登録日:2010/11/05 Fri 00:44:31
更新日:2024/01/03 Wed 21:23:09
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初登場は『
デジタルモンスター Ver.1』であり、初代完全体組なだけあってデジモンの代表的な完全体と言える。
ゲーム時点ではアメコミに出てくるような青紫色の身体だったが、『
デジモンアドベンチャー』にて進化前のグレイモンに準じた、オレンジ色の身体のメタルグレイモンが登場。
その後、オレンジ色の方はワクチン種、青紫色の方はウィルス種のメタルグレイモンとして区別されるようになった。
…が、後発であるワクチン種の方が「サイボーグ化が上手くいった症例」とされたことでウイルス種の方が設定上弱いという扱いになってしまっただけでなく、デジモンが流行する要因のひとつとなったアニメ作品ではワクチン種ばかり出ることから知名度でも負けてしまい、いまいちウィルス種は影が薄くなりがち。
善のワクチン種に対する悪のウィルス種…という扱いにも、その枠に
スカルグレイモンがこれまたアニメであてがわれてしまったことでならず、ウィルス種の登場はほとんどない。
ゲームで青紫のメタルグレイモンに親しんだ古参プレイヤーの中にはこの現状を残念に思う人も。
ちなみに、育成ゲームではワクチン種のメタルグレイモンは度々登場するが(
ペンデュラムVer.5 Ver.ZERO、プログレスVer.1など)、
ウィルス種のメタルグレイモンは初代でしか出てこない。
ちなみにそんな初代での扱いなのだが、
実は完全体で一番弱い枠である。進化元のデジモンが成熟期だと一番強いランクである為バランス調整みたいなものだが。
【メタルグレイモン(Vi)】
レベル |
完全体 |
属性 |
ウィルス |
種族 |
サイボーグ型 |
《必殺技》
胸部ハッチから放つ有機ミサイル。
核弾頭並の威力を持つ。
クロンデジゾイド製の左腕の先端を射出する。
《通常技》
強力な右パンチ。
左腕の爪で切り裂く。
復讐に満ちた炎を吐く。
グレイモンが戦いで傷付いた身体を機械化して誕生した完全体デジモン。
…というのは実は後付けであり、厳密に言えば
戦いの中傷ついたデジモンがたどり着く、という意味であるので、
実はどんなデジモンから進化してこの形態になるのかは自由である。
初代デジタルモンスターではグレイモン・デビモン・エアドラモンから進化可能な完全体であり、
その関係らから初期のイラストだとこの三体のデジモンの形を一部ずつ取り込んだかのイラストになっていたりする。
パワーアップと生命力を長くすることに成功したが、機械化の負担によって生身の部分が腐敗して青く変色している。
しかしながら、その圧倒的パワーから最強クラスのデジモンである。
胸部ハッチから発射する有機ミサイル「ギガデストロイヤー」は核弾頭クラスの破壊力を持つ。
極稀に同じ青い見た目をしたワクチン種がいるとか。
上記の通り元々こちらが先に出ていたのだが、今や育成ゲーム以外のデジモンゲームでもワクチン種は頻繁に登場するがこっちは出番少な目。旧デジカ(2001年・St-576) - ジントリックス(2011年)まで10年にわたり登場機会がなかった不遇の時期もあった。
しかし最近になり、「
ブラックウォーグレイモン」のゲーム進出の機会が増え、その進化前としてこちらのメタルグレイモンが登場する事が多くなっている。
なお、
アニメ作品ではブラックウォーグレイモンは生まれた時から究極体という特殊な出生であるため、ウィルス種のメタルグレイモンからブラックウォーグレイモンに進化したことはないのだが…、まあゲームの都合とはいえ、出演できるきっかけとなったのは良いことだろう、多分。
【メタルグレイモン(Va種)】
レベル |
完全体 |
属性 |
ワクチン |
種族 |
サイボーグ型 |
《必殺技》
ギガデストロイヤー以上の威力を持つミサイル。
胸部のハッチから高熱の光線を放つ。
《通常技》
強化された左腕の爪で切り裂く。
超強力な炎を吐き出す。
フォルダ大陸などに生息するメタルグレイモン。
ファイル島のメタルグレイモンとは違い、改造手術の成功によって肉体的負担がなくなり、身体が変色しておらずタイプもワクチンのままである。またウィルス種と異なり、デジモン図鑑では明確に「グレイモンから進化した」とされている。
改造成功ゆえ、通常のメタルグレイモンをはるかに凌ぐ能力を持つ。
「真メタルグレイモン」の別名を持つ。
アニメ『デジモンアドベンチャー』に合わせて登場したワクチン種メタルグレイモン。同作の主人公である
