登録日:2025/08/05 Tue 07:10:00
更新日:2025/08/05 Tue 07:10:00NEW!
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※この項目には魔法少女おりこ☆マギカの重大なネタバレが含まれています
大丈夫
私は何になっても
決して織莉子を傷つけたりしない
いや むしろ
こうなることで
キミを護ることができるならば
私は
安らかに絶望できる!
キリカ
真に絶望するのは
貴方じゃない
真実を知るあの子達よ
■概要
魔法少女おりこ☆マギカ(以下、無印)では
第5話「そのために私はここにいる」から第6話「いつかはいまじゃないよ」まで、
[新約]魔法少女おりこ☆マギカ sadness prayer(以下、新約)では最終話「私の世界を守るためよ」に登場。
無印では最後に登場する魔女。新約ではラストに
舞台装置が入ったため最後ではなくなった。
[別編]魔法少女おりこ☆マギカではキリカが魔女化する展開がないため登場しない。
初登場時は魔女名がわかっていなかったが、
「
マギアレコード」のキリカのドッペルで魔女名が判明し、無印での初登場から10年以上経った「魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra」にて
「針の魔女」として正式に登場した。
キリカの髪を思わせる黒色の体が特徴。
胴体は人間の女性の体が合体したような形状をしている。
無印では目玉のような装飾が付いたシルクハットとニーソックス(?)以外は身につけていなかったが、新約以降の作品では服を身につけるようになった。
さらに「Magia Exedra」版では頭が無くなり、首に針が突き刺さったデザインに変更された。
よく見ると首から飛び散った血が服にかかっている。
また、服の腰回りの部分は変身後のキリカの衣装によく似ている。
魔女の結界内には床一面に白と黒の一松模様が敷き詰められた場所や庭のような場所があり、後述する使い魔達がうろつく。
織莉子とキリカのいた場所の入り口には「GRAVE YARD=墓場」と書かれた看板が吊り下げられ、白と黒の椅子が置かれていた。
魔女誕生直後にキリカの亡骸が黒い椅子に座り込むシーンでは、背もたれに墓碑銘が刻まれており彼女の墓石のように見える。
(「Magia Exedra」では結界内に他の墓石も置かれており、しっかり魔女文字で「RIP」と書かれている)
◆針の魔女の手下
シルクハットを被ったホコリのような姿をした使い魔。
鋭い牙で獲物に喰らいつき攻撃する。
「ねえ 先生の肩に何かついてる?」
穢れを溜め込んだキリカが結界を出したと同時に大量に現れ、早乙女先生や生徒の命を奪った。
美味しく頂かれ骨と化してしまったおりマギ版早乙女先生に合掌
無印6話では使い魔に殺されたと思われる生徒の遺体が映るシーンがある(さらに死後痙攣している)。
人によっては精神的にきついので注意。
新約でも生徒殺害シーンは健在。
織莉子とキリカは使い魔に喰われる生徒を横目に、結界内を進んでいた。
■本編での活躍(無印・新約)
巴マミとの戦闘に敗れたキリカは、「
織莉子に相応しい存在に変わり続けたい」という自身の本当の願いを思い出す。
「魔法少女の私ではキミの役に立てない」
「キミに相応しくない」
「だからこれが私の願いのカタチになった」
「私は願いで魔女になる」
キリカのソウルジェムは魔法少女の状態でも結界を張れるほど穢れを溜めこんでおり、
鹿目まどか抹殺のために織莉子と共に訪れた見滝原中を学校ごと魔女の結界に包んだ。
「キリカは魔女に堕ちたんじゃない
魔女に成ったの」
その後、
暁美ほむら達との戦闘中にグリーフシードへと変化し誕生。
生前話していた通り織莉子を攻撃することは一切なく、逆に彼女をサポートしていた。
