サタン(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)

登録日：2009/12/11 Fri 20:37:57
更新日：2025/04/11 Fri 01:05:30
所要時間：約 6 分で読めます

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MOO仁井谷うぃなぁぷよぷよカーバンクルちゃんLOVE コンパイルサタンハネムーン☆ マスク・ド・サタンラスボスロリコン小野健一愛すべきバカ最強橘黄昏死ねぇっ残念なイケメン矢尾一樹私はサタンではないサンタだ!! 逢坂力魔導物語魔王魔界の貴公子

「抵抗する気か？」

コンパイル製RPG魔導物語とそれを原作としたパズルゲームぷよぷよシリーズの登場人物。
初登場はMSX-DS版『魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE』。
ぷよぷよシリーズでは『ぷよぷよフィーバー』シリーズ以外の殆どの作品に登場。
しばしば「サタンさま」と敬称付きで呼ばれることも多い。*1
海外版や一部タイトルの英語設定では宗教上の理由で「Dark Prince（ダークプリンス）」に変更されている。

プロフィール
年齢：10万25歳*2
身長：188cm(角は含まず)
体重：76kg

担当声優

矢尾一樹‐ぷよぷよCDシリーズ、『ぷよぷよの～てんSPECIAL』
うぃなぁ‐『魔導物語A ドキドキばけ～しょん』
MOO仁井谷‐『ぷよぷよSUN』、ディスクステーション収録ムービー
橘黄昏‐『わくわくぷよぷよダンジョン』『魔導物語(SS版)』
小野健一‐『ぷよぷよ～ん』『ぷよぷよDA!』
逢坂力‐『ぷよぷよ!』以降の作品

概要

言うまでもなく元ネタは古典的大魔王と言えばのサタン。
だが本項の彼は、「デビルマン」や「ドラクエ」のフォロワー達がハードな魔王像をいかに築くか競い合う時代に、
黎明期の萌え文化からひょっこり現れその死角に居座った、ハクションしたりチキチキしたりの魔王達とも別種の「愛すべき残念なサタン様」であった。

緑のロングヘアーに左右の角、禍々しい翼と莫大な魔力とアホな思考を持つ危険人物。
ひょんなことからアルルとカーバンクルを溺愛しており、求婚し続けている。

設定面においては~~たぶん~~シリーズ最強クラスのキャラなのだが、絶大な魔力を毎回しょうもない事に使っては周囲に迷惑をかけている。*3

そのため、アルルやシェゾからはトラブルメーカーと認識されており、何か事件が起こるとまずサタンが犯人だと疑われる。

他にもスポ根漫画に触発されては運動会を開いたり、塔を建ててはアルルに挑戦させたり様々なことをしている。
後期の作品では魔導学校の校長もやっており、アルルらも入学している。

ぷよぷよシリーズではぷよぷよ通辺りからギャグキャラ化しているが、原作である魔導物語ではおどろおどろしい部分がいくつか見られる。

現在『サタン様ファンクラブ』と呼ばれる集団は、初期の魔導物語ではサタンのハーレム軍団であった。

アルルとの関係

アルル・ナジャとは『魔導物語1-2-3』にて彼が潜んでいたライラの遺跡で出会った。
彼は、子孫を残すため賢くて強い人間の若い女魔導師という条件の下、ライラの遺跡の最深部に辿り着いた者を妃にする為に待っていた。
そこにカーバンクルの額にある宝石『ルベルクラク』取得の為にアルルがやって来た。

その為、アルルが来た際に自分の妃になりに来たと思っていたが、
大切なペットにして婚約の証であるカーバンクルの命を奪いに来た*4と知るとアルルを始末する為に襲いかかる。

しかし、アルルにばたんきゅ～(気絶)させられてしまう上にカーバンクルがアルル側についてしまった。
*5

なお、この頃はアルルの設定がナイスバディの美少女だった為、彼女に対して「可愛い」や「美しい」と発言している。

ルルーとの関係

彼女に惚れられているが、サタン本人にその気はない。*6

ルルーと初めて出会ったのは『魔導物語A・R・S』のルルー編(『1-2-3』のエピソード2の二年前)にて、吸血鬼の伯爵にさらわれた彼女を助けたのが始まりである。
が、本来は同じく吸血鬼にさらわれたカーバンクルを助けに来ただけであり、ルルーは眼中に無かった。

しかし、結果的に彼女を助けた事になり、同時に『生まれて初めて自分を助けてくれた自分より強い男性』という事で彼女に惚れられた。
それ以来ルルーはサタンを探し続けており、ライラの遺跡へも何度も挑戦していた。

