ロード(FE)

登録日:2012/01/26(木) 01:45:49
更新日:2020/03/17 Tue 02:31:25
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ロードとは、ゲーム『ファイアーエムブレム』シリーズに登場するクラス(兵種)のひとつ。

目次

【ロード】

主人公の王子・王女が属するクラス。倒れるとゲームオーバーになるので雑な運用ができない。
成長率のバランスが良く、騎兵アーマー特効を持つ専用武器を持つ事が多い。
基本的に全ての章で強制出撃。縛りプレイでもない限りは育てないと厳しい戦いとなる。
武器は基本的に剣を使う。
また、ロードには2つのタイプに分かれる。

  • 王子様気質
礼儀正しく落ち着いた性格のロード。
成長率はバランス型で仲間と力を合わせて戦う。

  • イケイケ気質
男らしい体育会系の性格で、自分から色々と物を言い物語をグイグイと引っ張っていくタイプのロード。
前線に出て戦えるようにか、力を中心に全ての成長率が高く、活躍できる。
ヘクトルが非常に好評だった事から烈火の剣以降はこのタイプの主人公が主流となる。


【主な特徴】

  • 強制出撃
軍を指揮する主人公だけあって、全ての章で強制出撃。
倒されて死亡したらゲームオーバーなので、倒されないようある程度は鍛えておきたい。

  • 制圧
クリア条件が制圧のマップでは、原則として主人公が制圧を行う事になる。
主人公が倒れてもゲームオーバーにならないカジュアルモードが登場して以降は主人公以外でもできるようになった。

  • 輸送隊
輸送隊が同行している設定で、本人及び隣接する仲間がアイテムの出し入れをできることも多い。
ちなみに歴代の作品で独立したユニットとして存在するのはマリナスのみ。

  • 強力な専用武器
騎馬・アーマーに特効効果を持つレイピアやラスボスに有効な装備など、大抵は主人公専用武器が用意されている。


【短所】

  • ヘタレやすい
王子様系ロード共通の悩み。
大抵はレベル1から鍛える事になるので、とにかく成長がブレる。
特に王子様系のロードは平均的な成長率のためヘタれる可能性が高く、力・速さ・守備がヘタれると目も当てられない。

  • クラスチェンジが任意でできない
クラスチェンジ(以下CC)はイベントで行われる事が多い。
そのためレベル上限に達してもCCできず、中盤では周りが次々とCCするなかひとまわり低いレベルで戦う事になる。
ただ最近の作品では普通にクラスチェンジできることが多い。

  • 攻撃の幅が狭い
剣を使う関係上間接攻撃の手段が乏しく、数が多い槍使いとの戦闘も苦手とする。
クラスチェンジによる武器追加や専用武器で克服することもあるが、序盤は厳しい。
一時期は斧ロードや槍ロードといった試みも見られたが、結局剣に回帰した。

【主なキャラクター】


■暗黒竜と光の剣&紋章の謎

アリティア王国の王子。ご存知初代主人公。
バランス良い能力値・成長率だがリメイク前はCCがなく、終盤は少し頼りない。
宝箱を開けたり村訪問するのが主なお仕事。
新暗黒竜・紋章の謎はレベル上限が30まで引き上げられ、扱いやすくなった。
というか新紋章の高難易度では鍛えないと最悪詰む。


外伝&Echoes

外伝では登場しない。
ただし、主人公のアルムは他の作品のロードに相当する人物で、専用クラスで専用装備もある。
元々高い初期値に成長率も良く、魔防が低めという短所がある程度で強力なユニット。
クラスチェンジすると弓も使えるようになり、弓武器と併用すると最大射程5の間接攻撃も可能になるなど更に強力なユニットとなる。
EchoesではDLC『大いなる覇王の祭壇』を使うとアルムが『オーバーロード』へクラスチェンジが可能。


聖戦の系譜

上級職はロードナイト。
主人公親子専用の神器ティルフィングは技・速さ・魔防に大きな補正がかかり強力。

第1部の主人公。
初めから上級職のロードナイトで初期値が非常に高く、指揮能力も☆2のため文句なしに強い。

第2部の主人公。
バルドの血とヘイム傍系の血を継いでおり、非常に成長率が高く強い。
また、指揮能力も父親を超える☆3である。


トラキア776

クラスはロード→プリンス。
レンスターの王子。
疲労度システムがあるトラキアで、疲労度がない24時間戦える葉っぱ。


封印の剣

フェレ候エリウッドの息子。リキア同盟軍を率いて戦う。
成長率はバランス型。ヘタれても専用武器の「封印の剣」が強力なのでなんとかなる。


烈火の剣

ロードが3人も登場する珍しい作品。
物語序盤のリン編の主人公。
サカ地方ロルカ族の族長の娘だが、キアラン公爵ハウゼンの孫である事が判明し、キアラン領主の後継者を巡る内乱に巻き込まれていく事になる。
剣士系の成長率で、速さが非常に高い。
CC後は弓が扱えるようになる。

