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第二幕

(ストックホルム郊外の、人影のない野原。切り立った丘のふもと。左手低く、二本の白い柱が見える。薄雲に覆われた月が、ところどころを照らしている。アメーリアが丘の上に現れ、ひざまずいて祈る。やがて立ち上がり、ゆっくりと丘を下る。)

アメーリア
ここがあの恐ろしい野、
罪と死が出会う場所!
あれがあの柱……。
草はあそこ、根元に青く茂っている。行かなければ。
ああ、胸が凍る!
自分の足音さえ、
身の毛のよだつ恐怖を呼び起こす!
たとえ命を失おうとも?
死ぬのなら、それも運命。受け入れよう。

(進み出ようとする。)

だが、この枯れた茎から、
どうして私の手で草を摘めよう。
この乱れた心から、
あのお方の姿が消えるというの?
愛を失って、
何が残るの、哀れなこの心に!

ああ、なぜ涙が、この足を止めるの?
誰がこの荒れ果てた道をふさぐの?
さあ、勇気を……心よ、石となれ。
私を裏切るな、涙よ、止まれ。
さもなくば鼓動を止めて死んでしまえ、
砕け散れ、哀れなこの心よ!

(時計が鳴る。)

真夜中!――ああ、何が見えるの? 首が一つ、
地面から現れて……ため息をつく!
その目は怒りに燃え、
恐ろしいまなざしで私を見つめている!

(ひざまずく。)
ああ、お支えください、主よ。
この哀れな心に、憐れみを!

グスターヴォ
(突然現れて)
私がいる。

アメーリア
ああ、神よ!

グスターヴォ
落ち着け。

アメーリア
ああ!

グスターヴォ
何を恐れる?

アメーリア
ああ、お帰りください……。
私は苦しむだけの身。
せめて私の名誉だけは、お守りください……。
さもなければ、この苦しみと恥が、
私を滅ぼしてしまいます。

グスターヴォ
去れと言うのか? いや、決して。
できはしない。この胸には、
永遠のお前への愛が燃えている。

アメーリア
ああ、陛下、どうかお情けを。

グスターヴォ
そんな言葉を私に言うのか?
情けを乞い、なお震えるのか?
お前の名誉も、
その誉れも、私が守る。

アメーリア
ですが、グスターヴォ、私は人妻です……。
あなたの最も信頼する友の……。

グスターヴォ
黙ってくれ、アメーリア……。

アメーリア
私はあの方の妻。
あなたのためなら命も捨てる人の。

グスターヴォ
ああ、残酷な人だ。
それを私の前で繰り返すのか!
私の魂が、
罪の意識に引き裂かれていることを、知らぬのか?
だが、その叫びさえ、
愛に震える心には届かぬのだ……。
この胸が鼓動を止めたら、
私に何が残るというのだ!
どれほどの夜を、焦がれて明かしたことか!
どれほど長く、苦しみ続けたことか!
何度、天に向かって、
今お前が私に求める憐れみを願ったことか!
それでも、お前なしで、
ただ一瞬でも生きられただろうか。

アメーリア
ああ、天よ、お救いください。
恥と死の狭間で苦しむ、この私を。
迷えるこの足に、
救いへの道をお示しください。
(グスターヴォに)
どうかお帰りください。もう何も言わないで。
私は、あなたのために血を流したあの方の妻なのです。

グスターヴォ
私の命も……この世界も、
ただ一言のためなら……。

アメーリア
ああ、慈悲深き天よ!

グスターヴォ
愛していると、言ってくれ……。

アメーリア
お帰りください、グスターヴォ!

グスターヴォ
ただ一言……。

アメーリア
……ええ、愛しています。

グスターヴォ
愛してくれているのか、アメーリア!

アメーリア
ですが、気高いお方、
どうかこの心から、私をお守りください!

グスターヴォ
(我を忘れて)
愛している! 愛しているのだ!……ああ、
罪の意識も、友情も、
この胸から消え去れ。
すべて消えてしまえ、
愛だけを残して!
ああ、なんという甘い震えが、
燃えるこの胸を満たすことか!
ああ、もう一度聞かせてくれ、
その言葉を!
この闇を照らす星よ、
私は心をお前に捧げる。
愛の光で私を照らし、
夜が明けなければよい!

