Special Collection Vol.10カードリスト・詳細版
キャラクターカード
蒼天の突風チーム
《蒼天の突風チーム》
【連結(「射命丸 文」+「姫海棠 はたて」)】
先制 隠密 抵抗(3)
(自動β):
〔このキャラクター〕が
プレイされて場に出た場合、〔あなたの冥界の上のカードX枚〕を裏向きにして〔このキャラクター〕に
セットする。
(自分ターン)0:
このキャラクターにセットされているカード1枚を破棄する。その後、目標の〔キャラクター1枚〕にX
ダメージを与える。Xはこの効果でダメージを与える時点で、このキャラクターにセットされているカードの枚数の3倍に等しい。この効果は1ターンに1度しか使用出来ない。
(常時)0:
このキャラクターにセットされているカード1枚を破棄する。その後、この干渉終了時まで〔このキャラクター〕は、
決死状態にならない。
攻撃力(6)/耐久力(5)
「どうしたの?あなたの取材魂はそんなものなの?」
「まだまだー!文こそ息が上がってきたんじゃないの?」
コメント
【連結】(ユニオン)を持つカードの一枚。
プレイコストを自由に支払い、そのぶんだけセットカードが増えるキャラクター。
プレイするコストを自分で決められる珍しいキャラクターであり、払った値に等しい枚数のカードを
冥界の上から裏向きでセットし、所持している2つの効果で使用する。
1つ目の効果は
(自分ターン)効果で、キャラクターを
目標に取るダメージ効果。セットカードを1枚
破棄することで、「その後の解決の時点でセットされている枚数」の3倍のダメージを与える。
つまり、3枚セットの状態から使用すると解決時には2枚セットになるので6点のダメージ、2枚セットの状態から使用すると3点ダメージということになる。
スリープがいらないので、自分ターンであればプレイした後すぐにダメージ効果を使用したり、相手の防御宣言に合わせてしてその防御キャラクターを除去したり出来るのもありがたい。
両方ともセットカードを1枚ずつ消費していくので、ダメージ効果の出力と相談してプレイ時のコストを決める必要がある。
- 基本的にXは数字として参照される場合、特に指定が無ければ0として扱う。つまり、二つの炎で場に出すと0/0の戦闘力となっていきなり決死状態になる。二つの炎との相性は最悪だろう。
関連
天魔の尖兵チーム
《天魔の尖兵チーム》
【連結(「射命丸 文」+「犬走 椛」)】
速攻 先制 隠密
(自動γ):
〔このキャラクター〕が相手プレイヤー
戦闘ダメージを与えた場合、〔相手プレイヤー1人の手札1枚〕を
無作為に選んで破棄する。
(自動γ):
〔このキャラクター〕が
決死状態になった場合、〔あなたのデッキ〕を全て見て、「種族:天狗」を持つ
キャラクターカード1枚を抜き出し、あなたの場に
スリープ状態で出しても良い。その後、デッキをシャッフルする。
攻撃力(5)/耐久力(4)
「さあ、侵入者の追っ払い方を見せてもらいましょうか」
「貴方も戦ってください!」
コメント
速攻により出して即攻撃可能、
隠密によりブロック自体が困難、さらに
先制まで持つので戦闘による除去も困難、そこに
犬走 椛/7弾と同じ手札1枚ランダム破棄効果が加わるため、可能な限り早く除去しなければ次々とハンド
アドバンテージを奪われて行き、負けが確定するレベル。
…と、それだけならばまだ除去して終了で可愛げがあったのだが、2つ目の効果により、
決死状態になるとデッキから
種族:天狗が場に出されるのである。大型の
天狗にはやはり
隠密所持の
天魔と
深山の大天狗/10弾が存在し、両者ともフィニッシャー級の能力を持つ。除去しても一段落どころか余命が縮む結果にもなり得るのである。
また、
決死状態による破棄よりも