八神太一のパートナー・
アグモンの完全体として活躍し、いまやすっかりこちらの方がメジャーとなっている。
哀れウィルス種メタルグレイモン。
なお、左腕のトライデントアームが伸縮自在に射出可能という設定は、アニメからの逆輸入された設定だったりする。
またクロスウォーズ版の登場により、区別するため公式ではこちらをメタルグレイモン“L(レジェンド)”という呼称を付けられていた時期もあったが、現在はクロスウォーズ版のメタルグレイモンを(2010アニメ版)と付けて区別するようになっている。
ジガストームはイベントのデジモンパレードで突然設定された新技で、
リブートアニメでの通常必殺技として使われる。ギガデストロイヤーも使用可能であるが、初登場回(第9話)ではギガデストロイヤーではなくジガストームが必殺技として用いられた。
これはその回で対峙した
メタルティラノモンがギガデストロイヤーの強化版である「ギガデストロイヤーII」の使い手であるためと思われる。
なお漫画『
デジモンネクスト』およびTVアニメ『
デジモンセイバーズ』に登場するアグモンの完全体(主人公・
大門大のパートナーデジモン)であるライズグレイモンは、グレイモンの亜種ジオグレイモンから進化する。ライズグレイモンもメタルグレイモン(Va種)と同様に左腕や胸部などが機械化され、翼を有しているが、メタルグレイモンとは異なり翼も機械化されており、左腕は「トライデントリボルバー」という武器になっている。
【メタルグレイモンX(Vi種)】
レベル |
完全体 |
属性 |
ウィルス |
種族 |
サイボーグ型 |
《必殺技》
高速で飛行しながらアルタラウス(ブリッツモード)で相手を刺し貫く。
アルタラウス(ブラストモード)から災害指定されるほどの感染力と毒性を持つウィルス性のエネルギーを放つ。
かすった程度でもデジコアの構造データを腐らせてしまう。
ウィルス種のメタルグレイモンが
X抗体を取り込み、Xデジモンとしてさらなる進化を遂げた姿。2019年発売の「デジタルモンスターX Ver.2」(レッド)にて初登場。
X抗体を取り込んだことで機械部分がアップデートされ、音速を超えるスピードで飛行できる「エナジーブースター」を装備したほか、トライデントアームが、ブリッツモードとブラストモードに切り替え出来る「アルタラウス」に強化改造された。先んじて登場していたワクチン種X抗体版の色違いでは単なる下位互換になってしまうためか、新たな個性を持しての登場となった。
なお、直後の「デジタルモンスターX Ver.3」(ブルー)にて初登場したライズグレイモンXとは対照的なデザインとも言える。
【メタルグレイモンX(Va種)】
レベル |
完全体 |
属性 |
ワクチン |
種族 |
サイボーグ型 |
《必殺技》
強化されたトライデントアームで切り裂く。
《通常技》
ワクチン種のメタルグレイモンがX抗体を取り込んで未知の力を引き出した姿。「
デジモンペンデュラムエックス 1.0」(2003年4月発売)で初登場。
極限まで制御プログラムを高めたトライデントアームVER9.9による一撃は、核ミサイル並の威力を誇るギガデストロイヤーに迫る破壊力を持つ。
漫画・アニメ作品には登場していない。
【メタルグレイモン:アルタラウスモード】
レベル |
完全体 |
属性 |
ワクチン |
種族 |
サイボーグ型 |
《必殺技》
- ギガデストロイヤー
- トライデントアーム
- ジガストーム
新たに右腕に装着されたエネルギー砲「アルタラウス」にエネルギーを集中して亜光速の砲撃を放つ
アルタラウスに蓄積したエネルギーを刃とした陽電子剣で切り裂く
上半身の機械化で強力なパワーを手に入れたメタルグレイモンが、右腕にさらなる機械化を施してアップデート。
潜り抜けた激戦の蓄積と、迫り来る強敵に対抗するため右腕を「アルタラウス」という長大なエネルギー砲へと換装した。
近接・遠距離双方で完全な戦闘能力を発揮し、どんな強敵と遭遇したとしても打ち破る改装を成した。
リブートアニメで新たに登場したメタルグレイモンの武装強化形態。
右腕にメタルグレイモンX(Vi種)が装備しているエネルギー砲「アルタラウス」を武装した姿。
初登場回の次回予告で何らかのパワーアップが来ることは期待されていたが、まさかのウイルス種版のX抗体の武装が発現するとは誰も想像できなかったことだろう。
劇中ではスプラッシュモンの毒に侵され続けた右腕が、太一とメタルグレイモンの強い意思によって毒を克服した結果右腕がアルタラウスへ変化するという、ウイルス種版X抗体の力が発現するには一応ながら説得力のある劇中描写がなされていた。(それでも疑問や謎は多いが)