アメーリア
ああ! 葬り去ろうとした、
あの想いは、
胸の中で再び巨大に、
燃え上がってしまった!
どうしてこの魂を、
あのお方に捧げられないの?
それとも、せめて死の中で、
ここに眠らせてください。

グスターヴォ
アメーリア、愛してくれているのか?

アメーリア
はい……愛しています。

グスターヴォ
愛の光で、私を照らしてくれ!

アメーリア
ですが、気高いお方、
どうかこの心から、私をお守りください!

グスターヴォ
私を愛しているのか、アメーリア?
ああ、なんという甘い震えが……
(以下同)

アメーリア
ああ! 葬り去ろうとした……
(以下同)
(月はいっそう明るく照らす。)

アメーリア
ああ! 誰か来ます!

グスターヴォ
こんな死の場所へ、
誰が来るのだ?
(数歩進み)
ああ、見間違いではない……。
(アンカーストレムの姿が見える。)
アンカーストレム!

アメーリア
(おびえてヴェールを下ろし)
夫です!

グスターヴォ
(アンカーストレムに近づき)
君がここに?

アンカーストレム
陛下をお救いするためです。
奴らがあの上に潜み、陛下を狙っています。

グスターヴォ
誰だ?

アンカーストレム
陰謀者たちです。

アメーリア
(ああ、神よ!)

アンカーストレム
私は身を隠して近づいたので、
奴らは私を仲間と思い込みました。
そのとき一人がこう叫びました。
「見たぞ、国王だ。見知らぬ美女と一緒だ。」
すると別の者が言いました。
「思わぬ獲物だ!墓場を歩くあの男を、
女との甘い抱擁ごと、この手で始末してやる。」

アメーリア
(もうだめ……)

グスターヴォ
(アメーリアに)
気をしっかり。

アンカーストレム
(自分の外套をグスターヴォにかけて)
これをお召しください。
(右手の小道を指して)
あちらなら、まだ逃げられます。

グスターヴォ
(アメーリアの手を取って)
まず君を助けねば……。

アメーリア
(小声で)
ああ、私はいいの。早く……。

アンカーストレム
(アメーリアに)
ご婦人、まさか陛下を、
あの者どもの刃に渡したりはなさいませんね。

(奥へ走り去り、追っ手の様子をうかがう。)

アメーリア
(グスターヴォに)
お願いです。お一人でお逃げください。

グスターヴォ
君を置いて行けと?……

アメーリア
まだ道は開いています。
どうか、お逃げください……。

グスターヴォ
君をここに、彼と残して行けと? いや、決して!
それなら、死んだほうがましだ。

アメーリア
逃げてください。さもなくば私はこのヴェールを脱ぎます。

グスターヴォ
何を言う?

アメーリア
決めてください。

グスターヴォ
やめるんだ。

アメーリア
いいえ。

(グスターヴォはためらうが、アメーリアは手で再び促す。)

(あのお方を救えるのなら、
もう運命など恐れはしない。)

(アンカーストレムが戻ると、国王は彼に歩み寄る。)

グスターヴォ
(厳かに)
友よ、一つ頼みがある。
君の友情を信じて任せよう。

アンカーストレム
お任せください。ご命令を。

グスターヴォ
(アメーリアを指して)
約束してくれ、誓うのだ。
彼女をヴェールで顔を隠したまま、町まで送り届けると。
そして一言も話さず、一度も顔を見ないと。

アンカーストレム
誓います。

グスターヴォ
町の門まで着いたら、
君は一人で反対の道へ向かうのだ。

アンカーストレム
誓います。そのとおりに。

アメーリア
(小声でグスターヴォに)
聞こえませんか。
この夜風に乗って、死の声が響いています。
あの黒い岩陰から、
敵の合図が放たれました。
怒りに燃える胸を抱いて、
もうこちらへ押し寄せています。
あなたに狙いを定めています。
お願いです、どうか逃げてください。

アンカーストレム
(見張っていた場所から離れ)
お逃げください、この険しい道を!
無慈悲な足音が近づいてきます。
呪わしい声が交わされ、
誰もが剣を振りかざしています。
早く、お命をお守りください。
間もなく逃げ道は塞がれます。
どうかお逃げください。
あなたの命は、この国の民の命なのです。

アンカーストレム
(裏切り者だ……あの者たちは、
私の命を狙う陰謀者だったのか?
ああ、だが私も友を裏切ってしまった……。
あの人の心を傷つけたのは、この私だ。
身に覚えがなければ、恐れず立ち向かえた。
だが今は、愛という罪を背負い……逃げるしかない。
主よ、どうかあの方の上に
御慈悲の翼を広げ、お守りください!)

