灼眼のシャナ

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灼眼のシャナ - (2020/05/05 (火) 01:25:59) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/03/29(月) 01:49:19
更新日:2023/08/10 Thu 13:58:12
所要時間:約 8 分で読めます




レーベル:電撃文庫
著者:高橋弥七郎
イラスト:いとうのいぢ
既刊26巻(本編全22巻、短篇集全4巻)


公式パロディに灼眼のシャナたんがある。

高橋弥七郎が『超光戦士シャンゼリオン』のファンのため作品のいたるところにシャンゼリオンに関するネタが盛り込まれており、漫画版第1巻モブの小学生が「変身道具と間違えて魚」のヒーロー番組について語っている、II巻で高校の授業内容がザ・ブレイダーの変身メカニズムなどがある。

【あらすじ】
新学期が始まったばかりの高校生・坂井悠二は、いつものように “日常”を生活していた。だが、彼はある日突然、“非日常”に襲われる。人の存在を灯(あかり)に変え、その灯を吸い取る謎の男、フリアグネに襲われたのだ。
悠二の“日常”生活は壊れた。しかし同時に、彼の前に一人の少女は現れた。少女はフリアグネから悠二を護るため、悠二のそばで生活を始める。悠二は感謝を込めて御礼を言うが、少女はこう呟く。
「おまえは、もう『存在していない』のよ」
自分はすでに死んでいる!? 存在亡き者、悠二が考え、思うこととは……!?
奇才・高橋弥七郎が贈る、奇妙な学園ストーリー!
(『灼眼のシャナ』より)

【主な登場人物】

シャナ
CV:CD 堀江由衣 / アニメ 釘宮理恵
主人公&ヒロイン。
紅世の王“天壌の刧火”アラストールと契約し、『炎髪灼眼の討ち手』という称号をもつフレイムヘイズ。
フレイムヘイズの特性故か合法ロリ(?)。
とりあえず
「うるさいうるさいうるさい」

坂井悠二
CV:CD 森田成一 / アニメ 日野聡
もう一人の主人公。
ただの道具であるトーチだが、ミステスでもあったためエラいことに。
基本へたれ(日常も恋愛も)。ただやるときはやるので、その点はアラストールも認めている。


アラストール
CV:CD 大塚明夫 / アニメ 江原正士
真名は“天壌の刧火”。
前述のシャナと契約している紅世の王。
シャナとは父であり兄であり友でもある程の信頼関係である。
普段はシャナが首から掛けているペンダント“コキュートス”を介して自らの意思を表出している。

◆吉田一美
CV:CD 佐藤朱 / アニメ 川澄綾子
ヒロイン?
悠二の高校でのクラスメイト。
悠二のことが好き。番外では黒化する。通称「黒吉田さん」。
普通の一般人だったが…。

◆佐藤啓作
CV:アニメ 野島健児
悠二の高校でのクラスメイト。
クラスではムードメーカー的な存在。
田中栄太、緒方真竹とは中学校からのつきあい。
普通の一般人だったが…。

◆田中 栄太
CV:アニメ 近藤孝行
悠二の高校でのクラスメイト。
佐藤啓作、緒方真竹とは中学校からのつきあい。
普通の一般人だったが…。

◆緒方真竹
CV:アニメ 小林由美子
悠二の高校のクラスメイト。
佐藤啓作、田中栄太とは中学校からのつきあい。

◆池速人
CV:CD 笹田貴之 / アニメ 野島裕史
悠二の高校のクラスメイト。
悠二とは中学校からのつきあい。トーチとか言わない。

◆坂井千草
CV:CD 皆口裕子 / アニメ 櫻井智
悠二の母。
これぞ母親と言えるぐらい理想の母親。
アラストールも信頼するほど。

フリアグネ
CV:CD 松風雅也 / アニメ 諏訪部順一
真名は“狩人”
御崎市を拠点としている紅世の王。
あることを企んでいるが…。
まぁ、本編読めばわかるがこの人は変態、ある意味清々しいかもしれんぐらい。
1巻で早々に退場したが、番外編の質問コーナーでは主役を務める。

