歳、童貞です。
PL5:18歳なら童貞でもそんなに不自然じゃないのでは…?
PL4:よし!この流れはもうハッピーエンドだな!
PL2:『バンダースナッチ』君は…?
PL3:いい感じのタイミングで壁から出入りしてくるかと。
PL4:まーた壁壊すのかアイツ。
響:「くううう!!泣かせてくれるねぇ!!!若人たちの言葉で心が開かれた!!!なんと美しい友情!!!」
あかり:「大音さん、うるさいです。」
昴:「みんな…、ありがとう。心配かけちゃってごめんね。」
好信:「最初からわかってたくせに。じゃないと永見先生の研究に協力なんてしてないはずよ。」
好信:「大体の問いの答えってのはね。」
好信:「自分の中か、少し前を見た先にあるのよ。」
GM:さて、キリも良く昴が前を向けたところで一旦場面を切ります。
GM:というところでですね、今の永見 昴がしっかりと自我を確立できました。
GM:つまり、三年前に死んだ永見昴と今の永見 昴は明確に別人とも言えます。
GM:ルルブ1の218ページにもあるように、関係性が大きく変化したロイスはタイタスとなり、またロイスの死亡はタイタス化の条件として十分な現象と記されています。
GM:ここで生前の永見 昴とロイスを取ってる人はロイスをタイタス化するか選んでください。
GM:また、補足と言うか考え方の1つですが、『今の彼女を含めて永見 昴という存在である』と考えるのであれば、タイタス化しない。
GM:逆に『今の彼女は永見 昴とは完全に別の存在である』とするならばタイタス化し、新たにロイスを取ると言った考え方もあります。
PL4:PC3の取ったロイスが早々にタイタスに…。
PL3:今の昴の方ぶ取ろうとしたのでセーフ…、そもそもいい感じのところで取るつもりなので(まだ取って)ないです。
PL4:そう言えばワイはあと2つどうしようね(無策)
PL3:そこに『バンダースナッチ』が出てくるじゃろ?
PL4:なんとHOでロイスで結んでるんですよ…()
PL2:そこにに従者がセットで来るじゃろ?
PL4:よーし従者2体でロイスを結ぶぞー!…その次の1ターンでHP溶けてタイタスに…。
PL2:そういや固定ロイスをタイタス化は問題ない?
GM:もちろん問題ないですよ!
GM:今回の場合該当するのはPC1だけですが、どうしますか?
PL1:タイタス化はしない。
PL1:どっちの昴も今のPC1にとっては特別な意味のある繋がりよ。
PL1:三年前の時点でオリジナルの永見 昴との物語はPC1の中で区切りがついてる解釈だったので。
PL1:{別人としてだけど追加で今の昴にロイス取る感じで。
}
GM:いいですね!ロイスの考え方は人それぞれなので、PC1がそう感じているならOKです!
好信:じゃあプレアデス(仮)に感情ランダムでロイスを!
好信:ET DoubleCross : 感情表(23-84) > 慈愛(じあい) - ○不信感(ふしんかん)
GM:Pの方めちゃめちゃそれっぽいのきた!
PL1:不信感は全くシナリオ・RPと合わないのでチョイスしてチェックもPの方に。
PL1:なので慕ってくれてる事へのアンサーとしての慈愛と、彼女もオリジナルの昴みたいに死んじゃうんじゃないかって言う不安にするわ。
好信:◯P:慈愛/N:不安でプレアデス(仮)にロイス!
好信:[ 大家 好信 ] ロイス : 5 → 6
あかり:こっちもプレアデス(仮)にロイスを!
あかり:ET DoubleCross : 感情表(32-96) > 純愛(じゅんあい) - ○敵愾心(てきがいしん)
PL4:あら^~
GM:いいですわゾ^~
PL2:純愛!?敵愾心とチェックはチョイスで変えます。
PL2:Nを敵愾心から不安に変更してと…。
あかり:◯P:慈愛/N:不安でプレアデス(仮)にロイス!
あかり:[ 聖 あかり ] ロイス : 5 → 6
彩河:こっちもプレアデス(仮)にロイスを!
