ロボ刑事番長

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ロボ刑事番長 - (2023/08/30 (水) 12:14:36) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/07/22 Fri 16:29:37
更新日:2024/05/03 Fri 22:15:24
所要時間:約 3 分で読めます




『ロボ刑事(デカ)番長』とは、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場する漫画
作者は両津勘吉(両津・パトリシア・勘子名義)。
作中に登場する少女向け漫画雑誌『月刊サファイア』に連載されていた。

経緯としては、サファイアにて急遽差し替えが発生した際、両津が名乗り出て描いたのが始まり。
四コマギャグ漫画だが、明らかに絵のタッチが『星のデデデ並みに荒く、お世辞にも少女向け…というよりは商業レベルとは言えないものであった。
両津は「少女漫画なんてみんなでかい目ん玉にお星さま描いてるだけだからこれが斬新に見えるはずだ」と言っていた。

だが、何故か読者からは好評で、連載が決定した。
アンケートはがきの結果は人気第4位。

話の内容は、番長みたいな主人公がリモコンでロボットを操縦し、悪い奴らをやっつけると言うもの。
だが毎回思い付きで描いていたため、詳しい内容は不明。ただし、次回作として描いた『拳銃が俺を呼んでるぜ』をみるあたり、技量はかなり低そうだが…



また、ギャグ漫画なのでページ数も少なく、原稿はチラシの裏に5分程で描いて編集者に渡していた。
しかし、次第に人気は低迷。打ち切り寸前まで追い込まれた。
これに対し両津は、出荷前のサファイアを全て買い漁り、アンケートはがきの好きな漫画を全て「ロボ刑事番長」と書いて送った。
それにより、人気第1位と返り咲いた。なお、アニメ版では連載開始時点でこの手段を使っていた。

調子に乗った両津は、コミックスを3000部発刊、更にアニメ化までこぎつけた。
なお、アニメ版ではボルボ西郷左近寺竜之介が差し替えた漫画と切手の代金、バイトの人件費は単行本の売り上げと印税で払う気だったのだが、単行本は一切売れず、漫画の代金も印税だけでは全然足りない額だった。


その後、両津のせいで打ち切りとなったアニメ版『純愛山河メヌエット』の後番組としてアニメ化され、何故か気合いの入ったオープニング(後述)まで作られた。

「このロボ刑事番長で今年のアニメ界の話題の中心をいただく」と豪語する両津だった。
以下、ロボ刑事番長が樹立した記録

視聴率はあまりに低くて測定不能*5
商品売り上げ0
アニメ誌人気アンケート0
わずか1話で打ち切られ、打ち切り最短記録を更新*6

全てのワースト記録を総なめにし新聞にまで載り*7、悪い意味で話題の中心を得て後世に残る事になった。

しかもロボ刑事番長がアニメ化される際、利益の50%を差し上げるという契約をしたが、売り上げが0だったので赤字分の50%を回収しに来た。当然払えない両津はスポンサーたちの気迫に耐えられず、そのまま逃走したのだった。

OPテーマ『ロボ刑事番長の歌』(歌っているのはもちろん両津ことラサール石井)は該当話のEDでも使用されたが、半分以上は「メヌエット」の映像だった。
ちなみに、エイプリルフールの放送で嘘をついてもいいからといきなり『ロボ刑事番長』のOPで始まった回がある。

なお、このオープニングは視聴者プレゼントの非売品として現実にCD化された後、
現在では『こち亀百歌選~主題歌ベストコレクション~』に収録されて市販されているため、入手はかなり容易。

その後、「あまりの不人気と苦情の多さ]」で終了させられている。
その時に「コミック両津」で移籍連載を計画したが、創刊号で廃刊になった。

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