(グスターヴォ退場。)

アンカーストレム
こちらへ。

アメーリア
(ああ、神よ!)

アンカーストレム
なぜ震えておられるのです?
私が必ずお守りします。
友としてのこの言葉で、
どうか勇気を取り戻してください。
(丘の上にホルン、リビングらが仲間を率いて現れる。)

ホルン、リビング、合唱
(丘の上から)
襲いかかれ!
ついに最後の時が来た!

アメーリア
来たわ!

アンカーストレム
急ぎましょう。
私につかまってください。

アメーリア
(もう力が……。)

ホルン、リビング、合唱
夜明けの挨拶は、
あの死骸に捧げよう。

ホルン
あの白いヴェールが見えるか。
あの女と一緒だ。

リビング
ああ。天から地獄へ
突き落としてやる。

アンカーストレム
(大声で)
そこにいるのは誰だ!

ホルン
あいつではない!

リビング
なんということだ!

合唱
あいつではない!

アンカーストレム
そうだ、私だ。
お前たちの前に立っているのは。

リビング
国王の忠臣か!

ホルン
君たちよりは、
我々のほうが運が悪かったな。
美女の微笑みを、
待ちぼうけとは。

リビング
だがせめて、
このイシスの顔だけは見てやろう。

(部下たちが松明を手に戻って来る。)

アンカーストレム
(剣の柄に手をかけ)
一歩も近寄るな。
来るなら、この剣を抜く。

ホルン
脅すつもりか?

リビング
怖くはない。

(月が満月の光を放つ。)

アメーリア
(ああ、神よ、お助けください!)

合唱
(アンカーストレムに向かって)
剣を捨てろ!

アンカーストレム
裏切り者ども!

リビング
(アメーリアのヴェールを剝ぎ取ろうとする。)
もう終わりにしてやる!

アンカーストレム
(剣を抜いて)
その侮辱、
命で償ってもらう!

アメーリア
だめです、おやめください!

(全員がアンカーストレムに襲いかかろうとした瞬間、アメーリアは我を忘れて間に割って入り、ヴェールが落ちる。)

アンカーストレム
(愕然として)
なに!……アメーリア!

ホルン、リビング、合唱
彼女だ!……
アンカーストレムの妻だ!

アメーリア
ああ、神よ! お慈悲を!

アンカーストレム
アメーリア!

ホルン
(笑いながら)
見ろよ、夜の墓場で、
奥方と逢瀬とはな。
月明かりの下、甘い蜜に酔い、
露の上に仲よく身を横たえるとは!

ホルン、リビング
ははは!
なんという大騒ぎ!
町中、この話でもちきりになるぞ!

アンカーストレム
(グスターヴォが去った方を見つめて)
命を救ってやった、その報いがこれか!
もう私は、あの人の前に顔向けできない。
この胸は永遠に引き裂かれた。

アメーリア
この残酷な世で、
哀れな私は誰を頼ればよいのでしょう……。
踏みにじられたこの涙を、
いったい誰がぬぐってくれるのでしょう?

ホルン、リビング、合唱
ははは!
なんという大騒ぎ!
町中、この話でもちきりになるぞ!
悲劇が喜劇に変わったな!

アンカーストレム
(ホルンとリビングに近づき、毅然として言う。)
明日の朝、
私の家へ来てもらえますか。

ホルン
まさか、詫びでも入れるつもりか?

アンカーストレム
いや。胸には別の思いがある。

ホルン
何を企んでいる?

アンカーストレム
来れば分かる。

ホルン、リビング
では伺おう。
(部下を従えて立ち去りながら)
さあ行こう。
それぞれ別の道を行くぞ。

ホルン、リビング、合唱
明日の朝には、
大きな出来事が明らかになる。
行こう、行こう。
悲劇が喜劇に変わったな。
ははは! (以下同)

アンカーストレム
(アメーリアと二人きりになり、震えながら言う。)
私は誓った。
君を町の門まで送り届けると。

アメーリア
(その声は、
死の宣告のように胸に響く……。)

ホルン、リビング、合唱
(遠くから)
ははは!

アンカーストレム
行こう。さあ、行くのだ。

アメーリア
ああ、いやです!お慈悲を!

