フライングエッジ
[解説]
沖合に生息する、成体の体長2メートルぐらいの巨大なトビウオ型の魔獣。
肉食性で、海中で魚を捕食するのみならず、海面近くをジャンプ飛行しながら、鳥や漁船を襲撃するどう猛な性質を持つ。
肉食性で、海中で魚を捕食するのみならず、海面近くをジャンプ飛行しながら、鳥や漁船を襲撃するどう猛な性質を持つ。
武器は牙や胸鰭。
魔獣だけあって骨格や鱗は異常に頑強で、特に牙や胸鰭の前縁の骨は鋭い刃物状になっている。
水中では牙で獲物をかみちぎり、滑空時には広げた胸鰭を使ってすれ違いざまに獲物を切り裂き、海に落ちた肉片を貪り食らう狩りを行う。
さらに恐ろしいことに、成魚は単独行動するが、稚魚は1メートルを超えるまで数十匹単位の群れを組む性質があり、大量の群れが襲い掛かれば軍用船舶でも危険にさらされるきわめて厄介な魔獣である。
魔獣だけあって骨格や鱗は異常に頑強で、特に牙や胸鰭の前縁の骨は鋭い刃物状になっている。
水中では牙で獲物をかみちぎり、滑空時には広げた胸鰭を使ってすれ違いざまに獲物を切り裂き、海に落ちた肉片を貪り食らう狩りを行う。
さらに恐ろしいことに、成魚は単独行動するが、稚魚は1メートルを超えるまで数十匹単位の群れを組む性質があり、大量の群れが襲い掛かれば軍用船舶でも危険にさらされるきわめて厄介な魔獣である。
このように厄介な魔獣である本種だが、沿岸部や島嶼部に住んでいる人間にとっては利用価値もある。
鋭い牙や胸鰭は丈夫な木材に植えつけて、また胸椎・尾椎とそこから伸びる骨は、切っ先と取っ手を取り付けて補強を加えたうえで武器として使われる。
牙を使った剣・椎骨の剣は、旧時代の同様の武器に倣いそれぞれテブテジュ、ハー・イ・マヒと呼ばれる。
胸鰭はその大きさからグレイブや双翼刃に好んで加工される。
鋭い牙や胸鰭は丈夫な木材に植えつけて、また胸椎・尾椎とそこから伸びる骨は、切っ先と取っ手を取り付けて補強を加えたうえで武器として使われる。
牙を使った剣・椎骨の剣は、旧時代の同様の武器に倣いそれぞれテブテジュ、ハー・イ・マヒと呼ばれる。
胸鰭はその大きさからグレイブや双翼刃に好んで加工される。
なお、通常のトビウオ同様に肉と卵は食用になるが、わざわざ自分がえさになる危険を冒してまで本種を漁獲する物好きは冒険者にもいないし、いたとしても長生きはできないだろう。