フェレ候公子。
成長率はバランスが良く、悪くはない。
ただ低初期値とバランス成長が相まってヘタれやすい、低い上限値と残念な専用武器
CC後は騎乗し槍が扱えるようになる…が、ほぼ劣化パラディン
他のロード2人が特化型で非常に強力な事からネタにされる事が多い不憫な男。

オスティア候ウーゼルの弟。エリウッドの親友。
初のアーマー系、斧使い、イケイケ気質と今までのFEの主人公観をぶち壊した男(厳密にはアルムはイケイケ気質に近い)。
HP力守備が非常に高く、速さもそこそこ伸びるため非常に強力。育てば烈火屈指の強力なユニットになる。
その圧倒的強さ・性格が非常に好評だったため、以降はヘクトルのようなイケイケ気質の主人公が主流となる。


聖魔の光石

ロード→マスターロード
マスターロードにCC後は騎乗する。
主人公は双子の兄弟で、8章クリア後にどちらを主人公にするか選べる。

ルネス王国の王女。物語序盤とエイリーク編の主人公。
初期値こそ貧弱だが成長率は速さを中心にバランス良く高い上、上限値がソードマスターの上位互換のため育ち切れば強力。

ルネス王国の王子。シリーズ初の槍専門ロード。ソルジャー扱いされることも。
戦い好きなイケイケ気質の持ち主で、高い初期値とヘクトル以上の成長率を誇る強力なユニットで非常に頼りになる。
ただし上限値は剣が使えずに魔防も下がったエリウッド状態で、特に速さの上限値が24と低いのでやり込みプレイ(育成)においては少し不憫。
エリウッドと違い専用武器が強いのが救いか。


蒼炎の軌跡

傭兵も参照。
シリーズ初の平民主人公。グレイル傭兵団団長の息子。
物語途中でクリミア王女エリンシアから爵位を貰いロードとなる。
イケイケ気質主人公らしい高い成長率と、強烈な奥義「天空」、直間両用回数無限の専用武器「ラグネル」によりシリーズ最強の主人公だと言われる。


暁の女神

ロードは登場しない。

第1部の主人公。暁の団の一員。
クラスは光魔道士→光賢者→巫女。
光魔法と他人の傷を引き受ける「癒しの手」を使う。
主人公だけあって成長率は非常に高いが、そのほとんどが魔力・魔防・幸運に偏っておりその他の能力は低く、脆い。

第2部の主人公。クリミア王国の女王。
クラスは王女で、ペガサスに乗っていて剣と杖を扱える。
第2部唯一の回復役で、東へ西へと忙しく駆け回る。
専用武器アミーテは回数無限・2回攻撃と極めて優秀。

  • アイク
第3部の主人公。
クラスは勇者→神将。爵位を返上したためロードではなくなった。
天空の発動率と魔防が大きく下がったが、高い初期値により依然として強力なユニット。


覚醒

イーリス王国の王子。
専用武器の「封剣ファルシオン」は使用回数無限。終盤に傷薬効果を併せ持つ「神剣ファルシオン」にパワーアップする。CC後は封印の盾を身につけるが、鍵を開けることはできない。
シリーズ初の汎用職にCCできる主人公である。

もう1人の主人公。初期兵種は専用兵種の戦術師で、死亡したらゲームオーバーになる。
一部の専用クラスを除くすべての兵種になる事が可能。

仮面をつけ、この世に一振りしかないはずのファルシオンを振るう謎の人物。
伝説に語り継がれている英雄王マルスを名乗っているが、果たして…

  • マルス
クラスはマルス専用クラスの「スターロード」。
アリティアの王子。他の過去作キャラと同様、魔符(配信キャラ)という形でゲスト出演。
3種類の魔符が存在し、それぞれ立ち絵が違うほか名称も「マルス」「マルス王子」「マルス王」と異なる。
マルスは正直微妙だが、マルス王子は後衛向きのスキルが豊富で、マルス王は前衛向きの「王の器」を持つ。
勿論全員ファルシオンも装備できる。

覇道を突き進むヴァルム帝国の皇帝。
クラスはグレートナイトに近い専用職「オーバーロード」だが、スキル「覇王」により特効を受けない。
ファルシオンは装備できないが、専用武器として強力な投斧「ヴォルフベルグ」を持つ。


if

クラス名はダークプリンス/ダークプリンセス。
真祖竜の特徴が色濃く受け継いでいるため竜石を扱え魔力が伸びるが、竜特効を受けてしまう。
どのルートに進んだかで上級職が変化し、白夜王国に味方した場合は力に特化し杖を扱えるようになる白の血族、暗夜王国の場合は魔力魔防速さが伸び魔道書が扱えるようになるダークブラッドにクラスチェンジする。

