日本三大がっかり

登録日:2012/01/22(日) 02:01:42
更新日:2020/03/12 Thu 09:23:03
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日本三大がっかりとは期待に胸踊らせ見に行った割にはそれほどでもなかったものに対する旅行者達の嘆きの声である。


三大どころかどんどん候補地が増えていきそうな気がしないでもないがそれほどでもない。

なお、海外についてはこちらを参照。


  • 時計台(北海道)

現存しているものでは日本最古の時計塔。北海道といえば五稜郭などとならび真っ先に連想される建造物であろう高い知名度を誇る。
一方でもっとも有名ながっかりでもある。
三大がっかりを挙げるとほぼ100%選ばれる。
建物は歴史を感じさせる素晴らしいもので、まるでそこだけ別世界のように感じさせる風格だがあまりにも別世界すぎる

急速な都市開発に取り残され気が付けばまわりは高層ビルだらけ、広大な牧場ならば良い景色だったろうにビル郡の中ではあまりにも場違いであった。
周りのビルが写らないように撮るカメラマンのうでってすげー!と感心させられる。
絵ハガキなどのイメージが強いためか、未だに緑溢れる草原にポツンと建っているのだとイメージしている人も少なからずいるようだ。
ちなみに観光客が記念写真を撮るためのステージも設置されているが、やはり周りの建物が写らないように撮れる位置に設置されている。
周りをビルに囲まれているのは確かに場違いに思えるし、見た人ががっかりしてしまうのは仕方のないことだろう。
しかし、そのビル群が防風林の役割を果たしたことで、当時の姿のまま保存できたのもまた紛れもない事実。
移転の話も出たようではあるが、約50年前の市議会において、現在の場所で永久保存されることが決議され今に至る。

周りの風景のせいで台無しと考えられているものの、前述の通り時計塔としての歴史的価値と美観は優れているといえるだろう。
また最近では、大都会の中に現れた幻想的な建物というギャップを楽しむ観光客もいる。


  • はりまや橋(高知)

よさこい節の歌の中に語られる橋。
現在は川もなにもない車道として人々の生活を支えている。
でも橋である。まるで意味がわからんぞ!?

元々はもちろん橋があったのだが、都市開発に伴い消滅してしまった。
とはいえよさこい節由来ともいうべき橋、橋でなくなったなら橋をつくれば良いと人口水路を設置し、
江戸時代のものを再現したレプリカとして歩道専用のはりまや橋を復活させた。
また地下には旧欄干が飾られてあり、そして近場のはりまや橋公園には明治頃のはりまや橋が復元されている。
ただし明治時代のものは金属製であるため、下手すると地元の住民ですらはりまや橋の復元だと認識していないかもしれない。でもはりまや橋である。
もはやどれがはりまや橋だよとかツッコミはらめれす

本物のはりまや橋は路面電車が通っている車道と両側の石で出来た欄干なのだが、
旅行関係の情報誌やサイトからは悉くスルーされている。

確かに実際行ってみるとなーんだと思うかもしれないが、周りの街並みは風情溢れるものとなっており結構見ごたえがある。
4つの橋を探すついでに町をぶらりと歩いてみるのもいいだろう。

以上2つまではほぼ一応決まっている。以下は3つ目(以降)候補。


  • オランダ坂(長崎)

かつて数少ない海外との玄関口だった長崎。特にオランダとは仲がよかったため当時は海外の人をたとえオランダ人でなかろうがオランダ人とひとくくりに呼んでいた。
カーチャンがゲーム機を何でもファミコンと呼ばわるようなもん
…つまりそういうことだ。長崎は坂が多く外国人の往来も多かったというだけ。
一応、活水女子大前の坂にはオランダ坂と書かれた石碑があり石畳も風情はあるっちゃある。


  • 守礼門(沖縄)


守礼門とは首里城前におかれている門で日本における大手門にあたる。
かつて首里城は沖縄戦でほとんど破壊され、守礼門のみ再建されたものの肝心の跡地は琉球大学になった為、門しかない城だとがっかり観光地に数えられていた。
琉球大学が移転した後に本殿なども再建された今ではそうでもな…
…かったのだが本殿が焼失し、がっかり観光地に逆戻りしてしまった。


  • 京都タワー(京都)

京都人口131万人を記念して立てられた塔。
タワーの姿は海のない古都京都を照らす灯台をイメージしたという。
どっちかというと注射器っぽい、そして古都京都の景観にあってないというもっともな理由でがっかり認定されている。
その上、近くにあるJR京都駅の方が名所としては人気があると言われ、さらに向こうはグッドデザイン賞を受賞する始末……
京都タワー涙目。
そもそも京都観光をするのに他の寺社仏閣を差し置いて京都タワーを訪ねるのかというツッコミをしてはいけない。
ちなみに、フィクションでは目立つので京都という演出をしやすい+寺社仏閣を壊すわけにはいかない、ということで、怪獣にはしょっちゅう破壊されている。


  • 大仙古墳(仁徳天皇陵)(大阪)

日本最大の古墳にして世界最大の面積の墓。
ピラミッドは?と言われたりするが面積なら圧倒的にこっちの方がデカい。

近くに高い建物が無いので、教科書でお馴染みの鍵穴の形を見ることはかなわず、あまりのデカさにただの森にしか見えない。
堀がなければ森にしか見えない為、初見では古墳とわからずスルーすることがたまによくある。一応堀があるのでそれに気付くかどうかが文字通り鍵。
一応、古墳正面へは最寄り駅の百舌鳥駅からは徒歩5分と交通アクセスは良い。アクセスだけはな。

見学できればまだ違うだろうが、立入禁止なので一般人にはとんと縁がない。
上から見られる展望台のような建物を作ろうとする動きもあるが、まず認可は下りるまい。
森なので住宅地なのにタヌキが住み着いている。


●以下、時と場合によってはがっかり

  • 厳島神社(広島)

日本三景の一つ「安芸の宮島」。その水上に浮かぶ美しく神秘的な威容は世界文化遺産にも登録されている。
引き潮の時には歩いて大鳥居を見に行くことも出来る。
その際の末端の水生生物の楽園っぷりもいかにも古くからの日本風の光景で味があって良いものなのだが、苦手な人にとってはほどよく此方の精神をえぐってくれる。


  • 鹿苑寺金閣(京都)

金閣寺は通称で、正しくは寺の名前は鹿苑寺で金閣は建物の名前である。金ぴかは仏の骨を納める舎利殿。世界文化遺産にも登録されている。
京都旅行といえば必ず行くであろう一つ。
しかし思った以上に金ぴかしているのと、写真でよく見る方向から見ようとすると割と遠かったりする。
それでも雪化粧した金閣は風情があって見応えあり。
また、夕陽を浴びて輝く姿は実に神々しい。眩しいとも言う。
なお、オリジナルの金閣寺は放火で焼失しており、現存しているのは再建されたもの。金ぴかなのは再建されたからであり、オリジナルはもっと落ち着いた風合いだった。このせいで弟分の銀閣は国宝なのに、金閣は重要文化財どまりだったりする。 

  • 名古屋テレビ塔(愛知)

日本で最初に完成した集約電波塔。
名古屋市中心部のシンボルとして親しまれている…。が
まわりが超高層ビルに覆われているため展望台の見晴らしがなかなかに悲惨。
因みにモスラが関わるとなぜかよく被害を被る。




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