宮永咲

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宮永咲 - (2017/08/10 (木) 16:38:22) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/08/07 (金) 02:59:16
更新日:2024/03/06 Wed 22:57:57
所要時間:約 5 分で読めます




みやなが さき咲-Saki-の登場人物


清澄高校1年生。

気が弱くて泣き虫なドジっ娘。方向音痴というかよく仲間からはぐれて迷う。
幼なじみの須賀京太郎曰く「なにをやらせてもダメ」な、ぼっち気質を持つ地味な少女。
しかし麻雀においては「見える」と言う程の超人的な勘と運を持ちあわせる、感性派の打ち手。
ヨーロッパ系のクォーターだが、容姿も体型も純和風で、むしろ京太郎や和のほうがそれらしかったり。
父親は宮永界、母親はヨーロッパ系のハーフで元プロ雀士だった「アイ・アークタンデ」こと宮永愛、
そして姉は自分と同じくクォーターで、高校麻雀界に君臨する絶対王者・宮永照である。

現在は父とふたり暮らしの父子家庭で、別居中の母と姉は東京に在住。姉とは確執があり、会話すらできない。
親族と麻雀以外の交友関係は確認出来る限り京太郎のみで、彼を「京ちゃん」と愛称で呼び親しくしているが、
感情を剥き出しにしている相手は彼ぐらいで、実際に人付き合いや感情を表に出すのが苦手な様子が見られる。
事実、京太郎以外の前では喜怒哀楽の努がかなり欠落気味で、声を荒げることさえ滅多にない歪さを抱えている。
このコミュニケーションに難のある傾向は、麻雀部に入部し、全国大会まで進んだ後も未だに変わっていない。
ただ劇中では短期間しか経っていない上に、人間関係や家庭の事情に追われているので仕方の無い部分はある。

下述もされているが、気弱な性格にも関わらず、読者から「魔王」と揶揄されるような剣呑な気配を度々放つ。
また思考が徐々に物騒になっていき、姉と仲直りするために対戦相手を叩き潰すという破綻した考えにさえ至ってしまう。

名実ともに主人公なのだが、姉との別離、京太郎との馴れ初めなどその過去には未だ不明瞭な点が多い。

家族麻雀の影響から麻雀が嫌いになり、負けると損をするが勝っても叱られた為、これまで常に±0を目指す麻雀しかしていなかった。
しかし京太郎からの誘い、原村和との出会いを機に、麻雀によって照と和解したいと考え、勝つための麻雀を真剣にやるようになる。
初めて和了った役満は四暗刻。(それ以前は出来ても崩していたと言う)

好きな役でもある必殺技は自分の名前に類似した嶺上開花(リンシャンカイホウ)
ただし嶺上開花は結果に過ぎず、実際には「異常な頻度で槓(カン)をする」「嶺上牌が必ず有効牌となる」
「槓をする事で他家の手に劇的な影響を与え、それを逆手に取って自分のアガりに生かしたり、他家の手を潰したりする」のが作中での能力である。
あまりにも槓が多い為、加槓を読まれて槍槓(チャンカン)で狙い打たれた事もある。
また異常な槓の頻度に対して、自分に槓ドラが乗ることはない。

かなり気が弱いために威圧感のある相手の前では萎縮してしまう欠点もあるが、インターハイ県予選を迎え、
より強い相手を求めるなど雀士としてはそれなりに成長した一面も見せている。

県予選団体戦では大将。
一回戦では48000点残っていた東福寺高校をトバして終わらせた。
県大会決勝では天江衣加治木ゆみ池田華菜と戦い一時は天江衣に大差をつけられてしまうが、合宿の事を思い出し覚醒する。
大将戦の前半は加治木の槍槓や衣の威圧によって本来の力を発揮出来ないでいた。←魔王閣下はおやすみになられてるようです。
前半戦終了後、トイレに行こうとしたが迷ってしまい和に連れられて対戦室まで戻って来る。この際、和に喝を入れられ、魔王閣下は少しだけ本気を見せる事にしたようです。
その矢先、風越の池田が衣の餌食となりハコ飛び寸前(0点)にまで追い込まれ、加治木と咲は池田以外からのロンしか出来ないという劣勢に立たされる。

しかし、そこは閣下、リーチも出来ないため役無しテンパイ常態だった池田に槍槓ドラ7を故意に差し込み、倍満をアガらせてあげる事により窮地を脱した。
調子にのった池田はその後数え役満をアガるが、閣下はそんなことよりも、自身の調子が気になるご様子。
いつもと違う事に気付いた咲は審判に「脱いでもいいですか?」と聞く。ここで最初から穿いていないだろってツッコんだ奴自重
ここで、靴と靴下を脱いでアップを始める。


オーラス二局前、連槓をし池田にドラを大量に乗せ、衣の注意を池田に向けさせて衣からアガるというまさにドSっぷり(池田に対して)を見せた。

池田「にゅゃあああ」

池田「ドラ1イーシャンテンがタンヤオドラ9に化けたしぃ」

池田「リーチだし!」

池田は涙目である。

ラス前では6ピンをポンし、またも池田に高い役(国士無双)をテンパイさせ持ち上げといて突き落とすという暴挙にまででた。(自身が親倍でアガり)

池田「ホイ来た国士無双!これで天江に直撃かませばまだチャンスはあるし!」

池田は涙目である。

そしてオーラスでは天江衣に「麻雀って楽しいよね?一緒に楽しもうよ」と言った直後に1筒を大明槓し嶺上開花、清一対々和、三暗刻、三槓子、赤ドラ1の数え役満責任払いを天江衣から受け取り逆転優勝を成し遂げる


差し込み同然とはいえ、衣も涙目である


更なるネタバレ

予選終了後は衣に懐かれており、風呂場で出会うやいなやタオル一枚挟んで抱擁という離れ業を見せた。
全国大会が始まると出番が激減し、主人公ながらセリフが数ヶ月に一度というペースに。

他誌で連載されているスピンオフの漫画の咲-Saki-阿知賀編第3話内でまさかの登場。
主人公の所属する阿知賀女子の5人と全国大会の会場ですれ違うだけだが、内2人は県予選時の龍門渕と同様に魔王閣下の発する威圧感を感じとりビビっていた。




以前から魔王とかラスボスとか言われていたが、ついに公式で
時期的にちょうど清澄のメンバーとはぐれていた時の事なので魔王閣下は心が沈んでいる時の方が威圧感を発するのだろうか…。



全国大会2回戦大将戦では、2位でバトンを受け取り見事一位通過を決める。


この試合での咲は

  • カンをした時に控え室の臼沢塞のモノクルが割れる

  • あまりのオーラに姉帯豊音から怖がられる

  • 大将戦終了後、公式大会では(アニメの個人戦を除けば)やっていなかった±0を、半荘2回とも行っていた事が判明する(しかもそれでも結果は一位通過)

など、やりたい放題であった。

しかもこの行動、意図したものではない。
本人曰く、緊張や相手が強いやらで子供の時の打ち方しかできなかったから とのこと。


次打ったら勝てない…らしい。
靴下も脱いでないのに。

末原が聞いたら「バカにするな」と憤慨しかねない発言である。



102、104局にて「姉と溝が出来た時期」の過去の一部が判明したが…





彼女に、照に何があったのだろう。
足の不自由な少女が関係していることだけが判明しているが…




もっと追記、修正がしたいんです

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