Special Collection Vol.10カードリスト・詳細版

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キャラクターカード

蒼天の突風チーム

《蒼天の突風チーム》

No.891 Character <Special Collection Vol.10
GRAZE(3)/NODE(5)/COST(X) 種族:天狗

【連結(「射命丸 文」+「姫海棠 はたて」)】

先制 隠密 抵抗(3)

(自動β):
 〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、〔あなたの冥界の上のカードX枚〕を裏向きにして〔このキャラクター〕にセットする。

(自分ターン)0:
 このキャラクターにセットされているカード1枚を破棄する。その後、目標の〔キャラクター1枚〕にXダメージを与える。Xはこの効果でダメージを与える時点で、このキャラクターにセットされているカードの枚数の3倍に等しい。この効果は1ターンに1度しか使用出来ない。

(常時)0:
 このキャラクターにセットされているカード1枚を破棄する。その後、この干渉終了時まで〔このキャラクター〕は、決死状態にならない。

攻撃力(6)/耐久力(5)

「どうしたの?あなたの取材魂はそんなものなの?」
「まだまだー!文こそ息が上がってきたんじゃないの?」

Illustration:ちもち

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【連結】(ユニオン)を持つカードの一枚。
プレイコストを自由に支払い、そのぶんだけセットカードが増えるキャラクター。

プレイするコストを自分で決められる珍しいキャラクターであり、払った値に等しい枚数のカードを冥界の上から裏向きでセットし、所持している2つの効果で使用する。

1つ目の効果は(自分ターン)効果で、キャラクターを目標に取るダメージ効果。セットカードを1枚破棄することで、「その後の解決の時点でセットされている枚数」の3倍のダメージを与える。
つまり、3枚セットの状態から使用すると解決時には2枚セットになるので6点のダメージ、2枚セットの状態から使用すると3点ダメージということになる。
スリープがいらないので、自分ターンであればプレイした後すぐにダメージ効果を使用したり、相手の防御宣言に合わせてしてその防御キャラクターを除去したり出来るのもありがたい。

2つ目の効果は(常時)効果で、決死状態の無効効果。
同一干渉中でなければ1ターンに何度も使えるため、スペルカードによる除去に非常に強い。

両方ともセットカードを1枚ずつ消費していくので、ダメージ効果の出力と相談してプレイ時のコストを決める必要がある。

また、セットされているカードならば種類は問わないため、超小型プランク爆弾鬼火『超高密度燐禍術』などと相性が良く、それらのフォローが無くとも単純に種族:天狗先制隠密持ちである。第十弾環境では天狗デッキが多少流行しているとはいえ、0コストで出しても十分な脅威となる。

  • 基本的にXは数字として参照される場合、特に指定が無ければ0として扱う。つまり、二つの炎で場に出すと0/0の戦闘力となっていきなり決死状態になる。二つの炎との相性は最悪だろう。


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天魔の尖兵チーム

《天魔の尖兵チーム》

No.892 Character <Special Collection Vol.10
GRAZE(3)/NODE(4)/COST(2) 種族:天狗

【連結(「射命丸 文」+「犬走 椛」)】

速攻 先制 隠密

(自動γ):
 〔このキャラクター〕が相手プレイヤー戦闘ダメージを与えた場合、〔相手プレイヤー1人の手札1枚〕を無作為に選んで破棄する。

(自動γ):
 〔このキャラクター〕が決死状態になった場合、〔あなたのデッキ〕を全て見て、「種族:天狗」を持つキャラクターカード1枚を抜き出し、あなたの場にスリープ状態で出しても良い。その後、デッキをシャッフルする。

攻撃力(5)/耐久力(4)

「さあ、侵入者の追っ払い方を見せてもらいましょうか」
「貴方も戦ってください!」

Illustration:てるる

コメント

【連結】(ユニオン)を持つカードの一枚。
豊富な戦術に加え、条件付のハンデス効果と自身が決死状態になった場合に発生する効果を持つ。

速攻により出して即攻撃可能、隠密によりブロック自体が困難、さらに先制まで持つので戦闘による除去も困難、そこに犬走 椛/7弾と同じ手札1枚ランダム破棄効果が加わるため、可能な限り早く除去しなければ次々とハンドアドバンテージを奪われて行き、負けが確定するレベル。
…と、それだけならばまだ除去して終了で可愛げがあったのだが、2つ目の効果により、決死状態になるとデッキから種族:天狗が場に出されるのである。大型の天狗にはやはり隠密所持の天魔深山の大天狗/10弾が存在し、両者ともフィニッシャー級の能力を持つ。除去しても一段落どころか余命が縮む結果にもなり得るのである。

