日本三大がっかり

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日本三大がっかり - (2021/06/26 (土) 17:23:40) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/01/22 Sun 02:01:42
更新日:2024/01/09 Tue 00:53:49
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日本三大がっかり」とは、期待に胸踊らせ見に行った割にはそれほどでもなかったものに対する旅行者達の嘆きの声である。
三大どころかどんどん候補地が増えていきそうな気がしないでもないがそれほどでもない。

なお、海外についてはこちらを参照。

+ 目次

代表的なもの

時計台(北海道)

現存しているものでは日本最古の時計塔。中は博物館や貸しホールになっている。
北海道の有名なスポットといえば、函館市の五稜郭などとならび真っ先に連想される建造物と言えるほど高い知名度を誇る。
一方で、もっとも有名ながっかりでもある。
建物は歴史を感じさせる素晴らしいもので、まるでそこだけ別世界のように感じさせる風格だがあまりにも別世界すぎる

何故なら、急速な都市開発に取り残され気が付けばまわりは高層ビルだらけ、広大な牧場ならば良い景色だったろうにビル郡の中ではあまりにも場違いだった。
周りのビルが写らないように撮るカメラマンのちからってすげー!と感心させられる。
絵ハガキなどのイメージが強いためか、未だに緑溢れる草原にポツンと建っているものとイメージしている人も少なからずいるようだ。
ちなみに観光客が記念写真を撮るためのステージも設置されているが、やはり周りの建物が写らないように撮れる絶妙な位置に設置されている。
周りをビルに囲まれているのは確かに場違いに思えるし、見た人ががっかりしてしまうのは仕方のないことだろう。
しかし、そのビル群が防風林の役割を果たしたことで、当時の姿のまま保存できたのもまた紛れもない事実。
なおこれまでに移転の話も出たが、1966年の札幌市議会において、現在の場所で永久保存されることが決議され今に至る。

周りの風景のせいで台無しと考えられているものの、前述の通り時計塔としての歴史的価値と美観は優れているといえるだろう。
また最近では、大都会の中に現れた幻想的な建物というギャップを楽しむ観光客もいる。


はりまや橋(高知県)

『よさこい節』の歌の中に語られる橋。
ペギー葉山氏の『南国土佐を後にして』がヒットしたことでその名が全国に知られるようになった。
しかし、都市開発により川が埋め立てられてしまい、現在は川もなにも無い車道として人々の生活を支えている。
でも橋である。まるで意味がわからんぞ!?

元々はもちろん橋があったが、先述の通り都市開発に伴い消滅してしまった。
とはいえ『よさこい節』由来ともいうべき橋、橋でなくなったなら橋をつくれば良いと人口水路を設置し、江戸時代のものを再現したレプリカとして歩道専用のはりまや橋を復活させた。
また地下には旧欄干が飾られてあり、そして近場のはりまや橋公園には明治頃のはりまや橋が復元されている。
ただし明治時代のものは金属製なので、下手すると地元の住民ですらはりまや橋の復元だと認識していないかもしれない。でもはりまや橋である。

現在のはりまや橋は路面電車が通っている車道と両側の石で出来た欄干だが、旅行関係の情報誌やサイトからは悉くスルーされている。それでもはりまや橋なのである。
どれがはりまや橋だよとか言っちゃらめれす。

確かに実際行ってみると「なーんだ」と思うかもしれないが、周りの街並みは風情溢れるものとなっており結構見ごたえがある。
4つの橋を探すついでに町をぶらりと歩いてみるのもいいだろう。

以上2つはこの話題になるとほぼ100%名前が挙げられ、万人が認めるところ。


3つ目以降候補

オランダ坂(長崎県)

かつて数少ない海外との玄関口だった長崎。特にオランダとは仲が良かったため、当時は海外の人をたとえオランダ人でなかろうがオランダ人とひとくくりに呼んでいた。
カーチャンがゲーム機を何でもファミコンと呼ばわるようなもん。
……つまりそういうことだ。長崎は坂が多く外国人の往来も多かったというだけ。
一応、活水女子大前の坂にはオランダ坂と書かれた石碑があり石畳も風情はあるっちゃある。


