東北楽天ゴールデンイーグルス

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東北楽天ゴールデンイーグルス - (2016/01/05 (火) 13:48:02) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/10/24(水) 19:36:07
更新日:2024/04/20 Sat 16:01:54
所要時間:約 10 分で読めます




東北楽天ゴールデンイーグルスは日本のプロ野球の球団の一つ。
パ・リーグに所属し、宮城を拠点としている。一般的には楽天、イーグルス、鷲などと呼称される。

一軍本拠地は日本製紙クリネックススタジアム宮城、通称Kスタ。同球場は2014年改名し、楽天koboスタジアム、通称コボスタとなった。
また二軍本拠地や練習場、合宿所として、以下の施設を保有している。

●荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた
●利府町中央公園野球場
●東北楽天ゴールデンイーグルス泉グラウンド


2005年シーズンから参入した、2012年10月現在最も新しい球団である。


▼チーム成績
 リーグ優勝 1回(2013年)
 日本一 1回(2013年)
 Aクラス入り 2回(2009年、2013年)
 最高勝率 .582(2013年)
 最低勝率 .281(2005年)


▼歴史
オリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズの合併により起きた球界再編問題の結果、近鉄の穴を埋める形で設立される。

そして2004年11月8日。近鉄とブルーウェーブの選手を、楽天と前述の合併で出来たオリックス・バファローズに振り分ける分配ドラフトを実行。
40選手が楽天に入団する。

そしてその後、ドラフト会議や戦力外通告を受けていた選手の雇用、無償トレードなどで選手の頭数を増やし、2005年シーズンを迎える。
なお、基本的にはここまでで楽天に入団していた選手が、創設当初のメンバーである。
よく誤認されるがこの人は創設当初のメンバーでは無い。楽天に来たのは創設の1年後だし。

当初はかつての横浜DeNAベイスターズ以上に弱かったものの、着々と力を付けていく。
球団5年目のシーズンとなる2009年には2位となり、初のAクラス入りを果たした。


▼チームの特徴
前述の分配ドラフトにより近鉄、ブルーウェーブの主力は殆どオリックス・バファローズに行ってしまっているので、
草創期は「岩隈と礒部以外は1.5軍」と評された事も。
※これ自体はオリックスが『近鉄から球団譲渡を受けた側』なので、オリックス有利になるのは仕方がない。その上で有利過ぎたという声も有るが。

その為選手層が凄く薄いが、言い換えると若手に数多くのチャンスを与えられるとも言える。
年を経るにつれてドラフトで取った生え抜きの選手が台頭しつつある。

そのドラフトではこれまで(2004年秋~2011年秋)ずっと、希望入団枠や1位指名は投手につぎ込んできた
また、ドラフトが高卒と大卒社会人で分離されていた2005年秋~2007年秋を除いて、
2009年の菊池雄星を除いて希望枠&1位は大卒、社会人の投手を指名している
その菊池をくじで外し、外れ1位で戸村健次投手(当時立教大)を獲得している為、2011年秋までのドラ1は高卒ドラフトの3人除いて全員大卒or社会人の投手である
しかし2012年秋に高卒左腕の森雄大投手を1位指名し抽選で獲得すると、13年秋は松井裕樹、14年秋は安樂智大と高卒投手を立て続けにドラ1指名している。
そして3年続けて抽選で当たりクジを引き当てている
そしてきたる2015年ドラフト、満を持して1位指名を公言していたド地元のスター高校生内野手平沢大河を指名するも直前で方針転換したロッテと競合。掻っ攫われました


2013年にはついに球団創設9年目で日本一を達成!


前述の様に他球団の無償トレードなどで選手をかき集めた為、今はまだ他球団出身(所謂外様)の占める割合は大きい。
また、トレードで楽天に来てレギュラーになった選手は、準生え抜きとでも言えるような扱いになる事もしばしば。東北鉄平はその最たる例である。

今は無き近鉄バファローズ、オリックスブルーウェーブの血がいつ絶えるかも、ファンの心配事、関心事の一つである。
なお2014年11月5日段階で楽天に所属する、元近鉄、元ブルーウェーブの創設当初のメンバーは以下の数名である。

  • 元近鉄
 牧田明久外野手

  • 元青波
 なし


また、東京ヤクルトスワローズ中日ドラゴンズとトレードをする事が多い。
背番号10を『グラウンドの9人と共に戦うファン達の背番号』として永久欠番にしている。


▼元所属選手・首脳陣
監督
2011~14年度シーズン監督。楽天を初の日本一に導いた。当該項目参照。

2006~09年度シーズン監督。楽天を初のAクラスに導いた。


コーチ
  • 佐藤義則
名コーチ(ただし育成に限る)。有能だから意味不継投も許され……ない(ボソッ
2014年秋に解雇、福岡ソフトバンクホークスへ。


投手
草創期を支えた楽天のエースにして球界史上初のポスティング出戻り選手。現在はシアトルマリナーズで頑張っている。

  • 田中将大
球界のエースの一人。
2011年には27試合226と1/3投球回で防御率1.27という超人的な成績を残す。

2013年は最早マイライフでも厳しい成績を残す。
開幕から24連勝無敗(日本シリーズでその年初めて負けたが日本シリーズなので記録に残らない)、
年跨ぎは28連勝、世界記録を塗り替える。
その他最多奪三振以外の記録で1位を取り十冠を達成。
球速は156kmを出し、記録を更新。