また、決死状態による破棄よりも(自動γ)が先に解決されるので、「射命丸 文」か「犬走 椛」を連結素材に含む連結キャラクターを抜き出し、このキャラクターを連結素材に使用することも可能。最悪、もう一度このチームが場に出てくることになる。

キャラクターを破棄できる効果を持つ除去は、条件があったりコストが非常に高かったりと難が多く、デッキによっては採用されていないこともある。どんなデッキにも入るカードは蝶符『鳳蝶紋の死槍』くらいだろう。
そんな中、本人も強い上におかわり可能なこのキャラクターは非常に強力な存在である。

  • このカードは犬走 椛/7弾を純粋に強化したような効果であり、フレーバーテキスト通り効果には「射命丸 文」の面影が全く無い。せいぜい射命丸 文/1弾が所持していた隠密くらいである。二つ目の効果は椛がやられた後に文が援軍を呼びに行く様子だろうか。
    • 余談だが、以前公式サイトのカードリストではフレーバーテキストが
      「文様に助けに来て頂けるなんて光栄です」
      「相談事にも乗れるかもしれないって上司の粋な計らいね」
      と、誤字どころではない文章となっていた。二人の仲がこのように良ければもう少し違う効果になったのだろうか…
  • 「天魔」なので天魔降臨で場に出す事が出来る。天魔降臨とそれらしい名前にも関わらず天魔ではなくその尖兵が出るのは何とも変な状況である。勿論天魔を出した方が有利な状況の方が多い。


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追撃の辻風チーム

《追撃の辻風チーム》

No.893 Character <Special Collection Vol.10
GRAZE(0)/NODE(4)/COST(3) 種族:天狗

【連結(「姫海棠 はたて」+「犬走 椛」)】

速攻 先制 抵抗(1)

(自動γ):
 〔このキャラクター〕が戦闘によって相手キャラクターを決死状態にした場合、〔相手プレイヤー1人の手札1枚〕を無作為に選んで破棄する。その後、この効果で破棄したカードの種類によって以下の効果を解決する。

 ・キャラクターカード… 「〔あなた〕は2ドローする」
 ・スペルカード… 「〔相手プレイヤー〕に5ダメージ与える。」
 ・コマンドカード… 「〔このキャラクター〕をアクティブ状態にする。」

攻撃力(6)/耐久力(2)

「大天狗様に報告した方が良いのでは?」
「そんなの後にしてあいつを追いかけるわよ!」

Illustration:鍋島テツヒロ

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【連結】(ユニオン)を持つカードの一枚。
速攻所持と攻撃力6点に加えグレイズ0という、騒霊三姉妹チームを彷彿させるチーム。
先制も持つため、やはり戦闘では倒すことが困難なキャラクターである。

隠密を所持しないため、ダメージを受けないように防御すること自体は簡単だが、戦闘により相手キャラクターを決死状態にした場合、相手の手札を1枚ランダム破棄と同時に、破棄したカードの種類に応じてボーナスを受けることが出来る。

キャラクターカードの場合は2ドロー。ボードアドバンテージを失った上、ハンドアドバンテージがさらに負ける事になる。
スペルカードの場合は相手プレイヤーに5点ダメージ。防御したと思ったらグレイズ0の打点5に殴られたような物である。
コマンドカードの場合はこのキャラクターをアクティブ状態にする。この為、もう一度攻撃可能。守ったはずが再度攻撃されるのである。

このように追加効果は不確定とはいえどれも血を吐けるレベルであり、同時にグレイズ0が攻撃を通すことを躊躇わせる要素として立ってくる。攻撃するだけで心理的なアドバンテージを獲得する事が出来るだろう。
先制の6点なので一方的に倒す事も難しく、戦闘してしまったらほぼ間違い無く効果を使われる事になる。

ただし耐久力が2点しか無いので、村紗 水蜜/10弾地霊殿などであっさり焼かれてしまう。グレイズ0も緑眼のジェラシーの格好の餌食であり、除去に対して非常に弱いという難点を抱える、全幅の信頼を置くにはやや難しいキャラクター。天魔と一緒に並べる等、何かしらのサポートが欲しい所である。

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冥府の司直チーム

《冥府の司直チーム》

No.894 Character <Special Collection Vol.10
GRAZE(2)/NODE(6)/COST(2) 種族:閻魔/死神

【連結(「四季映姫・ヤマザナドゥ」+「小野塚 小町」)】

奇襲 伝説 抵抗(5)

