登録日:2010/11/05(金) 00:34:31
更新日:2024/08/12 Mon 08:52:08
所要時間:約 5 分で読めます
【基本データ】
世代 |
成熟期 |
タイプ |
恐竜型 |
属性 |
ワクチン種 |
必殺技 |
・メガフレイム 超高温の炎を吐き出す技。 当初は火炎放射だったが、アニメで火炎弾を吐き出してから火炎弾が主流イメージに。 |
得意技 |
・グレートアントラー 巨大なツノで斬りつける。 |
・ファイアウォール 炎を巻き上げる。 |
・グレイトゥース 強靭な牙と顎を使った噛みつき。 |
・ホーンストライク ダッシュしてツノから突撃する。 |
・きょだいなツノ ツノで突き刺す。 |
・グレートホーン ツノで攻撃する。 |
・グレートホーンアタック 上空にいる敵をツノで突き上げるように攻撃する技。 |
・テイルウィップ 尻尾で攻撃する。 |
・テイルクラッシュ 尻尾で相手を叩き落とす。 |
・ビットファイアー 小さな火球を吐き出す。 |
・ファイアホーン 炎を纏ったツノで攻撃する。 |
【概要】
初代『
デジタルモンスター Ver.1』で登場した成熟期デジモン。
育成ランクが最高評価の場合で進化できる、
たまごっちで言うとまめっちポジションのキャラ。
頭部が硬質化して兜のようになった恐竜型デジモン。
鼻先と後頭部左右に生えた三本のツノと、オレンジの体色に幾本もの青い筋が入っているのが特徴。
鼻先のツノは、その大きさから頻繁に攻撃に使われる。
生息範囲は広く、様々な場所に生息している。
攻撃、防御共に秀でており、高い戦闘力を持つ。
また、気性は荒く攻撃的な性格だが、知能は高いため手懐ければ頼もしい相棒となる。
特に、フォルダ大陸に生息している個体は狂暴性が低く知性が高いため、仲間と連携した戦闘を行うことも。
三本ツノはグレイモンの象徴のようなもので、グレイモン系デジモンの共通要素になっている。(ただし
スカルグレイモンは一本角)
その恐竜らしいデザインやオレンジの体色、三本のツノなど、そのカッコ良さで大人気のデジモン。
なお、“恐竜型” ではあるが、特定のモチーフはないようで、名前の「グレイ」も「great」が由来らしい。
初代デジモンアニメ『
デジモンアドベンチャー』にて
アグモンの進化系として登場。
それまで看板デジモンだった
ティラノモンを押し退けた初代主役デジモンだけあって未だに高い人気を誇り、グレイモン系のデジモンはかなり多い。
しかも、そのほとんどが主役級。
ティラノモン「良いよなぁ、お前は……。どうせ俺なんか……。」
PSソフト『
デジモンワールド デジタルカードバトル』でも、キャラクターおよびカードとして登場。
ただし、対戦することはできず、各地でカード交換を持ちかけてくる。
基本的にはより上位のカードがもらえることが多いが、ここでしか貰えないカードというものもなく、やや空気。
カードとしては、火炎属性レベルⅣで、その中でも最高峰のステータスと、「〇カウンター」の×攻撃特殊効果を持つ。
その分、やや進化はしづらいが、それを補って余りある活躍をしてくれるであろう。
続編の『
カードアリーナ』でも続投。
カードの能力としては変わらないが、
ライバルとしてエクスブイモンやハヌモンのカードも登場したため、やや逆風が吹いた。
また、本作では対戦相手(バトラー)としても登場。
クリア後ストーリーで「ビギナシティ」のアリーナのボスとして、プレイヤーを待ち構える。
使用デックは『進・化ーー!デック』。
「基本に帰った火炎デック。」とのことで、スピード進化を4枚も投入した速攻&火力を求めたデック。
【派生種】
◆グレイモン(X抗体)
世代 |
成熟期 |
タイプ |
恐竜型 |
属性 |
ワクチン種 |
必殺技 |
・メガバースト 超高温の炎を極限まで口内にため、一気に解放する技。 |
・メガフレイム 原種と同じ。 |
得意技 |
・グレートアントラー 原種と同じ。 |
X抗体を取り込み、未知の力を発揮した姿。
通常種のグレイモンを凌ぐパワーを持ち、より獰猛な性格になっている。
大型のデジモンが多い恐竜型の中でも比較的体格は小さい方だが、肉食恐竜らしいその獰猛性を如何なく発揮し、戦いに勝利し自ら強さを増していく。