彩河:ET DoubleCross : 感情表(95-17) > ○有為(ゆうい) - 悔悟(かいご)
PL3:生まれたばかりの子供みたいな今の昴に、自分の過去を重ねるような感じかな。
彩河:◯P:有為/N:悔悟でプレアデス(仮)にロイス!
彩河:[ 阿傍 彩河 ] ロイス : 5 → 6
GM:他のお二人は?
PL4:こっちは大丈夫です。
PL5:PC5のシナリオロイスがプレアデス(仮)と同一のつもりでいたので…。
PL1:PC5はそうなるよね。
GM:了解でーす。ロイスはまた任意のタイミングで取ってくださいね!
GM:ではいい感じに昴が前を向けましたが、もちろんアイツが黙っているはずもないですよね?
直後、研究所内
GM:PC達の説得により、永見 昴を暴走から救うことができた。
GM:しかし、当然ながら任務がこれで完了した訳ではない。
???:「クハハハ!つまらねェ芝居はその辺にしとけよなァ!」
GM:破壊された壁の外へとPC達が振り返ると、そこには誰もが想定していたアイツの姿があった。
バンダースナッチ:「役者は揃ったなァ!じゃあお前らまとめて壊してやっからよォ、そのバケモンはもらってくぜェ!!!クハハハハ!!!」
GM:夜の闇に『バンダースナッチ』の高笑いが響いたところでシーンエンドです。
GM:無事昴の心は救われましたが、まだ片付けなければいけない相手は残っています。
GM:ここで『バンダースナッチ』を撃破して、三年間の因縁に終止符を打ってやりましょう!
PL3:そう言えばやっとるるぶ届いたので、読んでるんですけど何がなんだかさっぱりですねこれ…。
PL1:判定関係がわかりにくいよね。
PL2:せやね…。
PL4:ルルブあっても難しいねんな…。
GM:やりながら覚えるのが一番です。
PL5:そうですね。
GM:判定関係、あっ…(察し)
購入判定
GM:シーンに入る前にGMがポカしてたことがあったので、それ先にやります。
PL4:ズコーッ
GM:まあまあ気を取り直して。
GM:飛ばしてしまってたのは購入判定です。成功すれば、シナリオ中に任意のアイテムを手に入れることができます。
GM:もちろん基本的には強力なアイテムほど判定の目標値は高くなるんだけどね。
PL4:武器とか防具とかキャラメイク時にも買ったな。シナリオ中でも買えるんや。
GM:ルルブ1の177P以降と、ルルブ2の184P以降を見てもらうと、カテゴリごとにアイテムの一覧になってます。
GM:何を買うかとかは、詳細見て判断してもらえればいいんですが、判定に関わってくる数字は『購入/常備化』の欄です。
GM:『常備化』の方は、キャラメイク時に【財産ポイント】を使って購入するために必要な数字です。
GM:そしてもう片方の『購入』の数字が、購入判定の目標値になります。
PL4:キャラメイク時の買い物と違って、買うのに【財産ポイント】とか使わんのやな!<調達>レベル1でもワンチャンすごいものが買えたり…。
GM:そういうことです。情報収集の時も言いましたが、【財産ポイント】の消費はシナリオを跨がないので、じゃんじゃん使ってください。
PL2:なるなる。
GM:購入判定は<調達>で判定するので、ダイスは【社会】dx+<調達>となります。
GM:また、判定の数字が目標値に届かない場合、任意の数消費した【財産ポイント】分を判定の数字に増加できます。
PL3:これって常備化で余った分、全部【財産ポイント】にプラスされるんですか?
PL4:PC3が5点もあるのはそういう。
GM:そういうこってす。
PL3:で、<調達>Lvが3ってことはダイス3つ振れるってこと…?
PL4:そっちはボーナスの方やない?
PL5:<調達>Lv3は固定値が3という意味ですね。ダイスを振れる数は【社会】です。
GM:情報収集判定の時と同じ理屈やね。
PL3:そのへんがとてもこんがらがる…つまりPC3は【財産ポイント】加味してダイス目に+8できるってことですね。
GM:バッチリです!
