巴マミ

登録日:2011/01/21 Fri 18:43:12
更新日:2024/02/22 Thu 22:13:27
所要時間:約 10 分で読めます


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Credens_justitiam The different story ※中学生です おっぱい おっぱいマミマミ ぼっち みんなのトラウマ みんなの嫁 みんな死ぬしかないじゃない! もう何も怖くない スピンオフ主役 ティロ・フィナーレ ネタキャラ ピュエラ・マギ・ホーリー・クインテット ベテラン マスケット銃 マミOK マミさんを救い隊 マミる ロリ巨乳 不幸系ヒロイン 中二病 先輩 円環の理 厨二病 変身ヒロイン 外伝出張 巨乳 巨乳中学生 巴マミ 巴マミの平凡な日常 師匠 正義の味方 死亡フラグ建築士 水橋かおり 無限の銃製 砲火後ティータイム 縦ロール 美少女 金髪 銃使い 魔弾の舞踏 魔法少女 魔法少女おりこ☆マギカ 魔法少女かずみ☆マギカ 魔法少女まどか☆マギカ 魔砲少女



未来の後輩に

格好悪いところは見せられないものね!


(ともえ) マミ

CV:水橋かおり
専用BGM:「Credens justitiam」*1

魔法少女まどか☆マギカに登場するお嬢様然としたお姉さん(魔法少女)
物腰穏やかで常に余裕を忘れないこの大変けしからんおっぱいさんは戦いに巻き込まれた鹿目まどか美樹さやかの相談役となった。
どのくらい余裕を忘れないかと言うと、必殺技をかました直後に砲火後ティータイムを楽しめるくらい。誰が上手いこといえと…

暁美ほむらにはキュゥべえを襲われた一件もあって対立しており、皮肉混じりの辛辣となる。


ソウルジェムの色はオレンジで、変身後の位置は帽子飾り。
糸やリボンを作り出して相手を拘束したり、治療や防御結界的な魔法も使えるが、戦闘では基本的に単発式のマスケット銃を大量に召喚し、次々と持ち代えながら舞うように群がる敵を撃ち倒してゆく。また銃口付近を持って鈍器のように扱ったりもする。そんな銃を引っ提げて戦う姿は「王の財宝(ゲート・オブ・イェニチェリ)」や「無限の銃製(アンリミテッド・ライフルワークス)」等で大人気な某人気ADVの英雄王を魔法少女なのに彷彿させた。虚淵ェ…

必殺技は巨大なマスケット銃による砲撃『ティロ・フィナーレ』。

必殺技用の銃はアニメ版だと使用者本人よりも大きいが、コミック版や小説(KRノベルス&星海社文庫)版ではバズーカほどの大きさになっている。
収録直前までは『アルティマ・シュート』という技名で、最初の頃は「ファイナルベント」などの呼ばれ方もされた。

なお本編で技名を叫んだり、必殺技を持っているのはマミさんだけなせいで、マミさん痛い子説やマミさん中二病説が囁かれていたが、マミさんが必殺技を叫んでいるのは

「子供の頃にアニメで見た魔法少女のように必殺技に名前をつけて叫ぶことで、恐ろしい戦いの中で自分を奮い立たせる」ため

と、ドラマCDで説明されていたりする。

契約時の願いは「生きる」こと。
この「命を繋ぐ」という願いが彼女のリボンを用いた様々な魔法の根底にある。つまり拘束プレイこそ彼女の本領(ぉ
交通事故で死にかけた時にキュゥべえが現れたため、選択の余地無く魔法少女になり、両親もその際に亡くして、身寄りは遠方の親戚のみ。

魔法少女としての戦いの日々を「自らの選択」として受け入れつつも、十代の女の子、中学3年生の少女が、「正義の魔法少女」としてたった一人で命がけで街を守るために戦い続けてきたのだ。
スパイダーマン並みの苦労を重ねた彼女にとって初めての仲間、後輩、理解者がどれほど喜ばしいものだったかは想像に難くない。

内心では孤独に苦しんでいたようで、まどかが共に戦う意向を伝えた際は涙を溢すほどに歓喜。上機嫌な彼女は、ノリノリで孵化したての魔女『CHARLOTTE』を圧倒し瞬殺した…












ハズだった。





倒したはずの魔女から何かが出てきたと思った次の瞬間





「えっ………」





パクッ





ムシャムシャ…













ボトリ













魔女に首を喰い千切られるという衝撃の死亡シーン。*2


マミを捕食した魔女CHARLOTTEはチーズが大好物らしい。
チーズみたいな味で、人肉と違い臭みが少なく旨い(脳ミソ)に食いついたことから。もしチーズをあったらとか、マミの髪の色がチーズみたいじゃ無かったらと色々言われている。
「魔法少女はソウルジェムが無事なら再生できる」のでワンチャンあり得たが、マミさんはよりにもよって頭に着けていたのと、劇場版でしっかり砕け散ったので希望はない。

