地震虫
[解説]
蝙蝠と蜘蛛をかけ合わせたかのような外見の大型魔獣。
雌は最大約20mもの巨体を持ち、地中を掘り進み移動する。強靭な脚で地盤を砕き、地表の獲物を引き摺り込み捕食する。
雄は雌に比べ最大12m程と小柄だが飛行能力を持ち、行動範囲の狭い雌の元へ移動し、交尾する。また、膂力は雌の方が優れるが、総合的な戦闘力は雄の方が高い。
雄の個体は飛行能力を活かし、相手の死角に回り込み鉤爪の様な前脚を叩きつけ少しづつ獲物を衰弱させていく。また、ヘルカイト等と争う際は鉤爪を相手へ引っ掛け態勢を崩し、優位に立とうとするようだ。
交尾後、雌は地中に卵塊を産みつけ卵の世話を行い、雄は外敵の排除や雌に餌の補給を行う為に非常に貪欲かつ攻撃的になる。この状態ではより栄養価の高い大型の動物を狙う傾向が見られ、人間サイズの動物に関しては排除を優先し、危険性が無いと判断すれば即座に雌の元へと戻る。
最大まで成長出来る個体は非常に少なく、目撃されるのは大抵は50cmぐらいの幼体である。
雌は最大約20mもの巨体を持ち、地中を掘り進み移動する。強靭な脚で地盤を砕き、地表の獲物を引き摺り込み捕食する。
雄は雌に比べ最大12m程と小柄だが飛行能力を持ち、行動範囲の狭い雌の元へ移動し、交尾する。また、膂力は雌の方が優れるが、総合的な戦闘力は雄の方が高い。
雄の個体は飛行能力を活かし、相手の死角に回り込み鉤爪の様な前脚を叩きつけ少しづつ獲物を衰弱させていく。また、ヘルカイト等と争う際は鉤爪を相手へ引っ掛け態勢を崩し、優位に立とうとするようだ。
交尾後、雌は地中に卵塊を産みつけ卵の世話を行い、雄は外敵の排除や雌に餌の補給を行う為に非常に貪欲かつ攻撃的になる。この状態ではより栄養価の高い大型の動物を狙う傾向が見られ、人間サイズの動物に関しては排除を優先し、危険性が無いと判断すれば即座に雌の元へと戻る。
最大まで成長出来る個体は非常に少なく、目撃されるのは大抵は50cmぐらいの幼体である。
捕食対象は幅広く、人間は勿論の事、雄や大型の雌はヘルカイト等の高い戦闘力を持つ魔獣にも襲いかかる姿が目撃されている。生息域を同じくするサンドワームとは成長前では被食対象、成長後では捕食対象の関係。
咆哮による超音波と脚先の振動で地震を起こす能力を持つ事が名の由来。
大型の個体になるとサンドワーム等を地中から引き摺り出す為に大地震を起こす程の力を持つ。
咆哮による超音波と脚先の振動で地震を起こす能力を持つ事が名の由来。
大型の個体になるとサンドワーム等を地中から引き摺り出す為に大地震を起こす程の力を持つ。
古い文献によると体長50mを超える超大型個体の存在が示唆されており、またその個体が人間の前に姿を顕したならばあのバフォメットに次ぐ大災害を齎す事は想像に難くない。