見た目の変化は、頭部の甲殻の横のトゲが大きく、かつ複数になったことと、後頭部にも角が生えたこと。
鼻先の角が無くなる変化・・・?『デジタルモンスターカードゲーム デジタライズブースター2』の個体(BX-175)は忘れてあげよう。
体と縞模様の色がやや薄くなったようにも見えるが、これは単にイラストのタッチの問題か。
◆グレイモン(青)
世代 |
成熟期 |
タイプ |
恐竜型 |
属性 |
ウィルス種 |
必殺技 |
・メガフレイム ワクチン種と同じ。 |
・メガバースト (X抗体のみ)ワクチン種のX抗体と同じ。 |
・プレデターテイル (X抗体のみ)尻尾の先で敵を切り裂く技。 |
ウィルス種に進化した、
青い体色に黒(もしくは濃紺)のラインが入ったグレイモン。
初登場は2000年発売の『デジタルモンスターカードゲーム ブースター5』。
通常のグレイモンより狂暴だが、一匹オオカミではなく、仲間とチームプレイできるほど知能は同じくらい高い。
青色の
メタルグレイモンは『
メタルグレイモン(Vi)』と属性で区別されるが、こちらは色で区別されることが多い。
なお、そのメタルグレイモン(Vi)が青色になったのは、改造によって体に負担がかかってしまった(≒腐ってしまった)からなのだが、こいつも腐っているのだろうか…?
もしかするとワクチン種より地味なことでメンタルに負担がかかっている可能性も
2022年9月に
やっとのことで X抗体を獲得。
メタルグレイモンやアグモンと同様に、ワクチン種とは異なる設定と姿を与えられた。
早期登場が祟り、ワクチン種のコンパチになったブラックウォーグレイモンXは泣いていい
X抗体を得たことで攻撃性が増すとともに頭脳は明敏となり敵の隙や急所を見極めて戦いを有利に進めるようになった。
そして、勝利を確信すれば抑えていた肉食恐竜らしい凶暴性を一気に解放し畳みかけていくという。
見た目の大きな変化としては、
青い体色に赤色のラインが入るようになったこと。
また、鼻先の角と尻尾の先端が金属化を遂げた。
更に、腕にはバンドのようなものが巻かれ、肘や肩部にトゲ状の突起が生成されている。
……アロモンとグレイモン(XW)と兄貴のアグモンとジオグレイモンを強制
デジクロスさせたら誕生しそうとか言ってはいけない。
◆グレイモン(クロスウォーズ)
世代 |
成熟期 |
タイプ |
恐竜型 |
属性 |
ウィルス種 |
必殺技 |
・メガフレイム 周囲を焼き尽くす火炎放射。 |
・ブラスターテイル 尾を叩き込む。360°どの方向の敵にも叩き込める。 |
・ホーンストライク 接近にも後退にも有効な突撃技。 |
頭部に頭殻と三本のツノを持ち、そのうえからヘッドセットのようなパーツを付けたティラノザウルス・タイプのデジモン。
体色は、青い身体に朱色のラインが入っている。
また、尾の先端にも刃の付いた金属パーツが装着されている。
なお、2010年発売の『デジモンクロスローダー』内ではオレンジ色や灰色のクロウォ版グレイモンも登場した。
闘争本能が極めて強く、相手を殲滅するまで戦い続けるという非常に獰猛な性格。
同族ですら容赦しないという超攻撃的な性格で従えるのは困難を極める。
その闘気には並のデジモンでは近づくことすらできない。機敏な動きも可能と接近戦において絶大な力を発揮する。
アニメ『
デジモンクロスウォーズ』に登場。
○○グレイモンみたいな亜種ではなく、“グレイモン”。しかも、公式からティラノザウルス・タイプと明言されている。
ティラノモンをたまには思い出してあげてください……。
キリハの切り札的存在だが登場してすぐに
デジクロスしてしまうために出番は少ない。
必殺技すら使ったのはタイキの夢の中。
公式デジモンサイトのデジモン図鑑には長い間コイツだけが登録されていた。
当初はクロスウォーズの設定上、世代および属性は存在しなかったが、2020年になって公式より世代・属性を設定することが発表され、正式に「成熟期・ウィルス種」と扱われるようになった。
でもいまだに○○グレイモンにしなかった理由は不明。
【グレイモン系デジモン】
◆メタルグレイモン
グレイモンが進化した完全体。サイボーグ型。
グレイモン同様
ウイルス種と
ワクチン種がいる。
クロスウォーズ版も登場したがやはり大幅にデザインが変わっている。
詳しくは
該当項目で。