たとえまだ3話でもメインキャラでも油断してはいけない、と教えてくれたマミさんに合掌。うめてんてーだろうが、魔法少女だろうが、やっぱり虚淵は虚淵でした…


ちなみに放送日が節分に近かったためか、pixivにはシャルロッテを食べるマミさん、通称『恵方マミ』がたくさん出現した。
この残酷な死に様は後に「マミる」とミーム化し、他作品でも首からパックリいかれた奴を「マミった」と言って荒れる原因となる。それなのに小4の娘と視聴していた母親のせいで新たな議論が巻き起きてしまった。なんで深夜アニメ見せてんだよ…





そして10話で再登場し、全ルートに魔法少女として登場。
ループ前のほむらに手ほどきをし、魔法少女になったまどかと共に活動する元気なマミさんに全国のマミさんファンは喜びに包まれた。\キャーマミサーン/







―――再び悲劇が起こるとも知らずに…





「ソウルジェムが魔女を生むなら、みんな死ぬしかないじゃない!? 貴女も…私もッ!!」


ほむら三周目のループで(皆の仲が若干悪いために)色々と気を使って心労も重なったマミさんは、ソウルジェムの真実を知るとものすごい顔芸で 杏子のソウルジェムを撃ち抜き殺害。
その直後ほむらも殺そうとするが、まどかに撃たれて絶命。

TV版シリーズディレクター兼劇場版監督の宮本幸裕曰く、「この時のマミさんは冷静な判断でほむらを拘束して杏子を撃った」ので、どうやら顔の割には至って正気だったらしい。
もしかするとその場にいる全員を射殺した後たった一人でワルプルギスの夜に相手に玉砕するつもりだったのかもしれない。

つまり、

  1. 「時間停止で対応可能なほむらを拘束して能力を封印」
  2. 「残存メンバー中のベテランである杏子を奇襲で確殺
  3. 「次に危険なほむらを射殺」
  4. 「混乱中かつ一番ルーキーのまどかを射殺」
  5. 「最後に自殺して魔女発生を阻止」

マミさんのミスは、窮地に陥ったまどかの胆力を知らず、対処を後回しにしたことのみ。
ともすればほむらの鹿目まどか救済(魔法少女ツアー)はここで終了、まどか☆マギカ完!だったのだ。

なお、本編もTVアニメ放送後の(The different story)さやかと居るために正義の味方をやめた」ルートで魔女化したさやかと心中を企てているマミさんも、いきなり杏子を撃ったように見えるが、杏子がマミさんの仲間である場面はどこにもなく*3、さやかの反応を見る限り、杏子は敵だった可能性すらある*4

実際その他の外伝作品や、劇場版前/後編で公開されたスペック、新編で披露した戦闘なども含めて考えると、「絶好調になった巴マミ」は魔法少女5人の中では最強無敵。*5
原作3話のようによっぽど油断した上で相性の悪い魔女に当たらない限りは、おおよその魔女など問題にもならないようだ。*6

結局、どのルートでもマミさんは死亡しているが、よくよく考えればほむらに関わった魔法少女が例外無く「全員」死亡しているので、魔法少女死にやすいのだろう。

「こんなの…あんまりだよ…」

まあ突き詰めれば魔法少女は最初から…




まどかによって魔女化の概念が書き換えられた最終話、
魔法少女として使命を果たし消滅したさやかに向かって唐突なワードを口走り視聴者を驚かせる。



「行ってしまったわ…円環の理に導かれて…」




後に「円環の理」はワルプルギスの夜と同様、魔法少女界での共通認識であると公式から発表されたが、それまではこの言葉はマミさんが作った言葉だとネットで誤解されることもあった。



  • 特典のドラマCD
DVD・BD第3巻特典のドラマCDでは猫にティロ・フィナーレを撃って避けられ(直撃されても困るが)、声優座談会で中の人に「マミさんのフィギュアが出たら頭が取れる仕様になってそう(笑)」と言われるという弄られっぷりである。

作中で因縁の相手シャルロッテを単独撃破、頭脳プレーを駆使して『魔法少女狩り』を返り討ちなど、ベテランとしての実力を見せつけ、堂々の表紙を飾った。
ただ、現役女子中学生とは無縁なエイム(狙い)発射(ファイア)が自然に出るようになってゲ、ゲーマーかもしれないが……厨二病ぶりに益々磨きがかかったように見え、幼いゆまにスカートを捲られてマジ泣きしたり、病み気味のほむらや織莉子に睨まれてビビったりと新たにヘタレ属性がついてしまった。