GM:ちなみに、流石にこのタイミングだと何かを買いに行ってる場合ではないので、購入タイミングは情報収集の時とか、UGNのスタッフに頼んでいたとかで脳内補完しといてください。
GM:では今回の購入判定は一人一回判定することができます。何を買うか相談して決まったPCから判定どうぞ。
PL4:<調達>技能の使い所さん!?
PL2:防具っているかな?
PL1:ワイが買うなら防具やな。
PL1:ノードッジRPやからせめてノーガードだけはどうにかせんと。
PL5:PC1にいい防具と『応急手当キット』を回すのがいいような気はします。
PL3:←既に【装甲値】がある勝ち組。
PL1:神器(『ワイヤーウイップ』)買っちゃったし、防具買えんかったわ。
PL2:『応急手当キット』って、メジャーアクションで使うのに戦闘中は使えないってどういうことです?
GM:戦闘以外の場面で任意に使えるということで大丈夫です!
PL3:『UGN戦闘服』強い…でも防具をもう持ってるからなあ…。
PL4:人にプレゼントすればええんや。支部長!奢って♡
PL3:<RC>使わない人は『鎖帷子』でよさそうですねこれ。
GM:アイテムがたくさんあって目移りしちゃうと思うので、おすすめ言っちゃいますと、まずは怪我人もいるので無難に『応急手当キット』、防具なら『UGNボディアーマー』かワンチャン狙いで『アルティメイド服』辺りですかね。
PL2:『アルティメイド服』は【行動値】下がるからなあ…。
PL4:えっPC5にメイド服を!?
PL5:狙うものによっては《砂の加護》で少しでも期待値を増やした方がいいでしょうね。
※《砂の加護》
砂を器用に操り、対象の判定の支援しダイスを増加させるオートアクションエフェクト。
いたるところで役に立つが、使いすぎると【侵蝕率】が大変な事に。
PL2:『戦闘用着ぐるみ』強そうだけどシリアスさんがお亡くなりになるな…。
※購入判定について
実際のセッションでは、次のシーンの【侵蝕率】上昇後に判定しましたが、ページの情報量からこちらのページに購入判定の流れを移動させました。
ですので、判定ダイス数等がこのタイミングの【侵蝕率】とずれている部分があるかもしれませんが、ご容赦下さい。
GM:では買う物決まったPCからどうぞ!
響:『応急手当キット』で購入判定!目標値8!
GM:どうぞ!
PL4:【社会】が3やしもうちょい高いのも買えそうやけど、安パイや安パイ!
PL4:そう言えばクライマックス直前にして最初で最後の判定やな…。
響:4dx+1>=8 DoubleCross : (4DX10+1>=8) > 9[1,3,6,9]+1 > 10> 成功
GM:すばらしい!ついでに使ってもいいよ。
PL4:わーい!
PL4:手負いは2人か…ちょっと考えるわ。
あかり:じゃあこっちは『UGNボディアーマー』を購入判定!難易度12!
GM:どうぞ!
PL2:【侵蝕率】ボーナスでダイス数+2あるからいけるやろ…。
あかり:3dx>=12 DoubleCross : (3DX10>=12) > 9[1,7,9] > 9 > 失敗
GM:惜しい!
PL2:【財産ポイント】使ってもイチタリナイ…。
PL1:ワイが買うなら『アームドスーツ』かね。《砂の加護》込みで半々までいけるし。
PL5:『バックラー』を1個買って【命中】を落とさずに【ガード値】を上げるのもいいかもしれません。
PL1:PC1が『バックラー』持ってるイメージがまるで湧かんなあ…。
PL5:まあ【ガード値】も2点だけなので無理して装備するほどでもないですかね。
PL1:<白兵>の火力補助もあるから『アームドスーツ』ありがたいんよ。
PL5:『アームドスーツ』は攻防ともに強力なので狙ってみる価値は十分にありますね
PL3:『アームドスーツ』なら目標値的に奢ってあげるか…。
PL1:奢って支部長!
PL3:5dxと最大+8か…。
PL3:こうなると【侵蝕率】80行ってないのが悔やまれる…出られるシーン全部出たんだけどなぁ…。うーん…。
彩河:よし、PC1に『アームドスーツ』を!目標値15!
