イシュケンベ - 聖華世界 @ wiki

イシュケンベ

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［解説］

カナド人の伝統的な料理の一つ。
魔獣の骨やモツを煮込んだスープ。
トンコツスープのように骨で出汁を取る為、真っ白で綺麗な色をしている。
具材には細かく刻まれた胃袋や腸などのモツを使う。
魔獣のモツは大概独特の臭みを持っているので、煮込む前に香草漬けにして臭みを取る。

使う魔獣によって味が大きく変わるが、イシュケンベと呼ばれるスープには白い骨を持つ魔獣しか使われない。
その為、ベースとなる魔獣骨のダシはある程度絞られる。
具材はその日に取れた獲物を使うので、具に関しては割とランダムな所がある。

この真っ白なスープにラー油というカナド人が扱う唐辛子油を垂らして飲む。
濃厚でこってりとしたスープの味わいに辛みが加わる事で全体の味が引き締まる。

カナド人街やカナド料理屋などに行けば、三大国家でも味わう事ができる。