アル(FE)

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アル(FE) - (2018/12/23 (日) 13:19:18) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/04/17(土) 22:15:38
更新日:2022/06/21 Tue 18:08:54
所要時間:約 4 分で読めます




ファイアーエムブレム 封印の剣』のアナザーストーリーである『ファイアーエムブレム 覇者の剣』の主人公。

クラスは???(ロードだと思われる。サイファでは作者と相談した結果、村人になった)→ドラゴンロード。

専用武器は覇王軍の剣と覇者の剣。
二つ名は『碧き覇者』
年齢は15歳。
属性は炎

FEのキャラと言うより少年漫画のキャラらしい(実際、月刊少年ジャンプ連載の少年漫画なのだが)、活発で正義感の強い小柄な少年。
同時に育ちもあってか奔放でそれが時に無神経な振る舞いに繋がり、細かいことを考えるのも苦手でどんな危険だろうと考えなしに突っ込む火の玉小僧。
たとえ相手が王侯貴族だろうとその態度は微塵も変わらない。
キレイなおばさん!「・・・」

リキアの山奥で父親のマグゥと暮らしていたが、15歳になったのをきっかけに世界を回る旅に出る。
その道中でガントやティーナと出会い、ファイアーエムブレムをこの目で見る事を目標とし、やがて持ち前の正義感からベルンとの戦争に身を投じることになる。

口癖は「やってみなきゃわからねぇ」。
とりあえずどんな勝ち目の薄い戦いや無謀な挑戦だろうと、どんな的確な指摘を受けようとこの一言と共に戦火に挑む。

使う武器は旅に出る時にマグゥに与えられた剣(実はベルンに伝わる覇王軍の剣)。
これはゼフィールとの最初の戦いで破損してしまうが、後に覇者の剣を手に入れることになる。
最初に持っていたタイプのものでも階級の低い火竜を切り裂くなど、十分な攻撃力を持つ。



以下ネタバレにつき注意。
















実は千年前に人竜戦役を終結に導いた八神将のリーダー、
英雄ハルトムートと強大な力を持つ「始祖竜」のミリィザの間に生まれた人とのハーフ。
ある意味、正統なベルンの血統としてはゼフィールより上。

戦役後、ミリィザが竜であると知らされ、対してハルトムートは苦渋の末に竜と戦った者として竜と共存する訳にはいかないと妻子共々封印するが、
後に始祖竜の力を狙う骸黒の民によってその封印が解かれた。

骸黒の民に囚われるが監視・世話役であったマグゥが母子の愛情に触れて裏切り、彼に連れられて骸黒の民から逃げ出す。
だが、逃走中に母のミリィザはマグゥを庇って重傷を負い、今際の際その身を剣に昇華させる。その後マグゥがアルを預かりリキアの山奥に逃げ、育ててきた。
だがこの時アルは母が死んだショックで記憶を失っている。

物語中盤でファイアーエムブレムに触れたことで封じられていた竜の力が覚醒するが、その時は肉体が耐え切れずに生命の危機に陥っている。
後にナバタの里でアトス(故人)から専用の竜石を与えられ、必要に応じて力を解放できるようになった。
基本的に覚醒しても姿は人のままだが、紋章に触れて覚醒した時は髪が伸びて若干大人びた雰囲気になっている。

悲しみや怒りで力が暴走した時は人と竜の姿が入り混じった異形と化したり、
竜そのものになったりしているので、もしかしたら意識的に竜化することも出来たのかもしれない。

ベルン城決戦ではロイとともにゼフィールと対決。
ゼフィールのエッケザックスと封印の剣を用いた二刀流に苦戦し、苦戦しつつもそれなりに渡り合うロイと違って竜石と覇者の剣の力を以ってしても圧倒され、あっさり封印されてしまう。
だが上記の通りに己の不甲斐なさへの怒りで竜化。ゼフィールの右腕を貫き、ロイに封印の剣を託すアシストをした。
ベルンとの決戦後、拉致されたティーナを救うべく、骸黒の民と対決する。
たが、操られた養父・マグゥを戦いの末、覇者の剣で刺してしまい、
父を殺してしまったと勘違いしてしまったアルは絶望の末に始祖竜に変身。
だが、その始祖竜の力を神将器を使った、骸黒の民の長・アウダモーゼによって吸い出されてしまう。

力と共に自信を失うも、養父・マグゥに母の最後と覇者の剣を使うように諭される。

アーリアルを使ってもダメージを与えられず、不安になるティーナに告白をし、
どんなに相手が強いだろうとも立ち向かう決意をする。

その際に精神世界で母・ミリィザに対面し、覇者の剣に絶望の力が宿っており、
絶望で絶望を打ち砕くだくかぎり哀しい因果が終わらないだろうと語られる。

だが、母は心の強いアルならば、きっとその因果を終わらせると信じていた。
アルは母の言葉を信じ、始祖竜と心を一つにして、アウダモーゼを打ち抜いた。
だが、アル自身も始祖竜とともに光の中に消え去ってしまった……。
















生きてました。

始祖竜の精神世界で覇者の剣を始祖竜に返し、母に二度と絶望を生み出さないことを誓う。

二年後、何事もなかったかのように、ひょっこりタニアに帰ってくる。
タニアに建てられた壮大な墓を見て、驚いたことだろう。
そしてティーナに思いっ切り、ぶん殴られただろう。
ベルン戦役での功績を認められ、エルドリード子爵の名を与えられが、本人が気に入ってるかは不明。
だが、爵位を得てもその自由奔放な性格は変わらないようである。

その後、ティーナと電撃結婚をし、ともに世界平和のために力を注いだ。

因みにティーナと同じ、もしくは小さかった背が数年間でだいぶ伸びていた。




追記・修正か……やってみなきゃ、わからねぇ!

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