カナド人 - 聖華世界 @ wiki

カナド人

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［解説

北方の旧カナダ領、カナド地方に住む遊牧民族。
高い動体視力、運動神経、魔力をもつ生まれながらの戦士。
老化が遅く５０代まで若々しい姿をしている。
６０を過ぎると急速に老化が始まる。
旧人類の日本人と親交を持っていた為、日本の文化と武芸を継承している。

※イメージは和風モンゴル人

［カナド人の役職］

1. 族長（ハラバル）
2. 戦士長（バードル）
3. 戦士（クシャトリヤ）
4. 猟兵（イェーガー）
5. 呪術師（シャーマン）
6. 技師（マキナ）
7. 商人（カラシン）
8. 放牧者（ノマド）

［カナド人の暮らし］

カナド人の暮らしは大きく『移動型』と『定住型』に分かれる。
前者は『ゲル』と呼ばれる丸いテントのような天幕を住居とする。
後者は木造住宅を中心とした家屋を建築して小規模な集落を形成するパターン。

カナド部族の多くは『移動型』であり、一年の殆どを自分たちの部族の縄張りの中を移動しながら暮らす。
その理由はカナドと言う地の過酷さに起因する。
カナド地方にはアラスカ方面から絶えず送られてくる鋼魔獣の群れのみならず、重力弾頭の被害を免れた非常に強力な魔獣たちが蔓延る。
この地では固定集落を作る事は非常に困難であり、定住型のカナド集落の殆どは谷の合間や、山間部、高台の上など、比較的魔獣が来づらい土地に作られる。
そういった集落の建設に適した土地が見つかるのは稀であるためカナド人は常に移動しながら危険な魔獣の群れを避けて生活を営むのだ。

カナド人の食事についてだが、彼らは旧時代の日本人の文化を部分的に継承しており、食事に関してはその特徴が顕著に出ている。
味付けは薄味に素材を活かした料理。
調味料は醤油、味噌、ミリンなど日本人に馴染みのある物を使う。
主食はお米だが、残念ながらお米は水田を作れる定住型の集落でしか収穫できないため貴重な物である。
移動型のカナド部族ではお米は祝い事などで食べる物とし、普段は家畜の肉や乳製品、狩猟した魔獣を食べる。
なお調味料も固定集落で作られるため『定住型』のカナド部族から購入するしかない。
つまるところ、固定集落持ちの部族はそれだけで裕福である事を示す。

移動手段は主に馬を用いるが、カナド人が本気で走ったら馬より遥かに速いため移動速度のために乗っている訳ではない。
単に長距離を移動するのに馬が適しているから馬に乗るのだ。
カナド人は家畜を財産と捉えておりとても大切にする。
なにせ羊は食料、衣服の材料どちらにも使える彼らの生活を支える大事な生き物となるのだ。
馬に至ってはほぼいつも一緒に行動する相棒である。

カナド人は15歳で元服し成人となる。
この時に部族のしきたりに合わせて成人の儀が執り行われる。
大概はこの時にどの役職に付くか割り振られる。

武芸として日本由来の刀を用いたカナド流刀剣術、柔術や空手を基礎とするカナド武芸などを幼少期から叩き込まれる。
過酷な土地で生きるため幼い子供に真っ先に教えられるのは「己の身を守る方法」である。
そのため、カナド人の子供だからと言って侮ると手痛いしっぺ返しを食らう事になるであろう。

［ルーツ］

旧人類が人類生存圏の拡大の為に造った、新人類の戦闘用個体Heiz。その末裔である。
戦う為だけに調整して造られたので、従来の新人類を遥かに上回る身体能力を持つ。

［カナド人のメイキングについて］

固有スキルとして「カナド人」を持ちます。
効果は「先天的に幸運、知力を除く全ステータスが高い」
スキルランクは純粋なカナド人はＡ、ハーフはＢ、クォーターならＣとなります。

デフォルトで刀が使用可能です。

［カナド人の命名法について］

カナド人は部族単位で一つの家族と見做します。
命名はキャラ名・部族名・ファミリアとなります。厳密にはカナド内では、ファミリアの部分は『氏族』と書いて『ファミリア』とルビを振ります。しかし他の地方、たとえば帝国、聖王国、同盟の住人たちは部族名に乱暴に『族』をつけて呼びます。
※
カレナ族のアイラちゃんの場合はアイラ・カレナ・ファミリアとなります。厳密にはアイラ・カレナ氏族と書いて、前述の様な読みになります。また三国においては、アイラ・カレナ族と雑に呼ばれる事が多いです。当然ながら当人は、正式に名乗ります。
部族を追放されたり出奔した場合はキャラ名のみを名乗ります。