が、ルルーが遺跡の最深部に辿り着く前にアルルがサタンとの婚約の証であるカーバンクルと共に現れたので、これが新たな騒動のキッカケになった。
この後、彼女はサタンの元に辿り着き「偉大な魔導師を后に娶る」と聞かされ、誤解が解けたアルルと共に魔導学校を目指し立派な魔導師になる為に旅立って行った。

ぷよぷよの腕前は？

ぷよぷよではシリーズの大半でラスボスを担当しているが、そんなに強くない。
むしろ彼の前に戦うルルーやミノタウロスの方が強い。
しかも、版権がセガに移った後に製作された『みんなでぷよぷよ』では歴代最弱と言われる程弱い。
……だが『ぷよぷよ!』以降は大幅に強化され、侮っていると痛い目をみる。

ぷよぷよ7の「だいへんしん」では角の長さと服装が少々変わるが、言われなければ気付かない程度のもの。
(これに関してすけとうだらにもいじられていた)
特に『ぷよぷよ!』・『ぷよぷよ7』ではフリーたいせんモードに限り、難易度を問わず思考レベルが常時最大(隠しコマンドで思考レベルを強化した際と同等)と初心者が相手するには厳しいだろう。流石にストーリーモードでは弱体化されているのでご安心を。

また、ぷよぷよSUN・すーぱーなぞぷよでのサタンのテーマ曲は隠れた名曲。

その後の動向

ぷよぷよ!

異世界のプリンプタウンに飛ばされ、
行方不明となっていた愛しのカーバンクルちゃん、フィアンセ？のアルルと再会する。共に元いた世界に戻ろうとするが……

ぷよぷよ7

ダークアルルに騙されてりんご達の世界に出現。その後、プリンプタウンに飛ばされたりんごと共にアルルを助けに向かう。

ぷよぷよ!!

どうもプリンプタウンに住み着いてしまったらしく、DXサタン城なる内装がこの上なく悪趣味な城まで建ててしまった。
アルルと一緒に住むことを画策しているが、これが大騒動の種となってしまう。
また隠しキャラとしてとんでもない奇行に走る。

ぷよぷよテトリス

今までのシリーズにおける行動のせいでアルルに世界融合事件の犯人と疑われるが、誤解が解けてからは事件解決に協力する。

ちなみに疑われた時、サタンは泣きながら走り去った。
結局犯人ではないことはシェゾが見破ったので、アルルはサタンを疑ってしまったことを気にやんだ。
(シェゾはサタンの自業自得と一蹴したが。)

その後、りんごとティに発見された時には、アルルとカーバンクルを許すかどうか花占いで決めようとしていた。
その後合流したアルルが疑ったことを謝ると「うん、いいよ！」で済ませていた。~~チョロい。~~

ぷよぷよテトリス2

最初から異変の全容を把握しエコロと共に黒幕をも救うために活動。
クリア後のストーリーではラスボスを励ましに向かった。

連鎖ボイス

『ぷよぷよ！！』より
1：ふん
2：おろかな
3：ゆくぞ
4：覚悟はいいか？
5：見るがいい！
6：ディザスター
7：ジャガーノート
8：カタストロフ
9：カタクリズム
10：アセンション
反撃:それで本気か？
フィーバー突入：ショータイムだ
フィーバー成功：ハハハハハハッ！
フィーバー失敗：え！？　ダメ……？
ダメージ(小)：いでっ！
ダメージ(大)：＃＆＊％＠☆！？(よくわからない悲鳴)
勝利：私に逆らうからだ
敗北：これは……夢だ……

「追記・修正よろしく、カーバンクルちゃん☆」

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最終更新：2025年04月11日 01:05

*1 やはり敬称付きで呼ばれることの多い他所のサタン様とは近年では敬称のひらがな表記と漢字表記で住み分けているような

*2 この年齢設定は当時のデーモン閣下の年齢が元ネタ。

*3 ぷよぷよSUNで日焼けしてギャルにモテたいが、日焼けツアーに参加するのは面倒くさいという理由でわざわざ太陽を巨大化させた事件はその最たるものと言える。

*4 アルルは知らなかったが、額の宝石を外すとカーバンクルは死んでしまう

*5 まだ魔導物語と関係が深かった頃の初代ぷよぷよでサタンが登場する時のボイス「死ねっ！」はこの件が関わっていると思われる。

*6 とはいえサタンもルルーの実力自体は一目置いており、作品によっては満更でもない姿勢を見せることも

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