【メタルグレイモン(クロスウォーズ)】
レベル |
完全体(クロスウォーズ) |
属性 |
ウィルス |
種族 |
サイボーグ型 |
《必殺技》
デジクロスしたメイルバードラモンの翼や口の砲門から発射される高エネルギー追尾レーザーで周囲の敵を凪ぎ払う
グレイモン持ち前のパワーで振るう超高温の爪
『
デジモンクロスウォーズ』に登場。
「青の軍/ブルーフレア」のジェネラルである
蒼沼キリハのパートナーデジモン・
グレイモン(クロスウォーズ)がメイルバードラモンの装甲を纏った『戦術強化形態』。
もともと接近戦で圧倒的パワーを持っていたグレイモンをさらに強化している。
グレイモン持ち前のパワーで振るう超高温の爪『トライデントアーム』や、周囲の敵を凪ぎ払う高エネルギー追尾レーザー『ギガデストロイヤー』を備えており、単体で多数の敵を圧倒できる。「ギガデストロイヤー」は機械の翼から放たれるが、これはライズグレイモンの必殺技「ライジングデストロイヤー」のオマージュかもしれない。
メタルグレイモンXW「俺はまだデジクロスを残している、その意味が分かるな?」
上記のメタルグレイモンと同名のデジモン。
同名だけあり、頭に金属の兜、左腕のみ強化アーム、背中に羽、と同じ装備で構成され、必殺技も同名(技の内容は異なるが)。
タイプも同じ“サイボーグ型”である(まぁ鎧つけただけだが)。
当初はクロスウォーズの設定上、世代および属性は存在しなかったが、2020年になって公式よりクロスウォーズの新規デジモンに世代・属性を設定することが発表され、こちらのメタルグレイモンも正式に「完全体・ウィルス種」と扱われるようになった。
顔は
ガイガンで全体的なイメージは
メカゴジラという意見も出るような見た目。
XW版グレイモンとは違い、オリジナルのメタルグレイモンとかなり印象が違うため一部の旧作ファンからは不思議がられた。
グレイモンと同じく、メタルグレイモンもしばらくは公式デジモン図鑑にクロスウォーズ版しか載っていなかった。
メタルグレイモン(Vi)「いいよな、お前は……。どうせ俺なんか……」
メタルグレイモン(Va)「いや、あの……まぁ……」
メタルグレイモン(XW)「あ、どうも先代方」
メタルグレイモン(Vi)「帰れ」
メタルグレイモン(Va)「帰れ」
メタルグレイモン(XW)「扱い酷くね!?」
- デザイン変更とか結構前からあったのに、メタルグレイモンのデザイン変更に文句言ってる奴は何を今更って感じ -- 名無しさん (2013-12-06 17:38:38)
- 事情は知らんがお気に入りだったからじゃないの -- 名無しさん (2013-12-07 06:21:28)
- アニメ版でグレイモンと同じような色だった時はアレー?って思った。初代の公式イラストの黒い奴のほうが機械っぽくて好きだなぁ。 -- 名無しさん (2013-12-07 09:27:38)
- ↑×3 CW以前はゴブリモンくらいしか浮かばないけど他にあったっけ? -- 名無しさん (2013-12-07 11:17:54)
- ↑ファルコモン ヤタガラモン -- 名無しさん (2013-12-07 11:29:45)
- ↑×5 別に文句ばっか言う奴を擁護する訳じゃあないが、そういう連中は今に言いだした訳で無く、昔っから(デジモンに限らず)デザイン変更の度に同じような文句を言っている層だと思うよ。 -- 名無しさん (2014-03-25 05:27:28)
- ガチで核弾頭クラスの破壊力だったら、敵どころか都市1つがミサイル1発でまるごと壊滅してるよね -- 名無しさん (2014-08-30 14:58:38)
- 個人的には新デザインよりもL(レジェンド)とかいう意味不明な神格化の方が腹立った、なんで後に出た方をスタンダードにするんだよ、そもそも神格化なんて望んでないわ -- 名無しさん (2014-08-30 15:26:49)
- 青も黄色も気にならないが・・・せめてウィルス種は獰猛で攻撃力が高い、とか差別化してほしかったな -- 名無しさん (2014-10-24 00:44:53)
- 完全劣化で出番も無いしな。単純なデザイン変更じゃなくて、存在は残したままに明確に新デザインを上にした例はこれくらいかと -- 名無しさん (2014-10-24 00:58:08)
- XW版はそもそもデザイン変更というよりは「メタルグレイモン」の名前を持つだけの別物だからじゃない? -- 名無しさん (2015-02-01 11:05:15)
- デジモンカードのメタグレXは無茶苦茶カッコいい -- 名無しさん (2015-02-01 11:08:39)
