しびれん(DQⅤ)

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しびれん(DQⅤ) - (2018/04/04 (水) 23:21:20) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2018/02/08(木) 20:44:00
更新日:2022/06/24 Fri 19:44:47
所要時間:約 5 分で読めます




しびれんとは、DQⅤPS2DS版に登場する仲間モンスターの1体。

から登場するスライム系のモンスター、しびれくらげがⅤで最初に仲間になった時の名称。
2体目はくらげん、3体目はふにゃお、4体目以降はまゆたんという名前になっている。

同系統にコイツと違って優秀なホイミスライムベホマスライムが存在する。

青年時代前半の内海と海の神殿に登場する。
「麻痺攻撃」と「焼けつく息」といった麻痺に関係する能力を1/2という高い頻度で使うのが特徴。
それでもSFC版ではこれらの命中率が低いため、麻痺耐性のないスラリンやホイミンを主力として使わない限りは大した脅威にはならないだろう。
PS2版以降は倒すと仲間になりその確率も1/2と最高値だが、「焼けつく息」の命中率が大きく上がったので敵としても鬱陶しい存在になった。

特技は麻痺関係の能力を早期から備え、その後はキアリクや眩しい光、ヒャド系呪文等を習得する。
能力はホイミスライムの流用で初期能力値は全て劣るが、それでもレベル99まで成長しするのは強み。
ステータスも力190・素早さ180・身の守り170と最終的にそれなりの数値にはなる。

しかし、クリア前・クリア後問わずコイツを主力として育てる人は殆どいない。

最大のネックとなるのが必要経験値の異常なまでの多さで、レベル99まで育つには実に900万以上の経験値が必要。
耐性も極めて貧弱で、マホトーン・マホトラのみ完全耐性だが、他は全て弱耐性or無耐性である。

呪文や特技習得のタイミングも悲惨で、レベル30でやっと「ヒャダルコ」という体たらく。
そしてあろうことかレベル80まで育てて習得するのが「かがやくいき」ではなく「こごえるふぶき」(DQVI以降のこおりの息相当)だったりする。
ちなみにコイツがレベル80まで育つのに必要な経験値は主人公がレベル99になるためのそれよりも多い。
「マヒャド」習得もレベル50という遅さで、とっくにミルドラース、ともすればエスタークも倒している頃だろう。
というか何故「マヒャド」の後でそれより弱い「こごえるぶき」なのかが謎。

特技や呪文も大半がキャシーアンクルオークスシーザー等で代用が可能。
しびれんが「ヒャダルコ」を習得する頃には娘が「マヒャド」を使えるようになっているため、完全に立場がない。
早期に習得できる「焼けつく息」ですらしびれん加入時には既にキャシーが使用できるようになっているはず。
ステータスもその時点ではキャシーの方が高い上、「モーニングスター」でグループ攻撃したり「甘い息」も使えたりと優秀。
その後間もなく彼女の成長も頭打ちになってしまうのだが、どの道使い切りの戦力にしかならないのはしびれんも同じである。

「キラーピアス」の使い手の中では力に優れるものの、それもデボラやホイミンで十分である。

なお成長が遅いのは能力の流用元であるホイミンも同様であり、耐性ではむしろしびれんの方が上回っている。
それでも加入直後からクリア後までずっと回復役として働けるホイミンとピンポイント起用すら難しいしびれんとでは使い勝手は雲泥の差である。

レベル99まで育つがリターンの少ないモンスターとしては他にスラリン、ドロンプオーン等も存在する。
しかし、「しゃくねつのほのお」や「メラゾーマ」「ギガデイン」等の派手な特技や呪文を覚える分、まだ彼らの方が達成感はあるだろう。

ちなみに、レベルアップの際にもホイミンからの流用が原因と思われるバグがある。
起きあがった時点ではレベル1と表示されるが、メンバーに加えるといきなりレベル4になる。
そしてレベル5になった時点でレベル1相当からレベル5相当まで一気にステータスが上がる。
このバグは初出のPS2版のみならず、DS版でも修正されないままである。


追記・修正はしびれんをLV99にしてからお願いします。

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