宮永咲

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宮永咲 - (2018/03/15 (木) 02:57:57) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/08/07 (金) 02:59:16
更新日:2024/03/06 Wed 22:57:57
所要時間:約 5 分で読めます




みやなが さき咲-Saki-の登場人物

CV:植田佳奈 演:浜辺美波

清澄高校1年生。チーム内では大将を務める。

気が弱くて泣き虫なドジっ娘。方向音痴というかよく仲間からはぐれて迷う。
幼なじみの須賀京太郎曰く「なにをやらせてもダメ」な、ぼっち気質を持つ地味な少女。
しかし麻雀においては「見える」と言う程の超人的な勘と運を持ちあわせる、感性派の打ち手。
ヨーロッパ系のクォーターだが、容姿も体型も純和風で、むしろ京太郎や和のほうがそれらしかったり。
父親は宮永界、母親はヨーロッパ系のハーフで元プロ雀士だった「アイ・アークタンデ」こと宮永愛、
そして姉は自分と同じくクォーターで、高校麻雀界に君臨する絶対王者・宮永照である。

現在は父とふたり暮らしの父子家庭で、別居中の母と姉は東京に在住。姉とは確執があり、会話すらできない。
親族と麻雀以外の交友関係は確認出来る限り京太郎のみで、彼を「京ちゃん」と愛称で呼び親しくしているが、
感情を剥き出しにしている相手は彼ぐらいで、実際に人付き合いや感情を表に出すのが苦手な様子が見られる*1
事実、京太郎以外の前では喜怒哀楽の努がかなり欠落気味で、声を荒げることさえ滅多にない歪さを抱えている。
父親にも愛想笑いを浮かべている節がある*2ので、そんな咲の素顔を引き出した京太郎のコミュ力が高いのだろう。

また親しさを問わず、関わった相手や周囲に悪い意味でのマイペースさや図々しさ*3を見せることもしばしば。
取り分け京太郎相手には顕著で、携帯も持たないまま居場所を告げず離れ、探しに来させたりと振り回しがち。
このコミュニケーションに難のある傾向は、麻雀部に入部し、全国大会まで進んだ後も未だに変わっていない*4
ただ劇中では短期間しか経っていない上に、人間関係や家庭の事情に追われているので仕方の無い部分はある。
その圧倒的な強さが目立つのと、表面上は人当たりも悪くないためか、友人知人も少しずつ増えてはいる模様。

気弱な性格にも関わらず、読者から「魔王」と揶揄されるような剣呑な気配を度々放って周囲を脅かすことがままある*5
また思考が徐々に物騒になっていき、姉と仲直りするために対戦相手を叩き潰すという破綻した考えにさえ至ってしまう。
他にも、全国大会準々決勝の大舞台で±0を成し遂げ完全に圧倒した筈の末原恭子に「次は勝てない」と涙目になったり、
かと思えば自分が完璧に敗北したネリー・ヴィルサラーゼとの対局はさして省みなかったりと、どうにもズレた部分が目立つ。

名実ともに主人公なのだが、姉との別離、京太郎との馴れ初めなどその過去には未だ不明瞭な点が多い。
家族麻雀*6の影響から麻雀が嫌いになり、負けると損をするが勝っても叱られた為、これまで常に±0を目指す麻雀しかしていなかった。
しかし京太郎からの誘い、原村和との出会いを機に、麻雀によって照と和解したいと考え、勝つための麻雀を真剣にやるようになる。
初めて和了った役満は四暗刻。(それ以前は出来ても崩していたと言う)

好きな役でもある必殺技は自分の名前に類似した嶺上開花(リンシャンカイホウ)
ただし嶺上開花は結果に過ぎず、実際には「異常な頻度で槓(カン)をする」「嶺上牌が必ず有効牌となる」
「槓をする事で他家の手に劇的な影響を与え、それを逆手に取って自分のアガりに生かしたり、他家の手を潰したりする」のが作中での能力である。
あまりにも槓が多い為、加槓を読まれて槍槓(チャンカン)で狙い打たれた事もある。
また異常な槓の頻度に対して、自分に槓ドラが乗ることはない。



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