◆スカルグレイモン
同じくグレイモンが進化した完全体。
アンデッド型。
よく見るとグレイモンの骨格とはまるで違う。
詳しくは
該当項目で。
◆ウォーグレイモン
グレイモン系初の究極体。
竜人型でそれまでのグレイモンとは大きく違った体型をしている。
詳しくは
該当項目で。
◆ブラックウォーグレイモン
ウイルス種のウォーグレイモン。
いわゆる色違いデジモンなのだが、デジアド02での活躍から人気が高いデジモンである。
単独項目も存在するくらい人気。詳しくはそちらで。
◆カオスグレイモン
◆エンシェントグレイモン
古代の十闘士デジモンの一体。
珍しい四足歩行体型だが、設定上は彼がグレイモン系統(を含む竜型デジモン)の祖であると思われるので、
進化の中で今の
グレイモンに変わっていった、という方が正しいと思われる。
ちなみに彼から受け継いだ炎のビーストスピリットで進化する「ヴリトラモン」は英語版では“
BurningGreymon”という名前だったりする。
詳しくは
十闘士の項目で。
◆カイゼルグレイモン
ハイブリッド体の超越形態であり、『ハイパースピリットエボリューション』にて10個のスピリットを使い進化する。
東洋の鎧を纏った剣士のようなフォルムをしている。
詳しくは
超越形態の項目で。
◆ジオグレイモン
世代 |
成熟期 |
タイプ |
恐竜型 |
属性 |
ワクチン種 |
必殺技 |
・メガバースト 原種X抗体と同じ。 |
・メガフレイム 原種と同じ。 |
・ホーンインパルス 巨大な角で突進して敵を粉砕する。 |
アニメ『
デジモンセイバーズ』に登場したグレイモンの亜種。
通常のグレイモンに比べ、やや細身で引き締まった筋肉質のシルエット。
また、肩部には角のようなトゲが生え、頭部にも赤いラインが入り形状も鋭さを増した…と攻撃的な容姿になっている。
◆ライズグレイモン
世代 |
完全体 |
タイプ |
サイボーグ型 |
属性 |
ワクチン種 |
必殺技 |
・トライデントリボルバー クロンデジゾイドの限界耐久で高速連射の3点バーストを行う。 |
・ライジングデストロイヤー 翼にある3連ビーム砲及び、胸部発射口からビーム弾幕を放つ。 |
・サンライズバスター (X抗体のみ)エネルギーを最大充填し、トライデントリボルバーから撃ちだす技。 |
得意技 |
・ソリッドストライク 敵に突進して巨大なリボルバーで殴り倒す打撃力抜群の技。 |
・ザンスラスト (X抗体のみ)銃剣へと変化したトライデントリボルバーによる切れ味抜群の斬撃技。 |
ジオグレイモンが進化した完全体サイボーグ型デジモン。
その巨体にもかかわらず大空へ飛翔し敵を討つ。
左腕の巨大なリボルバーから発射される攻撃力は核弾頭一発分に匹敵するといわれ、その凄まじい威力と反動により通常は連射不可能である。
尚、その威力に耐えられるよう銃身は
クロンデジゾイド製である。
- 全身のサイボーグ化(頭部の金属化、胸部・左腕の機械化(武器化))
- 翼が生え、飛行能力を得る
- 髪が生える
…等
メタルグレイモンと似た特徴を持つが、左腕部の武器はリボルバー、翼は機械的とグレイモン→ジオグレイモン以上に差異は大きい。
どこかいびつさのある機械化の
メタルグレイモンに比べ、全体的にまとまった機械化なのが最大の特徴か。
X抗体を得ると、背部の翼に 勇気の紋章 日輪の紋章が輝き、身体のあらゆるところからエネルギーが噴き出す。
手足の爪はそのエネルギーを使ったビーム刃となり、近接戦闘も俊敏にこなすようになる。
またトライデントリボルバーは銃剣へと変化し、斬撃による攻撃も行えるようになる。
◆シャイングレイモン
世代 |
究極体 |
タイプ |
光竜型 |
属性 |
ワクチン種 |
必殺技 |
・グロリアスバースト 巨大な翼を広げて光のエネルギーを極限まで集中して放つ技。 |
・シャイニングブラスト 輝く光の翼で敵を薙ぎ払う。 |
ライズグレイモンが進化した究極体光竜型デジモン。
さらに機械化が進みスマートになったライズグレイモンといった感じの、
ウォーグレイモンやそれを基にしたグレイモン系究極体とは大きく異なった姿をしている。
灼熱の太陽のエネルギーを蓄えて戦い、
大地の力が凝縮された剣『ジオグレイソード』を大地より召喚する能力をもつ。
