アルル・ナジャ(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)

「アルル・ナジャ(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

アルル・ナジャ(魔導物語・ぷよぷよシリーズ) - (2020/05/05 (火) 11:25:53) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/02/12(土) 16:48:19
更新日:2024/04/01 Mon 18:56:29
所要時間:約 7 分で読めます





「アルル・ナジャ(Arle=Nadja)」は『魔導物語』及び『ぷよぷよ』シリーズに登場するキャラクターである。


★声優

  • 来栖礼子(中国放送(RCC)女子アナ)
『魔導物語1-2-3(MSX、PC98版)』
ぷよぷよ
『魔導物語A・R・S』
『魔導物語I 3つの魔導球』
『魔導物語II アルル16歳』
『ばよえ~んウォーズ 大魔導戦略物語』
す〜ぱ〜なぞぷよ ルルーのルー

  • 三石琴乃
ぷよぷよCD
『ぷよぷよCD通』
『魔導物語I 炎の卒園児』

  • 井上麻美
『魔導物語III 究極女王様』
『魔導物語(MD版)』
ぷよぷよ通

  • 小沢美奈子
『ぷよぷよ通 決定版』以降、コンパイル倒産まで制作された殆どの作品

  • 本井えみ

  • 園崎未恵
ぷよぷよフィーバー』以降の『ぷよぷよ』シリーズ作品


★概要

初登場時は名前がついておらず、「らっこ」「A子」等と呼ばれていたが、
雑誌のインタビューで困る為、「アルルの女」と海外小説の女主人公を組み合わせ、
「アルル・ナジャ」という名前がつけられた。


芯の通った優等生タイプの女の子。少しサバサバとした、明るい天真爛漫な子である。
ルルーがばたんきゅーしているにも関わらずトドメを刺そうとしたり、
ミイルに塩をかけて食べようとしたり、
ナスグレイブを焼きナスにしようとしたり、サタン様に「いたいめに あいたくなかったら にもつまとめて はやいとこでてってよ!」と暴言をはいたり……
どこからどうみても可愛い女の子である。


上記の性格から、「コンパイルクラブ地下版」では極悪非道キャラとして描かれることも多い。
ちょっぷんの紙袋に満面の笑顔で馬糞を流し込んだりもした。


割と頭の良い女の子であるが、作品によっては鉛筆を転がして試験に臨んだり、
織田版の小説では「ファイヤー」さえまともに使えなくなったりもした。


髪型は肩まで切りそろえた栗色のポニーテール。
初期はキリッとした美人だったが、それ以降は幼く可愛い顔立ちとなる。
幼少期を扱う作品以外では、年齢は「16歳」であることが殆ど。
そして、設定変更により胸がしぼむというこれ以上に無い屈辱を受けた。


  • プロフィール
誕生日 7月22日
身長 158センチ
スリーサイズ
B:86 W:60 H:85(ぷよ通)
B:80 W:60 H:85(ぷよSUN)
B:80 W:58 H:80(SS魔導)

これにより、初期の必殺技「いろけでだます」が使用不能に……。
それでも特に気にするほどの数値では無いが、後期の作品では何故か「ちんちくりん」「幼児体型」と言われる。
向こうの世界はルルーを始め、ナイスバディが多いらしい。


服装については肩に青いアーマーを装着し、青い半袖に白のノースリーブ。
青いミニスカートに青いブーツを着用している。
おしゃれコウベに化石と評されるくらい、アルルのスタンダードな服装で、
本人曰く「15年間同じ服を着ている」との事。
一見、流行の服装に疎いと思われがちだが、『ぷよDA!』ではグレーのニット帽にフードがついているオレンジの服を着たりと、
最近の服もそれなりに着こなしている。


一人称は「ぼく」或いは「ボク」と呼ぶ。
いわゆる「ボクっ娘」のジャンルを築き上げた偉大なるお方である。
しかし、アルルが登場したての頃は男に間違えられたり、
スカートの中におち○ちんの生えた「男の娘」と勘違いされたりもした。
二人称は「アンタ」、中期から「キミ」になり、語尾も「~わよ」から「~だよ」に変わった。


様々な「ボクっ娘」が登場してからも、その人気は衰える事は無く、
昔からのファンは勿論、新参者のハートも容易く射止める愛くるしい容姿は、
今後ますます活躍する事は間違いないであろう。


コンパイル破産以降はグッズ化に恵まれなかったが、
2012年7月、ボークスよりキャラグミン(ガレージキット)の新作としてアルル(+アミティ、りんご、カーバンクル)が発売された。
これの出来がまたなかなかいい。


