咲-Saki-

登録日:2010/03/29(月) 21:50:58
更新日:2020/05/27 Wed 02:40:00
所要時間:約 4 分で読めます




ヤングガンガンで連載中の麻雀漫画。作者は小林立。
間違っても近代麻雀ではない

単行本は20巻+マホちゃんを主役にした6.5巻(麻雀入門&原作ガイドブック)が発売中。
スピンオフのコミックも複数存在し
原作を別サイドの学校から描いた『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』(既刊6巻・原作ストック貯まるまで休載中)、
原作の10年前が舞台の『シノハユ the dawn of age』(既刊12巻)、
おもに関西勢の登場人物の過去を描く『怜-Toki-』(既刊6巻)、
ほのぼの4コマ『咲日和』(全7巻)
登場キャラを全員(?)男に差し替えたスピンオフ『咲 re:KING's TILE DRAW』(未単行本化)*1
等がある。

アニメ版は2009年春に本編1期、2012年春には阿知賀編が放送された。
本編の2期にあたる「全国編」は2014年1月から4月まで放送された。
咲日和は原作コミックスの初回限定版同梱特典としてOVA化もされている。

2016年12月には実写ドラマ版が放送され、2017年2月にはそのドラマの続きとなる実写映画が公開された。
さらに2017年12月、阿知賀編のドラマ版が放送され、2018年1月にはその続きが描かれた実写映画が公開された。

◆概要
この物語は麻雀が現実より一般大衆に浸透し高校生・中学生の競技麻雀公式大会も行われる世界で全国高校生麻雀大会(インターハイ)優勝を目指す清澄高校麻雀部と、その新入部員である宮永咲の物語である。


◆特徴
この作品の最大の特徴は何と言っても萌え絵で描かれた美少女キャラが活躍することにある。
逆に従来の麻雀漫画にありがちなヤクザ、ハイレート、裏社会、場末の雀荘などの殺伐とした世界は全くと言っていいほど描かれない。
男がほとんど登場しない百合萌え漫画ではあるが、ほとんどのシーンで麻雀を打っているのでご安心あれ。
ただしまともな麻雀とは言ってない。普通の麻雀させてーな


麻雀漫画としては超人的な豪運や能力を駆使した闘牌が中心。
ドラ爆流れ論者といったオーソドックスな物から、嶺上開花使いステルスまでバリエーションは非常に豊富。
中には一巡先が見える睨んだ相手の手を止める自身に神を降ろすなど完全に超能力なものも。
とはいえ運とチートで全てを片付けるわけではなく、完全デジタル打ちのキャラの活躍や、ベタオリか安手和了りかというような普通の駆け引きが勝負の分け目となる試合もある。
神話や地域の伝承・信仰をモチーフにしたキャラの存在など地域性も豊富。
「麻雀版ドカベン」といえば分かりやすいだろうか


作中における対局描写の牌譜は、描写されていない部分も含め作者が1人で考えている。
作中にチラチラ映る捨て牌や牌譜を考察すると、(オカルトを前提とした上で、だが)トンデモ麻雀漫画とは言えないほど全選手がまっとうに考え、かつよく練られた試合展開になっていることがわかる。よく考えられてる分、連載も遅いんだけど
そのせいかかなりの遅筆。
隔週誌にもかかわらず休載が異常に多く、掲載されてもページ数が少なかったりする(10P前後で掲載されることも)
また全体的にコマが大きく見開きも多いうえ、話自体の展開も遅いのでストーリーがなかなか進まない。

アニメでは原作ストック3年分をなんと19話で消化してしまい、それ以降の個人戦と後日談は作者の構想に基づいたオリジナルエピソードが放送された。
原作準拠分はハイクオリティに仕上がったが、このオリジナル部分の評判はあまりよくない。
後の原作では、後日談はアニメとはやや異なる形で登場し、個人戦は描写を全て省略して行われたという体で話が進められている。

