ローゼンメイデン

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ローゼンメイデン - (2015/11/28 (土) 20:10:47) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2013/05/27(月) 22:20:30
更新日:2023/10/16 Mon 14:14:42
所要時間:約 18 分で読めます




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※出典 theAnimeGallery.com



まきますか         まきませんか



『ローゼンメイデン』(あるいは『Rozen Maiden』)とは、PEACH-PITの漫画作品。
あるいはそれを元にしたアニメ。

ここでは主に原作を中心に記す。





【概要】
2002年から2014年まで連載。
2007年までは某都市伝説雑誌で連載していたが、揉め事があって一度打ち切りに。
その後2008年から「週刊ヤングジャンプ」で連載再開された。

2002~2007年まで:第1期
2008~2014年まで:第2期

とされる。
第1期はタイトルが『Rozen Maiden』とアルファベット表記だったが、第2期からは『ローゼンメイデン』とカタカナ表記になった。



【メディア展開】
2004年と2005年にアニメ化されたが、内容やキャラなどはかなり異なっている。
特に水銀燈はキャラの根幹をなすようなオリジナル設定が追加され、一部の原作ファンの間で物議を醸した。
しかし内容こそ別物であれ、このアニメがきっかけで作品の知名度、人気が急上昇し、党員と呼ばれる各ドールのファン層が形成された。
その情熱の例は各ドールの項目を参照。
物議を醸した水銀燈に関してもアニメオリジナルの「乳酸菌摂ってるぅ?」はいつのまにやら彼女を象徴する名(迷)台詞となってしまっているし。

そしてついに2013年、原作第2期を元に再アニメ化。
ただし3期というわけではなく、原作に沿ってリメイクしたような感じ。
全声優続投、OPアーティスト続投の知らせは7年以上待った旧作ファンを大いに喜ばせたが…
◆第1話で原作第一期(全七巻)の内容をダイジェストで詰め込むという初見バイバイっぷり。
◆1~4巻のアニメ化にもかかわらず第1巻の内容に5話も費やすというどうにもズレた時間配分。
◆最終話で5巻以降のダイジェストという非既読者バイバイ。
などの構成の悪さが目立ち、高い売り上げ実績を残した旧作と違い、いわゆるまなびラインを下回る結果に。
旧作が、主人公の成長・ドールズを中心とした日常・バトル要素など、バラエティ豊かな内容が売りだったにも関わらず
こちらは原作(しかも第2期序盤)に忠実にやった結果、内容が主人公の成長の一点に集中していたのも原因かもしれない。


2004年:旧アニメ版1期
2005年:旧アニメ版2期(ローゼンメイデン・トロイメント)
2006年:旧アニメ版特別編(ローゼンメイデン・オーベルテューレ)
2013年:新アニメ版

主題歌はALI PROJECTが定番。

ちなみにアニメ化よりドラマCD化の方が早く行われた。アニメ版とは声優が違う。
小説版やゲーム版もあるが、内容や(ry
少女漫画雑誌の「りぼん」では、スピンオフ漫画の『ローゼンメイデン・dalls talk』が連載された。
「ミラクルジャンプ」では、やはりスピンオフ漫画の『まいてはいけないローゼンメイデン』が連載された。



【あらすじ】
ひきこもり少年・ジュンのもとにある日届いたDM。
「まきますか」「まきませんか」と書かれた紙を見て、適当に「まきます」の方にマルをして返送した数日後、大きなの中で眠る不思議なドール・真紅がやって来る。
やがてジュンはアリスゲームと呼ばれるドール同士の戦いに巻き込まれ、真紅と共に荒波に立ち向かってゆくことに…。



【用語】
◆ローゼンメイデン
ローゼンという人形師が作ったドール達のこと。和訳で薔薇乙女。全部で七体存在する。
人間に薇を巻いてもらうと動き出す。自由に喋るし戦うし物も食べる。
様々なタイプの者がいるが、どのドールもローゼンお父様の理想には届かなかった…らしい。

◆マスター
ローゼンメイデンと契約した人間。ドールがくれた指輪にキスをすると契約成立する。
ドール達はマスターを得ると、そのマスターを通して自らの力を強めることが出来る。
旧アニメ版ではミーディアムと呼ばれていた。