(自動γ)が先に解決されるので、「射命丸 文」か「犬走 椛」を連結素材に含む連結キャラクターを抜き出し、このキャラクターを連結素材に使用することも可能。最悪、もう一度このチームが場に出てくることになる。
キャラクターを破棄できる効果を持つ除去は、条件があったりコストが非常に高かったりと難が多く、デッキによっては採用されていないこともある。どんなデッキにも入るカードは
蝶符『鳳蝶紋の死槍』くらいだろう。
そんな中、本人も強い上におかわり可能なこのキャラクターは非常に強力な存在である。
- このカードは犬走 椛/7弾を純粋に強化したような効果であり、フレーバーテキスト通り効果には「射命丸 文」の面影が全く無い。せいぜい射命丸 文/1弾が所持していた隠密くらいである。二つ目の効果は椛がやられた後に文が援軍を呼びに行く様子だろうか。
- 余談だが、以前公式サイトのカードリストではフレーバーテキストが
「文様に助けに来て頂けるなんて光栄です」
「相談事にも乗れるかもしれないって上司の粋な計らいね」
と、誤字どころではない文章となっていた。二人の仲がこのように良ければもう少し違う効果になったのだろうか…
- 「天魔」なので天魔降臨で場に出す事が出来る。天魔降臨とそれらしい名前にも関わらず天魔ではなくその尖兵が出るのは何とも変な状況である。勿論天魔を出した方が有利な状況の方が多い。
関連
追撃の辻風チーム
《追撃の辻風チーム》
【連結(「姫海棠 はたて」+「犬走 椛」)】
速攻 先制 抵抗(1)
(自動γ):
〔このキャラクター〕が戦闘によって相手キャラクターを
決死状態にした場合、〔相手プレイヤー1人の手札1枚〕を
無作為に選んで破棄する。その後、この効果で破棄したカードの種類によって以下の効果を解決する。
攻撃力(6)/耐久力(2)
「大天狗様に報告した方が良いのでは?」
「そんなの後にしてあいつを追いかけるわよ!」
コメント
隠密を所持しないため、ダメージを受けないように防御すること自体は簡単だが、戦闘により相手キャラクターを
決死状態にした場合、相手の手札を1枚ランダム
破棄と同時に、破棄したカードの種類に応じてボーナスを受けることが出来る。
キャラクターカードの場合は2ドロー。ボード
アドバンテージを失った上、ハンドアドバンテージがさらに負ける事になる。
スペルカードの場合は相手プレイヤーに5点ダメージ。防御したと思ったらグレイズ0の打点5に殴られたような物である。
コマンドカードの場合はこのキャラクターを
アクティブ状態にする。この為、もう一度攻撃可能。守ったはずが再度攻撃されるのである。
このように追加効果は不確定とはいえどれも血を吐けるレベルであり、同時にグレイズ0が攻撃を通すことを躊躇わせる要素として立ってくる。攻撃するだけで心理的なアドバンテージを獲得する事が出来るだろう。
先制の6点なので一方的に倒す事も難しく、戦闘してしまったらほぼ間違い無く効果を使われる事になる。
ただし耐久力が2点しか無いので、
村紗 水蜜/10弾や
地霊殿などであっさり焼かれてしまう。グレイズ0も
緑眼のジェラシーの格好の餌食であり、除去に対して非常に弱いという難点を抱える、全幅の信頼を置くにはやや難しいキャラクター。
天魔と一緒に並べる等、何かしらのサポートが欲しい所である。
関連
冥府の司直チーム
《冥府の司直チーム》
【連結(「四季映姫・ヤマザナドゥ」+「小野塚 小町」)】
奇襲 伝説 抵抗(5)
(自動β):
〔このキャラクター〕が
プレイされて場に出た場合、目標の〔プレイされた
キャラクターカード、スペルカード、
コマンドカードのいずれか1枚〕のプレイを無効とし、破棄する。この効果では目標のカードが持つ「抵抗」の効果を無視することが出来る。
(自動γ):