GM:どうぞ。
彩河:5dx+3>=15 DoubleCross : (5DX10+3>=15) > 6[2,3,5,5,6]+3 > 9 > 失敗
PL4:1足りない…。
GM:妖怪イチタリナイ再び…。
PL3:これで足りないことある…?
PL2:今の判定にワイの【財産ポイント】も含めて使えない?
PL4:割り勘で人の服を買うのか…。
GM:【財産ポイント】は自分の判定にしか使えないのよね…。
PL2:悲しいなぁ…。
PL3:【財産ポイント】5点も無駄になってしまった…
PL1:しゃーない、切り替えていけ。
PL1:さーてどうするか。
PL1:ワイの判定最大で4dx+5やし『アームドスーツ』よりPC2用に『UGNボディアーマー』トライの方が良さそうかな。
PL2:頼むわ…。
好信:じゃあPC2に『UGNボディアーマー』を購入!目標値12!
好信:4dx+3>=12 DoubleCross : (4DX10+3>=12) > 7[4,6,6,7]+3 > 10 > 失敗
好信:これに【財産ポイント】2点を加算して成功!
好信:[ 大家 好信 ] 財産ポイント : 2 → 0
GM:はいイチタリタ!
GM:さてPC5はどうします?
PL5:ダメもとで自分に《砂の加護》付けて『アームドスーツ』を買ってみましょうか?それとも普通に『応急手当キット』にしておきますか?
PL1:PC4の『応急キット』の回復量次第ちゃうかな?
PL4:んじゃまず振ってみますか。
PL4:買った『応急手当キット』どっちが使います?
PL1:PC2に使っても結局ワンパンっぽいし消去法でワイかな?
PL2:せやね。
PL5:あんまり回復しなかったら『応急手当キット』、いい感じに回復したら『アームドスーツ』行きますね。
PL1:助かるでほんま。
響:じゃあ『応急手当キット』をPC1に使用!
GM:どうぞ!
響:2d10 DoubleCross : (2D10) > 13[4,9] > 13
好信:[ 大家 好信 ] HP : 22 → 35
GM:そこそこいい目ですね~、ほぼ全快。
PL1:ほぼ全快やし『アームドスーツ』ほしいなー(チラッチラッ)
PL5:『応急手当キット』をもう1個買うほどでもない感じですねー。
PL4:《声援》が使えれば後ダイス3つ足せるのに…《砂の加護》みたいにオートならなぁ…。
※《声援》
自身の声を媒介に、対象の各種能力を増幅する波を送り込み、対象が次に行うメジャーアクションの判定ダイス数を増加させる自動成功アクション。
オートアクションではないため、残念ながら戦闘外の購入判定等では使用できない。
舞:《砂の加護》を自分自身に発動!ダイスを増やして『アームドスーツ』を購入!今必要なのは勢いただ一つ!目標値は15!
舞:[ 千種 舞 ] 侵蝕率 : 86 → 89
GM:おし!いけ!
舞:6dx>=15 DoubleCross : (6DX10>=15) > 7[2,2,3,5,6,7] > 7 > 失敗
PL1:草
PL4:しゃーない
GM:残念!
PL5:まあこうなるでしょうね!
PL4:まあとはいえみんなほぼ万全やし…大丈夫やろ!
PL1:クライマックスはプロレスラースタイルで受けきれってことやね!
GM:それでは全員が判定したので、購入はここまで!
GM:次回はいよいよクライマックス!昴とPC達の明日はどっちだ!
NPC紹介⑧FHエージェント
「ぐへぇ!」「ぶへぇ!」「ぎゃああああああ!!!!!」
コードネーム:いろいろ
シンドローム:いろいろ
年齢:いろいろ
性別:いろいろ
身長:いろいろ
体重:いろいろ
血液型:いろいろ
星座:いろいろ
カヴァー/ワークス:FHエージェント/FHエージェント
FHエージェント1:2より偉いけど、大家 好信に軽く捻られる。
FHエージェント2:偉くないけど、大家 好信に軽く捻られる。
FHエージェント3:1より偉いけど、従者に軽く食べられる。
シナリオの都合上やられ役は必要なのである。
彼らもシナリオを構成する大事な要素なのだ。
最終更新:2020年11月14日 17:28