【名前】 |
フォルテクロスロックマン |
【読み方】 |
ふぉるてくろすろっくまん |
【登場作品】 |
ゲーム:『5』『5DS』『6』 アニメ:『光と闇の遺産』 |
【詳細】
アニメ『ロックマンエグゼ Stream』の劇場版 来場者の特典の
改造カードの「フォルテクロスロックマン」をカードeリーダーで読み込ませ、改造カードの効果をONにした場合に使用が可能になる。
改造カードが使えない『5DS』では、「フォルテマーク」(フォルテSPを倒した証)のある『5』をWスロットインする事で使用可能。
「Wii U」のバーチャルコンソールでも改造カードは使えないが、公式が用意した裏技があり、メニュー画面から「つうしん」を選択すると改造カードを読み込んだ状態になり、序盤から使用可能。
通信対戦では「FCロックマン」と表示される。
一方、劇場版と漫画版では文字通りフォルテと融合してこの姿に変身する。
使用しているバージョンごとに能力が異なるという珍しい特性を持っており、『5』と『5DS』ではそれに対応してカラーリングも異なっている。ブルース版が本家準拠のゴールドで、カーネル版がゲームオリジナルのシルバー。
残念ながら『6』では外見が変更されないが、これは同作で導入された「
獣化」との兼ね合いか、もしくは、「ゲームソフトの容量が限界だった為にグラフィックデータを入れられなかったから」とも言われている。
公式からは何も発表がないので、詳細は不明(『アドバンスドコレクション』の際のインタビューでもエグゼ6のフォルテクロスロックマンを意図的に当時のままにしたことが言及されている程度)。
改造カードの「フォルテクロスロックマン」をONにすると、共通の効果としてバスターがトリプルバスターに変化し、
フォルダに組み込めるメガクラスチップが2枚減少する。
更に
ブルース版/グレイガ版では、
チャージショットがシューティングバスターに変化し、HPが+200され、
スーパーアーマーの能力を得る。
対する
カーネル版/ファルザー版では、チャージショットがヘルズローリングに変化、HPが+20%され、
フロートシューズの能力を得る。
どちらのチャージショットもバスターのアタックレベルで攻撃力が決まる為、シューティングバスターの攻撃力はフォルテより遥かに劣る。
一方のヘルズローリングは、ヘルズローリングが上から落下してくるタイムラグこそあるものの、敵に当たると
バトルチップで攻撃したのと同じ効果がある。
無敵状態が発生しない仰け反り効果もそのまま。
もちろん、どちらも
バスターアップで攻撃力が上げられることを忘れないように。
特にヘルズローリングは、アタックレベルを10まで上げると3ヒットで
攻撃力300と、単体のチップでは中々 出せない攻撃力になる。
なんか、通常カラー版が不遇な気が……
しかし、対人戦では一転してシルバーの採用が見送られる場合が多い。
『5』以降はナビカスや改造カードのバグ効果を利用し、穴を意図的に発生させる行動が非常に目立つためである。
シルバーの溜め撃ちのヘルズローリングは
穴パネルの上で消滅するため、完全にといっていいほど無力と化す。
穴パネルがなくとも、対人では全弾ヒットはまず狙えない。
また、この改造カードを所持しているプレイヤーは劇場版 前売特典の通販で
劇場公開エディションとして先行販売された『ロックマンエグゼ5 チームオブカーネル』に同梱されていた「フォルテXX」を所持していることも多く、性能が似ていたこともあり、こちらを愛用するケースも多く見られた。
一方のゴールドの溜め撃ちのシューティングバスターは、地形を無視して縦3列に連射する為、対人戦においてダメージを稼ぎやすい攻撃となっている。
なお、フォルテクロスロックマンの攻撃の中で最も用いられるのが「トリプルバスター」である。
「シューティングバスター」と同様に縦3列を攻撃する単発の射撃の為、非常に応用が利く。例えば『5』であれば、レッドフルーツ2を発生させた直後に真ん中の列からトリプルバスターを撃ち込めば、手軽に無敵状態となれる。善・悪問わず「逃げ」戦法では非常に強力な戦法。
加えて、トリプルバスターは目の前の敵には3ヒットするという強力な特性を持つ。相手の動きを封じた後、ナビカスで攻撃力を最大まで上げたトリプルバスターでダメージをごっそりと稼ぐ戦法も強力。