この年はピンチでとにかく強く、特に満塁での被打率は1割未満という異常な強さを見せた。
優勝が決まる9月26日では9回裏で抑えとして登板。
ワンアウト2、3塁のピンチで2者連続三振で優勝を決める。
この2者に投げた8球は全てストレートでしかも全て150km以上
まさに球史に残るような投球を見せ、優勝した。

優勝、日本シリーズ進出、日本一の全てで抑えを務め、最後は全て三振で締めた。
現在はポスティングによりヤンキースに移籍。

  • 福盛和男
2009年の守護神。……CS行けたのは彼のおかげ、です。

  • 松崎伸吾
キャッチボールで背筋を痛めた男。2011年オフに阪神タイガーズにトレード移籍も1年で解雇。
1001「これがドラ1やぞ!(激怒)」

  • 土屋朋弘
ダルシムにして、この人の名字をややこしくしていた人物。


捕手
  • 藤井彰人
2011年に阪神に移籍。イケメンネタの人。

  • 河田寿司
2012年に一軍で頑張って首の皮を繋いだ(はず)。8月29日には楽天18代目の4番の座に着いた事も。
ハーレム大会に出場した事がある(※地名です)。
2013年引退し、楽天のブルペン捕手に。


内野手
  • 山崎武司
楽天で復活してみせた長距離砲。
2011年オフにコーチ要請付きの引退勧告を拒否して現役を希望し、中日ドラゴンズへ。
2014年のオープン戦にて引退セレモニーを行い現役引退。

  • 渡辺直人
岩隈の出戻りで金が無くなったからと、理不尽過ぎる金銭トレードで横浜DeNAベイスターズへ。
「サッカーするのはおかしいよ」
現在は埼玉西武ライオンズ

  • 内村賢介
現球界一小さい163cmの野球選手。
トレードで横浜DeNAベイスターズへ。

  • 岩村明憲
かつてヤクルト、MLBで活躍したメジャー帰りも、膝の後十字靱帯断裂により肉だるまに。
復活の予兆は有るものの、若手の台頭もあって2012年戦力外。
ヤクルトに拾われるもまたもや戦力外。現在独立リーグは福島ホープスの監督兼選手。

  • 草野大輔
おっさん。2012年には岩崎(ソフトバンク)から満塁弾。が、その年に引退し、アンバサダーに。そして2014年からは二軍打撃コーチに。


外野手
  • 中村真人
「spiritって何だ? ……スプライト?」
※この人大学を卒業してます。
現在はなぜかスポーツバーオーナー。

当該項目参照。オリックス・バファローズに移籍した。

  • アンドリュー・ジョーンズ
メジャーのレジェンドながら未だパワーは健在。特技は散歩。


▼現所属選手
投手
  • 則本昴大
現エース。
2013年は新人ながら開幕投手・二ケタ勝利・日シ初戦投手をこなし、2013年新人王を獲得。
2014年は勝利数と防御率では沢村賞の金子に負け越したもののイニング数と奪三振で最多奪三振のタイトルを獲得。

  • 小山伸一郎
袖達(楽天の中継ぎ)総帥。

  • 青山浩二
  • 片山博視(本来は示見だが各メディアでは視)
小山ともどもスリーマウンテンズの項目参照。片山は2015年、内野手に転向した。

  • 永井怜(さとし)
楽天の飛翔王その1。
岩隈田中に次ぐ先発三本柱だった。復活が期待されるが、二軍での炎上が毎年の風物詩になっている節もある。
ポケモンゲットだぜ!とか言わない。

  • 塩見貴洋
楽天の飛翔王その2。
某弁護士は関係ない。
2011年のルーキーイヤーに9勝するも、翌年は不調に陥り6勝10敗、2013年には肘の怪我に苦しみ一軍出場無しに終わる。2014年も開幕して数週すると打たれだし一度二軍に落ちたが、最終的には8勝した。

  • 辛島航
2012年に8勝を挙げ、先発として台頭した二人。2013年は怪我もあって3勝に終わったが日本シリーズ第5戦で好投するなど日本一の一因として仕事した。2014年にはローテを守りまた8勝を挙げたが、13敗してしまってもいた。
そして2015年は二桁勝たなければ引退と宣言するも、故障によって出遅れた。
かつてシーズン終了後に.300に届いていなければ引退宣言をした人は達成出来ずにその年MLBに行ったりしたが、辛島は果たして。

  • 美馬学
「避けようとすれば避けれる」
美馬は169cm、上記の辛島が173cmと小柄で、内村などと併せてちっちゃいものクラブ要員。
2012年に8勝、2013年には6勝を挙げ日本シリーズMVPにも輝いたが、その後は苦労している。
肘を何度も故障している。