白夜王国に生まれ、暗夜王国で育った王子/王女。
シリーズ初のマイユニット主人公で、プレイ開始時に得意能力と職資質を選べる。

白夜王国と対をなす暗夜王国の国王。
登場するシナリオや場面によってクラス・能力・立ち位置が大きく異なるのが特徴。
暗夜編の前半戦では「ダークロード」として登場し、基本性能が高い上に射程が3まで届く強力な斧「ベルヴェルク」を扱う。

今作では大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii Uにファイターとして参戦しているキャラがゲスト出演。
amiiboマルス・アイク・ルキナ・ルフレを読み込み彼らから課せられる試練をクリアすると、仲間になる。
更にDLCでamiiboユニット専用クラスの「スターロード」「神将」「マスターロード」「神軍師」にCCできるアイテムが手に入る。


♯FE

ロードのミラージュであるクロムと、そのミラージュマスター。
3人パーティなのに強制出撃で控えと交代不可という特性を持っている。


FEH

このゲームにはそもそも兵種の概念がないので、立ち位置的に該当しそうな人物について記す。

専用★5武器は剣の「フォルクヴァング」
本人のパワータイプなステータスに加えてHP半分で攻撃力アップに加えてスキル「鬼神の一撃」とワンパンに全てを賭けたピーキーな性能。
それゆえに使い勝手が悪くディスられがち。しかし武器錬成の獲得などでさらに尖鋭化されたことによって再評価の向きも。
TCGサイファではカードに兵種名の項目があるため、彼は晴れてロードということにされている。

専用武器は槍の「フェンサリル」
周囲の敵の攻撃を下げる効果があり、スキルに2種類のバフを持つため、初期にはお世話になったプレイヤーも多い。
しかし、良くも悪くもバランス型な性能なので段々と立場は厳しくなっている。
サイファでの兵種はプリンセス。

第2部より登場。シャロン同様槍使い。
専用武器「レイプト」は遠距離反撃可能。
これだけでも充分強いが、専用スキル「氷の聖鏡」で敵の2距離攻撃を軽減後攻撃に加算できる。
こちらもサイファではプリンセス。

なお、オールスターゲーなので、もちろん原作のロード達も揃って参戦している。


◾️FE無双

  • シオン
アイトリス国の王子。リアンの双子の弟。
主人公らしく平均的な能力の伸び。

  • リアン
アイトリス国の王女。シオンの双子の姉。
シオンに比べて魔力・魔防がよく伸びる。

  • ダリオス
アイトリスの隣国グストン王国の王子。
城を追われたシオンとリアンに同行し、行く先々で協力してくれるが…?


◾️風花雪月

この作品ではロードはクラスチェンジ先の一つであり、初めからロードのプレイアブルキャラクターは存在しない。

ロードは通例通り剣を得意とし、剣術と指揮技能を条件とする中級職。
それぞれ将来国を統べる立場である級長3人のみがクラスチェンジできる。
しかし彼らは全員剣以外の武器をメインとしているため、わざわざ剣術を磨いてクラスチェンジする必要がある。剣術自体は3人とも得意だが。

それに加えて、第2部になるとそれぞれの専用ロードを引っさげた状態で登場し、さらにその上位にあたる専用兵種へのクラスチェンジも可能となる。

主人公だが、貴族ではないためロードにはならない。
当初は専用兵種を一切持たないが、後に剣と白魔法を得意とするニルヴァーナにクラスチェンジする。

専用兵種はアーマーロード、上位はカイゼリン。
斧+重装というヘクトル的なロードとなる。

専用兵種はハイロード、上位はマスターロード。
槍歩兵であり、名前的にもこの中では一番真っ当なロード。

専用兵種はドラゴンロード、上位はバルバロッサ。
弓+竜騎士というこれまでにない性質を備える。弓が優れた射程を持つうえに再移動システムもある本作では恐るべき利便性を発揮する。
ちなみに、ドラゴンロードという名称は漫画『覇者の剣』の主人公アルに使われたことがある(そちらの「ドラゴン」要素はマムクート由来)。

  • ジュディット
同盟に属するダフネル家の当主で、「ダフネルの烈女」の異名を持つ女傑。
ルートによって味方NPCや敵将として戦場に出てくるのだがその際の兵種がロード、しかも王道のレイピア持ち。

追記・修正は「制圧」しながらお願いします。

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