(自動β):
 〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、目標の〔プレイされたキャラクターカード、スペルカード、コマンドカードのいずれか1枚〕のプレイを無効とし、破棄する。この効果では目標のカードが持つ「抵抗」の効果を無視することが出来る。

(自動γ):
 〔このキャラクター〕が相手プレイヤーのカードの効果で決死状態になった場合、〔場のカード1枚〕を破棄しても良い。

攻撃力(6)/耐久力(7)

「罪は裁かれて初めて清算できるのです!」
「さぁ、楽しい寿命の時間だよ!」

Illustration:焼けぷ

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【連結】(ユニオン)を持つカードの一枚。
プレイされて場に出た場合に発動するカウンター効果と、相手カードの効果によって決死状態にされた時に場のカード1枚を破棄する効果を持つ。

簡単に言うとノードが1増えて、抵抗が付いた断罪裁判。抵抗を無視できるため、抵抗を持つカードに対しては効果を発揮するだろう。
さらにコマンドカードでは無くキャラクターカードなので、作戦阻止等に妨害される心配も無い。キャラクターのプレイを無効にする瞋怒などはスペルコマンドカウンターカードと比べると採用率も低いので、抵抗(5)も相まって比較的安全にカードのプレイを無効にする事が出来る。

強力なカウンター効果に加えて、グレイズが低く戦闘能力も申し分ないものであり、加えて相手に除去された時の道連れ効果まであるため、博麗 霊夢/9弾のように場に出した後も安心して攻撃することができる。

ただし連結持ちなのでカウンターカードとして使用するにも安定性に欠け、また連結持ちの割に性能に尖ったものがなく、Special Collection Vol.9Special Collection Vol.10の連結キャラクターと比べると平凡な点が目に付く。
道連れ効果も相手カードの効果でなければ起動しないため、戦闘や自分カードの効果によって決死状態になったりしただけでは起動しない。
連結素材も四季映姫・ヤマザナドゥ/5弾はともかく、「小野塚 小町」はどちらも単体では使用感に難があるカードなので、このカードを採用する場合はしっかりとした目的意識を持って採用したい。


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スペルカード

『無双風神』

《「無双風神」》

No.895 Spell <Special Collection Vol.10
Node(5)/Cost(2) 術者:射命丸 文
効果範囲:目標のカードに及ぶ効果
発動期間:持続

【連結(「射命丸 文」+疾風「風神少女」)】

 ターン終了時まで、目標の〔あなたの場のキャラクター1枚〕は「戦闘修正:+3/±0」と以下の効果を得る。
 「先制
 【(自動α):〔このキャラクター〕は、他のカードの効果の対象にならない。】
 【(常時)(1):〔あなたの手札1枚〕を破棄する。その後、〔このキャラクター〕をアクティブ状態にし、ターン終了時まで「戦闘修正-2/±0」を得る。】」

人智を超えた速度で疾駆する天狗に狙いを定める事は不可能である。

Illustration:とり

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射命丸文のスペルカード
戦闘修正と耐性、アクティブ化の起動効果を与える。

単純に+3/+0修正。そこに先制がつくため、おおよそ殴りあいでは勝ち~相打ちに持ち込める。似たようなサイズ同士でのにらみ合いが続くようならば打開の一手になる。

さらに自動α効果で、他のカードの効果の対象にならなくなる。これにより、イリュージョナリィブラスト等の攻撃の干渉にのみ使えるコマンドが機能しなくなったり、錬丹『水銀の海』法界の火による除去も無効化できる。

起動効果は、コストと手札、そのキャラクターの攻撃力が続く限りの連続攻撃。元の攻撃力が6以上あれば、そのキャラクターのみで25点殴りきれるが、手札枚数的にはやや厳しい。やるならば事前に相手の手札を確認しておきたい。

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取材『姫海棠 はたての練習取材』

《取材「姫海棠 はたての練習取材」》

No.896 Spell <Special Collection Vol.10
Node(4)/Cost(3) 術者:姫海棠 はたて
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間

【連結(「姫海棠 はたて」+「情報戦」)】

抵抗(1)

 目標の〔相手プレイヤー1人の手札〕を全て見て、2枚まで選んで破棄する。その後、〔あなた〕は1ドローする。この効果で同じ種類のカードを破棄した場合、更に1ドローする。