★使用する主な呪文

  • ファイヤー
炎の球をぶつける呪文。
作品によっては「ファイアー」と表記されていたり。
『ぷよぷよ』シリーズでは、アルルの2連鎖目のボイスでおなじみ。


  • アイスストーム
氷柱を遠くに飛ばす。もしくは、氷雪の嵐をまきおこす。


  • ダイアキュート
自分の魔法攻撃力を高める呪文。作品によっては効果が違っていたりする。
また、この呪文を唱えると、次の呪文の頭文字がダブって発声されるという演出がある。
『ぷよぷよフィーバー』以降では、「ダイアキュート」のつぎの連鎖ボイスの頭文字が
ダブって発声されるようになった。
(ほかのキャラクターにも「ダイアキュート」と同様の演出が起こる連鎖ボイスが用意されている)


  • ブレインダムド
対象の敵を、のーみそぷーにする呪文。
状態異常にしたり、レベルを下げたりするといった効果がある。


  • ジュゲム
莫大な気を発し、敵に叩きつけて爆発させる呪文。
作品によっては「じゅげむ」と、ひらがなで表記されることも。


  • ばよえーん(ばよえ~ん)
敵を感動させて、動きを止める呪文。らしい。
アミティも使用する。
ちなみに、「よえーん」ではない。
初期の『ぷよぷよ』では5連鎖以上、『ぷよぷよ通』では7連鎖以上で見れるが、
『ぷよぷよフィーバー』以降の一部ルールでは、13連鎖以上などの
大連鎖を組まないと見ることができない魔法となっている。


  • るいぱんこ
なにが起こるかわからない。『ドラクエ』シリーズでの「パルプンテ」のような呪文。
『魔導物語』や『ぷよぷよ~ん』で登場。
『ぷよぷよ~ん』では、アルルの特技として登場。
使用すると自分のフィールドに15秒間、おじゃまぷよがふるのを阻止できる。
ただし、相手から送られてきたおじゃまぷよを無効にするわけではないため、
効果が切れたときに自分のフィールドに予告ぷよが残っている場合は、おじゃまぷよがふってくる。


  • ヘブンレイ
障害物にふれるとバクハツする光の弾を放つ。
『わくぷよ』や、『ぷよぷよフィーバー』以降のぷよぷよシリーズで登場。


  • リバイア
自身の身体にバリアを張り、受けたダメージの一部、またはすべてを相手にはねかえす呪文。
PC98『魔導物語』や『ぷよぷよテトリス』などに登場。


★アルルのエピソード

  • ほぼ全ての『ぷよ』、『魔導』シリーズの自機。『ぷよぷよフィーバー』以降も登場しており、皆勤賞キャラである。
  • サタン様に求婚を迫られたり、シェゾに魔力を狙われたりと気苦労が耐えない。
  • ドラコの「美少女コンテスト」はアルルが言い出しっぺである。
  • 好物は「カレー」。その他に「らっきょう」。だが、基本的に何でも食べる。見かけによらず大食いで、ウィッチを軽く引かせていた。
  • 『ぷよぷよフィーバー』以降は異世界から飛ばされてきた女の子として登場。「プリンプタウン」の公園で暮らしながら異世界観察とぷよ勝負を楽しみ、気ままに過ごしている。……でも、それってホームレ(ry
    また、版権上の都合からか、この頃からフルネームでの表記はされなくなり、名前が「アルル」とだけ表記されるようになった。
  • 「ぷよぷよフィーバー」ルールでは、キャラクターごとに出現する組ぷよのパターンなどに違いがあり、アルルの場合は2個組のぷよしか出現しないパターンとなっている。旧作からプレイしている人には扱いやすいかもしれない。
  • ぷよぷよテトリス』では「窮屈なのが何より苦手」と主張し、
    ゼットの「廊下は走るな、好き嫌いはやめろ、手洗いうがいをしろ、ハンカチを忘れるな、おしとやかに振る舞え」という「恐ろしい要求」に怯えていた。
  • 基本的に一人称は「ボク」だが、初代『ぷよぷよ』のマミーの漫才デモで一度だけ一人称が「あたし」になった。

「おまえのせいでほーたいがまけないのよさ!」

「なんであたしのせいなのよ!」

  • 登場以来、肌を晒した事の無い清楚な少女だったが、『ぷよぷよSUN』ではウィッチに変なところを触られ、『白熱!ぷよりんぴっく』では水着姿でこちらにお尻を向けてピースしている他、学年誌の漫画版では大勢の前で下着姿をさらしたり*1、セガ版の『ぷよぷよ7』ではエコロあ~んなことやそ~んなことをされてしまう。
  • アルルに見た目がそっくりな「ドッペルゲンガーアルル」という者が存在する。
  • 「輪廻外生命体」という没設定がある。
  • 最初の『魔導物語』である『EPISODE II CARBUNCLE』とPC-98版『魔導物語1-2-3』では変態魔導師を殺している。



「追記・修正、いっきま~す!!」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/