25世紀の水戸黄門(ギャグマンガ日和)

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25世紀の水戸黄門(ギャグマンガ日和) - (2021/01/08 (金) 02:40:02) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2017/06/25 (日) 21:01:40
更新日:2023/10/10 Tue 18:58:17
所要時間:約 3 分で読めます





24××年に放送される時代劇「水戸黄門」の第××シーズンである。


  • 水戸黄門

「お前らは……社会のゴミだ!」


お馴染み主人公のご老公。
ランニングを着用したガタイの良い体つきをしており、悪党が現れたら自分自身が印籠を出し「この紋所が目に入らぬか!」と決める。
25世紀においては「罪を憎んで人を憎まず」という思想自体タブーとされているため、辛辣な悪者絶対許さないマンとなってしまった。

  • 助さん

「元気100倍だぜ!」


黄門様の家来の1人。
黄門様同様ランニングシャツを着用。
戦闘前に紋所と書かれた特大サイズの印籠を出し「この紋所が目に入らぬか!」と決める。
強いやつに出会うとワクワクする戦闘狂になってしまった。

  • 格さん

「泣き虫だったきのうに……グッバイ!」


黄門様の家来の1人。
黄門様同様ランニングシャツを着用している上にかなり不細工。
戦闘前によくわからない何かを出し「これがなんか……入らぬか!」と決める。
コンプレックスの塊であり、かつては泣き虫だった模様。


  • 朴さん

「お前らは……社会のゴミだ!」


黄門様の家来の1人、時代と共に出来た新キャラクター。
丸腰で戦闘力は無く、戦闘シーンでは毎回攻撃を避けるので精一杯である。
戦闘前に謎の粘液を出し「これ……なんかヌルヌル~~~っ」と決める。



追記・修正お願いします。











   *   *
 *   + うそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *



本当は「ギャグマンガ日和」のエピソード「25世紀の時代劇」に登場したドラマ、所謂作中作である。
時代の流れによって発生する原作レイプを皮肉った話である。

単行本無印5巻収録であり、かのソードマスターヤマトの直後の話である。


【登場人物】

時代劇が大好きな男の子。数百年後の時代劇がどんなのかを疑問に思った為に25世紀へタイムスリップする。
しかしあまりにも酷い原作レイプで失望してしまう。

  • おじいちゃん
孫と一緒に水戸黄門を観ていて「願わくば何百年たっても、なくならないでほしい」と思っていた。孫と共に25世紀へタイムスリップして撮影現場を見学する。
帰り際に23世紀のハルマゲドンで崩壊した日本に不時着してしまう。

  • ドラマの精
孫の疑問に答える為に2人を25世紀の撮影現場に連れて行く。
原作レイプの原因について聞かれて23世紀に起きたハルマゲドンをきっかけに色々変わってしまったと答える。


【考察】

原作レイプというのはファンにとってはとても嫌な事ではあるが、
数百年くらいになれば社会情勢によって読者・視聴者の価値観・倫理観が変化するのは当然のことであり、それに伴う改変は仕方ない事である。

グリム童話が一番良い例である。17世紀に原作である初版が発行されたが、
その内容は当時の社会風刺を盛り込んでいる上にエログロ満載で子供たちに読み聞かせしたらトラウマになる事は間違いないだろう。
そこで20世紀頃にディズニーによって子供でも安心して観れるように、
エログロはゴッソリカットして内容もマイルドに改変され現在よく知られるような物語へとなっていった。

作中では23世紀に大規模なハルマゲドンが発生した事が仄めかされており、これが原因で原作の脚本が風化された事に加え、
人々の価値観、倫理観、宗教観が大きく変わり現在よく知られる水戸黄門がタブー視された結果、このような事になってしまったことも考えられる。


皆様が大好きな国民的人気アニメや名作漫画も約100年後にリメイクされたら同じような現象が起こるかもしれません。





追記・修正は25世紀にタイムスリップした方がお願いします。
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