はたては文の取材を参考にし、実際にネタを集めに行く事にした。

Illustration:黒鴉

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【連結】(ユニオン)を持つスペルカード
アドバンテージに優れた手札破壊。

2枚「まで」選べるため、手札1枚の相手にも使っていける。
さらにキャントリップ効果を備えるので此方の手札は消費せず、オマケに破棄したカードが同種だった場合追加1ドローの効果まで得られる。
連結素材はどちらも手札破壊を狙えるので、ハンドアドバンテージを稼いで勝ちを狙いにいきたい。

連結素材はどちらも優秀であり、いざとなればこのカード自身も連結素材に出来るので腐る事が中々無い。連結の中でも比較的狙いやすいスペルカードといえる。

ただし、コストがやや割高なので術者を据えて使用したいところだが、素材の片方が術者本人であるため、その点でアドバンテージを失う場合が生まれるかもしれない。



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審判『ギルティ・オワ・ノットギルティ』

《審判「ギルティ・オワ・ノットギルティ」》

No.897 Spell <Special Collection Vol.10
NODE(6)/COST(3) 術者:四季映姫・ヤマザナドゥ
効果範囲:複数の効果を持つカード
発動期間:瞬間

【連結(「是非曲直庁の威令」+「十王の激怒」)】

抵抗(3)

 以下の効果から1つを選んで解決する。

 1.〔あなたの冥界にある「プレイを無効」という記述を含むコマンドカード全て〕を手札に戻す。

 2.〔相手プレイヤー〕にXダメージを与える。Xはあなたの冥界にある「プレイを無効」という記述を含むコマンドカードの枚数の2倍に等しい。

閻魔は浄玻璃鏡に映し出された過去の行動から有罪か無罪かの判決を下す。

Illustration:日向あずり

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【連結】(ユニオン)を持つスペルカード
選択性の効果を持ち、どちらも大きなアドバンテージを得られる。

1の効果は要するに冥界に存在するカウンターカード全回収。八雲 藍/5弾に対するアンチカードになりそうだが、このカード自身も「プレイを無効」を含むため、やはり破棄させられてしまう。
用心のためにも、ノードに隠して紅葉狩り等で回収できる方法を仕込んでおきたい。

2の効果は、自分の冥界のカウンターコマンドの2倍数を相手に叩き込む効果。解決時に13枚以上あれば26ダメージで一撃死を狙えるため、フルパーミッションデッキのフィニッシュブローになれる。
陰謀論との相性も良い。

抵抗を持つため無効にしづらく、効果はどちらともパーミッションデッキの追い風になる効果だが、1と2のどちらもコマンドカードのみを参照しているので、朱鷺色の妖怪/3弾のようなパーミッション効果を持つキャラクターは計算出来ない事に注意。

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※記述に「プレイを無効」を持つコマンドカード


死符『死者選別の鎌』

《死符「死者選別の鎌」》

No.898 Spell <Special Collection Vol.10
NODE(3)/COST(2) 術者:小野塚 小町
効果範囲:目標のカードに及ぶ効果
発動期間:装備

【連結(霊符「古き地縛霊の目覚め」+「黄泉の舟」)】 【装備】

(自動γ):
 〔このキャラクター〕が戦闘を行う場合、戦闘終了時に〔相手プレイヤーのデッキの上のカード3枚〕を公開する。その後、その中に含まれていたキャラクターカード1枚を選んであなたの場にスリープ状態で出しても良い。選ばなかったカードは全て破棄する。

攻撃力(+4)/耐久力(+2)

成熟した命を刈り取り、新たな命を生み出す死神の大鎌

Illustration:三日月沙羅

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神器並みの戦闘修正に加え、デッキ破壊効果とキャラクター数増加を狙える効果を併せ持つ。

術者に小野塚 小町/5弾を選択したり、符ノ壱“魂魄 妖夢”による回収も狙えるため、最序盤にいきなり出現する可能性も高く、一度でも(自動γ)が解決出来れば相手のフィニッシャーを奪う可能性も生まれる。

装備であるためのアドバンテージの失いやすさや、相手のデッキを触るが故の禁弾『カタディオプトリック』という弱点もあるが、それを補って余りあるロマンカードである。

かつては、マナの生成産霊『ファーストピラミッド』を組み合わせることによって先攻1ターン目から小野塚 小町/5弾を術者として出し、黄泉の舟によって合計攻撃力が25以上になるように大型キャラを落とし、霊符『古き地縛霊の目覚め』によって落としたキャラをリアニメイトして総攻撃により勝利という強力なコンボが存在した為に、このカードの出番はほぼ皆無に等しかった。現在は、霊符『古き地縛霊の目覚め』側の2009/05/02のエラッタ、及び黄泉の舟側の2012/03/09のエラッタのために上記のワンターンキルは成立しなくなっている。しかしながら、コンボそのものは強力であることに変わりはないので、エラッタ前より出番は増えたかもしれないが、このカードそのものはロマンの域を出ていないのが現状である。