〔このキャラクター〕が相手プレイヤーのカードの効果で
決死状態になった場合、〔場のカード1枚〕を破棄しても良い。
攻撃力(6)/耐久力(7)
「罪は裁かれて初めて清算できるのです!」
「さぁ、楽しい寿命の時間だよ!」
コメント
強力なカウンター効果に加えて、
グレイズが低く戦闘能力も申し分ないものであり、加えて相手に除去された時の道連れ効果まであるため、
博麗 霊夢/9弾のように場に出した後も安心して攻撃することができる。
関連
スペルカード
『無双風神』
《「無双風神」》
【連結(「射命丸 文」+疾風「風神少女」)】
ターン終了時まで、目標の〔あなたの場のキャラクター1枚〕は「
戦闘修正:+3/±0」と以下の効果を得る。
「先制
【(自動α):〔このキャラクター〕は、
他のカードの効果の対象にならない。】
【(常時)(1):〔あなたの手札1枚〕を破棄する。その後、〔このキャラクター〕を
アクティブ状態にし、ターン終了時まで「戦闘修正-2/±0」を得る。】」
人智を超えた速度で疾駆する天狗に狙いを定める事は不可能である。
コメント
単純に+3/+0修正。そこに
先制がつくため、おおよそ殴りあいでは勝ち~相打ちに持ち込める。似たようなサイズ同士でのにらみ合いが続くようならば打開の一手になる。
起動効果は、コストと手札、そのキャラクターの攻撃力が続く限りの連続攻撃。元の攻撃力が6以上あれば、そのキャラクターのみで25点殴りきれるが、手札枚数的にはやや厳しい。やるならば事前に相手の手札を確認しておきたい。
関連
取材『姫海棠 はたての練習取材』
《取材「姫海棠 はたての練習取材」》
抵抗(1)
目標の〔相手プレイヤー1人の手札〕を全て見て、2枚まで選んで破棄する。その後、〔あなた〕は1
ドローする。この効果で同じ種類のカードを破棄した場合、更に1ドローする。
はたては文の取材を参考にし、実際にネタを集めに行く事にした。
コメント
2枚「まで」選べるため、手札1枚の相手にも使っていける。
さらにキャントリップ効果を備えるので此方の手札は消費せず、オマケに破棄したカードが同種だった場合追加1ドローの効果まで得られる。
連結素材はどちらも手札破壊を狙えるので、ハンドアドバンテージを稼いで勝ちを狙いにいきたい。
連結素材はどちらも優秀であり、いざとなればこのカード自身も連結素材に出来るので腐る事が中々無い。
連結の中でも比較的狙いやすいスペルカードといえる。
ただし、コストがやや割高なので
術者を据えて使用したいところだが、素材の片方が術者本人であるため、その点でアドバンテージを失う場合が生まれるかもしれない。
- 余談だがこのスペルの名称は原作とは異なっている。原作では「取材『姫海棠はたての練習取材』」であり、名前がスペースで区切られていない。この変更のおかげでこのカード自身も連結素材に出来るようになっている。
関連
審判『ギルティ・オワ・ノットギルティ』
《審判「ギルティ・オワ・ノットギルティ」》
抵抗(3)
以下の効果から1つを選んで解決する。
2.〔相手プレイヤー〕にX
ダメージを与える。Xはあなたの冥界にある「プレイを無効」という記述を含むコマンドカードの枚数の2倍に等しい。
閻魔は浄玻璃鏡に映し出された過去の行動から有罪か無罪かの判決を下す。
コメント
1の効果は要するに
冥界に存在するカウンターカード全回収。
八雲 藍/5弾に対するアンチカードになりそうだが、このカード自身も「プレイを無効」を含むため、やはり
破棄させられてしまう。
用心のためにも、
ノードに隠して
紅葉狩り等で回収できる方法を仕込んでおきたい。
2の効果は、自分の
冥界のカウンターコマンドの2倍数を相手に叩き込む効果。解決時に13枚以上あれば26ダメージで一撃死を狙えるため、フルパーミッションデッキのフィニッシュブローになれる。