◆ローザミスティカ
ローゼンメイデンの魂のようなもの。完全に奪われるとドール達は動けなくなってしまう。
元は一つだったものを七つに分けたらしい。

◆アリスゲーム
ローゼンメイデンに課せられた宿命。「薔薇乙女の宿命」なんてあてられる。
戦ってお互いのローザミスティカを奪い合い、全部集めたら究極の少女「アリス」になれると言われている。

◆アリス
ローゼンお父様が求めるもの。
ドール達が目指す(目指さなければならない)もの。

◆人工精霊
ローゼンメイデンが使役する、光る物体。
元はローゼンお父様との連絡係として作られたもののようだが、今はあらゆる雑用をこなす。
真紅の人工精霊はホーリエ。水銀燈→メイメイ、金糸雀→ピチカート、翠星石→スィドリーム、蒼星石→レンピカ、雛苺→ベリーベル。雪華綺晶にはいない模様。
なお性能にはバラつきがある。

◆Nのフィールド
個々の精神世界のようなところ。
無意識の海という深層意識の一部であり、人間のものもドールのものも全て繋がっている。
何でもアリな空間でもある。



【登場人物】(CVはアニメ版/ドラマCD版)
《ローゼンメイデン》
真紅 CV:沢城みゆき堀江由衣
主役。第5ドール。
誇り高く気高き女王様精神を宿し、ジュンのことを下僕と呼んで顎で使うが、彼の成長を促し認める役割も持ち、心は絆で結ばれている。
慧眼を持ち意志が強く落ち着いているため、五女にも関わらず周囲から一目置かれており、ドール達のリーダー格。
そんな彼女だからこそふとした瞬間に見せる緩みや弱さにきゅんとすること間違いなし。
アリスゲームに対しては懐疑的で、終わらせる道を模索している。

水銀燈 CV:田中理恵能登麻美子
第1ドール。
非常に好戦的で残忍な性格。他人を見下した笑みや歪んだ言動が特徴。
一方でローゼンお父様からの愛を最も強く求め、愛憎を最も強く向ける面もある。
アリスゲームを勝ち抜くためには手段を選ばず、絆というものを信じていなかった…が、めぐと出会ってからは予想外の方向へ転がってゆく。
戦闘能力はとても高い。馴れ合いを嫌い、ほぼ単独行動。
最初のドール故の観点を持ち、その境遇もさることながら、想いの狂おしさはめぐにクリソツ。クールな顔を見せることも度々。

金糸雀 CV:志村由美
第2ドール。
自称・姉妹一の策士。かしら。だが大抵の策はしょうもないドジで失敗に終わる。それでも負けずに挑戦を続ける頑張り屋。
ドール達の中では陽気な方で、明るく元気な前向き思考。身体の小ささと普段の振る舞いから幼く見られることも多い。
どんな風にも動ける便利な立ち位置にいるので、相応の器用さがあるのだろう。
アリスゲームに対してはわりとシビアな価値観を持っており、水銀燈に次いで戦いに意欲的。協力するべき時以外はあまり馴れ合うのを良しとしない。

翠星石 CV:桑谷夏子水樹奈々
第3ドール。蒼星石とは双子。
無駄に生意気な態度と毒舌が標準装備。ですぅ。ジュンには性悪人形と呼ばれている。
でも実はジュンに密かに恋(?)する、ツンデレの代表格。
根はかなり心優しく愛に溢れ、人見知りで泣き虫。妹の蒼星石への想いはまた特別。
争いが嫌いで、アリスゲームには否定的である。アリスにもなれなくていいと思っている。

蒼星石 CV:森永理科
第4ドール。翠星石とは双子。
冷静で、良くも悪くも真面目な性格。マスターに忠実。元マスター・結菱一葉への執着っぷりは凄まじい。
見た目はともかく言葉の言い回しもいちいち紳士的。でもれっきとした僕っ娘です。
コンプレックス持ちであり、個として独立したいという気持ちが大きい。
アリスゲームにも翠星石より乗り気で、殺る気満々で鋏ぶん回していたこともある。