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コマンドカード

教唆扇動

《教唆扇動》

No.899 Command <Special Collection Vol.10
NODE(3)/COST(1)
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間

【相手ターン制限】 抵抗(1) 

 〔このカード〕はメンテナンスフェイズにしかプレイ出来ない。〔あなたのサイドボードにある「連結」を持つカード1枚〕を相手プレイヤーに見せてから手札に加える。

「魔理沙さんは出し抜かれてもいいんですか?」
「そ、そうだな、私が先にその空中都市を探し出さないとな!」

Illustration:Sui.

コメント

きょうさせんどう。人をおしえそそのかして行動させること。
内容によっては犯罪行為になるので、実生活ではプレイしないことをお勧めする。

想起『うろおぼえの金閣寺』に続く2枚目の、所謂シルバーバレットカード。
サイドボードに連結カードを仕込み、状況に応じて効果が高いカードを選べるようになるため、メインボードをスリムに作り上げることが可能になる。

ただし、連結素材はデッキに最初から組み込む必要があるため、あれもこれも積み込むと方向性がぼやける可能性もある。守矢デッキや天狗デッキのような、複数の連結素材が同時に使用できるが、相手を選ぶ内容になりやすい場合に採用すれば、無理のない構築が出来るだろう。

ただし、致命的な弱点としてプレイ条件が非常に厳しい。【相手ターン制限】かつメンテナンスフェイズ限定である。
相手ターン中に手札に加えたカードの対策を練られてしまったら元も子も無いので注意したい。

関連



六道輪廻

《六道輪廻》

No.900 Command <Special Collection Vol.10
Node(5)/Cost(3)
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間

【自分ターン制限】 

 〔あなたの冥界にある「連結」を持つキャラクターカード1枚〕をゲームから除外する。その後、〔あなたのデッキ〕を全て見て、除外したキャラクターカードと同じ種族を持つキャラクターカード1枚を抜き出し、あなたの場にスリープ状態で出してもよい。その後、デッキをシャッフルする。

「今年は六十年に一度訪れる『生れ変わり』の年なのです。そして桜の花は死と共に再生を意味します。」

Illustration:カズ

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冥界【連結】(ユニオン)を持つキャラクターカードをゲームから除外し、同じ種族を持つキャラクターをデッキから場に出す事が出来るコマンドカード

冥界連結を持つキャラクターカード1枚をゲームから除外し、同じ種族を持つキャタクターをデッキからスリープ状態で場に出す事が出来る。
連結は幅広い種族を持つカードが多く存在しているので、除外した連結キャラクターの連結素材を場に出すのは勿論、幽冥の住人チームから西行妖/1弾魂魄 妖忌/9弾蒼穹の疾風チームから嫦娥天魔といった出しにくいキャラクターからフィニッシャーまで幅広く場に出す事が出来る。

条件さえ整っていれば同種族の連結も抜き出せるので、地獄の鳥獣チームから悪夢の記憶チームを出したり、氷雪の魔女チームから闇の創造神チームを出したりする事も可能。

また冥界に一度落とす必要があるため、祟り神の薫陶とも非常に相性がいい。能動的に連結キャラクターを冥界に落とせる上、3枚カードをドローできるのでアドバンテージを取りやすい。

ただし【自分ターン制限】を所持しているため、コマンドカードにしては奇襲性に乏しい。
コストも3掛かり冥界のカードを除外する必要もあるため、状況を良く見極めてプレイしたい。

  • 読み方は「りくどうりんね」。
    • 「六道輪廻」とは仏法における六つの地獄を巡る生まれ変わりの行為。全ての生物は六道の世界に生と死を何度も繰り返しさまよい続ける天界や人間界も六道においては地獄のひとつである。


関連Q&A

  • Q278.No.580 妖魔の眷属は、デッキから抜き出すキャラクターカードはこの効果でスリープ状態にしたキャラクターの持つ種族と完全に一致していなければなりませんか?
  • A278.いいえ、複数の持つ場合はそのうちいずれか1種族が同じであれば抜き出す事が出来ます。


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最終更新:2011年12月20日 19:02