『ボー ヒューン ヒューン』
「これがヤクあるよ!」
「よし10億万円で買おう。お互い悪だな むふふ。」
「ボスにはかなわんあるよ。」
「そうはイカの金太郎アメ!」
『ジャリ』
「だれだ?」
『ジャン』
「麻薬Gメンの屯田林丈だぜ!!2丁拳銃のジョーと呼んでくんな!」
「ぴょっこりぴょうたん島のダンディーじゃねえぜ!」
「ボスさんこれは大変あるよ。」
「うーむ やろうども ジョーをやっちまえ。」
「おーっ」
『ズギュン ズギュン』
「ジョーのみだれ撃ちをくらえ!」
「ぐわー」
…この漫画は最初の麻薬取引はロボ刑事番長の流用だった。
呆れる二人を尻目に、「特にラストが最高なんだぞ」と言う両津。そのラストを見ると…
「アジトをはかないとうつぜ!!」
「知らんあるよ!」
「屯田林刑事 これは麻薬ではなくうどん粉です。」
「なに!?」
『ガビーン』
「だからちがうと言ったあるよ!」
「うどん粉を10憶万円で買っただけだぞ」
『たら…』
「屯田林くん どういう事だ!!」
「こらまた失礼しました~~!!」
『ス~イス~イス~ダラタッタスーイ』
~完~
両津は「どうだ、予想外のどんでん返し!一流作家でも思いつかないオチだろう?」と胸を張る。
すると竜千士は、「どうしてうどん粉を取引するだけなのに機関銃を持参するのか」と問う。
両津は「たまたま港の倉庫に機関銃が落ちてたんだよ、それを拾った時にジョーが登場した」と説明する。
今度は本田が「ジョーが相手を撃ち殺してる」と言い、両津は「相手は偶然防弾チョッキを着けてた」と返すが、
「みんな頭を撃たれてる」と指摘されると、「防弾かつらを着けてる」と弁解。出血しているし、そもそも見るからに射殺する前提で撃ったとしか思えないし、防弾かつらをつけていたのを知っていたら撃つ意味がないとわかるはずだが…。
そして、「なぜうどん粉をこんな高い値で買うのか」「なぜ密かに取引するのか」「どうしてうどん粉を買ってると悪なのか」
…と、竜千士と本田の指摘が飛び交い、両津は「ギャグ漫画なんだから細かいところはほっとけよな!」と無理矢理押し切ろうとするが、没になった