守礼門(沖縄県)

守礼門とは首里城前に置かれている門で、日本本土における大手門にあたる。
かつて首里城は沖縄戦でほとんど破壊され、守礼門のみ再建されたものの肝心の跡地は琉球大学になったため、門しかない城ということでがっかり観光地に数えられていた。
琉球大学が移転した後に本殿なども再建された今ではそうでもな……かったが2019年に本殿が焼失し、がっかり観光地に逆戻りしてしまった。


京都タワー(京都府)

京都府の人口131万人を記念して立てられた塔。
タワーの姿は海の無い古都京都を照らす灯台をイメージしたという。
どっちかというと注射器っぽい、そして「古都の景観にあっていない」というもっともな理由でがっかり認定されている。
その上、近くにあるJR京都駅の方が名所としては人気があると言われ、さらに向こうはグッドデザイン賞を受賞する始末……京都タワー涙目。
そもそも「京都観光をするのに他の寺社仏閣を差し置いて京都タワーを訪ねる価値はあるのか」というツッコミをしてはいけない。
ちなみに、フィクションでは目立つので京都という演出をしやすい+寺社仏閣を壊すわけにはいかない、ということで、怪獣にはしょっちゅう破壊されている。
一例:『ゴジラvsメカゴジラ』の四代目ゴジラが、京都タワーをふっ飛ばしたあと清水寺の脇を通過……といった具合。


大仙古墳(仁徳天皇陵)(大阪府)

日本最大の古墳にして世界最大の面積の墓。
ピラミッドは?と言われたりするが面積なら圧倒的にこっちの方がデカいのだ。

近くに高い建物が無いので、教科書でお馴染みの鍵穴の形を見ることはかなわず、あまりのデカさにただの森にしか見えない。
堀が無ければ森にしか見えないので、初見では古墳とわからずスルーすることがたまによくある。一応堀があるので、それに気付くかどうかが文字通り鍵。
一応、古墳正面へは最寄り駅の百舌鳥駅からは徒歩5分と交通アクセスは良い。アクセスだけはな

見学できればまだ違うだろうが、立入禁止なので一般人にはとんと縁がない。というか一般人はおろか学者の立ち入りすら容易ではなく、学術的な発掘調査すらままならないのだ。
上から見られる展望台のような建物を作ろうとする動きもあるが、まず認可は下りまい。
余談だが森なので住宅地なのにタヌキが住み着いている。


●以下、時と場合によってはがっかり

厳島神社(広島県)

日本三景の一つ「安芸の宮島」。その水上に浮かぶ美しく神秘的な威容は世界文化遺産にも登録されている。
引き潮の時には歩いて大鳥居を見に行くこともできる。
その際の末端の水生生物の楽園っぷりも、いかにも古くからの日本風の光景で味があって良いものだが、苦手な人にとってはほどよく此方の精神をえぐってくれる。


鹿苑寺金閣(京都府)

「金閣寺」は通称で、正しくは寺の名前は鹿苑寺で金閣は建物の名前。金ぴかは仏の骨を納める舎利殿。世界文化遺産にも登録されている。
京都旅行といえば必ず行くであろうスポットの一つ。
しかし思った以上に金ぴかしているのと、写真でよく見る方向から見ようとすると割と遠かったりする。
それでも雪化粧した金閣は風情があって見応えあり。
また、夕陽を浴びて輝く姿は実に神々しい。眩しいとも言う。
なお、オリジナルの金閣寺は放火で焼失しており(ちなみにこれに取材したのが三島由紀夫の作品『金閣寺』)、現存しているのは再建されたもの。金ぴかなのは再建されたからであって、オリジナルはもっと落ち着いた風合いだった。このせいで弟分の銀閣は国宝なのに、金閣は重要文化財どまり。 

名古屋テレビ塔(愛知県)

日本で最初に完成した集約電波塔。
名古屋市中心部のシンボルとして親しまれている……が、まわりが超高層ビルに覆われているため展望台の見晴らしがなかなかに悲惨。
因みにモスラが関わるとなぜかよく被害を被る




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