満を辞して登場。どうやら魔法少女が必殺技に名前をつけるようになった原因はマミさんにあるらしい…

ベベこと百江なぎさを相棒にして参戦。
版権絵では二人揃って描かれることが多くなった。正体がアレなので違和感を持つ人も少なくないが、このコンビを和解の象徴と考える人もそれなりにいるようだ。
序盤の不自然な平和の中、ほむらとの銃撃戦対決で物語の動乱の起点となったり、煌びやかな列車砲でティロ・フィナーレを撃ったりと見せ場も山盛り。
そしてその銃撃戦対決でも時間停止しながら軍用サブマシンガン乱射するほむら相手に一々リボンを編んで作って一発撃ったら即ほどいてる使い捨てマスケット銃で互角以上に戦い、最終的に完封していると実力の高さを見せ付けている。
EDではなぎさと一緒にチーズを買い込む様子が映る。

序盤でドッペルを出した主人公を魔女と勘違いして攻撃したり、敵対組織に洗脳されたりとストーリーでは不憫な面が目立つ。
I部終盤で終盤で洗脳解除、共闘したり、その後のイベントストーリーで先輩らしく振舞えたりと見せ場は増えている。
円環の理から来たなぎさとも仲の良い間柄である。


  • 余談
『[新編]叛逆の物語』公開前の雑誌で新房がこのようなコメントを残している。
「マミさんはおもしろいキャラクターになりました。どんな事態が起きても『マミさんならしようがない』という感じになる(笑)。なんとなく『マミOK』っていうのがありますね。スタッフも見ている人たちも「ああ、マミさんならしかたないか……」と思ってしまうような。」

二次創作ネタを毛嫌いするファンも多くいる(後述)ので、マミOKと考えているかは微妙だし、スタッフ"全体"が手放しでマミOKであるかというと必ずしもそうでもない。
実際、叛逆公開後の公式ガイドブックの対談ではそれでいいのか新房と問われる。

「アラサーマミさんをアニメ化したいと言ったら一部のスタッフから猛烈な反発を受けた(笑)」(新房)
「うーん、私はマミさんをもっと大事にしてあげたい・・・・・・(笑)」(蒼樹うめ)

そんなやり過ぎだと思うスタッフたちが徹底的に風評の回復を図ったため、BD版、劇場版での「もう何も怖くないポーズ」の二度に渡る修正や雑誌インタビュー、さらにドラマCDやスピンオフコミックと、マミさんにはものすごい数の後付け設定が追加されることとなった。別の意味でやり過ぎだと思う
そのため、スピンオフの設定がアニメ本編に反映されているかははっきりしないところもあり、いろんな関連作品に手を出しているファンとそうでない人でマミさんの設定に関する知識量の差が激しく、コピペブログやVIPのSSネタなどで見られるマミさんのネタを毛嫌いするファンも多くいる。
また新房監督は

「マミ(とQB)は視聴者に育てられたキャラクターだという印象が強い」

脚本の虚淵は
「マミを樽に詰めたのは我々かもしれないけど、醸造したのはファンだと思います」

と語っているので、他人が自分と異なるマミさん像で語っていたとしても、寛容な精神で許したほうがいいかもしれない。
ただし、これはマミさん以外のどのキャラクターにも言えることではあるが、 キャラを叩く言い訳にネタを用いることだけは絶対にNG である。







体が軽い…こんな追記・修正は初めて…
もう何も、怖くない…

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最終更新:2024年02月22日 22:13

*1 オンエア版は回によって微妙に音程が変わっている

*2 漫画版では体の方もやたらリアルに臓物を散らかして喰われ、小説版では見開き2ページ丸ごと使って「血塗れの首から下」が描かれた後にやっぱり喰われた。

*3 the differrent storyでもマミさんとさやかと杏子は同じチームになることはなかった

*4 偶然か狙って描写してるのかは定かではないが、スピンオフを含めた作品でマミさんが自殺を企てたり実際自殺したりするのは 周回であるという共通点がある。マミさんにとってさやかという「仲間」がかけがえのない存在だったのだろう、と推測するマミファンも少なからず存在するようだ

*5 虚淵によると、マミさんがシャルロッテに負けたのは何か下手を打ったのではなく、相性の問題らしい

*6 逆説的に言うと、仲間ができたことがどれだけ嬉しかったのか、シャルロッテがいかにマミさんと相性が悪くまた強力な魔女か良く分かる、という事でもある