◆その他個別記事のあるキャラクター


【用語】
  • 存在の力(そんざいのちから)
作品内において、万物が存在するために必要なエネルギーのようなもの。
万物はこの存在の力がなくなると、存在そのものがもともとこの世界にはなかったことになってしまう。
例:Aさんが存在の力によって消えると、Aさんの記憶がある人はAさんに関する記憶を失ってしまう。
ただし、その消えた存在が残した物理的影響や親族などはそのまま残るため、その齟齬が世界に「歪み」を齎している。これは「そうだっただろうか?」という違和感として残ることが多い。

  • 紅世の徒(ぐぜのともがら)
“徒”(ともがら)と略されることが多い。
簡潔に説明するなら紅世という異世界に住む異世界人。
人間達が住む世界(この世)には短時間しかいられないために“存在の力”というエネルギーを補給するために人間を喰う。
ちなみに彼らを表記する時はダブルクオートまで含めるのが正しい。

  • 紅世の王(ぐぜのおう)
紅世の徒の中でも特に力の強い者が呼ばれる。生まれつき“王”だった例もあれば、戦功や活躍によって“王”と呼ばれるようになることもある。

  • 紅世(ぐぜ)
本来、徒達が住んでいる場所。この世の物理法則とは無縁の力と意志の渦巻く世界。

紅世の王が異能の力を与えた元人間のこと。
紅世の徒に『同族殺しの道具』や『討滅の道具』と揶揄されている。

紅世の徒やフレイムヘイズが自身や周りの存在の力を用いて本来あり得ないことを起こす術。術を起こす陣などを自在式と言う。分かりやすく言うと自在式は「譜面」、自在法は「歌」。

紅世の徒やフレイムヘイズが用いる特殊な道具。
宝具によって様々な効果がある。
“徒”と、この世の側で“存在の力”を繰る人間の強い願いによって生み出されるため、同じものが出来る可能性はほぼ絶無。

  • トーチ
存在の力を喰われた人間の残り滓から作られた代替物。
存在が突然無くなると“歪み”が発生するので、それを和らげるために用いられる。

  • ミステス
宝具を宿したトーチ。
基本的にはトーチとなんら変わりはないが、宝具によって様々な能力を用いる。

ここまで読んでわかるように登場人物等々、一巻の内容で書いている。
これは読んでない人への配慮なんかでなく(多少あるが)、


単純に書き切れないから


である。

作者の高橋、内容濃くするのはいいが、凝りすぎ。
シャナが戦闘時に便利なコート『夜笠』を取り出すが、この『夜笠』の設定を濃くしようとして担当に「これ以上は…」と止められたほど。

とりあえず、フレイムヘイズや紅世の徒、宝具を別に項目立てた方が無難。(※個別記事も増えてきたので一覧だけ追加しました)



また、漫画化やアニメ化はもちろんのこと、ゲームもあり映画化もした。

  • 漫画
作画:笹倉綾人で『月刊コミック電撃大王』で2005年4月号〜2011年10月号まで連載。
原作の4巻まで掲載。
コミックス偶数巻の書き下ろし「漫画版灼眼のシャナたん」では、シャナたんは猫耳が付いてます。

また、原作Ⅹ巻が元の『灼眼のシャナX Eternal song -遥かなる歌-』が作画:木谷椎で『電撃「マ)王』増刊「電撃黒「マ)王」(季刊)にて、
2007年9月19日 (vol.1) から2009年 (Vol.9) まで連載。
2009年10月より本誌『電撃「マ)王』に移籍し、それに伴い掲載も月一に変化。


  • アニメ

第一期
2005年10月から2006年3月まで全24話。

第二期
『灼眼のシャナⅡ(Second)』として、2007年10月4日から2008年3月28日で全24話。
ちなみに、「Ⅱ」は「ツー」ではなく「セカンド」と読む。

OVA
『灼眼のシャナS』として2009年10月23日に販売開始。全四巻。

第三期
『灼眼のシャナⅢ(Final)』として2011年10月から2012年3月まで放送。

いずれの作品もOPは前期は川田まみ、後期はKOTOKOが担当した。
第二期はEDも担当、第三期は順序を逆にした。

ゲーム
PS2とDSがある。
私は持ってないので、詳しい方誰かお願いします。

映画
3本立てロードショー「電撃文庫ムービーフェスティバル」の1作として2007年4月21日より公開。
同時上映は『キノの旅』と『いぬかみっ!』。




シャナ「悠二、さっさと追記・修正しなさいっ!」

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