クトゥグア
概要
背景と特徴
- 属性と外見
- クトゥグアは「生ける炎」の姿を持つ神格であり、燃え盛る炎の塊として描かれます
- その表面には暗い斑点がまだらに広がり、不定形でありながらも擬足のような器官を形成可能です
- 居住地
- 地球から約27光年離れたフォーマルハウト(南魚座の一等星)またはその近くのコルヴァズという恒星に封じられているとされています
- 創造背景
- ダーレスがクトゥルフ神話を四大元素(火・水・土・風)に分類した際、火の神格として追加された存在です
- 特徴と能力
- クトゥグアは周囲を焦土化させる力を持ち、その存在自体が周囲に火災や衰弱を引き起こします
- 影響範囲は40mから400mにも及ぶとされます
- 配下として「火の精」や「炎の吸血鬼」と呼ばれる眷属を従えており、彼らも触れるものを発火させる能力を持っています
- クトゥグアの炎は極めて強力で、生物を瞬時に焼き尽くし、武器すら溶かしてしまうため、人間が直接対抗することは困難です
神話内での役割
- ニャルラトホテプとの関係
- 信仰と召喚
- 古代には一部の人間に崇拝されていたものの、その危険性ゆえに信仰の痕跡は少ないです
- 召喚にはフォーマルハウトが地平線上に現れるタイミングで特定の呪文を唱える必要があります
- 関連する神格や眷属
- クトゥグアには「冷たき炎」アフーム=ザーという子孫がおり、この存在は旧支配者たちを目覚めさせる役割を担っています
- 眷属である「炎の吸血鬼」はクトゥグアから生まれた存在とされ、彼らもまた強力な破壊力を持っています
その他
クトゥグアは
クトゥルフ神話TRPGや様々なメディア作品にも登場し、その強大な力や独特のビジュアルから人気があります。例えば、『這いよれ!ニャル子さん』や『デモンベイン』シリーズなどではキャラクターとして描かれることもあります。
クトゥグアはその圧倒的な炎の力と
ニャルラトホテプとの対立関係から、[[クトゥルフ神話]{内でも特異な存在として位置づけられています。
関連ページ
最終更新:2024年12月28日 16:52