陰謀論との相性も良い。
抵抗を持つため無効にしづらく、効果はどちらともパーミッションデッキの追い風になる効果だが、1と2のどちらも
コマンドカードのみを参照しているので、
朱鷺色の妖怪/3弾のようなパーミッション効果を持つキャラクターは計算出来ない事に注意。
関連
※記述に「プレイを無効」を持つコマンドカード
死符『死者選別の鎌』
《死符「死者選別の鎌」》
【連結(霊符「古き地縛霊の目覚め」+「
黄泉の舟」)】 【装備】
(自動γ):
〔このキャラクター〕が戦闘を行う場合、戦闘終了時に〔相手プレイヤーのデッキの上のカード3枚〕を
公開する。その後、その中に含まれていた
キャラクターカード1枚を選んであなたの場に
スリープ状態で出しても良い。選ばなかったカードは全て破棄する。
攻撃力(+4)/耐久力(+2)
成熟した命を刈り取り、新たな命を生み出す死神の大鎌
コメント
神器並みの
戦闘修正に加え、デッキ破壊効果とキャラクター数増加を狙える効果を併せ持つ。
関連
コマンドカード
教唆扇動
《教唆扇動》
【相手ターン制限】 抵抗(1)
〔このカード〕は
メンテナンスフェイズにしか
プレイ出来ない。〔あなたのサイドボードにある「連結」を持つカード1枚〕を相手プレイヤーに見せてから手札に加える。
「魔理沙さんは出し抜かれてもいいんですか?」
「そ、そうだな、私が先にその空中都市を探し出さないとな!」
コメント
きょうさせんどう。人をおしえそそのかして行動させること。
内容によっては犯罪行為になるので、実生活ではプレイしないことをお勧めする。
想起『うろおぼえの金閣寺』に続く2枚目の、所謂シルバーバレットカード。
サイドボードに
連結カードを仕込み、状況に応じて効果が高いカードを選べるようになるため、メインボードをスリムに作り上げることが可能になる。
ただし、
連結素材はデッキに最初から組み込む必要があるため、あれもこれも積み込むと方向性がぼやける可能性もある。守矢デッキや天狗デッキのような、複数の
連結素材が同時に使用できるが、相手を選ぶ内容になりやすい場合に採用すれば、無理のない構築が出来るだろう。
ただし、致命的な弱点としてプレイ条件が非常に厳しい。【相手ターン制限】かつ
メンテナンスフェイズ限定である。
相手ターン中に手札に加えたカードの対策を練られてしまったら元も子も無いので注意したい。
関連
六道輪廻
《六道輪廻》
【自分ターン制限】
〔あなたの冥界にある「連結」を持つ
キャラクターカード1枚〕をゲームから除外する。その後、〔あなたのデッキ〕を全て見て、除外したキャラクターカードと同じ種族を持つキャラクターカード1枚を抜き出し、あなたの場に
スリープ状態で出してもよい。その後、デッキをシャッフルする。
「今年は六十年に一度訪れる『生れ変わり』の年なのです。そして桜の花は死と共に再生を意味します。」
コメント
ただし【自分ターン制限】を所持しているため、
コマンドカードにしては奇襲性に乏しい。
コストも3掛かり
冥界のカードを除外する必要もあるため、状況を良く見極めて
プレイしたい。
- 読み方は「りくどうりんね」。
- 「六道輪廻」とは仏法における六つの地獄を巡る生まれ変わりの行為。全ての生物は六道の世界に生と死を何度も繰り返しさまよい続ける。天界や人間界も六道においては地獄のひとつである。
関連Q&A
- Q278.No.580 妖魔の眷属は、デッキから抜き出すキャラクターカードはこの効果でスリープ状態にしたキャラクターの持つ種族と完全に一致していなければなりませんか?
- A278.いいえ、複数の持つ場合はそのうちいずれか1種族が同じであれば抜き出す事が出来ます。
関連
最終更新:2011年12月20日 19:02