ノイトラ・ジルガ

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ノイトラ・ジルガ - (2018/01/13 (土) 03:55:56) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/06/14(木) 18:41:12
更新日:2023/11/15 Wed 13:41:34
所要時間:約 5 分で読めます





−Don't−


−forget−


−till−


−you−



−die−




覚えておくぜ…


テメェが死ぬまでの



「ちょっとの間だがなァ!!」




#5 ノイトラ・ジルガ        
Nnoitra Gilga

[種族]破面(アランカル)
[階級]第5十刃(クイント・エスパーダ)

 [司る死の形]絶望
 [帰刃]聖哭蟷螂(サンタテレサ)
 [解号] 祈れ「聖哭蟷螂」
 [虚の孔]左眼
 [刻印]舌
 [CV]神奈延年


漫画『BLEACH』の登場人物。


 概要


十刃の一人。異様に長く丸い襟首の服を着た長身長髪の細身の男。
身長/体重は215cm/93kg、誕生日は11月11日。

従属官としてテスラ・リンドクルツを従えている。

強い相手と戦いそれを叩き潰すのを楽しみとする戦闘狂の気があり、劇中でもヨン様の待機命令を無視して侵入してきた一護達を潰し回っていた。

また自らを十刃最強と称している。が、自分から最強というような奴に限って実は最強ではないのはよくあることである


読者の間でも「最強に執着する辺り1ではない」「となるとトップに劣等感を感じやすい2~3辺りの十刃?」みたいな予想がされていたが、
実際に判明したナンバーは5と非常に中途半端な位置であった。これで最強とか自称しちゃう神経がよくわからない
しかも第0十刃や後に発売した小説とかも合わせて考えると実質7番目というとても残念な立ち位置に…。
実力だけならネリエルにも負けてる。

また、嘗ては第8十刃(オクターバ・エスパーダ)だった過去も持ち、当時第3十刃(トレス・エスパーダ)であったネリエルに対してやたらとつっかかっていた。
その理由も何か深い因縁とか恨みとかがあるわけでもなく戦場で女が男の上に立つのが気に食わないという非常に小物染みたものであった。
また、どんなに卑怯な手段でも平気で執れる性格であり、ネリエルに正面戦闘では勝てないので、ザエルアポロと組んで背後から不意打ちして虚夜宮の外に放り出したので余計小物っぷりに拍車がかかっている。
でも結局ハリベルに上いかれちゃってますよね?


こんな風に色々とネタ臭漂うキャラではあるが、破面の上位集団である十刃に所属しているということもありその戦闘能力は高い。
また特徴として歴代十刃中最高硬度の鋼皮(イエロ)を持ち生半可な攻撃では傷一つつけられない。


実際、チャドの「魔人の一撃」を真っ向から喰らっても平然としていたり、一護の天鎖斬月を素手で掴んだり、
剣八の斬撃も戦闘開始当初は全く寄せ付けなかった。


戦闘狂としての一面は『自分達破面に救いなど無い』という諦観的思考の裏返しであり、
救いが無いからこそ常に戦いを渇望し戦いの中で死ぬことを望んでいた。
故に戦いそのものにも独自の考えを持ち合わせており、認識として敵を作った瞬間から呼吸一つまでを『戦い』と捉えており、
相手を殺す為ならどんな卑怯・非道も厭わない。
ヨン様に関しては『力を与えてくれたおかげで更に上の戦いを味わえるようにしてくれた存在』として、一定の忠誠心は持ち合わせていたようである。


 能力


◇─ 帰刃「聖哭蟷螂」(サンタテレサ)

解号は「祈れ」
三日月型の巨大な刃2つを8の字型にくっつけたような形状をしている。
柄の部分からは鎖が伸びており、そこを握って斬魄刀を自由自在に振り回して攻撃したりもする。
細身のノイトラよりも遥かに巨大なこの刀を彼は片手で苦も無く操ることが出来る辺り相当な腕力である。
実際に彼の剣撃を受け止めた一護もその力に驚愕していた。

解放形態は三日月型の角を生やし、巨大な鎌を武器にした4本腕の形態になり体の各所に装甲のようなものが追加される。
なおこの腕と鎌は6本にまで増やすことが出来る他、双方が自由に再生可能である。

なお斬魄刀の漢字名の一文字である「螳」の字は蟷螂(カマキリ)を意味しており、
「前脚の鎌を持ち上げて待ち伏せする姿が祈るように見えたことからサンタテレサと呼ぶこともある」という由来が解放後の姿の元ネタとされている。


◇─虚閃(セロ)
色は黄色で舌の先から放つ。しかし作中ではネルに容易くカウンターされたり剣八に軽く受け流されたりと散々であった。
まあ虚閃だから仕方ないね。

◇─捜指法(インディセ・ラダール)
地面に指を突き刺して霊圧を流し相手の力量を見極める技。
これで剣八の実力を測り、実力差もわからずに突っ込んでいったテスラに警告するも間に合わなかった。
この時の構図が「避けろナッパ!」とダブって仕方ない。


 活躍


初登場は他の大半の十刃と同様にヨン様主催のお茶会時。
侵入者である一護たちを完全に舐めきっていたその態度をハリベルに咎められていた。

次の登場は織姫の様子を見た帰りのウルキオラとの鉢合わせで、この時に名前がウルキオラの口から判明した。
織姫のことはペット呼ばわりで「どのくらいシツけた?」とか如何わしい質問をしていた。

続いてチャドが十刃落ちの1人、ガンテンバインを倒した直後に突如として襲来。
パワーアップしたチャドの攻撃をものともせずに、一撃で彼を斬り伏せている。おかげでまたチャドの霊圧が消えるハメに
本格的な戦闘参加はその後で、グリムジョーとの勝負を終えた一護を襲撃。敗北したグリムジョーを始末した後に一護と戦闘を開始する。

グリムジョーとの戦いで消耗していた一護を終始圧倒するも、一護のピンチにかつての因縁の相手であったネリエルが覚醒。続けざまに彼女と戦闘を開始。


ここからの一連のノイトラの戦闘はBLEACHのオサレバトルのテンプレといっても過言ではない。


最初は覚醒したネルに圧されるも「今の十刃の数字が昔のソレと同じではない」という理由ですぐに形勢逆転。
そしたら追い込まれたネルが刀剣解放を行い、彼女の一撃でまた形勢逆転。
しかし、直後にネルが幼女に戻ってしまいまたしても形勢逆転。彼女を蹴り飛ばして戦闘不能にする。
また、この時はまだノイトラは帰刃していない。

死にかけた一護の始末を従属官のテスラに任せるが、今度は救援として剣八が登場。テスラを逆に始末された直後に彼と戦闘を開始。
最初は歴代最高の鋼皮で剣八の剣撃すら効かなかったが途中で剣八が『彼の硬さに慣れた』為すぐに追い込まれてしまう。
そして刀剣解放を行いまたまた形勢逆転。
元々の膂力に手が増えた事による文字通りの手数の差もあり、剣八を死にそうなくらいに追い込むも、最後は剣八の刀の両手持ちによる『剣道』の一撃で致命傷を喰らう。
殆ど虫の息になり、興味が失せた剣八に尚も立ち向かっていくもその末に斬り伏せられて絶命。その生涯に幕を閉じた。


妙につっこみどころはあるものの、
肉弾戦では圧倒的な剣八をそのままだと死にそうなまでに追い込み、最後には「愉しかったぜ」とまで言わしめたので十分頑張ったと言えるだろう。








「覚えておくぜ…テメェが追記・修正するまでのちょっとの間だがなァ!!」

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