雛苺 CV:野川さくら金田朋子
第6ドール。
一言で言うと幼女。最も子供っぽく、純粋で甘えん坊。キャラ的にはこっちの方が末っ子。うにゅ~。
いつも騒がしく走り回って満開の笑顔を振り撒く姿がよく似合い、周囲に一時の安らぎをもたらす。
また初登場時の失敗を糧にし、今はとても仲間思い。巴や真紅やジュンのことが大好きで、寂しいのが苦手。
アリスゲームに対する執着もほとんど無いが、だからなのか何なのか、行く末は酷である…こんないたいけな子なのに…。

雪華綺晶 CV:千葉千恵巳
第7ドール。
正体不明の謎のドール。一応最後に作られた、らしい、ので「末妹」と呼ばれ、本人も他のドール達を「お姉様」と呼ぶ。
だがその言動、行動全てが常軌を逸しており、蜘蛛のようにひしひしと近づいてくる様は最早ホラー。
実体を持たないため、器となる身体やマスターを異常に欲しがる。時折涙を流して縋るような姿を見せることも…?
アリスゲームではまともに戦うことはせず、自分の願望を叶えようとあらゆるものを利用して罠にはめる。


《マスターなど》
桜田ジュン(中学生) CV:真田アサミ小林沙苗
主人公。JUM。真紅のマスター。
幼い頃から手先が器用で、裁縫・人形の修復や衣装デザイン・洋裁などの才能を持っている。マエストロ級らしく、ネットオークションで10万円越えを叩きだした。
が、それを全校生徒の前で担任にばらされるというエグい公開処刑を受けた結果、ひきこもりに。
暗く捻くれた性格だが、真紅と出会って共に戦うようになってから次第に成長する。
ただし再登校を決意した直後にトラウマを引っ張り出されて昏睡し、ようやく再登校を果たしてもめぐに踏みつけられて昏睡する不運。
ローゼンお父様と何らかの関係があるようだ。

◆桜田ジュン(大学生) CV:逢坂良太
真紅の薇を「まかなかった」まま成長したパラレルワールドのジュン。島田ジュン、ビッグJUM。
ヒキ時代が祟ってFラン大学に入らざるを得なかったり、バイト先でクソ上司にいじめられたり相変わらず恵まれない。
だがこちらも真紅と出会ってから成長し、その後は穏やかになる。
雪華綺晶にはめられてマスターにされかけるなどの目に遭った結果、スモールJUMと共に戦いに身を投じることに…まいてもまかなくても結局こうなるとは…。

◆柏葉巴 CV:倉田雅世/川澄綾子
ジュンの幼馴染み。雛苺の元マスター。
学級委員で剣道部員な優等生でしかも可愛い。
だが悩み多きJCであり何処となく影がある。
でも笑うと可愛い。

◆柿崎めぐ CV:河原木志穂
心臓の病気でずっと入院している少女。水銀燈のマスター。
長い闘病と親の態度に絶望して歪みきっている。
聞いていると負に染まりそうな台詞を笑顔で吐くわ、動けるようになると躊躇なくジュンを踏むわ、なドS。踏まれたいなんて思ってはいけない。マジで。
根は色んな意味でメンヘ…ではなく一途である。身体は雪華綺晶にあげてもいいが心は水銀燈のもの。

◆草笛みつ CV:川瀬晶子
ドールヲタの女性。通称みっちゃん。金糸雀のマスター。
かなり濃いヲタであり、自宅には人形が大量にある。当然金糸雀に激しい愛を注ぎ、他のドールにも会うたび興奮する。まさちゅーせっちゅ。
職業はパタンナーで、ドール服も自作するが腕はジュンの方が上。
一見浮ついているが、年齢的にも性格的にもしっかりしていて打たれ強い。戦いの中でも落ち着いている。

◆結菱一葉
近所の薔薇屋敷に住む老人。蒼星石の元マスター。
双子の弟を亡くしており、そのきっかけを作った女に復讐するために翠星石と蒼星石を利用する…というのが最初の目的だったものの、色々あって改心した。
かなり鬱屈とした空気を纏っているキャラだが、蒼星石からは今でも強い思いを寄せられている。
今や元マスターなのに、現マスターのジュン以上に蒼星石からの忠誠を得ている困った爺さん。
ちなみに旧アニメ版だと別の老人(通称:かずき爺)がこのポジに着いている。