魔法少女の真実を知り上手く戦えないマミと
佐倉杏子を圧倒し、ほむらも織莉子との連携で追い詰める。
しかし
千歳ゆまの「説教」で戦意を喪失していた杏子・マミが再び立ち上がり、3人の力を合わせた攻撃で逆に追い詰められてしまう。
最終的にマミのティロ・フィナーレを受け倒された。
織莉子もほむらにソウルジェムを破壊されて死亡。
魔女の結界は解け見滝原中を巻き込んだ惨劇は幕を下ろした。
しかし織莉子は死の間際、魔女から落ちた欠片をキュゥべえの向こうにいたまどかの方へ投げつけており…
新約でも大まかな流れは変わらないが、魔女の欠片を投げつける直前にキリカとの会話シーンが挿入されている。
「私が手伝えるのはこれで最後だよ」
■マギアレコード
篭絡のドッペル
その姿は、針
キリカのドッペルとして「篭絡のドッペル」が登場。
ドッペルの命名法則から、キリカの魔女は「篭絡」の性質をもつ「針の魔女」であることが判明した。
同時に魔女文字も判明。
「大きくのけ反ったキリカの腹部から針の魔女に似たドッペルが飛び出している」独特な姿をしている。
■Magia Exedra
※ここからはまどドラのネタバレ要素を含んでいます。
「これ以上のネタバレを完全に拒否する!」
という方はブラウザバックを、そうでない方はこのまま読み進めてください。
記憶の窓「舞台装置の魔女」撃破後に登場する、おりこ☆マギカの記憶の窓「針の魔女」の最終ボスとして登場。
3Dモデルも実装された。
使い魔も同時に3Dモデルが実装され、道中の敵として立ちはだかる。
初期実装ステージの中では最後のボスになるため、難易度は高め。
戦闘では服に刺さった針をこちらに向けて突き刺したり、腕で攻撃してくる。
難易度mainのこいつを撃破することがサポートキオク装備枠と難易度nightmareの解放条件になっているため、頑張って倒そう。
さらに初心者ミッションの最後のミッション報酬で☆5キオク確定マギアキーも獲得できる。
戦闘では火傷を付与する攻撃を多く行うが、味方が火傷だと他の攻撃の威力や貼るバリアの耐久値が強化されてしまう。
そのため、どの難易度でも火傷への対策が求められる。
魔女結界も3Dグラフィックで表現され細部がよくわかるようになり、戦闘曲も描き下ろされた。
そして新たに説明文が追加され、手下の魔女文字も判明。
難易度nightmare版の記憶の窓を攻略していく(道中で手に入れる)とアーカイブで見られるようになる…が、そこまでの道のりは長く険しい。
なお、nightmare版の針の魔女を撃破するとおりマギのピュエラピクトゥーラが完成。
さらに新たな難易度「Chaos」への道が開かれる。
◇針の魔女(Latria)
針の魔女。その性質は篭絡。
最愛の人を守り戦うために魔女へと至った。
完成した願いの形。その愛は魔女の本能さえ凌駕する。
すべては彼女のためであり、彼女の願いのためならばあらゆるものを捧げる。
魔女が持ちうる限りを捧げきったとき、最愛の人も願いを叶えるだろう。
(「魔法少女まどか☆マギカMagia Exedra」ギャラリー内の「魔女」ページより引用)
◇針の魔女の手下(Orkos)
針の魔女の手下。その性質は猟犬。
ふんわりとした風貌に反して、目についたものすべてに嚙りつき貪る凶暴な手下。
救世のための生贄たちが逃げ惑い捕食から逃れたとしても、迷い込むのは魔女の待つ墓場のみである。
追い立てられた獲物に逃げ場はない。
(「魔法少女まどか☆マギカMagia Exedra」ギャラリー内の「魔女」ページより引用)
■余談
魔法少女まどか☆マギカ ポータブルにも別の針の魔女(Quitterie)が登場していた。
まどドラでこちらが「針の魔女」として登場したため、今後まどドラで登場した場合どうなるかは不明。
追記・修正は骨になる前にお願いします。
最終更新:2025年08月05日 07:10