- 漫画版のグレイモン版X4とも言えるランペイジグレイモンは良かった -- 名無しさん (2015-02-08 21:17:50)
- ↑で、『俺は...俺は...こんな大暴れが大好きだー!!』で笑ったわ。他のクロスハート組との差が... -- 名無しさん (2015-02-27 15:57:30)
- デジモンの話になるとすぐに、メタルグレイモンとヤマトと空に文句つけるヤツが湧くからな。特にこいつに関してはアニメの設定的にも青なんかにするわけねぇのにな。通ぶってむしろにわかなのが露呈するわ -- 名無しさん (2015-05-16 22:36:28)
- 昔は青いメタグレからウォグレの進化が自然と思ってたが、今は設定的にもスカルが進化する方がしっくりくる -- 名無しさん (2015-05-16 22:55:56)
- あっ…↑はBウォーグレな -- 名無しさん (2015-05-16 22:56:43)
- 漫画版クロスウォーズのメダルグレイモンはサイバードラモンデジクロスしたら流石のダークナイモンも敗れるな -- 名無しさん (2015-11-27 11:07:34)
- かっこいいけど初代では「奴は完全体の中でも最弱…」的なポジションだったりする。他の二体と比べると進化させやすいから仕方ないね -- 名無しさん (2015-11-27 11:16:59)
- むしろワクチン種が出たからこそ、元祖ウィルス種にティターンズカラ―の魔性めいた魅力が生まれたような気もするね。 -- 名無しさん (2015-11-27 14:14:37)
- 漫画版クロスウォーズにミレニアモンが出てきた時メタルグレイモンさんの影が薄くなってきたな -- 名無しさん (2015-11-28 12:04:32)
- デジモンアドベンチャー中盤はメタルグレイモンに進化した時には「これは勝ったな」と思える謎の安心感があったな・・・・ウォーグレイモンの方が強いのは確実だけどウォーの場合は戦う相手が相手だから苦戦も多かったし -- 名無しさん (2016-02-11 10:42:13)
- ウイルス種とワクチン種は色以外にも頭の角周りの形状と太ももの機械部分の有無という違いがあるのは余り知られていない -- 名無しさん (2016-12-19 19:20:18)
- ↑2 わかる -- 名無しさん (2017-08-24 20:22:55)
- ↑3トライデントアームが要所要所で使い勝手良かった覚えがある。 -- 名無しさん (2017-08-24 20:45:04)
- ↑3 あと翼もウイルス種は幅広いのが1対、ワクチン種は細めのが3対という違いがあるね。媒体によっては再現されてないこともあるけど -- 名無しさん (2018-07-06 19:03:31)
- 不適切なコメ削除。確かウィルス種は公式絵だと体の縞模様がなかったはず(アニメだとワクチン種の単なる色違いになってるけど)。あとVi種とVa種でそれぞれ異なるX進化を遂げている点でも珍しいと思う(Vi種は直後に登場したライズグレイモンX抗体と対になるデザインを意識したのかな?銃火器⇔近接武器と変形可能な機械左腕を持ってる点、禍々しい外見⇔ヒロイックな外見といい…) -- 名無しさん (2020-02-27 22:01:19)
- それとライズグレイモンはメタルグレイモン(Va種)よりさらに機械化が進んでいる(個人的にはメガドラモンとギガドラモンっぽくも見える)のに最初から拒絶反応を起こさずに進化に成功している、ということは改造技術もメタグレ(Vi)<メタグレ(Va)<ライズという段階で進化していったんだろうか。 -- 名無しさん (2020-02-27 22:05:23)
- ↑更に機械化が進んだから拒絶反応を起こしたらそのまま死んじゃってるんじゃないかな?メタルグレイモンvi以外に機械化で拒絶反応起こしてるデジモンが思い付かないから微妙だけど。 -- 名無しさん (2020-08-13 00:54:19)
- レアモンはどうなんじゃろ・・・。公式だと「体を機械化することで生き長らえようとしたが体が安定せず、体を構成するデータが崩壊し始めている」とあるけど、生き長らえるための機械化の反動で腐食したとも読めるし、腐食を止めるて生き長らえるために機械化したけど止めれなかったとも読めるし -- 名無しさん (2020-11-05 15:12:02)
- 不適切なコメ削除するなら2013とか2015の攻撃的なコメントも消してほしかった -- 名無しさん (2021-11-21 17:39:19)