上記のように優秀な効果だが、これ1枚で改造カードの容量がほぼMAXになってしまうため、実質これ一つしか使えなくなる。
他にも優秀な改造カードの色々な組み合わせがある為、通信対戦では使いにくい。
『5』では、このカードを使用した状態で、シナリオの終盤以降に「
オラン島エリア3」の特定の場所に行くと、本物のフォルテが現れるイベントが発生。
見事彼に勝利すると、その後は隠しエリアの「ネビュラホールエリア4」の特定の場所で本物のフォルテがリベンジを挑んでくるイベントが発生する。
『6』では改造カードの「フォルテBX」を用いれば、ロックマンの外見は変化しないが、溜め撃ちがシューティングバスターに変化する。
こちらはメガフォルダ-2のデメリットやHPの強化が無い代わりに、アーマー・エア・フロートの3点パックとBボタンでトリプルバスター、溜め撃ちシューティングバスター付。
【アニメ】
劇場版『光と闇の遺産』で登場。時系列は『Stream』の中盤。
『Stream』第2話にて、フォルテは地球を滅ぼそうとする地球外
ネットナビの「デューオ」を倒すためロックマンとブルースが持つ「
究極プログラム」を奪おうとするも失敗に終えた上にデューオの側近ナビのスラーに妨害され、裏
電脳世界に叩き落される。
そして、『AXESS』最終話で熱斗たちに敗れ、劇場版にて裏電脳世界で
ネビュラグレイと一体化した
Dr.リーガルに洗脳されたフォルテがロックマンと遭遇し、戦いの中で正気を取り戻し、自分が忌み嫌う人間であるリーガルに操られたことに激怒し、彼に復讐せんとする。
ロックマンとフォルテは共にネビュラグレイに挑むも、最終進化を目前としたネビュラグレイには手も足も出ずに二人まとめて拘束され、データを分解されてネビュラグレイに取り込まれそうになる(事実上は
デリートされようとしていた)。
このままでは世界が終わると悟ったロックマンは最後の賭けとして自身の究極プログラムを取り込むようフォルテに申し出、フォルテはそれを承諾。
しかし、
フォルテはロックマンの究極プログラムを制御できずフォルテ自身の意図しない形での
究極プログラムの融合体(フォルテクロスロックマン)が誕生する。
その実力は攻防ともに圧倒的で、ネビュラグレイに拳で握られてもその拳を破壊する形で振りほどき、豪炎に包まれようとも無傷。
シューティングバスターの連射とヘルズローリング、そしてダークネスオーバーロードを放ちネビュラグレイを完膚なきまでに叩き伏せ勝利を収めた。
登場した直後はカラーはゴールドだったが、途中からシルバーに変わっている。
ネビュラグレイを撃破した後は力尽きて倒れ、リーガルに道連れにされかけるが、意識を取り戻しロックマンとフォルテに分離。
フォルテがロックマンを
プラグアウト可能な領域に弾き飛ばし、自身はリーガルと共に消え去るが、裏電脳世界でネビュラグレイの姿をした(おそらくネビュラグレイ自体の残骸と思われる)強力なバグを手に入れ、『Stream』終盤にてパストトンネル内でスラーとのリベンジに挑む。
主人公とライバルキャラの合体という非常にロマンあふれる組み合わせの変身形態であり、次シリーズ『BEAST』の獣化に匹敵するか、それ以上の強さを持つ存在として描写されている。
ちなみに、『無印』の
バグスタイル・今作のフォルテクロスロックマン・『BEAST』の獣化は、いずれも「光正」の要素が関わっている。
【漫画】
本編では、フォルテが持つ闇の力の破壊力とロックマンの持つ優しさや正義感から来る光(
ユニゾン)の力で
ネビュラグレイを圧倒した。
その強さに加え、互いの意識が別々な事から常識にとらわれない思考が可能。強力無比だが、あまりの強さに体が耐え切れず自壊していく為、長期戦は不可能。
アニメ版と同じくオペレート不能で、自壊を食い止める為に熱斗がスロットインした
リカバリー300も受け付けていなかった。
一応、変身解除後はデリート寸前でも完全に回復する。
【各言語版での名称】
言語 |
名前 |
補足 |
日本語 |
フォルテクロスロックマン |
|
英語 |
Bass Cross MegaMan |
Bass=フォルテ、MegaMan=ロックマン |
中国語 |
繁体字 |
佛魯迪交錯洛克人 |
佛魯迪=フォルテ、洛克人=ロックマン |
簡体字 |
佛鲁迪交错洛克人 |
佛鲁迪=フォルテ、洛克人=ロックマン |
最終更新:2025年05月02日 18:20