◆オディール・フォッセー
フランスから来た少女。雛苺の昔のマスターの孫。
祖母から受け継いだ意志に基づいて雛苺を探しにきた(というか崩壊の始まりを告げに来たようなものだ)が、雪華綺晶にはめられる。


《その他のドール》
薔薇水晶 CV:後藤沙緒里
旧アニメ版2期のみに登場。アニメオリジナルドールだが、原作者監修。
ローゼンメイデンの第7ドールと名乗っていたが、実際は別の男に作られたドールである。
アニメ版のボス敵で、雪華綺晶が(一瞬しか)登場しない旧アニメ版ではぶっちゃけ一番強い。
だが雪華綺晶よりはよっぽどまともでもある。

◆くんくん CV:津久井教生
人形劇『くんくん探偵』の主人公。
真紅をはじめとするドール達からは何故か熱狂的な支持を集めている。

◆雪華綺晶型のミニドール
雪華綺晶から派生してきたようだが詳細不明。通称ぶさきー。
髪型や衣装は雪華綺晶と同じだが、造形がリアル西洋人形。
大学生ジュンに懐く個体もいる。

◆鳥海メイデン(仮)
鳥海が作った?不気味なドール達。
見た目は完全にジャンク。

珪孔雀
第8のドール。
厳密には原作にもアニメにも登場しないキャラであるが、こちらに記載。
ゴスロリファッション雑誌『ゴシック&ロリータバイブル』で企画した第8ドールのデザインコンテストの最優秀賞作品をもとにしたドールである。
ちなみに発表当時は何とPEACH-PIT氏がわざわざ描き下ろした珪孔雀のイラストが同誌に掲載されていた。


《その他の人間》
◆桜田のり CV:力丸乃りこ/久川綾
ジュンの姉。
高校生だが、不在の両親に代わり家事全般をこなしジュンの面倒を見てくれる。
ただし過保護なのでヒキを助長させるダメ親と同じ類の面もある。
料理上手であり、はなまるハンバーグなどドール達の好物も多く作る。
優しくて天然で家庭的な性格と裏腹に部活は運動部(ラクロス)。

◆梅岡先生
ジュンの担任。
典型的な熱血空回り教師で、ジュンがヒキる原因を作った。
いい人なのだが、空気読めない善意ほど手に負えないものはない。

◆斉藤さん CV:高森奈津美
大学生ジュンのバイト仲間。
劇団で夢を追いかけながら活き活きと生きている。爽やか可愛くとてもいい子で、冴えないジュンに温かく接する。
血が繋がっているのか疑わしい見た目の兄がいる。

◆山口店長 CV:須藤翔
大学生ジュンのバイト先のクソ上司。
特技はキモヲタの心を抉ること。
「周り中全部見下して自分高いとこに置いてっと、自分のダメさ誤魔化せて安心できんだろ?」


《謎の人物》
◆ローゼン
稀代の天才人形師。ローゼンメイデンを作ったお父様。
全ての元凶であり全ての核。ロリコン疑惑。

◆ラプラスの魔 CV:津久井教生(旧)・三上哲(新)/中田譲治
ひょろい頭身のきもいウサギ。ウサギなのに全く可愛くない。
Nのフィールドで度々現れるが、何者で何を知っていて何をしたいのか全て不明。
でも元からそんなもの無いのかもしれない。名前のとおりラプラスの悪魔なのかもしれない。

◆鳥海皆人
ジュンの同級生。
いきなり出てきた厄介な存在。雪華綺晶と同列に厄介。
ジュンに憧れているらしいが…?