ホルン、リビング、合唱
(舞台裏)
なんという大騒ぎ!町中、この話でもちきりになるぞ!(以下同)
Atto Secondo

Campo solitario nei d'intorni di Stoccolma appiéd'un colle scosceso. A sinistra, nel basso, biancheggiano due pilastri; la luna leggermente velataillumina alcuni punti della scena. Amelia appare dalle eminenze, s'inginocchia e prega, poi si alzaed a poco a poco discende dal colle.

AMELIA
Ecco l'orrido campo ove s'accoppia
Al delitto la morte!
Ecco là le colonne…
La pianta é là, verdeggia al pié. S'inoltri,
Ah, mi si aggela il core!
Sino il rumor de' passi miei, qui tutto
M'empie di raccapriccio e di terrore!
E se perir dovessi?
Perire! ebben, tal é, s'adempia, e sia.

Fa per avviarsi.

Ma dall'arido stelo divulsa
Come avrò di mia mano quell'erba,
E che dentro la mente conulsa
Quell'eterea sembianza morrà,
Che ti resta, perduto l'amor…
Che ti resta, mio povero cor!

Ah! chi piange, qual forza m'arretra?
M'attraversa la squallida via?
Su, corraggio… e tu fatti di pietra,
Non tradirmi, dal pianto ristà;
O finisci di battere e muor,
T'annienta, mio povero cor!

S'ode un tocco d'ore.

Mezzanotte! - Ah, che veggio? una testa
Di sotterra si leva… e sospira!
Ha negli occhi il baleno dell'ira
E m'affisa e terribile sta!

Cade in ginocchio.
Deh! mi reggi, m'aita, o Signor,
Miserere d'un povero cor!

GUSTAVO
uscendo improvvisamente
Teco io sto.

AMELIA
Gran Dio!

GUSTAVO
Ti calma!

AMELIA
Ah!

GUSTAVO
Di che temi?

AMELIA
Ah, mi lasciate…
Son la vittima che geme…
Il mio nome almen salvate…
O lo strazio ed il rossore
La mia vita abbatterà.

GUSTAVO
Io lasciarti? No, giammai;
Nol poss'io; che' m'arde in petto
Immortal di te l'affetto.

AMELIA
Ah, Signor, abbiatemi pietà.

GUSTAVO
Così parli a chi t'adora?
Pietà chiedi, e tremi ancora?
Il tuo nome intemerato,
L'onor tuo sempre sarà.

AMELIA
Ma, Gustavo, io son d'altrui…
Dell'amico più fidato…

GUSTAVO
Taci, Amelia…

AMELIA
Io son di lui,
Che darìa la vita a te.

GUSTAVO
Ah crudele, e mel rammemori,
Lo ripeti innanzi a me!
Non sai tu che se l'anima mia
Il rimorso dilacera e rode,
Quel suo grido non cura, non ode,
Sin che l'empie di fremiti amor?…
Non sai tu che di te resterìa,
Se cessasse di battere il cor!
Quante notti ho vegliato anelante!
Come a lungo infelice lottai!
Quante volte dal cielo implorai
La pietà, che tu chiedi da me!
Ma per questo ho potuto un instante,
Infelice, non viver di te?

AMELIA
Ah! deh, soccorri tu, cielo, all'ambascia
Di chi sta fra l'infamia e la morte:
Tu pietoso rischiara le porte
Di salvezza all'errante mio pié.
a Gustavo
E tu va, ch'io non t'oda, mi lascia:
Son di lui, che il suo sangue ti dié.

GUSTAVO
La mia vita… l'universo,
Per un detto…

AMELIA
Ciel pietoso!

GUSTAVO
Di' che m'ami…

AMELIA
Va, Gustavo!

GUSTAVO
Un sol detto…

AMELIA
Ebben, sì, t'amo…

GUSTAVO
M'ami, Amelia!

AMELIA
Ma tu, nobile,
Me difendi dal mio cor!

GUSTAVO
fuori di sé.
M'ami, m'ami!… oh sia distrutto
Il rimorso, l'amicizia
Nel mio seno: estinto tutto,
Tutto sia fuorché l'amor!

Oh, qual soave brivido
L'acceso petto irrora!
Ah, ch'io t'ascolti ancora
Rispondermi così!
Astro di queste tenebre
A cui consacro il core:
Irradiami d'amore
E più non sorga il di!