また、登場人物の衣装についても特徴がある。
全国各地のキャラが出てくるためご当地ネタ等アクの強い格好をしている人物は多い。帯刀・仙女薄着・etc……
だが真にツッコミを入れるべきはそんな些細な部分ではない。
それは、パンツである。主人公がどことなく似ているアニメとは違った意味でパンツというものが存在しないのである。
絶対領域とも異なり、本来見えてしまうはずの布が無く、そこにあるのは肌色なのである。

また、何らかのこだわりなのか、登場チームには必ず一人はメガネキャラが存在している。
とは言っても回想で填めていたり、勉強時のみという場合もあり、主人公チームの眼鏡は描写カットが多かったりもしている。
果たして作者が眼鏡好きなのかは意見の分かれるところである。


◆登場人物(一部)

  • 清澄高校
長野県にある公立高校。
作品中では現在のところ唯一、男女共学であることが説明されている。
麻雀部は存在するものの部員数は団体戦に出場できるギリギリの人数。

麻雀って楽しいよね!一緒に楽しもうよ!
宮永咲(みやなが さき)
声:植田佳奈 演:浜辺美波
清澄高校1年生で主人公。
気が弱くて泣き虫なドジっ娘。
麻雀においては「見える」と言う程の超人的な勘と運を持っている
アニメでは演出も相俟ってぶっちゃけラスボスにしか見えない。
阿知賀編では公式でラスボス化。
『全部 \ゴッ/ 倒す!』

そんなオカルトありえません
原村和
(はらむら のどか)
声:小清水亜美 演:浅川梨奈
清澄高校1年生、巨乳が特徴。
一年前のインターミドル優勝の実績と可愛らしい容姿と巨乳から全国的な有名人である。
運や勘といった要素を徹底的に廃除した完全理論派(デジタル)の打ち手。
『そういえばiPS細胞というので同性の間でも子供ができるらしいです』

タコスぢから満タンだじぇ!
片岡優希
(かたおか ゆうき)
声:釘宮理恵 演:廣田あいか
清澄高校1年生でタコス大好き
お気楽にして天然な性格
語尾に「じぇ」や「じょ」をつける喋り方が特徴
東場は爆発するが集中力が持続しないため、南場になると極端に失速する。
『おやじ!タコスラーメンを作れ!』

このツモに意味があると考えましょう───
竹井久
(たけい ひさ)
声:伊藤静 演:古畑星奈
清澄高校3年生で麻雀部部長。
幽霊部員すらいなくなり廃部寸前だった麻雀部で一人、部員が集まるのを待ち続けた功労者。
ときに多面張を捨ててまで悪い待ちを選ぶ。
『かわいいって言われちゃった』ニタァ
(なんだコイ…この人…まじきめぇ)

部長が見たい言うてた景色 じいちゃんにも見せちゃろう───!
染谷まこ
声:白石涼子 演:山田杏奈
清澄高校2年生で麻雀部次期主将。
広島弁を喋る眼鏡っ子。眼鏡をはずすと本気になる。
染め手を好むが最近では相手の雰囲気を読み取り一番調子のいい人を察知し、その人が一番嫌な展開に持っていけるゲームメイクもできるようになった。
『個人的には染めの一択じゃ』

麻雀ておもれーのな
須賀京太郎
(すが きょうたろう)
声:福山潤
清澄高校1年生で麻雀部唯一の男性部員
咲を麻雀部に誘った張本人。
優希とは漫才コンビのような関係で、所構わずよくいじられている。
カピバラという珍しいペットを飼っている。
小さい物大好きではない
『お前のパンツに興味はない』



「咲-Saki-」応援漫画「立-Ritz-」として、ムダヅモ無き改革(3巻)に作者が登場したことがある。



追記・修正って楽しいよね…一緒に楽しもうよ!

この項目が面白かったなら……\ポチッと/