アニキの足場になっていたことから「アシバグレイモン」と呼ばれたり、ジオグレイソードが折れる印象が強いためか「スグオレルソード」と呼ばれるなど、名前でよくいじられる。
Figure-rise Standard Amplifiedにも選出され、このシリーズ特有のアレンジによりデザインが先鋭化しているが、あまり違和感がないのはやはり元のデザイン故か。
◆シャイングレイモン バーストモード&ルインモード
バースト進化によって強化されたシャイングレイモンの特殊な姿。一時的に究極体をも凌ぐ力を持つ。
通常はバーストモードへの強化となるが、怒りや悲しみの力でバースト進化を行うと、いわゆる暗黒進化となりルインモードになってしまう。
詳細は
バーストモードの項目にて。
◆ビクトリーグレイモン
ウォーグレイモンの亜種である究極体。
特殊なデジタマから生まれたデジモンのみが進化すると言われている。
カイゼルグレイモンと同じく剣士タイプのグレイモン。
詳細は
該当項目にて。
◆ブリッツグレイモン
ウォーグレイモンの亜種である究極体サイボーグ型デジモン。
電流火器を装備しているため、どっしりとした格闘戦に電撃を加えることが可能で、強固なものであっても両腕の『プラズマステーク』から電撃を流し込み内側から破壊することができる。
◆ジークグレイモン
世代 |
究極体 |
タイプ |
サイボーグ型 |
属性 |
ウィルス種 |
クロスウォーズ版
メタルグレイモンが「進化」した姿。
全身がゴールドデジゾイドで覆われており高い防御力を持つ。
何気にグレイモン系統の最終形態としては初めて元のグレイモンと同じ体型を保ったまま進化している。
【関連種】
◆ガイオウモン
名前はグレイモンではないが、グレイモン系の亜種の究極体。
元々は
ブラックウォーグレイモンの
X抗体としてデザインされたが、和風の要素が加わったことで別のデジモンとして設定されることになった。
詳細は
該当項目にて。
◆キメラモン
◆ヤンマモン
巨大な昆虫型デジモン。
「オニヤンマ」のデータを取り込んだ、非常に原始的なデジモンと言われている。
その外殻の 硬さはグレイモンの頭部と同等 …と硬さの例えにグレイモンが使用されている。
それだけ、硬質な頭部ということか。
グレイモン「グレイモン好きのみんな、追記・修正よろしくね」
グレイモン「しつこい」
- 強い上にかわいい成熟期だな。無印初の映画のエンディングは特に… -- DCD (2014-03-18 21:30:06)
- グレイモン「俺は何回デザイン変われば良いんだ…」 -- 名無しさん (2014-04-28 23:43:41)
- 続き デビモン「聞きたいかね?デジモンが完全に終了するまでずっとだ」 -- 名無しさん (2014-04-28 23:45:14)
- ↑ロードナイトモンじゃないんだ・・・。 -- 名無しさん (2014-09-08 17:14:21)
- 別にケラトサウルス型とかじゃないんだよな? -- 名無しさん (2015-01-03 20:52:42)
- ◯◯グレイモンとして最後まで機械を貫いたのはクロウォ版だけなんだよな… -- 名無しさん (2016-02-17 02:05:23)
- ↑2 俺もケラトサウルスがモチーフ説を推していたが、どう見ても似てない -- 名無しさん (2016-02-27 08:48:50)
- ↑などと思っていたらサイボーグ究極体のブリッツグレイモンが登場。ていうかここジークグレイモン書かれてないのな -- 名無しさん (2017-06-30 17:26:17)
- そして通常グレイモンがやっと図鑑に載ったのでクロウォ版の図鑑云々は削除するなり書き方を変えるなりするべきかと -- 名無しさん (2017-06-30 17:27:12)
- 本文に「三本のツノはグレイモンの象徴のようなもので~」ってあるけど、デジモンカードに鼻のツノなしの個体(BX-175)がいるよん -- 名無しさん (2017-12-22 17:00:40)
- 結構派生は多いけど生身の恐竜のままで完全体以上になったグレイモンはまだ存在してないんだな…エンシェントグレイモンは生身なのか不透明なままだし… -- 名無しさん (2024-08-12 08:52:08)
最終更新:2024年08月12日 08:52