◆槐 CV:小野大輔
旧アニメ版の2期のみに登場。人形師。
自称・ローゼンお父様の弟子で、色々と真似ごとを繰り広げるが所詮パチモノはパチモノである。



【ローゼンメイデン間の主な関係性】
真紅水銀燈
犬猿の仲で宿命のライバル。生まれついた頃から何かと因縁があり、すこぶる仲が悪い。
悲愴な運命や汚い感情など様々なことを、水銀燈は真紅に吹き込んでいるが、
それらを内心認めながらもあくまで前を向こうとする真紅の方向性と、水銀燈の方向性は決して交わらない。
冷静な話し合いや一時休戦も出来なくもないが、結局は磁石の如く反発し合い、今や対立しなければお互い気が済まないレベル。
なお旧アニメ版の特別編で描かれたアレな過去は、原作で正式に無かったことにされた。大事なことなので(ry

真紅雛苺
仲の良い姉妹。
真紅にとって雛苺は初めての妹であり、姉心を芽生えさせた相手である。
親を妹に取られた姉のような気持ちを抱いたこともあるが、真紅は昔も今も、人一倍幼い雛苺の面倒を見て、常に見守っている。
雛苺にとって真紅は最も頼れる姉であり、純粋に尊敬し慕っている。脱落後も真紅に全てを託し、心は常に共にある。

真紅翠星石
ジュンを巡る恋敵同士…と言えなくもないが、意外とそういった類の問題は起きていない。
元々泣き虫な翠星石が、蒼星石のことで不安定になっているのもあり、真紅はそっと翠星石を見守っている。
翠星石もまた雛苺に次いで真紅を慕い、悩みや不安、思うところを打ち明けている。
ネタが入っているとはいえ、ドラマCDで真紅は「姉だけど妹のように思っていた」と言っている。

水銀燈金糸雀
長女と次女ということでドール達の中では一番付き合いが長く、いわば勝手知ったる仲。
金糸雀は水銀燈の秘密を知っていて、水銀燈は金糸雀の本性を知っている。流石の水銀燈も金糸雀には若干逆らえない部分があるようだ。
馴れ合うわけではないが、黙っていてもお互いをある程度理解している、少し大人な関係と言える。

水銀燈蒼星石
簡潔に言えば勝者と敗者。
とはいえ翠星石の勝利を水銀燈が横取りした形だったため、蒼星石のローザミスティカは拒絶反応を起こして水銀燈を苦しめていた。
その後色々あって、蒼星石は水銀燈に共感するところがあったらしく、正式にローザミスティカを渡して力を貸すことになった。

金糸雀雛苺
身体のサイズが似通っていて、子供っぽさが特徴の者同士。また、略称も「カナ」と「ヒナ」で似ている。
子供の張り合いを繰り広げたりと微笑ましい仲で、姉妹というよりお友達のような関係。
もっとも、再会時の雛苺は金糸雀を見て「誰?」と言っていた(すぐに「冗談なのよー」とも言っていたが真相不明)。
逆に雛苺が生まれた当時の金糸雀は暇を持て余して寝ており、新たな妹にも他人事のような反応をしていた。

翠星石蒼星石
ローザミスティカから身体のパーツまで、様々なものを二つに分けて作られた特別な双子。昔はいつも一緒にいた。
普段はしっかり者の蒼星石が危なっかしい翠星石を引っ張り、どちらが姉なのか分からないと言われるほど。
だが実際は肝心なところで翠星石が姉としての本領を発揮し、個として独立できている(らしい)ため、それが蒼星石のコンプレックスになっている。
翠星石のことは大嫌いだけど大好きとのこと。
翠星石の本音としては、ずっと蒼星石と一緒にいたいという気持ちがとても強いのだが、ジュンのお陰で何とか一人で立ち回れている。

翠星石雛苺
意地悪な姉とやんちゃな妹のような間柄。
翠星石が雛苺をいじめて泣かし、真紅やジュンがそれを諌めるというドタバタなワンシーンは、一時の平和な日常の象徴でもあった。
騒がしいトラブルメーカーコンビではあるが、喧嘩するほど仲が良いとはこの二人のこと。

◆雪華綺晶+その他
捕食する者とされる者…というかボス敵とそれに立ち向かう者達。
雪華綺晶の容赦の無さは他に類を見ず、その白薔薇に殺られた者も複数存在する。
果たして彼女の本音を暴ける者、すなわちこの戦いを最後まで生き抜ける者は現れるのだろうか…?






追記・修正はドールと共にひきこもりを乗り越えたwiki籠りがお願いします。

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