  • 釜田佳直
化け物ルーキーの一人。2012年に高卒ルーキーながらも7勝したが、翌年肘を怪我する。

  • 戸村健次
ルーキー時にコーチが岩隈と比べて評価した為、量産型岩隈と呼ばれる。
実力? 及ぶ訳無かった。
2015年、日本テレビ系のスポーツ番組「Going!」に出演する江川卓から何故か目を付けられる。

  • 長谷部康平
初回四球→四球→四球→四球→本塁打(その日相手チーム最初のスイング)→三振→三振→三振の5失点という衝撃のピッチングを見せた事のある2007年秋ドラ1。
2013年の後半に勝ちパターンの一人として活躍するも、その後は一軍に定着しきれていない。

遅咲きながらメジャー地区優勝経験のある「アレ様」。

  • 松井裕樹
2013年秋ドラ1。
1年目の2014年は先発に中継ぎにと一軍で経験を積み、116イニングでリーグ5位の126奪三振を記録する。
そして2015年は楽天に新しく加入したミコライオの故障でペナント開幕から守護神に任じられると、順調なスタートを切る。

  • 西宮悠介
松井と同じく2013年のドラフトで入団した、大卒の左腕投手。
2014年は開幕から中継ぎで定着し46試合に登板したが、2015年は不振気味のスタート。

  • ケニー・レイ
2013年に入団し、日本シリーズでも登板しはしたが戦力外に。
しかし2014年秋のオフシーズンに改めてテスト入団すると、2015年には40歳以上の投手では村田兆治を上回る開幕4戦4勝の新記録を作ってみせた。


捕手
  • 嶋基宏
盗塁フリーパス選手会長。捕逸も多い。パで一番打てる捕手でもある。


内野手
  • 赤見内(あかみない)銀次
1001命名「泥んこ三兄弟」の1人。生年月日的に多分次男。楽天2回目のドラフトたる2005年秋の高卒ドラ3。
2012年に一軍に定着し.280と結果を出すと、2013年からは2年連続.300越え。
岩手出身という事もあり、楽天の顔として定着しつつある。
ポジションは当初捕手で入団したが内野転向し、2015年現在は一、三塁を守る。

  • 阿部俊人(としひと)
1001命名「泥んこ三兄弟」の1人。1人だけ学年的には1学年下ではある。おそらく三男。大卒で、2010年ドラ3。
2012年は4月だけ打撃好調だったが、以降は打撃は苦しんでいる。二塁を中心に遊撃、三塁も守るユーティリティー型の選手。

  • 藤田一也
2012年、内村とトレードで楽天へ。
当時銀次二塁、稼頭央遊撃がある程度固定されており、二塁遊撃三塁全てを守れる点を買ってのトレード(内村は脚が速く代走でも使える代わり内野は二塁しか出来なかった)だったはずだが、結果としては楽天にて二塁の正レギュラーに定着した。
プロ野球屈指の守備をしばしば魅せてくれる。
横浜時代からの愛称として藤田プロと呼ばれる事がしばしば。これはタッツにかつて「打撃はアマチュア」と称されていたのが、打率を残すようになってファンから「プロに昇格した」と称された形である。

  • 西田哲朗
期待の若手内野手。2014年は131試合に出場し.250、7本塁打と高い打率ではないものの結果を出す。
しかし2015年は春先に負傷。殆ど毎年怪我しているような……?

  • 西村弥
守備職人。今まで良くて.214(48打席)だった打率が2012年は.289(42打席)。


外野手
当該項目参照。

  • 聖澤諒
盗塁と夏バテの天才。一部では変態扱い。2012~13年に2年連続50盗塁達成。

  • 岡島豪郎(たけろう)
2012年、嶋の離脱をチャンスとしてのし上がったルーキー捕手。抱き枕愛用者で、お化けを怖がる。
2013年途中から1001に志願し外野手に転向、結果を出し定着する。

  • 枡田慎太郎
1001命名「泥んこ三兄弟」の1人。命名当時は内野手だったが、遊撃で1イニングに拙守3連発(記録上ヒットのものもある)で一軍初登板の釜田の足を思いっ切り引っ張るなどやらかしが酷く、外野手転向。
泥んこ三兄弟の長男だと推測される。2005年秋の高卒ドラ4。
2013年夏にひたすら打ちまくり、楽天初のリーグ優勝の原動力の1人となった。
しかし調子の波があまりにも有り過ぎるといった欠点は未だ解消されていない。

  • 牧田明久
秋になると打てる人。名前を明(あき)久から常久に変える事を推奨されている。
一応春先にも打つ。
西武に牧田和久投手が居り、名前が紛らわしい。ちなみに楽天の外野手は牧田(まきだ)、西武の投手は牧田(まきた)である。

  • 今江敏晃
明治大学卒のドラ6左打ち外野手。


監督
  • デーブ大久保
2012年に一軍打撃コーチ、2013年からは二軍監督に就任。2014年に一度一軍監督代行を任せられ、オフシーズンに内部昇格。


マスコット
  • クラッチ
  • クラッチーナ
名前の由来は勝負強い打者「クラッチヒッター」。なお現実の楽天は(ry

当該項目参照。

















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