AMELIA
Ahi! sul funereo letto
Ov'io sognava spegnerlo,
Gigante torna in petto
L'amor che mi feri!
Ché non m'é dato in seno
A lui versar quest'anima?
O nella morte almeno
Addormentarmi qui?

GUSTAVO
Amelia, tu m'ami?

AMELIA
Sì … t'amo.

GUSTAVO
Irradiami d'amor!

AMELIA
Ma tu, nobile,
Me difendi dal mio cor!

GUSTAVO
Tu m'ami, Amelia?

Oh, qual soave brivido ecc.

AMELIA
Ah, sul funereo letto ecc.

La luna illumina sempre più.

AMELIA
Ahimé! S'appressa alcun!

GUSTAVO
Chi giunge in questo
Soggiorono della morte?
fatti pochi passi
Ah, non m'inganno…
Si vede Anckarström.
Anckarström!

AMELIA
abbassando il velo atterrita
Il mio consorte!

GUSTAVO
incontrando Anckarström
Tu qui?

ANCKARSTRÖM
Per salvarti da lor, che celati
Lassù, t'hanno in mira.

GUSTAVO
Chi son?

ANCKARSTRÖM
Congiurati.

AMELIA
(O ciel!)

ANCKARSTRÖM
Trasvolai nel manto serrato,
Così che m'han preso per un dell'agguato,
E intesi taluno proromper: L'ho visto,
È il sire; un'ignota beltade é con esso.
Poi altri qui volto: Fuggevole acquisto!
S'ei rade la fossa, se il tenero amplesso
Troncar di mia mano repente saprò.

AMELIA
(Io muoio… )

GUSTAVO
a lei
Fa core.

ANCKARSTRÖM
coprendolo col suo mantello
Ma questo il do.
poi additandogli un viottolo a destra
E bada, lo scampro t'é libero là.

GUSTAVO
Prende per mano Amelia.
Salvarti degg'io…

AMELIA
sottovoce a lui
Me misera! Va…

ANCKARSTRÖM
passando ad Amelia
Ma voi non vorrete segnarlo, o signora,
Al ferro spietato!

Dilegua nel fondo e va a vedere se s'avanzano.

AMELIA
a Gustavo
Deh, solo t'invola.

GUSTAVO
Che qui t'abbandoni?…

AMELIA
T é libero ancora
Il passo, deh, fuggi…

GUSTAVO
E lasciarti qui sola
Con esso? No, mai! piuttosto morrò.

AMELIA
O fuggi, o che il velo dal capo torrò.

GUSTAVO
Che dici?

AMELIA
Risolvi.

GUSTAVO
Desisti.

AMELIA
Lo vo'.

Gustavo esita, ma ella rinnova l'ordine colla mano.

(Salvarlo a quest'alma se dato sarà,
Del fiero suo fato più tema non ha.)

Al ricomparire di Anckarström, il re gli va incontro.

GUSTAVO
solennemente
Amico, gelosa t'affido una cura:
L'amor che mi porti garante mi sta.

ANCKARSTRÖM
Affidati, imponi.

GUSTAVO
indicando Amelia
Promettimi, giura
Che tu l'addurrai, velata, in città,
Né un detto, né un guardo su essa trarrai.

ANCKARSTRÖM
Lo giuro.

GUSTAVO
E che tocche le porte, n'andrai
Da solo all'opposto.

ANCKARSTRÖM
Lo giuro, e sarà.

AMELIA
sommessamente a Gustavo
Odi tu come fremono cupi
Per quest'aura gli accenti di morte?
Di lassù, da quei negri dirupi
Il segnal de' nemici partì.
Ne' lor petti scintillano d'ira…
E già piomban, t'accerchiano fitti…
Al tuo capo già volser la mira…
Per pietà, va, t'invola di qui.

ANCKARSTRÖM
staccandosi dal fondo ove stava esplorando
Fuggi, fuggi, per l'orrida via
Sento l'orma dei passi spietati.
Allo scambio dei detti esecrati
Ogni destra la daga brandi,
Va, ti salva, o che il varco all'uscita
Qui fra poco serrarsi vedrai;
Va, ti salva; del popolo é vita,
Questa vita che getti così.

ANCKARSTRÖM
(Traditor, congiurati son essi
Che minacciano il vivere mio?
Ah, l'amico ho tradito pur io…
Son colui che nel cor lo ferì!
Innocente, sfidati li avrei:
Or d'amore colpevole… fuggo.
La pietà del Signore su lei
Posi l'ale, protegga i suoi di!)

