アンクル(DQⅤ)

登録日:2011/08/25 Thu 12:53:11
更新日:2025/07/01 Tue 07:07:32
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ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁の仲間モンスター。

妖精の森やボブルの塔地下に出現するアンクルホーンを仲間にするとこの名前になる。
青年期後半のモンスターはゴーレムをはじめとして即戦力になるような奴が多く、こいつもその一匹。

耐性はさほど優秀でもないが、最初から身の守りが高めでMPはレベルアップとともによく伸びる。
ただし身の守りはあまり伸びないので防具でカバーしよう。
HPはレベル8以降はぐんぐん伸びていき、最終的には450近くに達する。

名前に関しては、1匹目のアンクルと2匹目のネロはSFC版、PS2版、DS版共同じ名前だが、3匹目は機種ごとに異なっており、SFC版が「しんじ」、PS2版が「タニッチ」、DS版が「さとう」とどれも人の名前である。
なお、SFC版の4匹目は「おっさん」、PS2版とDS版の4匹目は「なおフム」である。


★覚える特技・呪文
ベギラマ(初期)
バギマ(初期)
ヒャダルコ(初期)
・雄叫び(7)
・気合い溜め(9)
・ベギラゴン(11)
・不気味な光(13)
・マヒャド(15)

ただしイオナズンメラゾーマといった強力な呪文を覚えず、主力呪文は不遇なベギラゴンとマヒャド。
何故か敵の時に使っていたバギクロスも忘れている。
なので範囲攻撃については微妙だが、単体攻撃に関してはバイキルト+気合い溜めで十分。

バランスの良い性能と仲間のなりやすさによって「初心者救済四天王」の一角に数えられる有能モンスターであり、実用レベルの攻撃呪文とステータスの高さを併せ持つことから魔法使いまたは魔法戦士の枠に当たる。
……とされるが、ステータス・呪文・装備・耐性と全体的に優秀で序盤から裏ボス戦に至るまでパーティを支えるピエール、同じく高いステータスや「めいそう」によるノーコスト回復でどこまでも活躍できるゴレムス、攻撃力やレベル上限こそ低いが中盤に有用な呪文を覚えるオークスに比較して、アンクルには「これ」と言う特筆すべき長所がなく、実際の有用性では大きく水を開けられている。
出現するのが結構後半の方な上に、仲間になる条件がLv30と結構高いのも難点で、「初心者が使うかと言うと微妙」「四天王にするために無理やり入れられた数合わせ」といった評価を受ける事も多い。
もっともあくまで上記3匹が有用過ぎると言うだけで十分な実用性を持ってはいるので、彼の事が好きなら使ってあげよう。

ちなみにこいつの上位種(色違い)は仲間モンスターでもトップクラスの強豪として恐れられるヘルバトラー
非常に仲間になりにくい バトラー(1/256)に対してアンクルが仲間になる確率1/4。
勧誘の苦労に応じて強さも違う訳である。
実は装備グループは互いに違っており、アンクルは破壊の鉄球や神秘の鎧を装備できるなどバトラーより若干装備品に恵まれている。

最大の長所はエスターク速攻撃破における適性の高さ。
吹雪の剣を装備し、かつ気合溜めを使用できるのはコイツとブルート(ソルジャーブル)のみ。
しかもこの2体はミラーアーマーによってエスタークのイオナズンやメラゾーマを反射することでさらにダメージを稼げるため、この用途であればバトラー以上の活躍が見込める。
そしてブルートも限界レベルが30と低いため、普通に育ててドーピングなしでエスターク戦に投入できる点ではアンクルに軍配が上がる。
最大レベルで力は200あるため、闇のトロフィーを取得する目的なら種なしでも十分である。
ちなみに吹雪+気合は何気にミルドラースにも有効だったりする。

小説版では迷いの森にてラムポーンやオーガヘッド、シルバーデビル達と共に主人公リュカ達に襲いかかる。
突進攻撃をゴーレムのゴレムスに受け止められ、お互い力の限り組み合いになる。
その後他のモンスターが倒れ逃げ出したがお互いまだ押し合いになっていた。主人公の娘ポピーがその事をアンクルホーンに伝えるとギクリと眼を逸らしてしまう。
その隙をゴレムスに足払いされ投げ飛ばされる、ゴレムスェ……

悔しい気持ちにいっぱいになっているところを主人公の娘ポピーに「呪文も得意なのに力だけで勝負して立派でフェアな戦い方だった」と励まされ照れくさそうに「一生懸命やっただけ」と言い主人公達の仲間になる。
その後このアンクルの案内で主人公達は迷いの森を抜ける事となる。
ボブルの塔ではブラックドラゴンに角を振り立て戦いゴンズ戦ではゴンズと共に現れたシュプリンガーに斬りかかられるが腕で軽く受け止めシュプリンガーを放り投げる。
続くゲマ戦ではゲマの魔力で数百万の魔鳥に襲われる幻影に包まれる。
ゲマの魔力で本人が一番怖いものが幻影となる為どうやら魔鳥が苦手らしい。

セントベレス山にてゴレムスと共に天空の鎧が飾られている台を破壊し鎧に巻き付いている鎖を引きちぎる。
ラマダ戦では肩に乗せたポピーと共に二匹のブラックドラゴンと対峙。
神殿崩壊時には他の仲間達と共に脱出口を切り開く。

その後大きな活躍はなかったが仲間入り以降ゴレムスと共に巨大な身体と力でパーティーを支えた。
呪文を使う描写がなかったのでフェアな戦いを好む性格だったのかも知れない。ちなみにのんきな性格だとか。


アンクル「どれ、ちょっと追記修正するか……」

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最終更新:2025年07月01日 07:07