双翼刃(そうよくじん)

双翼刃
[解説]
双翼刃は柄の両端に刃を持つ薙刀である。
これは一見すると使い勝手が悪く、扱い難いように思う。
それはそうである。リーチは槍に及ばず、取り回しは剣に及ばず、切れ味は刀に及ばす。
欠点を見ればキリが無い。
これは一見すると使い勝手が悪く、扱い難いように思う。
それはそうである。リーチは槍に及ばず、取り回しは剣に及ばず、切れ味は刀に及ばす。
欠点を見ればキリが無い。
しかし、どんなものにも欠点はある。そして利点もまた、必ず存在する。
取り扱いが難しいのは事実だが、これを自在に操れたなら、この武器は素晴らしい利点を発揮する。
それは手数の多さである。
それは手数の多さである。
剣であれ刀であれ、振り抜く攻撃は一度きり、切り返しに隙が生じる。
しかし、双翼刃は振り抜いた直後に反対側の刃による追撃を行う事が容易なのだ。
円を描くように振り回す事で、非常に短いサイクルで攻撃を繰り出せる。
それは相手に反撃の暇など与えない。
しかし、双翼刃は振り抜いた直後に反対側の刃による追撃を行う事が容易なのだ。
円を描くように振り回す事で、非常に短いサイクルで攻撃を繰り出せる。
それは相手に反撃の暇など与えない。
一度ハマればただ一方的に相手を斬り刻む事さえやってのける、それこそが双翼刃の真骨頂なのだ。
それゆえにこの武器を好んで使う猛者も少なくない。
双翼刃の発祥
上記のように、柄の両端に刃を持つ薙刀を双翼刃と呼ぶ。その発祥はゼスキア王国の最初期にまで遡る。
面白いもので、元は同じものが違う場所でそれぞれに独自の進化・発展を遂げ、結局同じような形に収斂する。
そして、この武器はどちらが先に言い出したかは定かでは無いが、『双翼刃』と名付けられ、帝国式双翼刃とカナド式双翼刃に分派したのである。
添付ファイル