Gustavo esce.

ANCKARSTRÖM
Seguitemi.

AMELIA
(Mio Dio!)

ANCKARSTRÖM
Perché tremate?
Fida scorta vi son, l'amico accento
Vi risollevi il cor!

Dalle alture compariscono Horn e Ribbing con seguito.

HORN, RIBBING, CORO
dall'alto
Avventiamoci su lui,
Ché scoccata é l'ultim'ora.

AMELIA
Eccoli!

ANCKARSTRÖM
Presto.
Appoggiatevi a me.

AMELIA
(Morir mi sento.)

HORN, RIBBING, CORO
Il saluto dell'aurora
Pel cadavere sarà.

HORN
Scerni tu quel bianco velo
Onde spicca la sua dea?

RIBBING
Sì precipiti dal cielo
All'inferno.

ANCKARSTRÖM
forte
Chi vi là?

HORN
Non é desso!

RIBBING
O furor mio!

CORO
Non é desso!

ANCKARSTRÖM
No, son io
Che dinnanzi a voi qui sta.

RIBBING
Il suo fido!

HORN
Men di voi
Fortunati fummo noi;
Ché il sorriso d'una bella
Stemmo indarno ad aspettar.

RIBBING
Io per altro il volto almeno
Vo' a quest'Iside mirar.

Alcuni dei suoi rientrano con fiaccole accese.

ANCKARSTRÖM
colla mano sull'elsa
Non un passo: se l'osate
Traggo il fero…

HORN
Minacciate?

RIBBING
Non vi temo.

La luna é in tutto il suo splendore.

AMELIA
(O ciel, aita!)

CORO
verso Anckarström
Giù l'acciaro!

ANCKARSTRÖM
Traditori!

RIBBING
Va per instrappare il velo ad Amelia.
Vo' finirla…

ANCKARSTRÖM
snudando la spada
E la tua vita
Quest'insulto pagherà.

AMELIA
No; fermatevi…

Nell'atto che tutti s'avventano contro Anckarström, Amelia fuori di sé,inframmettendosì, lascia cadere il velo.

ANCKARSTRÖM
colpito
Che!… Amelia!

HORN, RIBBING, CORO
Lei!… Sua moglie!

AMELIA
O ciel! pietà!

ANCKARSTRÖM
Amelia!

HORN
sogghignando
Ve', se di notte qui colla sposa
L'innamorato campion si posa
E come al raggio lunar del miele
Sulle rugiade corcar si sa!

HORN E RIBBING
Ah! ah! ah!
E che baccano sul caso strano
E che commenti per la città!

ANCKARSTRÖM
fisso alla via onde fuggi Gustavo
Così mi paga se l'ho salvato!
Per lui non posso levar la fronte,
Sbranato il cor per sempre m'ha!

AMELIA
A chi nel mondo crudel più mai,
Misera Amelia, ti volgerai?…
La tua spregiata lacrima, quale,
Qual man pietosa rasciugherà?

HORN, RIBBING, CORO
Ah! ah! ah!
E che baccano sul caso strano
E che commenti per la città!
Ve', la tragedia mutò in commedia.

ANCKARSTRÖM
Si avvicina a Horn e Ribbing e risolutamente dice loro:
Converreste a casa mia
Sul mattino di domani?

HORN
Forse ammenda aver chiedete?

ANCKARSTRÖM
No, ben altro in cor mi sta.

HORN
Che vi punge?

ANCKARSTRÖM
Lo saprete se verrete.

HORN E RIBBING
E ci vedrai.
nell'uscire seguiti dai loro
Dunque andiam: per vie diverse
L'un dall'altro s'allontani.

HORN, RIBBING, CORO
Il mattino di domani
Grandi cose apprenderà.
Andiam, andiam.
Ve', la traggedia mutò in commedia.
Ah! ah! ah! ecc.

ANCKARSTRÖM
Rimasto solo con Amelia, le dice fremendo:
Ho giurato che alle porte
V'addurrei della città.

AMELIA
(Come sonito di morte
La sua voce al cor mi va!)

HORN, RIBBING, CORO
in lontanaza
Ah! ah! ah!

ANCKARSTRÖM
Andiam! Andiam!

AMELIA
Oh no! pietà!

HORN, RIBBING, CORO
fuori scena
E che baccano sul caso strano ecc.
最終更新:2026年07月25日 22:34